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はてなキーワード: ゴミ箱とは

2009-05-21

学生演劇はだいたいこういう流れで稽古が進む。

http://anond.hatelabo.jp/20090519230327

とりあえず演出担当が作りたい芝居を語る。酒の席だったりする。

それを何となく脚本担当に伝えてミーティング用資料を作る。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと言いながらもできあがる資料は抽象的でなんとなくそれっぽいプロットとどこかで見たような演出プランに独自っぽい名前を付けてるだけのすっからかんペラい物になる。本音を言うと「大人計画を演る」と言われる方が楽だ。「作りたい本人が説明できない、今までにないような独自の芝居」を作る事になると脚本とか演出とか以前に完成しない。

そのペラい資料をもってミーティングを行うがすんなりは決まらない。この間はいい感じだねって言ってたじゃんって展開も。そのまま下にも同じ事を言われる。

決まらないがとりあえず作り始めてと役者と裏方に投げられる。とりあえず公演タイトルくらいしか決まっていないので色々聞きながら作ってみる。もちろん面白いとかつまらない以前の内容になる。

稽古が始まると政治的なパワーバランスなどの都合により今まで作っていた何物かはゴミ箱に行くことに。でも「もう半分くらい作ったんだから簡単にできるハズ」等と言われる。80年代の小劇場だったハズが90年代の静かな演劇になったのに。(極端だけど劇場変更はザラ。あまり大きな問題はない)

脚本担当はまた初めと同じように内容を伺う。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早く箇条書きにしてる。なかなかまとまらないが役者と裏方はまた何かを作り出す。何を作るかは分からないが何となく配役とか場面転換の枚数を妄想して分担表とかをつくる。裏方も仮想舞台装置を作る。

放っておくと大量の配役、大量の大道具、大量の小道具、仕様の演出、労力の割に効果があまりないような話、壮大な計画がブチ上がってくるので必死で止める。

仕様演出は仕様見ただけで分かるような無茶な物のこと。例えば100人の登場人物から3人を合成してすべて違う登場人物が錬成されて全部に名前と設定と配役が付くとか。16万通りもある事を理解できていない)

脚本担当はこの段階で死にそうになっている。一応存在する脚本担当の締め切りが迫ってくると当然毎日徹夜して脚本を作成していくのだが、なんど書き直しても「つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「字にすると面白そうに見えないから演技プランを考えて」「(仮の)名前が気にくわないからインスピレーションが~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技返り討ちにされる。仮脚本を演出に見て貰っている場合は演出に頭を何度も下げに行く。脚本担当の締め切りはもちろん守れられない。その分のしわ寄せは役者と裏方がかぶることになる。毎日毎日両部門に目に隈を作った脚本担当が「間に合わなくて済みません」と謝っている。ただし役者も裏方も怒らない。脚本担当が遊んで遅れてる訳じゃないし。一緒に仕様固めを手伝う。演出担当は怒る。

何となくあがってきた脚本担当脚本を眺めながら稽古する。ただし細かいことは何にも書いてない。ト書きに一言だけ書かれているならましで、ト書き存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定を裏方が洗い出して役者が全体の空気を読んだ場面設定を構築して己のインスピレーションを信じて勝手演技する。とりあえず作った物を見せると、演出に「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。

稽古が中盤に入る頃には脚本がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ路線が定まらない。分からないところは逐一聞きながら作る。聞かないでも作る。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。役者はひたすらリテイクを食らう。世界観と合わないとかこのキャラだけ浮いているとか。世界観なんて脚本の1ページ辺りに描かれてる程度にしかなかったりするし。脚本セリフが気が付くと増えている。演技プランが破られている。稽古時間が足りなくなる。各自で時間を何とかしろと言われる。もうたっぷり圧縮してる。

稽古終盤。本番に間に合わない事が確定的になってから設定をとりあえず削ってみる。最初からそれはいらないと言い続けた場所を削るが演出担当は不満顔。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言い続けてるが変わらない。リハ期間は短くてもいいとか言い出す。それで前も本番でミスしただろうに。やっぱりあそこが気に入らないから変えてとかこの期に及んで言う。役者は本人当たりセリフ量が割とはっきりしているのでギリギリまでリテイクされる。脚本担当脚本を必死で打ち込む。演出に「演技バランスが悪い。調整してないのか」とか言われる。その時間はお前が削ったんだ。裏方は頻繁な小道具の差し替えをしながらミスを潰していく。何度言っても脚本差し替えはすぐ出来ると思われている。そろそろ劇団内の恋愛はやめて欲しい。役者も脳みそが足りないので勝手セリフを削る。劇団内の恋愛は無理矢理潰す。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしてる。

公演前に演出担当が偉そうな顔してチラシにコメント

公演して糞芝居と言われる。世間一般的にミスれば役者と裏方のせいにされて(稽古しなかったから、裏方がミスをしたからと思われている)つまらなければ脚本担当や演出担当が批判される。(世間の(俺の)面白いと思っていることを理解できていない!とか)このために軸のぶれている演出担当脚本担当は上がってきた物が面白くないと感じると仕様変更ガンガン入れてくる。たとえ本番でミスっても内容が悪くなければ叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と金をもって来ないのにこれをする人が時間無駄遣いさせる。裏方は本番でミスをしたくないので仕様変更が出ないよう出ないよう事前に釘を刺しに行きたがる。

終わった頃には人数が減っている。ただしそれは、だいたいが恋愛のもつれ原因。そして劇団員募集が掛かっているw

2009-05-20

論文はだいたいこういう流れで研究が進む。

http://anond.hatelabo.jp/20090519230327

とりあえず教授がやりたい研究を語る。酒の席だったりする。

それを何となく助教に伝えて科研費用資料を作る。この過程で助教精神が崩壊する。資料は抽象的でなんとなくそれっぽい絵とどこかで見たようなアルゴリズムにそれっぽい名前が付いてるだけの資料になる。本音をいうと「初音ミクを作る」と言われる方が楽だ。「教授システム全体を説明できない、今までにない新規性溢れる研究」を始めると、論文が通るとか以前にそもそも誰も修士すら取れない。

その資料でも何故か科研費は通る。「おもしろいですね」っていう展開になり、他の予算が付くことも。

決まってしまったので研究をしないといけないので、とりあえずD1とかM1に投げられる。分野ぐらいしか分からないのでいろいろサーベイしてみる。もちろん、サーベイ論文とか書ける以前のサーベイになる。(問題点って特にないよね、とか、教授の言ってるのはこれで実現されてるよね、とか)

研究が始まると、政治的なパワーバランスなどの都合により、今までのサーベイゴミ箱に行くことに。「でも、英語読めるんだから簡単にできるはず」等と言われる。音声処理の研究だったはずがサーバの性能向上になったのに。(極端だけど研究分野変更はザラ。あまり大きな問題はない)

助教はまた初めと同じように教授メールやりとりをする。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早くパワポの資料にしてメールする。なかなかまとまらないが、D1M1B4卒論テーマを決める。何を作るかわからないが、とりあえず実装とか評価の妄想だけして日程表を作る。B4卒論の目次を作る。

放っておくと壮大なシステム、壮大なアルゴリズム、壮大な社会的効果、テーマバグ、労力の割に実現性に乏しいような話がブチ上がってくるので必死で止める。

テーマバグは実現するだけでベンチャーが大成功しそうな無茶な物のこと。例えば人間が何を考えているかを正確に把握して、それらからその人間が本当に欲しがってるものを広告表示するのとか。PCと脳が直結できないのを理解できてない)

 助教はこの段階で死にそうになってる。一応存在する研究会の締め切りが迫ってくると当然毎日徹夜して論文を作成していくわけだが、なんど書き直しても「つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「字にすると面白そうに見えないから(システムの)名前考えて」「(仮の)評価が気にくわないから想定環境が~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技返り討ちにされる。評価をB4学生に取って貰ってるときはメシをおごりながらまた再実験してもらう。論文の締め切りはもちろん守られない。その分のしわ寄せは、単に延期になる。

秋も終わってそろそろ冬になると、卒論修論D論がしっかりできあがって・・・いない。絶対。時間だけが無情にも過ぎるが未だに研究の方向性が定まらない。分からないところは逐一聞きながら実装する。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。

年明けのX論提出期限ギリギリ。間に合わないことが確定的になってから評価をとりあえず削ってみる。最初からそれは無理と言い続けた評価軸を削るが教授は不満顔。最初からそんなことは無理ですよと毎度毎度言い続けているが変わらない。評価はアンケートでもいいとか言い出す。それで前も留年者を出しただろうに。やっぱり研究テーマいまいちとかこの期に及んで言い出す。助教は必死で学生の面倒を見る。ていうか論文書いてたりする。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしている。

教授が偉そうな顔をして招待論文で夢を語る。

卒論修論D論を出して糞論文と言われる。世間一般的に評価内容にミスがあればファーストオーサのせいにされて(こいつが教授名前借りて全部やったんだから、と思われている)つまらなければ担当教員が批判される。

終わった頃には人数が減っている。そして新入生がやってくるw

システムはだいたいこういう流れでプロジェクトが進む。

http://anond.hatelabo.jp/20090519230327

とりあえずプロジェクトマネージャが作りたいシステムを語る。酒の席だったりする。

それを何となくSEに伝えて営業用資料を作る。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと言いながらもできあがる資料は抽象的でなんとなくそれっぽい絵とどこかで見たようなシステムに独自っぽい名前を付けてるだけのすっからかんペラい物になる。本音を言うと「Amazonを作る」と言われる方が楽だ。「作りたい本人が説明できない、今までにないような独自のシステム」を作る事になるとバグとか糞とか以前に完成しない。

そのペラい資料をもって営業に行くがすんなりは決まらない。この間はいい感じだねって言ってたじゃんって展開も。そのまま下にも同じ事を言われる。

決まらないがとりあえず作り始めてとデザイナとプログラマに投げられる。とりあえずジャンル名くらいしか決まっていないので色々聞きながら作ってみる。もちろん面白いとかつまらない以前の内容になる。(十字キーリストが動くだけレベルとかシステムを一個だけそれっぽくしてるとか)

開発が始まると政治的なパワーバランスなどの都合により今まで作っていた何物かはゴミ箱に行くことに。でも「もう半分くらい作ったんだから簡単にできるハズ」等と言われる。ウィンドウアプリだったハズが携帯WEBアプリになったのに。(極端だけどハード変更はザラ。あまり大きな問題はない)

SEはまた初めと同じように内容を伺う。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早く箇条書きにしてる。なかなかまとまらないがデザイナとプログラマはまた何かを作り出す。何を作るかは分からないが何となくキャラとか背景の枚数を妄想して分担表とかをつくる。プログラマも仮想工数表を作る。

放っておくと大量のデータ、大量の画面、大量の帳票、仕様バグ、労力の割に効果があまりないような操作、壮大な計画がブチ上がってくるので必死で止める。

仕様バグ仕様見ただけで分かるような無茶な物のこと。例えば100個のレコードから3つを合成してすべて違うテーブルが生成されて全部に名前と効果と属性が付くとか。16万通りもある事を理解できていない)

SEはこの段階で死にそうになっている。一応存在するSEの締め切りが迫ってくると当然毎日徹夜して仕様書を作成していくのだが、なんど書き直しても「つかえない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「字にすると便利そうに見えないから名前を考えて」「(仮の)絵が気にくわないからインスピレーションが~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技返り討ちにされる。仮絵をデザイナに描いて貰っている場合はデザイナに頭を何度も下げに行く。SEの締め切りはもちろん守れられない。その分のしわ寄せはデザイナとプログラマがかぶることになる。毎日毎日両部門に目に隈を作ったSE勢が「間に合わなくて済みません」と謝っている。ただしデザイナもプログラマも怒らない。SEが遊んで遅れてる訳じゃないし。一緒に仕様固めを手伝う。

何となくあがってきたSE仕様を眺めながら作る。ただし細かいことは何にも書いてない。オプション画面と一言だけ書かれているならましで、オプション画面の存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定項目をプログラマが洗い出してデザイナが全体の空気を読んだ画面デザインを構築して己のインスピレーションを信じて勝手プログラミングする。とりあえず作った物を見せると「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。

開発が中盤に入る頃には仕様がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ路線が定まらない。分からないところは逐一聞きながら作る。聞かないでも作る。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。デザイナはひたすらリテイクを食らう。コーポレートカラーと合わないとかこのボタンだけ浮いているとか。そもそもおれ孫請けだからリリースする会社がどこか知らないし。絵の枚数が気が付くと増えている。色数指定が破られている。容量が足りなくなる。プログラムで容量を何とかしろと言われる。もうたっぷり圧縮してる。

開発終盤。締め切りに間に合わない事が確定的になってから仕様をとりあえず削ってみる。最初からそれはいらないと言い続けた場所を削るがプロジェクトマネージャは不満顔。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言い続けてるが変わらない。デバッグ期間は短くてもいいとか言い出す。それで前もバグを出しただろうに。やっぱりあそこが気に入らないから変えてとかこの期に及んで言う。デザイナは絵1枚当たり作業時間が割とはっきりしているのでギリギリまでリテイクされる。SEテストデータを必死で打ち込む。「レスポンスが悪い。調整してないのか」とか言われる。その時間はお前が削ったんだ。プログラマは頻繁なデータ差し替えをしながらバグを潰していく。何度言ってもデータ差し替えはすぐ出来ると思われている。そろそろセレロンはやめて欲しい。デザイナもメモリが足りないので勝手に増やしている。バグは無理矢理潰す。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしてる。

リリース前にプロジェクトマネージャが偉そうな顔して雑誌ブログコメント

リリースして失敗プロジェクトと言われる。世間一般的にバグれば販売元とプログラマのせいにされて(予算を出さなかったから、プログラマミスをしたからと思われている)つかえなければディレクタプロジェクトマネージャが批判される。(世間の(俺の)便利だと思っていることを理解できていない!とか)このために軸のぶれているプロジェクトマネージャやディレクタは上がってきた物が便利でないと感じると仕様変更ガンガン入れてくる。たとえバグっても内容が悪くなければ叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と金をもって来ないのにこれをする人が時間無駄遣いさせる。プログラマバグを出したくないので仕様変更が出ないよう出ないよう事前に釘を刺しに行きたがる。

終わった頃には人数が減っている。そして募集が掛かっているw

2009-05-19

糞ゲーはだいたいこういう流れでプロジェクトが進む。

とりあえずプロデューサが作りたいゲームを語る。酒の席だったりする。

それを何となくプランナに伝えて営業用資料を作る。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと言いながらもできあがる資料は抽象的でなんとなくそれっぽい絵とどこかで見たようなシステムに独自っぽい名前を付けてるだけのすっからかんペラい物になる。本音を言うと「ポケモンを作る」と言われる方が楽だ。「作りたい本人が説明できない、今までにないような独自のゲーム」を作る事になるとバグとか糞とか以前に完成しない。

そのペラい資料をもって営業に行くがすんなりは決まらない。この間はいい感じだねって言ってたじゃんって展開も。そのまま下にも同じ事を言われる。

決まらないがとりあえず作り始めてとデザイナとプログラマに投げられる。とりあえずジャンル名くらいしか決まっていないので色々聞きながら作ってみる。もちろん面白いとかつまらない以前の内容になる。(十字キーで絵が動くだけレベルとかシステムを一個だけそれっぽくしてるとか)

開発が始まると政治的なパワーバランスなどの都合により今まで作っていた何物かはゴミ箱に行くことに。でも「もう半分くらい作ったんだから簡単にできるハズ」等と言われる。DSのARPGだったハズがPSPSRPGになったのに。(極端だけどハード変更はザラ。あまり大きな問題はない)

プランナはまた初めと同じように内容を伺う。日を跨ぐと違うことを言うので出来るだけ素早く箇条書きにしてる。なかなかまとまらないがデザイナとプログラマはまた何かを作り出す。何を作るかは分からないが何となくキャラとか背景の枚数を妄想して分担表とかをつくる。プログラマも仮想工数表を作る。

放っておくと大量のアイテム、大量のイベント、大量のモンスター仕様バグ、労力の割に効果があまりないような話、壮大な計画がブチ上がってくるので必死で止める。

仕様バグ仕様見ただけで分かるような無茶な物のこと。例えば100個の素材アイテムから3つを合成してすべて違うアイテムが錬成されて全部に名前と効果と絵が付くとか。16万通りもある事を理解できていない)

プランナはこの段階で死にそうになっている。一応存在するプランナの締め切りが迫ってくると当然毎日徹夜して仕様書を作成していくのだが、なんど書き直しても「つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「字にすると面白そうに見えないから名前を考えて」「(仮の)絵が気にくわないからインスピレーションが~」「やっぱこうの方がいい」「昨日いいこと思いついた」等の必殺技返り討ちにされる。仮絵をデザイナに描いて貰っている場合はデザイナに頭を何度も下げに行く。プランナの締め切りはもちろん守れられない。その分のしわ寄せはデザイナとプログラマがかぶることになる。毎日毎日両部門に目に隈を作ったプランナ勢が「間に合わなくて済みません」と謝っている。ただしデザイナもプログラマも怒らない。プランナが遊んで遅れてる訳じゃないし。一緒に仕様固めを手伝う。

何となくあがってきたプランナの仕様を眺めながら作る。ただし細かいことは何にも書いてない。オプション画面と一言だけ書かれているならましで、オプション画面の存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定項目をプログラマが洗い出してデザイナが全体の空気を読んだ画面デザインを構築して己のインスピレーションを信じて勝手プログラミングする。とりあえず作った物を見せると「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。

開発が中盤に入る頃には仕様がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ路線が定まらない。分からないところは逐一聞きながら作る。聞かないでも作る。運が悪いと何故聞かなかったと言われる。デザイナはひたすらリテイクを食らう。世界観と合わないとかこのキャラだけ浮いているとか。世界観なんて説明書の2ページ辺りに描かれてる物語程度にしかなかったりするし。絵の枚数が気が付くと増えている。色数指定が破られている。容量が足りなくなる。プログラムで容量を何とかしろと言われる。もうたっぷり圧縮してる。

開発終盤。締め切りに間に合わない事が確定的になってから仕様をとりあえず削ってみる。最初からそれはいらないと言い続けた場所を削るがプロデューサは不満顔。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言い続けてるが変わらない。デバッグ期間は短くてもいいとか言い出す。それで前もバグを出しただろうに。やっぱりあそこが気に入らないから変えてとかこの期に及んで言う。デザイナは絵1枚当たり作業時間が割とはっきりしているのでギリギリまでリテイクされる。プランナはデータを必死で打ち込む。「戦闘バランスが悪い。調整してないのか」とか言われる。その時間はお前が削ったんだ。プログラマは頻繁なデータ差し替えをしながらバグを潰していく。何度言ってもデータ差し替えはすぐ出来ると思われている。そろそろセレロンはやめて欲しい。デザイナもメモリが足りないので勝手に増やしている。バグは無理矢理潰す。みんな死にそうな顔をしているが激太りもしてる。

発売前にプロデューサが偉そうな顔して雑誌ブログコメント

発売して糞ゲーと言われる。世間一般的にバグれば販売元とプログラマのせいにされて(予算を出さなかったから、プログラマミスをしたからと思われている)つまらなければディレクタプロデューサが批判される。(世間の(俺の)面白いと思っていることを理解できていない!とか)このために軸のぶれているプロデューサやディレクタは上がってきた物が面白くないと感じると仕様変更ガンガン入れてくる。たとえバグっても内容が悪くなければ叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と金をもって来ないのにこれをする人が時間無駄遣いさせる。プログラマバグを出したくないので仕様変更が出ないよう出ないよう事前に釘を刺しに行きたがる。

終わった頃には人数が減っている。そして募集が掛かっているw

  • 2009.5.23

たくさんのコメントありがとうございます。まさかこんなにと驚いています。某氏からの反応も合ってとても嬉しいです。せっかくなのでいくらか追記してみたいと思います。

仕様バグの話はネタではありません。頻繁にあることで実際に一度や二度ではなくそれがありました。私の経験では数億通りのパターンが生まれる仕様バグでした。なんでこんな事になるのかというと、仕様を考えている人が数学が不得意だから……ではなく数字を計算する癖がないからだと思われます。どんな仕様でも数字が出てくれば相応の計算を一応するといった癖がないので平然とこのような仕様が出てくるのです。

この日記は上が悪いように書いてます。私はお察しの方も多いようにプログラマです。プログラマの悪いところももちろんいっぱいあります。都合の悪いことは直接上に言わないでプランナに押しつける、データ入力時の細かい事項をプランナに教えない。遅れたのはプランナのせいだと後になって愚痴る。デザイナが指示したとおりの仕様データをくれない!……とプランナに愚痴る。基本プランナさんごめんなさいなのが多いですね。デザイナはデザイナで上のチェックをせずに提出したり仕事してる振りして同人描いてたりしてます。他にも色々あるそうですが細かいことは知らないです。プランナは上からの変更を周りに伝えない資料に必要事項を書かない等など。

>これでも採算撮れるなら仕方ないなー。

細かいことは上の人間じゃないので知りませんが、赤いのは赤いです。根拠はいろいろですが、わかりやすいのは給料遅配とか。

良作はどうなるかというと本筋の流れは大して変わりません。先にお断りさせて頂きますと私は良作の制作にほとんど関われたことがありません。本当にちょっとちょっとちょっとちょびっとした良作程度の経験お話しします。

予算や行程にゆとりがあってもより良い物をと仕様変更ガンガン入ります。むしろ入らない作品はつまらない物になります。(某氏らが言うように普通に作っていればだいたい糞ゲーです。)というのも一番最初に上がってきた構想がそのまま「誰が聞いてももの凄く面白い! これは売れる!」なんて事はないと思うからです。(思うというのは知らないと言うことです。そういうすごい構想を語れる人もいるのかもしれませんが)なので仕様書を作るときも実際に制作を開始してても、例えバグフィクスをしながらでもいろいろな変更が入ります。「入ります」という言い方では語弊すらあります。入れるのです。現場から積極的に変更をかけていきます。自分の納期が迫る中でも良い物を作りたいのなら自分担当分に変更を打診します。嫌な目で見られるかもしれなくても、その人の睡眠時間がなくなろうとも、より面白くなるアイデアがあるのなら他人の担当分に変更を促します。そのアイデアが入れてみたらつまらなくて元に戻して欲しい場合は、相手が死にそうな面をしていても戻そうと言います。最初から最高の物を構想できれば必要がないことなのですが、現場も上もそろって天才なんてことはないので、以上のようにするのです。そのようにして出来たゲームが余裕で糞だったりしますが。

糞ゲーは現場からの仕様変更がない、上の言うことを聞かない下が悪いのか、下にそっぽを向かれる上が悪いのかわかりませんが下が上に何も言わなくなってしまう状態だと非常に良く起こりえると言えます。何故こうなるのかというのは普通会社と一緒です。評価してくれない。給料が上がらない。手柄を横取りされる。売れれば俺のおかげ売れなければお前らのせい。そんなことですね。「糞ゲーだろうとバグゲーだろうと俺の給料変わらないし」のようになるんですね。これを職務放棄だと言われる方がいると思いますが、まさにその通りです。ダメダメです。

ちなみに知らないですが、上から下に何も言わないような場所は最初からダメでしょうね。そんなにトップから末端まですべての人が自己管理完璧スーパーマンなわけないですから。なので厳しいプロデューサやディレクタは絶対必要条件です。この日記プロデューサやディレクタは気まぐれだったり本当に適当だったりもありますが良い物を作ろうと変更をしている……と思います。問題は厳しくても他でフォローできる、もしくはその役割を担当できる人がいること、もしくはそれに耐えうる強い精神力および目標とか夢がある事じゃないかなと思っています。徹夜してる人にコーヒー買ってくるくらいのなんでもない気遣いでもいいんですけどね。あんまりやるとつけ上がりますがw まぁ、どれもないから辞めるんですね。

最後に私も上からの視点で書いた記事を読んでみたいです。分かって欲しいとか言っても無駄とかそういう気持ちみたいなのはどうでも良くて、ただの事実として。

2009-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20090515012259

まぁ、元記事の大学(院)出身な私なわけですが、母校の残念な出来事にしょんぼりしてます。

ただ、こういった進学・進級に関するトラブル東北大に限ったことじゃなく、特に理系大学では多かれ少なかれどこにでもある話だ。

留年がかかった実験レポートを本人の目の前で丸めゴミ箱に投げ込んだ教授研究室学生が首吊ったなんて事件もあったよなぁ・・・某大で。

就職が決まった学生なんかとっとと放流しちまえばいいのに、たいした指導もした記憶もないくせに修士論文の一次審査直前になって慌てて研究成果に目を通して、「今までなにやってたんだ!」と罵ったあげくに修了させず、ついにはM4なんて珍妙な院生を作った某大とかね

こんな残酷物語なんて実は珍しくない。

しかし、博士課程に関してはこういうリスクが100倍以上高まるという感覚もある。

大体、ここ数年ちゃんと博士号取って入社したドクターコース出身者なんて見たことねぇ。(一応、一部上場企業メーカーです)

大概、単位満了で退学・・・・だ。(それでも本人たちはかなり優秀よ)

これが正常な教育というんであれば、日本教育は終わってんなー

2009-05-13

20×17=20逮捕で思うところがあったので

千葉県高校生(17)とヤった大学生(20)が逮捕

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090512/chb0905121737012-n1.htm

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1262242.html

を見て思索。

先に自分ポジションを表明しておくと「当人同士がOKなら別にいいだろ。むりやりとかDVとか騙してとかは別として」という立ち位置

まず、逮捕の流れの予想だけど、県青少年保護条例違反での逮捕なので、記事中のmixiでとか出会い系でとかは関係なく女子高生の親御さんか本人が通報したか、羨んだ第3者が通報したかかってところだろう。
もしかしたら女子高生mixiログインたまPCから離れる→親御さんが見る→メッセージデートの話書いてある→激怒→通報かもしれない。
強姦や強制わいせつ容疑ではないので、無理矢理押し倒して、ということではなさそう。

で、怖いのは以下の2点。

157 :名無しさん@九周年:2009/05/12(火) 19:14:17 ID:B0k2EA4yO

これさ、もし高校の三年と二年で付き合ってて18歳と17歳でセックスしたら

三年のやつは逮捕されんだよね?

おかしすぎるだろ…

159 :名無しさん@九周年:2009/05/12(火) 19:14:50 ID:KTio9qMJ0

JCJKはちょこっと自分の体を使えば、

いとも簡単に男を犯罪者に仕立て上げることができるわけだ。

女性様が気にくわなかったら犯罪者

もうすでにそんな世の中。


合わせ技で「気に入らないヤツを退学&人生ENDに追い込める武器」になってしまう。

この条例の存在については中高の学校できちんと指導するべきで、授業でやっててもせいぜい「安易にヤっちゃダメ」「避妊しましょう」レベルの話しかしていないだろう。
それだと生徒側は「それを満たしれりゃOKなのね」と理解するので、そうではなく、18未満だと逮捕されるってところまで指導しないとだめだろう。
特に高3だと同級生とであっても条例に抵触して補導ではなく逮捕に繋がる場合が生じるうえに、受験がらみで足の引っ張り合いの道具になりかねず非常に危険だと思う。

条例もざっとググったところでは「真摯な」とか「わいせつ」とか曖昧な表記になっていて具体的に何をもって「真摯な」「わいせつ」かが分からない。
「真摯」=「結婚前提」というのが一般説のようなので、高校生でつきあってる場合はことごとくアウトになるハズ。
警察も「真摯であったか否か」という捜査をちゃんとするのか非常に疑わしい。

ということで、こんな条例とっととゴミ箱に捨てるか、そうでなければ運用規程をかっちり決める、もしくは法律レベルで18歳未満性交渉禁止法を作って全面禁止にするべきと思う次第。(18歳で線引きしてるのも実状にあってないんだよな)

おまけ

518 :名無しさん@九周年:2009/05/12(火) 20:19:30 ID:yqhuj4yl0

女に手を出すのが怖い時代になったな

出生率もまだまだ下がるんだろうな

同意。

実名報道までされちゃって自分なら首吊るな。

2009-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20090503153339

でもさあ、そのくらいの心の余裕は欲しいじゃん。

オイルショックのときなんかさ、オイルがなくなるって噂だけでトイレットペーパーがなくなるって噂に発展してみんな買いだめしてあっという間にトイレットペーパーがなくなったんだぜ。スーパーに群衆が押し寄せて連日パニック状態!

で結論から言えばオイルはそんなにすぐにはなくならなかったしトイレットペーパーとの因果関係はなし。アホかと思うよ。

オウム事件のときもさ、日本中から公衆ゴミ箱が消え去ったけど(毒ガスが捨てられてたらヤバいとかなのか知らんけど)、そんなことが毒ガステロ関係ねえだろと。どんな無意味な神経質ぶりだよ。

カレー事件のときも、けっこう何件か毒事件が続いて、注射器で缶ジュースやら何やらに農薬を入れる事件とかが多かったと思うんだけど、「必ず穴があいてるかどうか確認して買うブーム」とかあったりして。お前ら今もそれやってんのか?と。

思うにさあ、日本とか地球人口はあまりに多すぎて、千人や1万人や10万人やそこらがひどい目にあって死んだところで、おそらく自分には関係ないんだよね。日本で10万人がひどい目にあったとしても、それは人口の0.00083%ほどであって、自分がそれに該当する率はほぼない。条件をしぼっていけば別だよ?ある市のある年代の男だけ全員ひどい目に遭わすとか言われたら人口比で同じ%でもあわわだけど、この条件がゆるくなればなるほど現実感はうすくなって当然なんだ。

でもテレビなんかは煽るのが仕事だから、そこを言わないんだよ。だから真に受ける人が続出するんだ。

2009-04-20

人生の楽園

脱サラ(させられた)後、自然の多い土地公園)に移り住んで、一軒家(段ボール又はビニール製)を構えました。

ゴミ箱を漁って)自給自足で生活をしています。

その土地の仲間(ホムレス野良猫ちゃん共)と楽しく(やけっぱちな自虐)暮らしています。

朝早く起きて仕事します(空き缶拾いに行きます)。

第二の人生をここで過ごします(もう這い上がれそうにありません)。

提供はトヨタ自動車(世の中に無職を増やしてくれやがった偉い人)です。

×××さん、(せいぜい)お幸せにね!

……って感じで勝手に内容を補っては自分が将来そうなるんじゃないかとガクブルしている僕がいます。

http://anond.hatelabo.jp/20090420153305

20歳を超えて働く年齢になったりすると、もう税金責任といった面倒な義務を背負わされるだけで、

しかも誕生日を祝うと逆ギレされたりなんかして。

歳を重ねるということは確実に死期に近付いているわけなので、全然おめでたくなんかないんだよね。

それでも私は他人の誕生日を祝うよ。

プレゼントをきっかけにその人の世界が広がればいいなと思って、敢えて"あり得ない"プレゼントを選ぶ。

あまりにも奇をてらったものだと速攻ゴミ箱行きになるから、そこは細心の注意を払って選ぶ。

そんでプレゼントをきっかけに、その人の人生に、何かちょっとだけでも影響を与えることができたら、

これって素晴らしいと思うんだよね。

2009-03-29

夫の創作

スパイラル

家で少し眠っていると彼女が帰ってくる。

足音だけでわかる。いや、そもそも彼女以外に

この部屋にくる人間など居ないのだ。

「起こしちゃったかしら」

彼女はそう言いながら煎餅をビュンビュン投げている。

「あぁ、少し眠っていたけど大丈夫

「目が覚めたら真面目に聞いて欲しいことがあるの」

彼女は投げた煎餅を四つんばいで咥えながらそう言った。

「いいよ。もう目が覚めたから」

僕は答える。

「そろそろ私、あなたと別れようと思うの・・・。」

テトリスをやりながら彼女が言った。

「僕が君を好きだとか、一緒に居たいとか、そういう事を

言ってももうダメなんだね?」

「あ、今長い棒が出るの待ってるから少し待って」

彼女は長い棒が出るのを集中して待っている。

「ワッフー、長い棒きたー。テットリスーテットリスー」

「あ、えぇ、そうなの。あなたの事は大切だけどもうダメなの」

彼女はそう続ける。

「いつ出て行くんだい?悲しい事だけど、僕には君を引き止める勇気

傲慢さももっていないよ・・・」

「え?何て言ったの?金縛りだけど、ボグーは神を敷き詰めて勇気

ガンマンももっぱらナイト?」

彼女意味不明な事を言う。

「うん。それはそれでいいけど、出て行くって事だよね?」

僕は答える。

「えぇ、あなたにはちゃんとお別れを言ってから行こうと思って」

「君の荷物なんかはどうするんだい?」

僕が尋ねる。

「あ、ちょっ、長い棒、長い棒、ウオッホーイ、長い棒ーテットリストリストリスー」

「うん、適当に荷物は捨てておいて。大切な物は無いから」

彼女はそう言ったけど、彼女との思い出が大切な物だと

思っているから僕はそれらを捨てられないんだろうと思う。

「さて、いこうかしら」

彼女テトリスだけバックに仕舞ってそう言った。

バス停まで送るよ」

家をでて少し歩くと見知らぬ人に声をかけられた。

「祈らせてください。1分で終わりますから」

そういうと見知らぬ人に手をかざされて

二人は目を瞑るように指示された。

僕がこっそり目を開けると、隣にいた彼女は目を見開き

手の平を凝視していた。

「あなたたちの幸せを祈らせていただきました。お幸せに」

カカカカ、これからアボーンしるんだおww二人はアボーンしるうぇうぇwww」

彼女がいきり立ったので無理やりその場を離れた。

バス停に着くとすぐにバスが来た。

「あなたのことは忘れないわ。さようなら」

そう言うと彼女バスの降り口から乗り込み、バスの運転手に注意され

一度バスを降りて、乗り口にまわり、運転手に小言を言われそのまま

奥へ消えていった。

「バツが悪いな・・・」

僕はそう呟いて視界からバスが消えるまで見送った。

家に帰ってから、一人になった寂しさを実感し、洗面所で顔を洗う。

顔を拭きながら鏡をみると彼女歯ブラシが置いてある。

「・・・・ワッとなってるなぁ」

彼女歯ブラシは使い込まれた物で毛先がワッとなっていた。

「すごいワッとなってるなぁ・・・」

そう言って僕はその歯ブラシゴミ箱に投げ捨てた。

ワッとなってるから・・・。

人は悲しみを和らげるために眠る。悲しい事やつらいことを

寝ることによって和らげるように回路が出来ている。

何度も夜をむかえると僕は彼女の顔を忘れる。

そして声も忘れる。

先に声を忘れるのだろうか。それとも顔を忘れるのだろうか。

でもワッとなった歯ブラシのことは忘れない気がする。

あんなにワッとなった歯ブラシは見たことがないから。

僕の思い出の彼女はワッとなった歯ブラシなのかもしれない。

2009-03-28

下から目線

すべからく」の用法が正しいか間違っているかに関係なく、文章や発言の中に「すべからく」の言葉を使う人はプライドが高いのではないか? または、自分教養の高さをひけらかしたいか、語彙の多さを見せつけたいか、見栄を張りたいか、背伸びした表現を使いたいか、のいずれかだろうと思われる。

自分プライドの高さに見合った言葉=「すべからく」を使いたい、という虚栄心が働いているのではないだろうか。

http://d.hatena.ne.jp/takopons/20090322/1237730400

プライドの高そうな表現

http://d.hatena.ne.jp/kanimaster/20090327/1238127637

なんと、用法の間違いだけでなく、使った時点で「プライドの高い人」扱い!

そんなもん、英語圏で暮らして英語ばっかり使ってる人は、ついつい英語で考えるようになってしまうし、夏目漱石森鴎外なんかを好んで読んでたら、ついつい夏目漱石森鴎外っぽい文体になってしまうし、2chに入り浸ってたら、2chっぽい文体や顔文字で文章を書きたくなるもんだろ。その人の単なる染み付いた習慣であって、当たり前の自然なこと。

なのに、なぜそれをわざわざ使っているだけで「プライドが高い」などと思ってしまうのか。本当は、相手のプライドが高いんじゃなくて、自分コンプレックスが強いだけなんじゃないのか? 自分よりも教養がありそうに見える相手に、勝手コンプレックスを抱いてしまって、教養がありそうに見える言動・行動・態度全てに、「自分を見下してるんじゃないか」と思ってしまっているだけなんじゃないのか。本当は、自分勝手に「相手を見上げている」だけなのに。

まあ世の中には、あからさまに知識をひけらかしたい人もいるよ。いるけど、「すべからく」という言葉を使ったというくらいで、その人が教養の高さをひけらかしたがっているようには、私にはとても思えない。その程度のことで「教養の高さをひけらかしたがっている」と思うなんて、それって本当は他の誰でもない自分自身が「教養の高さをひけらかしたがっている」んじゃないの? 実はまず自分の中に、「見栄を張りたい」「背伸びしたい」という欲求があるから、相手もそうだろうと思うんじゃないの?

というわけで、今回のお話は、自分が以前から欲しかったけど手に入らなかったものを、偶然友達が持っていたのを見て、「何だお前、あからさまに見せ付けやがって!」と言ってしまった、というだけのお話

 

そもそも、人間には得手不得手があるのだから、たまたま相手が自分より難しい言葉を知っているというだけで、なぜそこまでコンプレックスを感じなければならないのだろうか。単に相手と自分の専門分野が違いましたというだけのことなのに。

難しい歌を巧みに歌いこなす人や、ホームラン量産する野球選手を見て、いちいち「能力ひけらかして、プライトの高いやつ」とでも思うのだろうか。そんな世の中つまらないよ!

邪魔コンプレックスなんかゴミ箱に捨てちまえ!

2009-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20090319162018

ゴミ箱にあったってことは、もう興味がなくなったってことかもしれないぞ!

妻の性癖

結婚して5年目、お互い30代の夫婦。

先日、妻のPCの調子が悪いと言われ頼まれて調べていたんだが

キャッシュ削除デフラグなど、通り一遍のことをやってるときに

ゴミ箱ファイルたまっていたので「削除していい?」と聞いて

削除しようとしたんだけど、その前につい中身を見ちゃったのよ。

ほとんどは他愛も無い写真ファイルなんだけど、

中に数枚男の女装や下着姿の画像があったわけね。

画像ゴミ箱にあるということは、ホームページから保存したか

自分で撮ったか、メールで送ってもらったか。

不審に思ってブラウザの履歴を見てみると、SM女王様奴隷など

怪しげなページへのアクセス履歴があって、なかでもM男募集などの

掲示板へ頻繁にアクセスしてたみたい。

そういった趣味があったのを知ったのも始めてで、ショックなんだが

サイトを見ているだけでなく募集掲示板アクセスしてるってことは

もしかしたら会ってるんじゃないかと疑惑が深まるばかり。

ただ確証はなんにもない。

趣味趣味として仕方がないかもしれんが、

他人とそういった行為をするのは絶対許せん。

ずっと専業主婦してるから昼間外出していてもわからないし、

家にいるかどうかをチェックしだしたら不審に思われるだろうな。

ただ、夫婦の営みはそこそこ普通にあるし、オレはMじゃない。

このまま疑い続けるのはつらいが、

聞いたところではぐらかされるだけだと思うし。

どうしたもんかな。

2009-03-18

私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、

母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えない質素で見映えの悪い物ばかりだった。

友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。

ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。

私は生返事でそのまま高校へ行き、こっそり中身を確認した。

すると確に海老が入っていたが殻剥きもめちゃくちゃだし

彩りも悪いし、とても食べられなかった。

家に帰ると母は私に「今日弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。

私はその時イライラしていたし、いつもの母の弁当に対する鬱憤も溜っていたので

「うるさいな!あんな汚い弁当捨てたよ!もう作らなくていいから」とついきつく言ってしまった。

母は悲しそうに「気付かなくてごめんね…」と言いそれから弁当を作らなくなった。

それから半年後、母は死んだ。私の知らない病気だった。母の遺品を整理していたら、日記が出てきた。

中を見ると弁当のことばかり書いていた。

「手の震えが止まらず上手く卵が焼けない」 日記はあの日で終わっていた。

2009-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20090315234103

解決なんて必要ありません。

目に付く嫌なものは片っ端からゴミ箱に放り込んで、綺麗な社会を目指しましょう。

理解する必要もありません。ゴミは汚いものですから、捨ててしまうのが当然なのです。そこに議論の余地はありません。

2009-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20090310014600

ホント大きなお世話だな。

ちゃごちゃ言ってねえでCDゴミ箱に投げ込んで寝ろ

2009-03-08

ちょっと関連した話題を

ちょっと余談だけど、某所で聞いたことがあるんだけど、大便器が詰まる理由の中でかなりの割合を占めるのはパンツが引っかかるという事らしい。ウン漏らし後にパンツを流して詰まらせるらしいね。この現象、駅のトイレも多いんだけど、知的障害者がいる施設でよくあるんだって。漏らした事がバレないようにトイレに流そうとするんだって。一見、何も考えていないようで、ちゃんとそういうのは恥ずかしいという感覚があるんだって。それがほんとによくあるので、主な便器メーカーTOTOとかINAX等)には、パンツが詰まってもすぐに除去できる専用の便器があって、そういう施設には設置されているのが普通だそうだ。そして、地下鉄サリン後にゴミ箱が撤去されてから、駅の便器はパンツによる詰まりが飛躍的に増えたそうだ。気をつけような。若い人は知らないかもしれないけど、昔は駅のトイレにはゴミ箱が必ずあった。別の意味地下鉄サリンが憎いです。自分パンツの処理で2度ほど困ったからね。

http://anond.hatelabo.jp/20090307233645

2009-03-07

会社うんこを漏らした

会社うんこを漏らしてしまった。

朝いつも通り会社に向かっていたのだが、駅を降りた時点で軽い便意があった。

駅のトイレはいっぱいだったため、徒歩10分弱の会社まで我慢する事にした。

しかし途上、急に便意が強くなるものの、コンビニにはトイレは無い、急ぎたくても走ると漏れそうという状況で、約5分、会社まで速歩き。

永遠の道程に感じたのは言うまでもない。

やっとたどり着き、角を曲がればトイレというところまで来たが、最後の刺客登場。

狭い通路をその男はゆっくり歩く。

トイレを目前にした安心感刺客牛歩戦術による苛立ちから俺の肛門括約筋は脆くも崩壊し、トランクスうんこがぶちまけられた。

あー・・・間に合わなかったか・・・

生涯二度目のうん漏だ・・・

前やったのは小4だったか、小5だったか。

もうあの時の倍以上の年齢になっているというのにまたあの時の気持ちを味合わなければならないのか。

もうやだ帰りたい。

でもこのままでは帰る事すら出来ない。

どうしたらいいんだ・・・。

落ち着け、落ち着くんだ。

こういう状況では決断を遅らせる程状況が悪化していく。

スピードスピードスピード!って三木谷か俺は。

まず状況を正確に把握しなければ。

トランクスはとてもじゃないが、もう履けない。

スラックスには脱いだ時に少しうんこが付いてしまった。

ということはトランクス秘密裏に処分し、新しいスラックスを調達せねば。

駅前のスーパー衣料品が売っていたはずだ。

だがどうやって?

まさかフルチンで外に出るわけにもいかない。

という事はなんとかこのスラックスを履けるようにしなければ。

不幸中の幸いか、うんこが付いているのはごく狭い範囲だ。

まずはトイレットペーパーで丹念に取り除く。

今はこれが限界か。

次はトランクスの処分だ。

手洗い場の備え付けのゴミ箱に捨てるしかない。

しかし今は通勤時間帯、慎重に行かねば。

メタルギアソリッドをやってる気分だ。

俺もメタ視点が欲しいぜ。

足音がしなくなったタイミングを見計らい、そっと外に出る、誰もいない。

ゴミ箱トランクスを捨てた。

しかも都合の良い事に他のゴミで十分満たされている。

これなら発見される可能性は低いだろう。

とりあえず上着と荷物を席に置いてスラックスに付いたうんこ及びその臭いをなんとかしなければ。

エレベーターは臭いが充満する。

階段で行こう。

やっと自分の席に着いた。

上着と荷物を置き、再度トイレへ。

ペーパーにハンドソープを染み込ませ、うんこの付いた所を擦った。

うん漏した時に一番気をつけなければならないのは臭いである。

前回それを知らなかった自分は何喰わぬ顔で教室に戻ったら、クラスメイトに指摘されあっさりバレたという経験が活かされた。

なんとか石鹸の臭いでうんこの臭いを中和し、席に戻った。

俺はできるだけ隣の席の人から遠い位置に座り、できるだけ下半身が机の下に隠れるように背もたれに寄り掛かった。

なんだか偉そうな姿勢になってしまうが、背に腹は代えられない。

もしもっと俺の職場がお互いに気を使い合う暖かい職場だったら、こんな俺の異変に気付いて、同僚は声を掛けて来たかもしれない。

今日ばかりはこの不機嫌な職場感謝しければ。

さらに言えば今俺はノーパンである。

うっかりチャックを開け放したりするようなことがあれば、ポロリとなり、即変態決定である。

しかしなんとか午前中を乗り切り昼休みに。

折しも空は雪模様、俺の恥辱を雪ぐにはうってつけの天候である。

まったく俺はラッキー

スーパーに着くとこじんまりとした衣料品売り場があり、俺は心底ほっとした。

勘違いでは無かった、と。

スラックスをチェックしたが、ちょうど良いサイズのものが無い。

しょうがないので、大きめのものと小さめのものと両方買った。

そんな事でボロを出すわけにはいかないのだ。

どちらも今日履いて来たスラックスとは色が違うが、不機嫌な職場法則で、一々誰がどんな服を着ていたかなど誰も覚えていない。

だからそこはあまり気を使う必要は無い。

レジに向かうと店員のおばちゃんが、「お客さんいい買い物したねぇ、今日は7割引きだよ」とか言っていた。

はは、ホント今日の俺ってついてるらしいね・・・。

履いてみると小さめの方がどちらかと言うとフィットした。

後はもうこれで定時まで仕事をこなせば済む。

もはやうんこを漏らした今日という日はアンラッキーなのかラッキーなのかわからなくなっている。

だって考えてもみろ、今日の朝うんこを漏らしていた男が昼過ぎには何ごとも無かったかのように働いているのだ。

これをラッキーと言わず、何と言う。

そして定時を迎えた。

俺はかつてうんこが付いていたスラックスの入ったカバンを持ち足早に会社を出た。

やった、乗り切った。今日という日を。

しかし油断するな。

小学校の時の校長先生の話を思い出せ。

「家に帰るまでが遠足です」

そうだ、家に帰るまで油断は出来ない。

決して満員電車には乗ってはいけない。

各停で帰らなければ。

そして駅前の、いつもとは違うクリーニング屋にクリーニングを出そう。

嫁にだってバレてはいけないのだ。

なんとかクリーニングも出し、やるべき事は済んだ。

はあ・・・、それにしても今日は大変な一日だった。

なんとか乗り切れたのはもうほとんど奇跡と言って良いレベルだろう。

さっきも言ったが、ラッキーなのかアンラッキーなのかわからない。

だが人間うん漏くらいならなんとかなる。

しかもなんだか問題解決能力が上がった気がする。

これはもう本を出すしかない。

「できるビジネスマンはなぜうんこを漏らすのか」

これだ、ベストセラー間違いなしだ。

2009-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20090216133405

ここはゴミ捨て場だけど、お前個人のじゃない。

お前のゴミ(つぶやき)はお前のゴミ箱に捨てろよ。

2009-02-13

片付け下手。

大学生ぼっち一人暮らし2年目。どうしても、どうしても片付けができない。

ゴミゴミ箱に捨てる、そんなことすら面倒でゴミはそれがゴミになった瞬間に手から離し、床に落とす。

そんな生活をしていたら、気づいたら俺の部屋はテレビでよく見るごみ屋敷。

3か月に一回くらい思い立って掃除するんだけど3日とたたないうちに元通り。

こんなんじゃ、いたとしても友人を部屋に呼べない。

わかっちゃいるんだがやめられない。

俺はこのままゴミとともに一人で死んでゆくのだろうか。

誰か助けてくれ。

2009-01-18

散らかった部屋で過ごし続けた俺が20年かけて気付いた部屋を散らかさない方法

部屋を清潔にする方法ではなくあくまでも部屋を散らかさない方法。

散らかるってのは結局は部屋にある物をあるべき場所に配置できないから散らかる。

何であるべき場所に配置できないかって言うと例えばゴミだったら細かいものを後で分別するのがめんどくせーなとか思っちゃって

ゴミ箱に入れなかったり(ゴミ分類が複雑すぎて全種類分でかいゴミ箱を用意するのはちょっときつい)。漫画本棚から出したらそのまま出したきりにしたり。

ゴミ箱に即入れてあとでしっかり分別するのが苦じゃない人はそれでいい、漫画を読んだらすぐに棚に戻せる櫃はそれでいい。

そういうのをつい疎かにしちゃうって人はそれらを気楽に「仮」配置できるようにするのが一番。

というわけでビニール袋は専用のビニール袋入れを用意、割り箸は割り箸用のゴミ箱を用意、小さな不燃物は小さな不燃物用のゴミ箱を用意。机の上にでも置いておく。

でかいゴミ箱には大きなものだけを入れれば後での分別も簡単。

ビニール袋は再利用、割り箸はそのまま可燃物、不燃物は不燃物の袋に入れてでかいゴミと一緒にゴミ出し。

ゴミだけじゃなくて部屋を散らかしてるもの全部にそれぞれ気楽に入れられる場所を用意する。

CDで部屋が散らかるならCDを気軽に放り込める棚や箱を用意。文庫本漫画も同じく。

気が向いたときにその箱に入ってるものを棚に移せばいいだけだから整理も簡単。

常にキチッと片付けていなくてもこんな感じでポケットになるような場所を用意しておくと部屋はとにかく散らかりにくい。

それでも散らかるときは散らかるけどね。

2009-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20090112172608

自分健康管理だけではなく、公衆衛生についても語るべきだな。

  • 咳、くしゃみをするときは手で口を抑えましょう。
  • 風邪をひいたかなと思ったらマスクをしましょう。
  • ゴミゴミ箱以外に捨ててはいけません。
  • ゴミは決められた場所に決められた日時に出しましょう。

日本人は当たり前のことがどんどんできなくなってきたからなぁ。疫病がきたら一気にやられるぞ。

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