2024-10-08

子供の頃の友達家族について、ふと

自分地元はそれなりに治安が悪かった。

悪いのに、近くには大手企業拠点があった。

ちょうど坂を挟んで、坂の下は団地や昔からの住居、坂の上は企業拠点、その家族ターゲットにした多数の家族向けマンション、そんな歪な片田舎

当時小学生自分友達はみな、そんなことも露知らず、仲良く学校生活を過ごした。

友達の1人は坂の上のマンションひとつに住んでいた。3兄弟の真ん中だった。

父親は顔を見た記憶がないが有名メーカー勤務。海外単身赴任していたくらいだから、多分仕事のできる人だったのだと思う。

母親幼稚園時代から顔をよく見ていて覚えている。幼稚園バス遅刻しますと運転手に伝えるのをよく見ていた。今思うと、若くてイケイケという表現がよく似合う人だった。

そしてその後

3兄弟長男、つまり友達の兄は高校受験で有名大学の付属校に進学し、そのまま大学に進学したらしい。

3兄弟次男、つまり友達中学の仲間等とつるみ、そのままヤンキー集団の一員になった。

高校適当な所に行ったと記憶している。その後も全く会ってないが、結婚し立派なパパになったようなのはSNS何となく把握している。今は知らない。

そして3男、少し歳が離れていて小さい時の記憶で止まっていたが、去年久しぶりに母から聞いたところ不良として大変なことになってたらしい。

からは「あのお母さん無責任過ぎて大嫌いだった。全部あのお母さんのせい」みたいな話を、10数年越しに突然聞かされた。

やはり今は知らない。

今思うと、SNSで見るような遠い人間モデルケースが、あのお母さんだったのかもしれない。

邪推が過ぎるが、、、

沢山遊んだ中で安定を選んで結婚子宝にも恵まれる、が夫は仕事が忙しく家事が回らない。地域治安もあまり良くない。そこにトドメを刺すような単身赴任で3人をワンオペ。結果、兄達ほどの寵愛を受けなかった末っ子

長男は羽ばたいた。

次男も幼少期は両親の愛を受けており、その後も学校友達という居場所があったから、親の思い通りでなくとも多分大丈夫

三男はずっと孤独なまま。

母親は「三男は放置されててとにかく可哀想」と言って恨み節が止まらなかったが、当事者しかからない大変さが沢山あったんだろうなと、もうすぐ自分が親になる今は思う。

我が子が思い通りに育たない、なんて話は往々にしてあるが、それにしても自分地元は極端なことが起こりやすかったのか、それとも、どこでもこんな物なのか。

特にオチは無い。

ただただ特定されないことを祈る。

増田地元の不良にならなかった。むしろひ弱で不良に肩を殴られるポジションに落ち着いていたのは文面で察してほしい。

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