2023-12-26

アメフトと薬物の蜜月関係解説

日大アメフト部右往左往ぶりが長く話題だが、実はアメフトと薬物は物凄く関係が深いので解説しておく。

NFL選手の8割が大麻をやっている

という告発最近あった。「NFL 大麻 80%」でググれば和訳記事があるので調べて欲しい。一応NFL検査はするが、シーズン前の決まった時期しかやらず、かつNG基準も「数日我慢すればクリアできる」レベルのため、形骸化している。

ピエール瀧は4試合出場停止

というスラングが4年前のピエール瀧コカイン事件の際、アメフトクラスタの間で流れた。これはNFL選手コカインをやっても4試合、約1ヶ月の出場停止で済むという意味である。なおこの規定2020年に緩和され、今では2試合半月出場停止で済む。もちろん検査大麻同様にシーズン前一度のみのため、シーズン中はコカイン打ち放題だ。

アメフト選手平均寿命は54歳、アルツハイマーリスク一般人の6倍

若いから薬物にまみれてるので当然平均寿命は下がるし、脳障害特にアルツハイマーリスクは高く、一般人の6倍とされる。これらは表向き「試合で激しくぶつかるから」とされているが、同等以上の衝撃が脳に蓄積されるラグビー日本力士のそれより数値が悪く、「衝撃の蓄積」は本来理由にならない。

薬物のせいにするとその医師学者米国に居られなくなるため、仕方なく「衝撃の蓄積」という名目にしている。

なぜアメフト界は薬物に甘いのか

「常習者が多すぎて真面目に摘発したら米国恐慌に陥る」からである米国アメフト市場NFL関連だけで50兆円、カレッジフットボールを含めるとさら10兆円以上ある。合わせると日本の税収とほぼ同じ規模だ。これを潰してまで薬物を排除するのはあり得ない。だからNFLは薬物を黙認する姿勢にした。

その代わり、元選手に対する年金制度を厳しくした。支給開始年齢が62歳からだが、前述の通りアメフトOB平均寿命は54歳なので、大半の元選手年金をもらう前に亡くなる。薬物に極めて甘い代わりに年金には厳しく、というのはNFL運営側のせめてもの抵抗と言える。

アメフトは薬物に緩すぎて五輪競技になれない

当たり前である。同じアメスポでも野球バスケ五輪競技になるために薬物には一定厳しいが、アメフトはこんな状況なので五輪競技化の話がない。

ただ野球バスケでもたまに「米国リーグを優先したいので五輪は出ない」という人がいるが、本音は高確率で「薬物がバレたくない」だったりする。豆な。

日大アメフト部の件は1990年代から

NFLがこんな状況なので日本人としても追随せざるを得ない。

日大アメフト部は四半世紀前から薬物が蔓延していたという告発がある。

https://twitter.com/hetoming/status/1735625612021416351

この告発が真ならば、今何事もなかったように暮らしている50歳くらいまでの日大アメフト部OBも、学生時代に薬物をやっていた可能性がある。ただし、仮に常習してたとしてもとっくに時効だし、そろそろ寿命を迎えるので逃げ切れると思われる。

もちろん、他の大学でも蔓延してるだろう。

結論 アメフトは「薬物のゲートウェイスポーツである

大学生以上のアメフト息子さんがいる親御さんは御愁傷様。息子さんが捕まる前に縁を切っておきましょう。高校生場合は、高校卒業とともにアメフト卒業するよう誘導しましょう。

アメフトやりたい!」と言ってきたら「50歳で死ぬことになるけど良いか」と脅してあげましょう。

  • 「ピエール瀧は4試合出場停止」 というスラングが4年前のピエール瀧コカイン事件の際、アメフトクラスタの間で流れた。これはNFLは選手がコカインをやっても4試合、約1ヶ月の出場停...

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