2022-01-05

中国ゲーム規制私塾規制バカにできるのか

中国ゲーム承認されないとか、私塾禁止といった、日本から考えるとバカだと多くコメントが付く政策が行われている。

数年後、やっぱり中国政策は正しかったとならないため、あえてメリットを考えてみることにする。


科学力と軍事力アメリカキャッチアップすること

中国少子化

という点に最終的に行き着くので、その点を頭の片隅に置きつつ読んで欲しい。


少子化なのにゲームに人が集まるのが、どこが問題か。

  1. 社会維持ができないほどの人口減状況では、労働力が余っている前提のゲームを維持出来ず、それ以外に人口リソースを割り振りたい
  2. 今のネット前提のゲームでは、一部の都市部企業お金が集まり格差が広がる。
  3. 地方から東京米国へ人も金も吸い上げられるのと同じ構造になり、どれだけ地方少子化対策をしようとも、その投資効果を得るのが都市部になり格差が広がる
  4. 軍事技術につながらないもの不要


日本だと軍事産業がまるっとないため、別の産業リソースが割り当てられるが、中国からすると優秀な人は軍事産業、もしくは近い業界に居て欲しい。

ゲームはすでにアメリカによって振り回される状況だ。

ゲームエンジンだったり、アプリストアだったり、米国ならびに米国企業ルールで変わるし、利益米国に行く。

無料ゲームエンジンを使えるといったことに飛びつきがちだが、長期的に見ると使う側の人間しかいなくなり、振り回されることになる。

またゲームサービス終了したら後に残らないという状況になっており、長期的に投資が残るゲームエンジン以外、経済予測性も低くなる。

米国ゲーム市場規模から日本では忘れがちだが、米国でもゲームナードがするものといった、二級品扱いだったり、他に投資先がないからするものだ。

米国場合FPSだったり、シミュレーション技術など、ゲーム軍事に利用できるので表立って批判されないのを忘れているとミスリードするのではないだろうか。


日本のように優秀な人が集まったものの、ガチャ実装だったり、萌だったりと、軍事からかけ離れたものになっている状況への対応と、

中国国内ではそういったもの親和性が高すぎたのだろう。

軍事関係する物が生まれるかと放っておいたら一向に生まれることはなかったので、そろそろ締めるか、といった具合だ。



私塾規制についても少子化対策で、『民間にまかせておくと教育コストが高くなりすぎ少子化につながる』というところからくる。

歴史思想洗脳だとかは、手段であって目的ではない。


どこの先進国もそうだが、

  1. 長男農村を引き継げるが次男以降は跡継ぎ問題を避けるため都市部に行かざるを得ない
  2. 都市部農村との格差拡大、都市部で家を持つがコスト高で少子化
  3. 長男農村引き継がず都市部へ移動
  4. 交通の発展で加速、ネットで散らばるかと思ったら更に加速
  5. イノベーション都市部前提。格差拡大

と、少子化に対して解決策がない。

子育てお金を配って解決するのも、緩やかな経済発展よりも、子育てにかかるコスト増が早い



色々中国政策が出てきて、日本から見ると(人権などの観点から)変なように見えるが、基本統治簡単にしようとしているように見える。

  • まあ金配ったってどうせその金で教育にジャブジャブして競争始めるだけだもんな

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