2021-08-30

育児漫画の傾向

いろいろ育児漫画を読んでみて、一口に「育児漫画」と言っても様々なジャンルがあることがわかった。

普通育児漫画

子供面白いことした、育児のココが大変、でも子供かわいいよねーという普通の内容。漫画エッセイが上手な人の育児記録は面白いが大して面白くない人のは面白くない。子供ニックネーム気合いが入っているものよりそうでないほうが面白い場合が多い。例えば「コマちゃん、ホシくん」より「いちえ、じろう」くらいの気の抜けたニックネームが力が抜けててエピソードがわかりやすい。

障害育児漫画

主に発達障害と診断されるまでという内容が多い。行政手続き療育関係、発達支援ノウハウなど専門的な話が多い。よく下記の愚痴漫画自己嫌悪漫画を併発する。

愚痴育児漫画

子供かわいいよねを主体にしながら裏に夫や社会への恨みが隠しきれてない漫画最近は「夫も付き合いで疲れてるのよね」というカウンター的な内容も見られなくもないが、「私が大変なのは基本的に世の中が悪い!」という風潮。子供主体ではなく母親視点が多いとこのジャンルになりがち。

自己嫌悪育児漫画

普通育児漫画のフリをして「自信のなかった私だけど育児をして視野が広がりました!」という自己啓発に近い内容のもの。いわゆる白ハゲ的な話題になりがち。そのまま毒親体験記にシフトチェンジしてもおかしくない内容。常に昔の自分いかダメ人間か語るところからまりがち。

ノウハウ育児漫画

家事は分担、合理化しましょうという愚痴漫画自己嫌悪漫画昇華タイプ。やたらと「うちはホワイトボードタスク確認」「消耗品管理もお互いに」「苦手なことはしない、得意な人がやる」などキラキラした家事育児内容が展開されるが、上手に書かないと「意識高い系(笑)」と紙一重なのでかなりの技量必要ジャンル。「ズボラ」という言葉が大好き。ここでのズボラは大抵謙遜意味で使われがち。冷凍食品ベビーフードの宣伝をしがち。

プロ育児漫画

元々漫画家だった人が育児漫画を書くもの。書く人が漫画家なので大体面白い

架空育児漫画

架空人物子育てをしながら社会に立ち向かう漫画。義両親などの胸糞展開をスカっとさせる系の話になりがち。子育てメディアで連載しがち。

ヤバい育児漫画

普通育児漫画を装い、過度にネタを放り込んだり子供キャラを過度に作っていたりと育児エッセイと言うよりアクセス数のために子供エピソードを使っている感じがぷんぷんするブログブログ周りがやたらとごちゃごちゃしがち。絵に力は入っているのにあまり面白くないことが多い。

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