2021-03-07

ふつうのにっき

マジで何にもしなかった

辛うじて洗濯と洗い物だけはしたけどあとはほぼ外にも出てないし家にいても掃除もしてないし

ごろごろして動画見てたら終わってしまった

平日はわりかし食器片付けて簡単に部屋をきれいにしてから寝るってルーチンがあるんだけど

まったく予定のない休日だとそれさえしないでシンクに洗い物溜まったりする

なにしたっけなーそういえば月一の検査なので近所の診療所は行ったな

なんか機械が壊れたとかで混んでいて、じいさんがイライラして声を荒げていた

まあ気持ちはわかるけど嫌なものです

いつもあんなに人がいたことないから驚いた

あとはえーとセンコウガールを読んだな

あの手の漫画を買ってしまう流れはいつも同じで

広告で流れてくる漫画センセーショナルな場面だけの切り取りから飛んで

無料部分だけ読んでまあこんなかんじの話だねーと見当がついたら一応満足するんだけど

それが二回三回と繰り返し遭遇すると「あーこれ途中まで読んだなどんな話なんだっけ」って気になって

結局そんなに惹かれるあらすじでなくても記憶に引っ掛かるストレスから解放されるために課金して全部読んでしまうという

なんか不健康な感じの漫画の買い方をしてしまう…

広告経由でもたとえば「ヒメゴト」なんかは無料分読んでなにこれむちゃくちゃ面白いぞ…!!ってなった幸せ出会いだったんだけど


かいてるけどセンコウガールべつにつまらなくはなかった

なかったんだけどなんだろうな

ガールミーツガールが後半の肝になってくるんだけど

少女」の描き方がなんというのか言い方悪いけど男性作家的というのか……

うまい言い方が見つからないんだけど

文学であっても何であっても恐らくずっと昔から

作品なかに出てくる「少女」ってカテゴリはあって

でもそれは現実に生きて笑ったり苦しんだりしている10代の女の子の反映ではなく

他者欲望をどのように映し返すか/映し返してほしいかというバリエーションがあるだけの存在に見えることがある

純粋少女悪女もそう

サロメとかさ、あれ「輝くばかりに美しく残酷で幼い」存在表現したい、てやつじゃん

それはそれで美しいし好きなんだけどそれは書いた人の妄想を反射してるだけであって「人間」ではないよねーと思ってしま

なんだろうな、人間からその人の欲望に叶う部分だけを抜き出して固めて、作者の欲望妄想をよく反射するためだけに配置されてる感じ

ちょっといきがっていわゆる純文を読み始めた頃、作品なかに描かれる「少女」の人間ではなさ、現実人間との決定的な差異みたいなのをどう考えていいのかわからなかったよ

あれに比べればりぼんとかの主人公の方がまだしも「人間」なんだよな

いやセンコウガールの話だな

からこの作品女の子達はやはりそういう「人間」ではないものに私には見えてしまったと言う話

それぞれにトラウマがあり満たされない思いがありそれが分かりやすく描かれるんだけど

我ながらどうしてこう思ってしまうのかわからん

たとえばこの間読んだ「裸足で逃げる」とどう差を感じているんだろう


そういえば途中で主人公が他の子に肘鉄を食らってがくっと崩れ落ちる場面があったんだけど

そのときスカートが上がっておしりラインが見える描写がされててそれはちょっとびっくりしたんだよな

べつに描く必要のないおしりだったか

ねっちりした描写って訳でなく手癖みたいなものだったんだろうけど

なんだろなー有り体にいうとセーラー服女の子が怒ったり苦しんだりしてるところがみたい!というフェティシズムめいた欲望をなんとなく感じ取ってしまったのかもしれない

いや作者の人がそんなことを一切思っていなかったら申し訳ないが

そして思ってたとしてもそんなの作品を作る上でものすごくありふれたことなので悪いというわけではない

ただ私にとっては「人間」でなくフェティシズムを反射するための素材に見えてしまって気になった

ネガティブめには書いたがたとえば10代の頃とかに読んだらすごく好きだったかもしれない

人間のどうしょうもないことあれこれを削ぎ落として何かの純粋な塊みたいに描かれたもの子供の時にはすごく刺さるかもしれない

あと絵はすごくよくて表紙のキラキラした目とかすごくひきこまれ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん