2021-01-13

この環境になってよかった

37歳 男、都内在住。

年収は700万円位。この前のボーナスは額面で約90万円出た。

この時世で満額出してくれる会社には感謝している。

所属している会社は、部署ごとに激しく赤字黒字を出しているので

会社全体はトントンorチョット黒で今年度は着地しそうと部長

ただ所属している部署出血は酷い。

会社はまだ大丈夫。うち(の部署)はド赤で(今年度の売上)締めたいから、できれば来期に納品できるように調整して」

と、部長からありがたいお言葉を頂いたので、テレワークをしながらのんびり来期に向けた仕事をしている。

会議雑談が減った。

皆少し寂しいのか「ゲンキ~?」と学生時代かのような挨拶をし、会議が始まる5分前に入ってきて雑談する。

そこで近況や最近お取り寄せで美味しかっただの、子供に対する愚痴などを話しながら、全員揃ったタイミング会議スタート

終わりは「じゃあ他に何かある人いる?いないみたいだから終わりにします。お疲れさまでした。」 「「「お疲れ様です」」」

スッパリ終わる。

取引先との打合せも移動時間が無くなったから、

会議終了即資料送付&議事録作成・報告&チームmtgができて無駄がない。

残業が激減した。

同じくテレワークをしている妻と18時頃に「今日は何たべよっか~」と話し、スーパーに買い物に行く。

近くにスーパーが3件、酒屋さんもあるので、ワイン選びで困ることがない。

夫婦お酒が好きなので、今まで買わなかった3000円オーバーワインを選ぶことも多くなった。

刺身に合うかと白ワインを買って、「この前買ったやつの方がお刺身には合ったね」

「これだったら牛のタタキの方があうかもね」と感想を言い合う。

夫婦から気楽だ。


生活が変わった。


仕事終わりでまっすぐ家に帰ってきたことはほぼ無かった。24時は超えていた。

接待飲み会なら3次会以上、残業するなら終電まで。

ブームに乗っかってサウナ趣味になったので、

定時で会社を出てもサウナに行って、帰るのは深夜。

妻も多忙で帰りが遅く、料理が嫌い。

僕と同じくらい稼いでいるので、平日外食が週2回はあった。

外食すると二人で1万円。

ちょっといいビストロに行くと、1.6万円はいく。

今日は安く済まそうと安い街中華で6千円というところか。

二人そろって休日が取れればお出かけ。

ランチティータイム、ディナー

それぞれ2千、2千、1万。。。

エンゲル係数が高かった。

それでも金銭的に問題なかったので、まずいとは思わない。

だが家でゆったり食べるのも悪くない。

自分にもこんな気持ちが起こってきたことに驚く。

この状況でしか実現できないであろうこの環境

仕事がなくなったり、大変な方を拝見するに、その心慮りたい。

が、僕は幸運にも影響が少ない会社所属していた。

ただただ環境が変わった。

自分にできることは、外食せず、サウナに行かず、休日も家にいよう。

両親・義両親にも合わず、連絡を取り合う。

それくらいだ。

最初は退屈していたが、そのうち慣れた。

最近では外食旅行に使っていたお金家具家電を買換える。

わかってはいたが、外食夏休み旅行いかに大きな支出だったか

東京のど真ん中で力一杯働いて、力一杯に楽しむことが最上だった。

消費をステイタスと思っていた部分もあるだろう。

だが意外と日常をゆったりと過ごせるということが分かった。

この環境になってよかったと、最近かに思っている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん