ふええ歯医者さんこわいよう
さすがにあの二人は似すぎよ。大丈夫。
そうしてくだされ。
ケツアツの高そうな夫婦だ。
僕はどちらかというと優柔不断でいつも自分で決めることができない。
決めつける人が嫌いというよりは、決定したことをあとから文句を言う人が嫌いだ。
自分の周りにそんな人間ばかりだったので、自分はいつしか決めることをしなくなった。
かといって、何でもいいとは言わない。いくつか候補を絞って、その中だったらどれがいいかと相手に決定を委ねる。
妻は僕とは真逆で、何事もずばずばと決定していく。
それに対してあとから文句をいうことはないし、妻の決定ならたとえ失敗でも全力でフォローする。
そんな妻が決断力を見せると、僕は決まってこういうことにしている。
「さすがのお決断力!」
すると妻は決まって「そんなに味わいてぇのか」といって僕に遠慮なしのヒップアタックを食らわせてくる。
ぼいーんと弾け飛ばされながら、やっぱり僕たちはお似合いなのだと実感する。
抜いたというか、抜いてもらった。
それから衛生士さんが歯石を取ったりなどして、先生とおもむろに交代した。
ゴツっという音がしてそのあとゴリゴリいうて、親知らずは最初のゴツっですでに抜けていて、そのあとは前の歯との間の歯石を取っていたそうな。
見事な手技であった。
歯石のついたその歯は記念にもらって帰った。
誹謗中傷というのは、玉木自身がアベに向けて言ったようなことを言うのだ。
道は示していますね。