2018-02-15

就活をしたら、「どうして生きているのか」の答えが出た。

正確には、就活の準備をしたら答えが出た。結果から言うと、私は始まってすらいない就活をやめることにした。

中学生の時は、「なんでどうせ死ぬのに勉強しなければいけないんだろう」

高校生の時は、「なんでどうせ死ぬのに受験しなければいけないんだろう」と思っていた。

中学3年の時、担任に「生きがいってなんですか?」と聞いた。暗い人間と思われるのが嫌で、笑いながら聞いたけれど、本当は「何で生きてるんですか?」と聞きたかった。

高校に上がっても大学に入っても理想と違っていたのは、「いつかどうにかして上手くいく」と信じていたからだ。自分で変えようとしないと、楽しくはならない。だからいつも、上手くいかないと悩んでいた。

入学する前は漠然とした輝かしいイメージがあって、人と比べると落ち込んでしまうけど、だからといって生きていくのに他人と関わるのをやめてしまうのも意味がない。自分に見合った人生を楽しむ必要がある。

そして大学生の今、「なんでどうせ死ぬのに就職しなければいけないんだろう」と思っている。思っていた。もちろんこれから約60年くらいかを生きるためだ。じゃあ何のために生きているのか。ありきたりだけど、私は幸せになるためかな、と思う。

幸せは人によって違うし、上を目指そうと思えばきりがない。

生きていく上で必要なことは「幸せの上限」をつくることだ。

インターネットが普及して、人の生活を見る機会が多くなった。見られることを意識した投稿は少なから演出がされている。それを見て、手が加えられた人の幸せを、自分幸せだと錯覚してしまう。

就職活動自分がやりたいこと、やれること、やらなければいけないことを、その会社が求めていることとすり合わせる作業だ。

そして何よりも就職活動重要なのは、今まで何をやってきたかに加えて、その企業で「何をやりたいかなのだ10年後のビジョンがないのなら、入ったって意味がないと思った。

今までは、未来を上手く想像出来ないでいた。そこそこに名の通った大学に通っても、目標がないまま過ごす大学生活は当然のことながら面白くなかった。

ずっと考えていた。馴染めないことや、違和感について。

今まで生きてきて、やりたいことがひとつだけある。それを今、見つけた。見つけたというより、今までもずっと傍にあって、でもどうせ無理だからと目を背けていた。

そのために雇われることをやめようと決めた。並行してできる人もいるかもしれないけど、そこまで器用ではないことにはもうとっくに気づいている。

から私が言うようなことを、昨日までの私が読んだら、「夢がある人はいいなあ」と思っていたと思う。私はそちら側にはなれない、そう思っていた。自分も当たり前にみんながやっている生活が、自分にとっての幸せだと信じていたからだ。

本当は、挑戦するきっかけは気付いてないだけでたくさん転がっている。

きっと私はこれから5年もすると、世間の平均から大きくずれてしまうだろう。友達のする仕事の話や家庭の話に付いていけなくなるだろう。生活水準にも差が出来ると思う。病気になった時、生活保護に頼るかもしれない。でもそれで良い。毎日あってもなくても変わらないような生活をしていたけど、今はもう違う。目標ができた。

目標を叶えて、私は生きていて良かったと必ず思う。今度はちゃんと想像ができる。高い買い物が出来なくても、立派な家に住めなくても、家族が出来なくても、自分が何の為に生まれて、社会に組み込まれるかがやっとはっきりと分かった。同時に、やりたくない仕事をやって、もしもの時のためのお金を蓄えるために働いて、好きな物を買っても、きっと私は幸せになれないことに気付いた。みんなの幸せ自分も当てはめて、納得することができないと思う。

いままで不安だったのは、周りと同じように出来るだろうか?という不安だったと思う。同じように就職できるだろうか?という心配だ。

高校とき白木屋コピペを見て、こうはなりたくないな、怖いな、とずっと思っていた。しかしあれは他者視点であって、自分視点ではない。他者にとっての幸せ自分幸せではないし、自分幸せ他者幸せではない。一般的な道を外れるからには、一般的幸せを獲ることを諦める覚悟必要だ。視界がクリアになった。この人生で、やりたいことが明確になった。

一般的幸せがぴったりとあてはまっている人は、私の言っていることに違和感があると思う。なぜならこれはあなた幸せではないからだ。

このまま就活をして、内定をもらって正社員になって、夢を見ていたことも忘れて、たまの休み自分のやりたいことをやって、そして私は「こんなもんか」と思うのだろう。それは絶対に嫌だから、何でも出来る今、リスクのある方を選ぶ。時間は有限だから、私は就職活動をしない代わりに力の限りを尽くして夢を叶える準備をする。そのためにここに書いておく。叶えたらまた書きにきて、次の目標を書く。叶えられないときは、死ぬときだ。

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