2016-03-20

精神崩壊した人から見る世界の眺め

本当に真っ暗い空間の中に一人でいる。暗闇には、心地よい安らかな暗さと、絶望の中の真っ暗さがあるけど、後者の方の闇の中にいる。

少しでも状況がよくなると、遠く向こう側に光が見えて、向こう側の光の世界に通じる小さな窓が見えるようになる。

しかし、その窓は中々くぐり抜けることはできない。真っ暗な闇の底で、光の世界と、そこに住む住人たちの世界を眺めることができるだけ。

光の世界を眺めることは、そもそも闇の住人には苦痛になる。

あちら側が、暖かい世界であることは分かっていても、同時に腹立たしさや妬ましい感情が沸き起こってくるから

ではどうやって、闇の住人は光の側の世界に飛び込むことが出きるのかと言うと、

やっぱり光の世界を見たときに沸き起こる妬みや腹立たしさが無くなるまで、自我が壊れることなのかもしれない。時間が掛かる。

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