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2023-12-23

炊飯器イカスミパエリア炊き込みごはん

3合分

・洗った白米2合→ざるあげしてからもち麦0.8合を混ぜておく

・みじん切りにんにくL玉2片をオリーブオイルで炒める→みじん切り玉ねぎ1/2玉投入、焦がさぬよう

・ざるの米を釜にin、創味のハコネーゼイカスミ味2袋、コンソメ小さじ1、白ワイン50cc入れ3合めもりやや下まで水

ざっと混ぜたら玉ねぎ、水面が見えなくなるくらいの薄切りマッシュルーム投入、炊飯

・やりいかそうめん75g(セブン)をみじん切り、白ワイン50ccと水100ccで蒸しておく

・炊き上がったら5分蒸らし、蒸しいかを汁ごと投入、混ぜて10分蒸らす

好みで野菜など乗せレモンくし切り、アイオリソースなど

2023-05-05

anond:20230505200941

するめいかそうめんをまとめて食ったらすぐなくなってしまってめっちゃコスパ悪いってなった

さけるチーズしかり、実質的に割高な製品は全部違法にしてほしい

2022-08-29

いかそうめんうめええあえええええけえけえええ

うめえ

2020-01-27

半月口紅

変な奴だったんだ、最初から

ゼミが一緒になってから初めて喋ったけど、3年生になるまで何度もこいつの話は聞いたことがあった

奇人だと

気を付けろと

講義室に深夜現れては歌っているだとか、こいつが使ったパソコンは何故か次使うときに電源がつかないだとか、挙げ句の果てにはユーレイ彼女がいるとか、なんかよくわからん噂に纏われている奴だった

それだけに、穏健派の俺にはこいつはすごく危険だった

「キミ、そんだけ背ぇあったら海まで見えそうやな」

192センチの俺を見上げながら最初に言われた

ゼミの顔合わせの日だった

初対面の俺に名乗るでもなくいきなり

別に腹が立ったりはしないけど

「……海まではさすがに見えへんよ、見えるとしたら灯台やな」

灯台まで見えたら海まで見えるやろ! 灯台まで見えるんはもう視力やん! どんなボケやねん!」

ボケたつもりはなかったが

それで少し興味を持たれてしまったのだった

もしかしてホンマモンの天然さんなん? ちょっと珍しいくらいやな……ま、ええわ。今度ボクのこと肩車してや、たぶんそん時は中国まで見えるで!」

と、にやにやしながら部屋を出て行った

175センチはあるであろうこの男、どこまで本意かもわからなかったが、どうやら嘘でもなさそうだった

2度目の邂逅は図書室だった

突然肩を組まれて何かと思ったらこいつだった

「よ! 何してんの? 図書室にはエロ本置いてないで?」

「……声でかいなあ。社会学レポートやってんねん」

「ボクも今終わらせてん、奇遇やね! あ、見せてはあげへんよ! 出来が良すぎて見せたのすぐバレるからな!」

本当にめちゃくちゃ口数の多い奴だ

いらんわあ、といなした

パソコン使わへんの? 手書き提出でもええんやっけ?」

「俺、いったんプロット作りたい派やねん。使う時はほんまに書き始める時」

天才肌みたいなこと言うやん!」

天才ハードルが低すぎる

「ボク用事あるからこれ出したら帰るわ。会えて嬉しかったあ、ほなね」

いきなり肩に乗った体重が離れていったので、思わずあいつの方を向いてしまった

にこにこしながら手を振る姿は、昨日見ドラマヒロインそっくりだった

最近少し人気の女優

なんとかグランプリのなんとかっていう、そんな女優に似ていた

こんなに唇の赤い他人がいるのだなあと思った

姉の化粧を見慣れているから、それが地肌の色なんだとすぐにわかった

プロットが終わり図書室のパソコンを使おうとすると、電源がつかなかった

あいつの噂を思い出した

あいつが使ったパソコンは、電源がつかない

冷静に、冷静になってみたら、ご丁寧に電源コードが抜かれているだけだった

案外噂なんてそんなもんだと思った

3度目は、あいからLINEが始まりだった

ゼミグループから突然友達追加され、突然メッセージが来た

華金飲酒プレモルのロング缶2缶持って四角公園集合』

喋り口調と真逆の単調な文調

時間は午前0時

「四角公園て……遠……」

断る理由もなかった

なんだか行かなければいけないような気がした

ファミリーマートで奴のお望みのものと、いかそうめんを買って、少し涼しくなった道を歩いた

人の気配のしない寂れた公園のベンチに、あいつは座っていた

アコースティックギターを持っていた

脇にはレモンサワーの缶を置いていた

「案外早かったな。及第点や!」

ありがとう、と、300円渡された

べつにいらなかったけれど、もらうもんやで、と言われたので、200円を頂戴した

今日半月やんか、半月見てたらキミ思い出したんよね」

と、ギターの弦を弾いて言われた

どこが俺なんやときくと、目が半月なのだと言われた

下瞼が直線なのだと言う

自分の顔などまじまじと観察したことはなかったので、なるほど、と思った

同時に、そんな自分でも見ないような自分の顔を見た他人いたことが、むずがゆいような、こそばゆいような気持ちだった

俺の顔までじっくり見るような他人に遭遇したことがない

大抵の人は俺の顔を見るために、少し首を痛くしなければならないからだった

「ボク協調性いねん、やからたまに家の近くの……ここの公園来て、一人でバンドしてるんよ」

と、リュックからタンバリンを取り出して笑った

パーカッションタンバリンで済ませるつもりらしかった

「でもボク忘れてたんよね、ギター弾いてたら両手塞がるからパーカッションできひんやん! ってこと。楽器を足蹴にはできひんし、しゃーないからかかとでリズムとってる」

なんやそれ……根暗やな」

「根アカやろ、逆に」

逆にってなんやねん、とツッコミを入れようとしたが、それはギター音色にかき消された

デタラメに聴こえたが、ビールがほどよく回ってきた俺にはとても心地よかった

歌はド下手だったから、すぐにやめさせたけれど

「それでは聴いてください、あいみょんで、『半月の夜なら』」

替え歌するなら歌手名前までいじれや。著作権どうなっとんねん」

「こんなええ空気なら許してくれるって!」

いかそうめんがなくなるちょうどそのとき、いきなり奴は立ち上がった

「さて、肩車してボクを送れ!」

「肩車?」

北京夜景見せてくれや」

図書室での会話を覚えていたのだ

夜景が綺麗なのは果たして北京だっただろうか

そんなことより、そのギターケースと、タンバリン(それ以外にもごちゃごちゃ入ってるようだが)が入ったトートバッグはどうするんだ

「それはボクがもっとく! キミの荷物も持ったるから、肩車してや!」

「それ結局全部俺が持ってることにならんか?」

理不尽取引に思えてならなかったが、悪い気はしなかった

まあ約束約束やし、とかがんだ

が、あいつは乗ってこなかった

半月あいつが俺を見下ろしていた

ビールでほっぺた赤くなるなんて可愛いとこあるやん。やっと見下ろせたわキミのこと」

「……見下した、の間違いとちがうか」

「合うてるわ! 見下ろしてんの!」

俺のほっぺたよりお前の唇の方が赤いわ

つっこむ気分ではなかった

肩に乗った重みはそれはもう人1人分を容易に越えていた

「行き先は?」

「出てまず右! ボクんちでええやろ、泊まってき。あ、明日なんもない? デートとかやったらなんもないと見なすで」

デートやったら嬉しいねんけどな……土曜夜の居酒屋は忙しいねん」

「ならボクんちやな」

192センチが170センチ越えを肩車する様子を見る者はなぜかいなかった

金曜夜は、みんな住宅街はいないらしい

時間も遅いし、なおのこと

だとすればギターは近所迷惑すぎたのではないだろうか

「……夜景大阪で十分やなあ」

見えもしない北京夜景とやらと、閑静な住宅街を比べているらしかった

 
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