はてなキーワード: クラシックとは
触れてないから楽しみ方が分からなくて、必要性が感じられないだけでしょ。楽しみ方が分かればどう転ぶかは分からない。
好みも問題もあるけど、それならどうにかして、そういう人たちから興味を持ってもらって楽しみ方を覚えてもらうかを考えた方がいいんじゃないかな。
そういうのをやってるところはあるけど、やっぱり日本全体に浸透させるのは難しいような気もする。
あと、文化って高尚になればなるほど間口が狭くなるよね。歌舞伎も庶民文化から離れてしまって伝統芸能になってしまっている。
どんな時代も一定の割合で、そういったものに理解を示さない(示せない)人がいるからある意味仕方の無い事だなとは思う。
何をもって文化とするか、という問題もあるけど、長く続いてなきゃ文化じゃないの?という事も考えなくてはならない。
「何も文化を生み出してない」というけれど、将来、どうなるかは分からないし。今、いらない、くだらないと思っているものが、研究対象になったりするかもよ。
お金を払う事に対して積極的でないのは、単純に物量に対して所持金が少ないからではないのかと思う。
今大量に物(情報)が溢れているけど、いいなと思ったものに対してお金をいくらでもつぎ込めるのは、もう少し大人にならないと無理なのでは。
近年は情報が溢れすぎてて、いわゆる文化を取り巻く環境も変わっていってるけど、本当にそれが文化を殺す事になるのかはわからない。
著作元にお金がちゃんといくシステムは残さなきゃいけないと思うけどねー。お金がまわらないと、何も出てこなくなるんじゃないかという危機感はある。
ただ需要がないと、文化や伝統は廃れていくものだと思います。無理やりにでも存続させるか、記録だけ残って消えていくか道は様々だけどね。
結構支離滅裂だな。ごめん。
http://anond.hatelabo.jp/20090305221614
を読んで、高校生の妹に聞いてみたところ、完全に同意していてやばいなーと思った。
・音楽はタダでいい。本当に欲しいのだけ買うけど、それもネットで聞いて良かったら買う。
と言っていたので、違うよ!と反論してみたのだが、よくわからない様子。
わかりやすくするためにいろいろ例えを出したのだが、それもだめだった。
と言っていた。
これからを担う若者たちがみんなこういう考えだったらマジで日本終わるなーと思った。
自分たちは何も文化を創り出さないくせに、文化を殺す方向にしか考えがいかず
その理由は、別に見てもしょうがない、という『必要でなければいらない』という発想。
何故文化的なものにお金を払うことに対して積極的ではないのだろう?
不況もあるとは思うが、そんなこといってたら不況ならば文化は廃れて当然なのか、というお話になってしまう。
なんでだろう?
ミクにしても、テクノにしても、打ち込みにしても、シンセサイザーすらも、否定するのかな?
音楽は道具=楽器を通じて進化してきたし、メディアを使って一般化してきた。
でも、それはみんな人間が求めて作り上げたもの。
DTMだってもはや一昔前のテクノミュージックだけのものじゃない。
アコースティックの音と区別が出来ないほど、自然な音をシュミレートしてる。
ミクだって、シュミレーター。それはたまたま人間の声をシュミレーとしているだけって事。
音楽は自由でいいと思う。
アカペラの、人の声だけの歌も良い。
テクノもポップも自由自在。
そこから何を受け取れるのか、聴き手の感受性を試すもの、それが音楽。
ということで、頭ごなしにミクを否定することの意味は無いと思う。
だからといって、人の声の持つ感情表現を否定するものでもない。
http://d.hatena.ne.jp/raf00/20090305/1236262585
んー、タイトルだけならいろんな改変ネタができそうだ。そこで考えてみた。
この中でいくつかは、本当に俺の友人が似たようなことを言ってた。
むしろ、ノリや雰囲気で全否定する人のほうが目立つけどな。
普通のヒット曲もアニソンもクラシックもボカロも歌ってみたも聞く雑食としては、「何かしか食わない」ってのはもったいなく思う。
どこそこのバンドの~とか、クラシックの薀蓄とかに詳しい人じゃないのだけれども、
決して嫌いなわけじゃない。曲調や歌詞なんかも悪いものではないと思う。
そりゃあ中には雰囲気だけでそれっぽく見せてる曲とか、
何かの焼き直しにしか聞こえない曲もあるけど、それも一つの表現だと思う。
ただボーカロイドが歌うとただただ単調に聞こえてしまうこともある。
それが歌ってみたとかなんかで人が歌うとすごく良かったりする。
人間的なものが感じられないなんて書くと「古い人間だな」とか言われそうだけれども、
その辺り、ボーカロイドもシンセサイザーなんかと同じで、人間の表現を演出するための一つのツールなのだと思う。
何が言いたいのかぐちゃぐちゃになってきてしまったが、
ボーカロイドがすごいのではなくて、その裏にある人間の魂の表現がすごいってことにもっと目を向けてもらいたい。
なんだかボーカロイド曲をノリや雰囲気で全肯定して、旧来の音楽を古いって言う人たちがいたからこんなこと書いてるんだけども、
そんなに自分の受信帯域を狭めないでほしい。
世の中にはもっとたくさんすごくて、美しいものがいっぱいあるんだってことを知ってほしい。
そして、逆にボーカロイドを無視したり全否定する人にも「新しい表現」への受信帯域を広げてもらいたい。
伝統とか格式ばかりに囚われて停滞するのは音楽がかわいそうだし、人間すべてにとっても残念なことだと思う。
もっと新しい試みとかにも目を向け、愛してほしい。
新しいのも古いのも全部手を取り合って認め合ってほしい。
小集団ばかりで凝り固まってないでほしい。
もっと音楽には可能性があるはずだから。
音楽に歴史を求めることが見られなくなっているので全文引用.http://d.hatena.ne.jp/taninen/20070203/p1
- 「音大生なら聴いておきたい100曲」が話題になっていることについて書いたエントリ(id:taninen:20070201:p2)に思いがけず反応があったので、乗りかかった船でもう少し整理しておこうと思う。
- 先に断っておくと、僕自身も音楽学部で学んできた身で、音楽について論じたり大学で教えたりもしているけれど、西洋音楽史の専門ではないし、研究や教育についてもかなり異なるスタンスを持っている。件のリストの前口上に対しても結構異論がある*1。しかしここでは僕個人の意見は脇に置いて、あれが一種の教養として求められていることを汲んだ上で、それがどういうものなのかを考えたい。
- まず、例のリストは「名曲百選」のようなものではない。それならそれでもっと吟味のしようもあるだろう(僕は関わりたいと思わないが)。そうではなくて、挙げられた曲は音楽的リテラシーを培うための、言わば「例文集」として集められていると考えられる。
- テクスト自体をきちんと読解することは大事に違いないが、その作品を「読めている」と言えるためには、それよりずっと多くの知識が必要となる。それが書かれた時代や社会の言葉の使われ方やものの考え方を抜きに、その文章が何を表現するために書かれ、またどうしてそのような文章になったのかを云々することはできない。
- 楽譜として残っている作品が演奏される際の表現のあり方については、考慮すべきことがあまりにたくさんある*2のでここでは踏み込まない。しかし作品(に今触れられること)が歴史の産物である以上、歴史的想像力は多かれ少なかれそこに介在している。そういうことに無頓着であること自体、ある種の特異なスタイルをなしてしまう。
- 音大で音楽史を教えるということは、以上のような歴史的な想像力を育ませるということを使命の一つとして負っている。そのための楽曲リストが作成されたのは、学生にそういう意識が足りないという危機感を物語っている。しかし、それは単に「音楽家たるもの名曲をたくさん知らなくてはいけない」というのとは別の話だ。(その是非はともかくとして)クラシック演奏家のエートスとして歴史主義を維持していくこと、それがあのリストには込められている。
- 端的に「音楽を楽しむ」という時、その楽しみ方の内実についてはあまり意識されない。特にこんにちでは、音楽はそれ自体でオートマティックに楽しませてくれるものとみなされるか、あるいは好みの問題で片付けられることが多いように思う。
- それに対して、もっと教養主義的な価値観のもとには「音楽はより良く理解されるべきものである」という理念がある。クラシック音楽は長らくそのような教養の対象として扱われてきた。歴史的コンテクストの中でこそ音楽が理解できるとする立場は、もちろん教養主義的な性格を持っている。
- しかしながら、音楽に歴史的想像力を求めることは、かならずしも後者のイデオロギーに回収されてしまうわけではないかもしれない。つまり、「端的に楽しむ」と思われている現象にも、ある種の歴史性が関わっていると考える余地絵は充分にある。
*1:クラシック音楽の用語や概念が万国共通語としての地位を確立しているという認識は、パラダイムとしてはすでに過去のものになりつつある。むしろ、その思い込みを押し付けることで見えなくなっていた概念の複数性・ローカル性をどうやって掬い取っていくかというところにこそ、近年の問題関心がある。すでにクラシック音楽の語法を身に付けた音大生の意識を高めるための方便としてなら、そのアナクロさも理解できなくはないけど。
*2:楽譜のエディションの問題、演奏家の系譜の問題、解釈スタンスの問題、演奏スタイル自体が持つ歴史性の問題、レコード化の影響などなど。演奏論は音楽学の中でも後手に回ってきた領域だけど、多分これから盛り上がる。
クラシック; バッハ, マーラー ,ワーグナー,モーツァルト J POP: Mr.Children、サザンオールスターズ
R&B: Mary J Blige、Chris Brown、Aaliyah アンビエント: Brian Eno Tangerine Dream
エレクトロニカ: Fennesz、boards of canada ブルース: Jimi Hendrix B.B.king
カントリー: Hank Williams、Johnny Cash ゲームBGM: MOTHERシリーズ、テトリス、東方
サイケ: 1200Mics、Boredoms ジャズ: Bill Evans、John Coltrane 、Miles Davis
ポケモン; 初代のラストのライバル戦BGM ファンク: Sly、JB、the new master sounds
ブレイクコア; XANOPTICON, Jason Forrest,kid606 スカ: スカパラ, Specials、The Skatalites
ダブ :Lee "Scratch" Perry、King Tubby テクノ: Jeff mills、Derrick May,Orbital
トランス: Tiesto、Paul van Dyk、Goa Gil ニューウェーブ: XTC、Depeche Mode 、New Order
フォーク: Simon & Garfunkel さだまさし プログレ: Yes、EL&P King Crimson, pink floyd
ニューエイジ: Enya、zabadak ハードコア: Bad Brains、Suicidal Tendencies,
ハウス: Masters At Work、Daft Punk、Deep Dish パンク: Sex Pistols CLASH , iggy pop, あぶらだこ, スターリン
ヒップホップ: 2pac、Nas、de la soul, JURASSIC 5 オルタナ: Nirvana Sonic Youth, Pearl JAM
フュージョン: Weather Report Brecker Brothers パフューム; 断然のっち
ジブリ; 君を乗せて, 風になる, 心オナニー ロキノン; BUMP OF CHICKEN, RADWIMPS, 相対性理論
ポストロック: Mogwai、65dos miceparade メタル: Iron Maiden、Megadeth、Slipknot
メロコア: Green Day、Blink-182 ハイスタ レゲエ: Bob Marley 卍ライン
ノイズ; ノイバウテン、灰野 レアグルーヴ; The Wooden Glass 和田アキ子
エレクトロ; justice,Boys Noize ドラムンベース; 4Hero , Makoto、kabuki
ロック: The Beatles、Led Zeppelin、Queen、Rolling Stones 演歌: 氷川きよし, 北島三郎, ジェロ
現代音楽; ライヒ、クセナキス ジョンケージ グラス トリップホップ; Massive Attack, Portishead
V系; hide、黒夢、ガゼット, dir en grey ソウル: Stevie Wonder、 Marvin Gaye
iPodの思い出を書く。
3年くらい前かな、弟がクラシックを買った。当時はナノがなく、名称がただのiPodだった。音楽プレーヤなんて興味はなかったが、カセット等を入れずに再生ってすげー!と思った。
1年くらいしたら、弟が小さいナノを買った。小さくなっちゃった。
半年ほど前、友人がシャッフルを買った。液晶なしってどんだけだよ。
先月、自分はiPhoneを買った。かっこいいと思ったからだ。
弟もほぼ同時期に新しいナノを買った。スマートだぜ。
勝った的な意味で買ったッ!
でも、会う人会う人が「なんでそんな高いの買ったの?ワンセグ見れないだろ?」と聞くのはなぜですか。
インタフェースの研究をしているので、最新の機器に興味があるのさベイビー。と、花輪君のふりしてやり過ごしています。
もっとよい返答はないものか。
友達に私の1日を話したら普通にバカにされたので、ムカツイて増田で公開!!
私は朝型の人間で早寝早起きを意識して実行しています。まず寝る前にベッドの横に本を数冊置いときます。それで4時位に起きて無理やり本を読み始めます。気にしてることは目覚まし時計で起きずに自然に起きることですね。後、7時間は寝たいので21時には寝るようにしています。それから、7時半に家を出ますので、それまでの間に本を読んだり、メールを返信したり、ブログを更新したり、RSSで皆様のブログを読んだり、ipodにいろいろ録音したりをこの4時から7時半の間にルーティンを済ませてしまいます。
なぜ朝かというと、集中できること、それから頭が適度にボーっとしているのでクリエイティブな考えができるし、タイムプレッシャーがかかってスピードも上がるので結局効率よく作業をこなせるからです。まあ、冬は寒いのですぐストーブをつけてコーヒー入れて、チョコを食べるw そこまでしたら完全に起きて集中モードに入れます。最初のうちは起きてすぐ本読んでいると2度寝したくなって目が閉まっていくかもしれませんが、なれていくとすぐ集中して本の世界に入っていけます。
それと、さっき少し触れましたがipodを毎日使用しています。種類は一番小さい1Gの5000円位のを使っていますが、要領はこの位で十分です、なぜなら、毎日中身を空っぽにして今日聞く分だけ新しいのを入れて使っているので要領の大きいのは宝の持ち腐れになりますし、故障したら凹みますしコストもかかります。それで、何を聞くかといいますとポッドキャスト、オーディオブック、youtube、ニコニコ動画、市販のCDなどです。ポッドキャストは「聞く日経」「読売新聞」などのニュース系と村田製作所が運営している「サイエンスサイトーク」。これはありとあらいる専門家を招いて質問するポッドキャスト。後は、お笑いも聞きます。好きなのはバナナマンのバナナムーン。それからクラシックも週1回くらい更新されるので聞いてます。オーディオブックは最近聞いてないですね、金銭的問題で・・・しかもハズレだと聞くのキツイですから、有名な人のとかベストセラーしか購入しないですね。日本のオーディオブックは全然ニッチですから良いものがありません。アメリカみたいに車社会の国ではメジャーですけど。それから音声だけですがyoutubeやニコニコ動画からもipodへ入れて聞いてます。私の好きなのは、「博士も知らない日本の裏」水道橋博士と宮崎哲弥さんが専門家を呼んで3人で話す番組。「ミランカ」というネット配信番組なので地上波では放送できない過激発言もバンバンでるところが好き、ってか宮崎さんが好き。
後はニコニコ動画から「J-wave growingreed」。内容はV6の岡田准一さんがいろんなジャンルの専門家を一人呼んできて質問する1時間ラジオ番組。後は、ダウンタウン松本さんと作家高須さんの「放送室」。ナイナイのオールナイトニッポン。、後は音楽も取り込みます。好きなジャンルはクラシック、ケルト音楽、テクノかなぁ。まあこんな感じでとりこんだのを通勤の車の中で聞いています。往復で約1時間。
それから8時ちょいに会社について着替えて9時まで本を読みます。昼休み時間は1時間あるので前半の30分間社内弁当をニュースを見ながらみんなで食べます。それから歯を磨き残りを本読んだりブログを見たりしてます。注意してることは満腹感の時に読書をすると眠くなるのでヤバイっと思ったららブログに切り替えたりして眠気を覚ましながら読んでいます。でも最近は昼寝は良いと聞くので5位寝る場合もあります。現在の会社は17時定時に終わりますので家に着くのは18時位。それからは趣味の時間ですね。この時はできるだけブログとか読書はしないようにして、芸術鑑賞的なことをするようにしてます。芸術鑑賞といってもネットからテレビを見るだけですが・・・今はリアルタイムで見なくても後から自分の好きな時間に見れるのがとても便利ですね。だから、日本ドラマは好きで結構みています。後は「情熱大陸」「プロフェッショナルの流儀」「爆門学門」。爆笑問題が専門家の研究室に行って質問する番組。
こうみるとなんか専門家系が多いです・・・でも専門家の人たちって100%ポジティブなんですよね。情熱大陸とかみるとモチベーション上がるし、社会勉強にもなるので末永く続いて欲しい番組です。それで9時位には寝ます。寝付けない時は難しい本を読んで眠たくなってきたら、意識して呼吸しながら寝ます。
これが私の平日の1日なのですがどうでしょうか?まあこれが全部毎日うまくいくわけではなく、飲み会や ipod故障などイレギュラーなことが起きるので、その辺はうまいこと対応しつつ時間を無駄に使わない生活を意識しています。今の科学では70歳くらい前後が健康年齢とされています。私の場合残り45年くらいしかないので時間を大切にして効率よく使うことが何より大事かなと思います。だから何かを待っているときや誰かを待っている時にボーっとするのは考えられないことで、すぐ本を読みます。それと、テレビやタバコ、アルコール、意味のない飲み会などは控えて確固たる目標に向かって時間を大切に使いましょう。
ハ長調と二長調が別に聞こえるってそりゃ普通だ。威張ることではない。本当はそういう雰囲気や気分の微妙な違いを考えて曲を作る。(だから昔の人はそういう違いを言いあてたいから、あれこれ表現したってわけだ)
でも、ポップスはどうかな。タダの音域あわせという発想でいいかもしれない。クラシックだって歌の場合は移調するからね、声域によって。あまり難しく考える必要はないかもしれん。
ポップスの音楽理論でどこまで実践したいのか知らないが、移動ドで考えると即興で移調できたりする(訓練は必要だ、そりゃ)。あと、微妙な音程感覚は移動ドのほうが感じやすいだろうな。絶対音感なんてものはどうでもいいし。ま、それも電子楽器つかうだけなら関係ないし、ギターって言っても、なあ。名人クラスはどうか知らんが、たいていそこまで考えて音程とってないだろ、普通は。
本当は歌やる人は 、自分で音程を作る楽器を何かやって半音の微妙な違いを鍛えた方がいい。けど、これも普通はしなくてピアノどまりだね。
音楽理論というからあれこれ書いた。続編頼むぞ。
俺の書いたことに一人
「「ベートーフェンが正しい」× オランダ語由来だからヴァン・ベートーヴェンが正しい(ただしヴァンは家称には含まない)。ドイツ語固有名詞の発音では Duden Ausspracheworterbuch が権威(ドイツ人にとっても)」
って指摘してる人がいるんだけどさ、俺がこのベートー“ベ”ン表記問題を知ったのって、石井宏 著「クラシック音楽意外史」東京書籍刊なんだよな。
著者の石井氏もこのことを疑問に思って周囲に聞いて廻ったら、「オランダ語由来だから濁音でかまわない」って言われて安心していたら、いざオランダに行ってみたら清音だったんでびっくりしたって書いていたんだよ。ビンセント・ヴァン・ゴッホのことも指摘していた。
俺がこの本を読んだのが大学生の時で、語学に堪能な奴に聞いてみたらやはり「オランダ由来だから…」と言いかけて喋るのを辞め、あわてて撤回していた。
(それとも、アレか?ベートーベンはナポレオンと同時代、ナポレオンはオランダ経由で新井白石たちに知られていた、新井白石は徳川綱吉の子家宣のブレーン、この綱吉・家宣の時代のオランダ語はvは濁音だったのか?)
あと大学卒業してから商用で渡独する人に聞いてみてもらったら、ドイツ語ってもの地方によって様々なんだってな。プロイセン、バイエルン、ザクセンなどなどで、「実は俺ん所の言葉がドイツ語の模範になるべきなんだ」と思っているようで、絶対的な正しさを決めるのは困難らしいんだってさ。
でさぁ、俺の言いたい一番の問題は「本当のところ、何が正しいんだ?」じゃぁ無いんだよ。
一般的な日本人は、こういった外国語に疑問を持っても、気軽にネイティブに聞ける環境には無いってのが一番の問題だと思うんだよ。
指摘してくれた人、生粋のドイツ人に確認して書いたのか、ドイツ語を学んだ日本人から聞いて書いたのか、そこが重要だと思うんだよ。
「お前らの使っている英語は間違い。本当は○○と言わないといけない」
とうるさくてしかたがない。
はじめは「へぇ、間違ってたのか」と素直に思っていたが、ネットの発達で海外の文章を読むと別に間違っているわけではないことに気がつく。
それでもうるさい連中は海外の文章を読まないらしく、未だに「間違いだ間違いだ」と連呼している。
日本人が、日本人社会の中だけで、外国語を話題にして、当のネイティブには一切確認しないってのは
この趣味の世界だけのことなのか日本人の一般的な問題なのかが気になっている。
一部には「ドイツ語でvは清音で、ベートー“ベ(もしくはヴェ)”ンは間違い、ベートーフェンが正しい」
という者がいるが、クラシック音楽の本場ドイツではどう発音されているのか、ドイツ人に確認した奴がどれだけいるのかがわからん。
そこまでの人はなかなか居ないと思うけれど。
オタク系に限らず、文化系の趣味は基本的に知識の深さが要求される。
元増田だけどこういうのが一番難しい。
まず、オタク・インドア系を名乗っているとおり、スポーツというのは昔からの天敵に等しい。
就職活動での体育会系優遇に見られるように、サラリーマン社会でのスポーツの地位の高さを
考えればさらに高いハードルを感じてしまう。
さらに、オタク系の人間に共通する感性だと思うが、「付き合いのための趣味」や
「共通の話題のための趣味」(非日常的なオタクコミュニティでの付き合いは除く)というのが苦手だ。
履歴書の趣味欄ではこういう一般的・汎用的な話題たりえる「趣味」を書くことが求められているため、
世間的に一般的な趣味嗜好と認識されていないオタク系が不適切とされるのだと思う。
「なぜ好きなのか」が言える程度で良いと思うのだが。
仮に俺が「テニスが好きだ」といっても、俺はいわゆるスポーツマンや体育会系とは程遠いので
周囲から嘘やでまかせを言っているように見られるだろう。
いかにもスポーツ好きという人種なら「『なぜ好きなのか』が言える程度」で事足りるだろけど。
逆に、読書とかパソコンを趣味と言ってしまえば、俺の非コミュ的・非アウトドア的な側面が強調され、
かえって変な偏見を持たれてしまう。
だから、対外的にはあえてこれらを趣味として挙げていない。