どこそこのバンドの~とか、クラシックの薀蓄とかに詳しい人じゃないのだけれども、
決して嫌いなわけじゃない。曲調や歌詞なんかも悪いものではないと思う。
そりゃあ中には雰囲気だけでそれっぽく見せてる曲とか、
何かの焼き直しにしか聞こえない曲もあるけど、それも一つの表現だと思う。
ただボーカロイドが歌うとただただ単調に聞こえてしまうこともある。
それが歌ってみたとかなんかで人が歌うとすごく良かったりする。
人間的なものが感じられないなんて書くと「古い人間だな」とか言われそうだけれども、
その辺り、ボーカロイドもシンセサイザーなんかと同じで、人間の表現を演出するための一つのツールなのだと思う。
何が言いたいのかぐちゃぐちゃになってきてしまったが、
ボーカロイドがすごいのではなくて、その裏にある人間の魂の表現がすごいってことにもっと目を向けてもらいたい。
なんだかボーカロイド曲をノリや雰囲気で全肯定して、旧来の音楽を古いって言う人たちがいたからこんなこと書いてるんだけども、
そんなに自分の受信帯域を狭めないでほしい。
世の中にはもっとたくさんすごくて、美しいものがいっぱいあるんだってことを知ってほしい。
そして、逆にボーカロイドを無視したり全否定する人にも「新しい表現」への受信帯域を広げてもらいたい。
伝統とか格式ばかりに囚われて停滞するのは音楽がかわいそうだし、人間すべてにとっても残念なことだと思う。
もっと新しい試みとかにも目を向け、愛してほしい。
新しいのも古いのも全部手を取り合って認め合ってほしい。
小集団ばかりで凝り固まってないでほしい。
もっと音楽には可能性があるはずだから。
いいこと言うねぇ。 論旨に全面同意、なんだけど なんだかボーカロイド曲をノリや雰囲気で全肯定して、旧来の音楽を古いって言う人たちがいたからこんなこと書いてる こんな人い...
むしろ、ノリや雰囲気で全否定する人のほうが目立つけどな。 普通のヒット曲もアニソンもクラシックもボカロも歌ってみたも聞く雑食としては、「何かしか食わない」ってのはもった...