「おかま」を含む日記 RSS

はてなキーワード: おかまとは

2010-10-04

調べてわかった「知りたがり!」の面白

な割には↓みたいなことを語ってる不思議スタンス番組

http://d.hatena.ne.jp/cool-hira/20100928/1285621858

2010-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20100913143231

いわゆる萌え系ってそういうもんだろ。

作品の中から読者がいわゆる萌え系的な要素を見つけ出すんじゃなくって、最初から萌え系として萌えキャラが用意されてる。

表紙は大体アニメ絵美少女

話もキャラありき、キャラクターの相関が中心。

それは萌え系の宿命だからいいとして、ひどいのになるとキャラクターでしか話がなり立たない。

 

昨今のラノベ乱発ぶりはさすがにうんざりする。

おかまとかで出す側の糞さも露呈したしな。

2010-08-17

例えばの話。

友達(女性)が仕事の悩みを打ち明けてきた。

『つらい。もう仕事を辞めたい』

さて、状況について説明しておく。

会社の規模は彼女を合わせて2名。小さな会社である。

1年程前、彼女らは必死の思いでクライアントを獲得した。

彼女メイン担当、もう一人の社員(以下、A)がサブになっているらしい。

クライアントの要求がすさまじいらしく、対応四苦八苦している。

フルタイムで働いているが休日はなく、たとえ自宅で寝ていてもクライアントからの連絡で

叩き起こされ、即座に対応しなければならないらしい。

クライアントからの連絡につかわれるのは90dBに達する呼び出し機が主なのだそうだ。

夜間や深夜の連絡頻度によっては、近隣の住民からの苦情も出る。

勿論休憩時間も悲しいかな、ゆっくり取れたためしがないのだそうだ。

取れたとしても、対応していた間に溜まった別の仕事を片付けなければならない。

それがここ数日の話ではなく、クライアントを獲得してからずっと、だそうである。

この即時対応というのは、クライアント側との契約によるらしい。

即時対応できない場合も無論あるが、それをクライアント側が受け入れてくれることも、

まれにあるらしい。それでも、即日対応が求められるそうだが。

そのような対応をしなければならないのは、契約後数年間ということだが、

彼女によるとクライアントにもよるらしい。

たまたま契約が取れたクライアントが、そうだったと聞く。

無論、他社への転職独立という方法もあるが、メイン担当クライアントを引き連れて転職したり

独立するのが彼女業界の慣習になっているようだ。

要は、一旦クライアントを獲得したら何をどうやっても逃れられないというのだ。

クライアントとどのような契約を交わしたかまでは聞けなかったが、相当縛りがキツいものには変わりは無い。

彼女病気で寝込もうが、クライアントおかまいなし。

仕事を放棄してクライアントからバックレるとどうなるかを彼女に聞くと、このような答えが返ってきた。

「やってやれないこともないけど、それをやると下手すると全国紙の1面を飾ってしまうかもしれないの」

・・・どうやら法的にも罪にあたるようである。世間からのバッシングも凄いらしい。

では、他の人を雇うのはどうか?その間、彼女は別の仕事をすればよいのではないか?

その問いには彼女はこう答える。

「人を雇うにもお金がかかるしね・・・ウチの会社ではまず赤字

そもそも、その人材が見つけてもその人達からOKがでないことには始まらないわ。

赤字にどこまで耐えられるか、ということもあるけれどね」

ならば、Aさんに協力をあおぐことはできないのか?

というよりも、同じ会社の一員としてサポートするのが筋ではないのか?

サブで付いているとは言え、同じ担当ではないか。

彼女淡々と答える。

会社を存続させるために、Aさんは別案件担当していて、それもそれで激務なの。

それにね、夜間の対応だって、クライアントはAさんじゃなくて私を指名するのよ」

「Aさんも、私がクライアントの全ての対応をして当たり前とおもっているんじゃないかしら」

「私の待遇について話し合おうにも、お互いの気力や時間があまりにもなさ過ぎるの」

じゃあ、報酬は?それなりにもらえるんじゃないの?

時間外、深夜、休出。全部合わせるとすごいことにならない?

この問いには首を振り、彼女は答えなかった。

報酬ね・・・」といって、少しだけ苦笑していた。

公的支援もね、考えたの。だけど、そこに行き着くまでが疲れるのよ。

そんな気力も体力もないしね。このまま、私なんかいなくなっちゃえばいいのに」


+++


慢性的睡眠不足栄養不足、さらに休みも無いとなれば体に変調をきたしてしまう。

というかもう、きたしている。その上、報酬もあまり見込めない。

同じ会社社員もあてにならない。どんなブラック企業だと思う?

それは、どこかの国の、どこかの地域の、どこかの家庭なのかもしれない。

クライアント子供

同じ会社社員は夫。

毎日毎日育児家事に追われ、常に子供に気を配ってなければならない。

夜泣きにグズグズ、そして後追い。

90dBの泣き声のシャワーを浴びながら、彼女仕事今日も続いていく。

2010-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20100713114317

普通に考えたら今まで付き合ってきた男たちはみんな、やれ好きだ愛してるから証としてやらせろって言われて応じたら突然手のひらを返されてこちらの都合とか心情とかおかまいなしにセックスばかり求めるだけになるというパターンばかりで、すっかり男性不信になっている、というだけのことだと思うのだけれど。

そういう事情も推測できずに単にセックスに飽きているに違いないと思い込んで「ヤリマン」なんて表現を使っちゃう増田もその1人になる可能性は高い気がする。

そもそも男が「愛情表現の最終形がセックスだと思う」というとかちゃんちゃらおかしいわ。

自分には何のリスクもないじゃない。

妊娠リスクがあるという女が言うならともかく。

最低限そういうリスクの非対称性を理解してから出直してくれば?

結婚するまでお預けぐらいでちょうどいいんじゃないかな。

2010-06-10

おかまはなぜ回収するのか

と言ってる奴らに逆に「お前が編集長、あるいはその上の立場の人間だったとしても回収しないのか」と聞きたい。

俺だったら読者への返金も考えるが。

2010-03-01

浅田真央が戦ってきたもの

出典元

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1424349721&owner_id=959758

***********以下、転載です************

1.はじめに

私がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズNHK杯からですから、

もう17年になろうとしています。その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。

バンクーバー五輪の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。

 

果たしてそれにどんな意味があるのか。私にもわかりません。ただ、いちフィギュアスケートファンとして、

この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。

そう思って、このレポートを書くことにしました。 もちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。

けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。

誰がなんと言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

 

フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。

ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナ完璧だったのだから」。

敗者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。私はそれを否定するつもりは全くありません。けれどもそれは、

フェアに競技が行われた上での結果というのが大前提ではないでしょうか。中には、フェアではなかったとしても、

それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思いますが・・・。

 

はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。むしろ、4年前世フィギュア彼女の存在を認識した時は、

浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。

彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、胸を躍らせたほどです。

 

間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。時には、キムヨナ本人を批判するような書き方になってしまうかも

しれませんが、私にはそのような意図は全くありません。むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思います。世界最高点をたたき出し、

メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。

 

ですが、実はフィギュアファンの目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。

ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにしろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。

ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。たゆまない努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう

しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。

 

あの大舞台にノーミスで滑れたこと。それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。しかし、です。

 

前置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。潔くないといわれてもかまいません。

この腐ったフィギュアスケート界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

2.トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと

 

キムヨナフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3→3.5点にUP。加点をつける基準が

 難しい3回転と同じなので、簡単なダブルアクセル前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に

 

トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり3回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが

不正扱いで使う度平均2,3点も減点。修正しない限り組み込めなくなる

 

真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。しかし真央即座に対応し深いシットスピン

 

・実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップ不正があった。

 ところが何故かキムヨナ不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点

 それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

 

・その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表。更にトリプルルッツを跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた

 3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる。

 

・予想通り真央トリプルアクセルトリプルループ安藤トリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる

 

・ところがキムヨナの得意なセカンドトリプルトゥループだけは決して回転不足にならず、初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。

しかしVTRではっきりトリプルフリップ不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、

 彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。

 

真央トリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナトリプルループが跳べなくなる。

真央が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝。するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに。

 

五輪シーズン、8月に韓国ルール改正決定。真央の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。

 ジャパンオープン矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点、しかもいじっていびつになり質が悪化、

ついでにトリプルトゥループも減点ジャッジが登場

 

・2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ五輪シーズン、彼女ループを2回転含め全て潰す意図が明確に。

 キムヨナトリプルフリップ不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新

 

 

いかがでしょうか。

浅田真央は、4年もの長きにわたって、これだけの仕打ちに耐え、乗り越えてきたのです。これだけの、浅田真央に不利でキムヨナに有利なルール改正。

浅田真央が、何十年に一度の稀有な才能の持ち主でなければ、ここまで露骨なルール改正はなされなかったかもしれません。

これでもか、これでもかと浅田真央をつぶしにかかり、それでもつぶれなかった浅田真央は、本当に頑張ったし、偉いと思います。

 

 

3.浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・

http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=205 より転載

 

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と思っているでしょう。

 

違います。

浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。

 

だから浅田真央滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。

絶対勝てない、って分かってたから。

 

フリー種目だけを、男子と同じPCS(*女子は×1.6、男子は×2.0)で計算すると、キム・ヨナジャンプが1回少ないにもかかわらず、

ライサチェックの得点を超えます。

 

女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)

FS 168.00点 [TES 78.30(加点17.40) PCS *89.70]

 

男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)

FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]

 

男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)

FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]

 

どうしてそんな差がついたの?

 

ジャンプ真央の方がはるかに難しいのを完全に決めたじゃないか。キム・ヨナは10位の選手と同じジャンプしかできなかったのに。

 

一言でいうと、審判のおまけポイント

気分次第で10点20点の差ができる仕様になっております。

 

    GOE女子             GOE男子

1位 ヨナ: 17.40        9.64 : ライサチェック

2位 真央: 8.82         7.68 : プルシェンコ

3位 ロシェ: 4.42         3.20 : 高橋

4位 長洲: 8.50         2.58 : ランビエール

5位 安藤: 5.30         3.80 : P・チャン

 

 

そして当日、韓国人審判とカナダ人審判が入っておりました。

 

だから

 

オリンピックの試合だが、全く緊張しなかった」

 

などと余裕をぶちかませたのです。

 

色々な感情がありますが、まずは浅田真央という選手を賞賛するべきでしょう。

 

スキージャンプよりも酷いルール変更の連続に苦しめられて、それをたった1、2年で修正してきて、「用意された王者」を脅かす所までいったのです。

 

4.画像比較 バンクーバー五輪SPにおける浅田真央キムヨナそれぞれの演技

(省略)

こうやって並べて比較すると、いかにキムヨナ浅田真央に比べて体が硬く、難易度の低いポジションでしか滑れないかがわかります。

ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。また、キムヨナスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、

そんなこともおかまいなしに加点がついています。

 

5.さいごに

この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュア五輪でしか

見ない人には想像もつかないでしょう。けれど、ここまでのまとめで少しだけでもわかっていただけたでしょうか。

それでも・・・と思われるでしょうか。

 

私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、

キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。 凡庸な選手を、何年もかけてさもものすごい選手であるかのように仕立て上げた。

五輪という大きな舞台で、世間に文句を言わせないために。

 

キムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。

しかし、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。

ただ難易度の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。ジャンプ以外の要素・・・

ステップスピンスパイラル。すべての要素について、それは言えることです。

 

では、自信たっぷりに滑れる彼女精神力を讃えるべきだといわれるかもしれません。ですが、上記にあげたように、

キムヨナは様々なものから守られている。採点基準・審判・マスコミ・・・。 バンクーバー五輪フリーにおけるキムヨナの得点はどのようなものか、

簡単に言ってしまえば、あのプログラムから、3-3のコンビネーション+3回転を一回、すっぽぬけたとしても優勝してしまえる。

そのような異常な高得点なのです。ですが、コアなファンでなければ、そんなことはわかるはずもありません。

 

1回や2回転んでも優勝できると分かっている選手と、世界最高の技をパーフェクトに滑っても優勝できないかもしれない選手が、

同じプレッシャーであるわけがありません。そのような、プレッシャーのない状況ですから、キムヨナがノーミスで滑れるのは、

別に驚くべきことではないのです。

 

フィギュアスケートは、芸術的要素を多分に含んではいますが、スポーツです。それなのに、難易度の低いプログラムプレッシャーのない状況で

滑った選手が勝ち、異常なプレッシャーの中で、それでも大技に果敢に挑戦した選手が負ける・・・。そんなことがあって許されていいのでしょうか?

高得点が出るのはキムヨナのほうが、表現力に優れているからでは?と思われる方は、上にある画像をもう一度見ていただきたい。

明らかに、浅田真央のほうが技術だけでなく表現力にも優れていることがよくわかるでしょう。

 

平凡平凡と何度も書きましたが、それは浅田真央と比べたらの話であって、キムヨナに才能がないわけではありません。トップレベルであることは間違いない。

ただ、浅田真央が天才すぎただけです。浅田真央が天才すぎなければ、ここまで念入りに、キムヨナを「世界最高」に仕立て上げる必要もなかったかもしれない・・・とも思います。ある意味キムヨナ被害者かもしれないというのは、そういうところにあります。

 

「仕立て上げられた世界王者」この言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。そして、浅田真央がこの四年間で何をされてきたか、

そしてそれをいかにして乗り越えてきたか。それを、私はできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。冒頭にも書きましたが、

私はフィギュアスケートを愛しているからです。

 

浅田真央は、間違いなく、もっともっと、世界的に評価されなければいけないスケーターです。

私は、浅田真央キムヨナが甲乙つけがたいと評価されるだけでも我慢がならないのです。

どうか、この思いが、少しでも多くの人に伝わりますように。

そして、フィギュアスケートの現状が少しでもいいから変わりますように。

2009-12-26

日記というか

http://anond.hatelabo.jp/20091226215739

日誌

やった仕事、気付いたこと、TODO

紙は絵が書ける。誤字乱字おかまいなし。

1日1日が整理される。整理をする。

自分のための自分だけの日誌。

良いですよ。

2009-11-13

在日米軍基地

今は東京に住んでいるのだが、学校卒業するまで在日米軍基地の近く(沖縄ではない)で育った。

先日久しぶりに故郷に帰ったら、「あぁこれ、嫌だったなぁ。かなりストレスになっていたなぁ。」とまざまざと故郷に住んでいたときの気持ちを思い出した。

まず、米軍のヘリの音。断続的にずっとずっと聞こえていて、「そういえばこうだったな」と思った。故郷を離れて大分経つのでその感覚を忘れていたが、思い出してしまった。かなりストレスだったな。

あと、電車内の米兵の態度。これ、かなり嫌だった。故郷に住んでいたときはまだ若かったから、なんか怖かったし。米兵って、日本人の乗客が大人しく静かに一人につき一人分の席だけ使って乗っている車内で、3~4人分の席を一人で占領して足を広げて座って、そして数名の米兵が席のこっちとあっちに対面で座って(ボックス席とかじゃなくて普通の7人掛けの席で)大声で汚い英語でしゃべってるんだよね。車内が混んでいてもおかまいなしに。本当にこれは凄く嫌で、米兵のイメージってかなり悪い。横柄で。

だから、なんかやっぱり素朴に米軍基地を一部地域にずっと置いておくのはあんまりよくないなぁって思うよ。難しいことは分からないけど。素朴な感覚としては。

日本をぶっこわす。そのつもりですね、小沢さん

民主党には経済政策が無いではないか、という人がいます。どっこい、それは小沢一郎氏の腹の中に現前と存在するのであります。そしてその実現の暁には、小泉改革以上の徹底した構造改革と厳しい福祉の切り捨てとなることでしょう。

そのシナリオを順を追って、書いてみることにします。

かつて小泉首相は「自民党をぶっこわす」としつつ、様々な構造改革を行い、銀行不良債権処理や、財政赤字の増加額を減少させることに一定の成果を見せました。彼の政策はこちらに列挙されています。

Wikipedia:小泉純一郎

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B8%80%E9%83%8E#.E5.86.85.E6.94.BF

しかし、医療費生活保護費の削減などの政策は福祉切り捨ての批判を浴び、後任たちはそれら批判をかわすことができなかったばかりか、元自民党抵抗勢力ゾンビのように蘇る結果となってしまいました。

この日本経済の低迷をなんとかするには、規制緩和構造改革を行い、企業投資意欲が高まるのを待ち、運良く何かのイノベーションが起きてくれるー例えば1990年代インターネット米軍のものから民生品になったようにーことに期待するしかありません。

構造改革路線は正しいのです。小泉改革は間違っていなかったはずなのですが、「自民党をぶっこわす」程度ではあまりに生ぬるく、後が続きませんでした。

そこで。

自民党をこわすだけでは足りない、日本全体をぶっこわす必要がある、、、しかもうるさい外野をだまらせるには、彼らをつぶしてしまうか、囲い込んでしまえばならない、それも徹底的に行わねばならぬ、、、、おそらく、これが小沢一郎氏の考えるところでありましょう。

選挙で数を確保するためには、誰がどんな机上の政策論を持っていようとおかまいなしに、取りあえず、捕獲。そう、福祉がいいの? お手当がいいの? んじゃ、子供手当でも高速道路無料化でもなんでもやりましょ。そのためには、扶養控除も配偶者控除もなくしましょうね。かわりに子供に手当がつくわけだから。無駄公共事業国民のみなさんの目の前でぶった切りましょう。

無駄と見えるものでも削れば民間人仕事は確実に減ります。公共事業予算公務員給料と化すのではなく、末端は民間の会社に降りていくのですから。それが偏っているからみんな怒っているのだろうけど、いきなりばっさり削ったら、仕事にあぶれた人が押し出されてくることになります。建設会社が突然Web制作会社に鞍替えしないとも限りません。あなたの業種にも押し寄せてくるかもしれないのです、、、

失業率上昇。税収激減。(子供手当の分が公共事業として企業に回り、それである程度儲けてくれれば法人税を納めてくれるけど、子供手当をもらった人の納める税金は増えない。むしろ、お父さんの仕事が減って、納める税金も減るかも)

大変厳しい経済状況になりました。やっぱり子供手当はやめましょう(既に代わりに差し出されたものを削ってあるから、この時点で、すべてがバッサリ切られることになります。あー、スッキリ。)そもそもこんな政策をとった閣僚は誰?あなたたち、失敗しましたね。もうあなたたちの言うことは国民は信用しないので、だまっててくださいね。こんな経済状況では、経済対策が最優先ですから、組合の人たちもだまってがまんしてください。

小沢構造改革登場

「失敗」の烙印を押された人たちは、野党に回っても大変不利なため、政権側に必死で留まろうとするでしょう。それには「黙って」従うしかありません。

かくして、かつて55年体制当時野党だった系統の「大きな政府」派をまとめて黙らせることができるのであります。官僚に関しては、財務省のみを囲い込み、取り込んでしまえばよいわけですが(残りの官庁は財務省査定に従うしかないですからね)、これは既に郵政人事でボスを押さえ、事業仕分け作業で彼らが満足する役割を与えてあるから、既に作業は終了しています。

なお、マスコミ対策としては「わたしたちは、すべてのジャーナリスト記者会見解放します」と言いつつ、自らもネットメディアを頻繁に活用することにより、テレビ新聞各社がネット言論との戦いを余儀なくされ、自ら構造改革に乗り出すか、自滅してつぶれていくのを待てばよいのです。

ここまで行き着けば、うるさいのを「黙らせる」作戦は完了。そして、登場するのが1993年発行の小沢一郎著「日本改造計画」なのです。

詳しくはこちら

小沢一郎日本改造計画』の読書

http://www.office-onoduka.com/books/19930501.html

この本に出てくる「消費税は10%が適正」「個人は企業から自由であるべき」「企業も個人も自己責任で」「民主主義国民の自立から」というキーワードを見ただけでも、みなさんの嫌いな「新自由主義」の臭いがプンプンしますね。しかも一端ぶっこわされた日本においてさらなる構造改革と福祉の切り捨てが行われるのですから、これは小泉改革とは比べものにならないくらい、厳しいものになることが予想されます。

そう、みんな、一端谷底に突き落とされるんですよ。そこから自力で這い上がれる者だけが生き残れるのですね。底の方で這いずり回るしかない人は、上からおこぼれが落ちてくるのを待つしかないのです。

なんか、批判めいた書き方になってしまいましたが、私は小沢計画を批判しているのではないのです。むしろ賛同、というか、これしか残された道はないのではないか、とさえ思っています。自民党が主張する「中くらいの政府」ではもう日本は立ちゆかないのではないでしょうか。

そうとわかったからには、来る「小沢改革」開始に向け、谷底につきおとされた時の防災対策を各自が準備しておかなければなりません。みなさん、頑張りましょう。このシナリオ現実化するのが先か、なんだかわからないけど、ものすごくすばらしいイノベーションが起こるのが先か、、、できれば後者になることを祈りつつ。

補足

私の文章ではなんだかわからん、という方はこちらをどうぞ

小沢一郎氏の基本的な政治スタンス新保守主義新自由主義である①②/森田実

http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/556.html

リフレ派が主張するマネタリスト政策の失敗例はこちらのページの最後の方に記述があります。

Wikipedia:マネタリスト

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88

金融政策が一人歩きしてもだめなんですね。構造改革しないと。昭和30年代生まれ以上の年代の方なら、リフレ派の書き物を読むにつけ、反射的にこれを思い出したのではないでしょうか。お若い方が多いようなので、年寄りの、人としての責務として、一応挙げておきましょう。

2009-09-02

あるBAR常連の間で起きたショボい出来事

A=私。28歳。恋人なし。一応女性

B=24男性

C=28歳男性。Aと同い年で友達。いいヤツ。Bの先輩。

D=22歳男性。和ませキャラだが、若干笑われキャラも入っている。

E=22歳女性

年齢は便宜的に。全員あるBAR常連

AとB:Cを介して知り合い、店で隣席になれば話しをするようになり、2回ほど2人で晩ご飯を食べに行ったことがあるという関係

ある時、DくんがEちゃんに告白してフラれた。

EちゃんはそれまでDくんに思わせぶりな態度をとっていたため、この顛末を知っている関係者は「あーあ…(可哀想…)」「相手が悪かったね」「全力でDくんをはげまそう」という反応だった。

ところが、その直後くらいから、BARの店内でちょくちょくEちゃんがBくんにしなだれかかったり、ソファー席で膝枕したり、いちゃつくようになる。しかもDくんがいてもおかまいなし。

この件を知っている一部の人はEちゃんに対して好意的な見方をしなくなったし、Eちゃんは他のコミュニティでもいわゆるサークルクラッシャー的な行動をしてて「あの子には気をつけた方がいいよ」と言われているというような噂が流れた。

しかし私が驚いたのは、Bくんが、DくんとEちゃんの間の顛末を知りつつ、Eちゃんがいちゃいちゃしてくるのを受け入れていたということ。

そこである日、Bくんと帰り道が一緒になった時に「2人はつきあってるの?」と聞いた。

そしてBくんが「友達だよー」と言うので、「せめてDくんがいるところでは控えたほうがいいんじゃない?」とつい言ってしまった(これがお節介)。

これに対してBくんは「うーん、でもEちゃんも寂しいんだよねー、きっと。僕もわかるからさー」と言った。

勝手な話だが、このひとことはBくんへの私の評価を暴落させるに十分だった。

その後、私はBくんと距離をとり、疎遠になった。

それから約1年経ったこの間、人づてに「BはA(=私)にフラれてからチャラくなった」とCさんが言ってたのを聞いた。

そういえば、Cさんは上の顛末を全然知らないからなー。

Bくんとはつきあってもいないし、Bくんに好きだ、とか、つきあって欲しい、とか、それらしきことは一度も言われたことがなかった。

しかし、よりによって私に振られたからチャラくなったとは…。

かなり心外。

その前からチャラかったじゃん!というのもあるし、もう今となっては弁解することもできない。

弁解するためには、上の事情を全部言わなければならない。

お節介なんてするもんじゃないし、人間関係って難しいなー。

それにしても心外だ!!!

2009-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20090813145316

あらなによ

増田ではおかま差別するわけ?

そもそもおかまじゃないんだけどね

おばさんなだけでね

2009-07-21

平川哲生「川の光リアルタイムtwitterコメンタリーまとめ (2)

http://anond.hatelabo.jp/20090721004027 から続く

  • 09:28 タータが川の指差して「ほら」というカットの次に、180度切り返して川を映すカットになります。撮影監督枝光さんから「この間に、子供たちのアップを挟んだ方が自然につながる」と指摘されました。そのとおりだと思ったのですが、ラッシュチェック中だったので、時すでに遅し、であります。
  • 09:28 監督をやっていると、みなさん大人の対応をするもので、これはこれでありがたいのですが、だんだん不安がつのり、孤独を感じることがあります。そんなときに枝光さんの建設的な指摘・批判がとてもうれしかった。色指定の横井さんからも、建設的な指摘・批判をいただきました。
  • 09:28 建設的でない、罵倒のような批評にたいしても私が「くだばれ評論家」と思わないのは、そういう事情があり、またそういう性格だからかもしれません。むしろ「ちゃんと見てくれて、どうもありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいくらいです。
  • 09:29 スズメの雛の役は、ゆきじさんですよ。前にも書きましたが http://tinyurl.com/l7z227] いっしょにお仕事ができてうれしかったです。声優になるしかない、というぐらい個性的な声、演技、すばらしいです。
  • 09:30 公園はかなりの部分の原画が一居一平さんです。うまいし早いし、助かりました。ありがたや。
  • 09:31 スズメ母を演じた藤原さんはCG映画シュレック』で声優経験があることは知っていたのですが、ご覧のとおり(お聞きのとおり)、すばらしいですね。勇ましい演技がちょっとだけヅカっぽくて(?)、キャラクターにも合っていました。
  • 09:32 原田さんも、尻に敷かれてるスズメのお父さん役にばっちりでしたね。ニュースにもなったように、銃刀法違反でいろいろありまして、こちらもいろいろあったのですが、いろいろのすえに、放映で原田さんのお声を聴くことができて本当に安心しました。私から言えることはこれで限界です。
  • 09:33 しかし展開が早い……。まったくもって、コメンタリに向かない作品です。
  • 09:34 ネズミが三匹そろったところで、ヒナが飛んできて助かる、というのも「3の均衡」です。ご都合主義っぽい展開には、こういうやんわりした画面上の伏線をはる、というスタイル細田守さんから学びました。
  • 09:36 駅やバスのGパートから、クレジットにはないですがA.I.という作画スタジオ原画担当していただきました。
  • 09:37 駅は、吉祥寺阿佐ヶ谷をミックスした架空の場所です。「阿佐祥寺」でしょうか。
  • 09:38 公園、駅あたりの美術はムクオスタジオさんです。大変なところを担当していただき、助かりました。ありがたや。
  • 09:39 バスの中は、五日市街道営業所の方にお願いして、写真を撮らせてもらいました。レイアウトは、椅子が並んでいる構図など、写真トレスしているものが多いです。
  • 09:40 山寺さんの長台詞、すてきやわー。
  • 09:41 バス天井に反射する川の光現実的にはありえませんし、ネズミたちの場所から見えるわけがないですね。もちろん、おかまいなし、ですけど。
  • 09:43 バスの運転手の声は、松本和也さんですよ。英語でしゃべらナイトが終わっちゃって残念でした。松本さんはふだんからキャラが変わらず、アフレコ後はプロ声優にまじって演じるのは申し訳ない、「もう二度と来ません!」と言って、笑いをとってました。
  • 09:44 三匹がいる場所は、フリスビーの下なんですけど、わかりづらいですね……。
  • 09:44 原作はタータが主人公っぽい活躍をしますが、やっぱり、アニメはチッチの活躍が目立ちますね。もうひとつタータの逸話を入れたかったんですが、プロット整理の都合で泣く泣く切ってしまいました。原作を読んだ方、これから読む方には、ちがった印象になるので、結果的によかったのかもしれません。
  • 09:45 三匹が雪の上に「川の字」になって語らう場面、アフレコのときに泣きそうになりましたよ。いやあ、プロ声優さんはすごい。
  • 09:46 最後の場面は雪の中で死んだ三匹の夢じゃないかという感想をちらほら見ました。視聴者の私は、いい解釈だなぁと思いつつ、反対の意見です。この作品は、夢、幻、見まちがいのカットがなく、フラッシュバックもなく、時間の流れる方向が一定です。最後だけそのルールを破って「夢」にはしないだろうと。
  • 09:46 しかし最後の解釈は、監督の私の意見はちょっとちがいます。三匹はここで何らかの形で死を通過する必要がある、と考えていました。雪=白=母に包まれて死を経ないうちは、新しい家、家族をつくれないんじゃないかと。肉体的・精神的な「死」を描くつもりでした。
  • 09:46 「雪に包まれて三匹は死んだが、仲間の助けで蘇生した」と解釈すれば、視聴者の私と監督の私のちがいが矛盾なくすっきり収まりますかね。もちろん、これは公的な解釈ではないですよ。視聴者の方はこんな解釈を気にせずに、自由に見るべきだと思いますので。
  • 09:48 長い長いPANで季節が巡るカット、すごい背景だったんで、持ってかえって額に飾ろうと思ったんですが「要返却!!」と書いてありましたw。
  • 09:48 中国語感想でも「近親相姦なんて信じられる?!」なんてことが書いてありましたがw、チッチが弟であることは劇中で4回ほど語られるので、近親相姦ではありません。タータとチッチの妻は、ちらりと登場します。見分けづらいですが、何度か見ればわかるんじゃないかと。
  • 09:48 ラストHパートは、スズメのFパートや、バスのGパートより先に絵コンテを上げています。まだ尺には余裕があったのですが、実にあっさり終わらせてますね。視聴者の私は、もう少しじっくり見たいなぁという気もしました。
  • 09:49 遊佐未森さんの曲、内容にもばっちり合っていて、うれしかった!
  • 09:50 番組、終わりました! いやー早いもんです。
  • 09:50川の光監督の私、視聴者の私、脚本家の私、コンテマンの私、演出処理の私、公人としての私、私人としての私。それぞれ同じ一人の私ですが、少しずつちがっていて、ひじょうにこんがらがった私がtwitterコメンタリを書きました。お粗末さまでした。
  • 09:51 うう、太ってる……
  • 09:51 私はいったい何枚のファミチキを食べたのか、もはや覚えていません。いまはダイエット中です。
  • 09:58 おわったー。少し休んでから、あらためて@リプライしますね。みなさん、ありがとうございます。
  • 11:50 私の『川の光コメンタリー発言ですが、まとめてアップしたり、改変して遊んだり、いろいろ自由にやっちゃってください。
  • 12:57 あらためて自分コメンタリを読むと、挙げ忘れたスタッフが多くて、びくびくしますね。時間制限があったので他意はありません、すいませんがご了承ください。書きたかったこと、書けないこと、いろいろありますが、コメンタリはとても楽しかったです。

(この後、大量の@返信)


Powered by twtr2src.

see also http://search.twitter.com/search?q=%40bokuen

2009-06-14

ある夏休みの思い出。

数年前の夏休み、私は青春18きっぷを使って田舎から東京まで鈍行の旅を楽しんでいた。

ムーンライト(夜行電車)は使わずに、昼の東海道線を乗り継いで、

お腹が空いたら途中下車してその辺の店に入ったりと、一人旅を満喫していた。

そんなとき、やたら蛍光グリーンパーカーを着た若者たちが

やたら車内をうろついていることに気がついた。

東海道線車両は長い(たぶん、15両)。

たくさんいたので、皆で座れる、空いている席を探しているのかな、

くらいに思っていた。

私は旅のお供であるiPodを聞きながら、パーカーに書いている文字を眺めたりしていた。

ハングル日本語で何か書いてある。

韓国人の集団かと思った。しかし、彼らがかわしている言葉

日本人の発音で日本語だった。

やがて、あることに気がついた。

彼らが普通に車内に一人でいる、若い人に次々と声をかけていることに。

うざったそうに彼らを振り払い電車から降りていく人も、何人かいた。

そんなときだった。

私は4人がけの席に座っていたのだが、向かいに、ごぎれいにお化粧をし

ワンピースを着て、ティファニーペンダントをつけているような

可愛い女子が一人で座っていた。

そこに地味めな女性が二人やってきて、

こんにちは学生さんですか?」と声をかけて空いている席に腰をおろしてきた。

※ノーメークでTシャツチノパンという適当すぎる格好をした私の存在は無視

進行方向
A
女子B

B「どこまで行かれるんですか?」

女子「え…○○です」

B「じゃあまだお時間ありますよね、お話ししませんか?」

女子「はぁ…」

B「私たちセイカの勉強をしているんです」

A「セイカの世界ってとっても奥が深いんですよ」

B「一緒に勉強しませんか?」

セイカって何だ。と思ったのだが女子もあっけにとられている。

Aはおもむろに小冊子を取り出し、何やら見せながら

彼女マシンガントークを始めた。

セイカって……聖歌だ。

これは明らかに宗教の勧誘だ。そうとは言ってないけれど。

女子は明らかに迷惑そうな顔をしている。

しかしA,Bの二人はそんなことはおかまいなしにマシンガントークを繰り広げる。

ちょうど電車は終点まであと2、3駅まで近づいていた。

彼女が降りると行った駅は終点からさらに乗り継ぎが必要な駅。

そこへ例のパーカーを着た男がやってきた。

A,Bに「やってるね」みたいなことを話しかけ、

「よかったら一緒に僕たちと勉強しましょうね」などと言って

また去っていった。

やはり仲間だったか!

走行中の電車の中というのは密室だ。そういう場所で

勧誘というのは良くない行為のような気がする。

私は恐れを知らない学生だったので、

「あの、そろそろやめてもらえませんか? 迷惑そうですよ。」

と、iPodを外してAとBに言った。

私のことを空気のように扱っていた二人は驚いた表情で私を見た。

空気がしゃべるなんて思わなかったのだろう。

しかし。

この状況、私は少し仲間はずれにされたような気がしていて

ちょっとイラッとしていたのもある。思い切り不機嫌な顔をして、向かいの

Bを睨みつけた。

しかしそんなことでたじろぐBではなかった。

私の顔を見据えると、

「私たち、キリスト教徒なんです!」

と言った。

;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブフォッ!

思わずこんな顔になってしまった。

私は半笑いになりつつ言った。

「私もキリスト教大学に通ってますけどね」

嘘ではない。だが、キリスト教徒でもない。

(というかキリスト教講義も選択式だったためとらなかった)

電車の中でいやがってる人に信仰押し付けていいとは

聖書に書いてないと思うんですけど」

聖書の頃に電車なんてなかったんだから当たり前だけどね。

「いやがってる、なんてあなたにどうしてわかるんですか!」

気色ばむAとB。ほんと空気読めないなこの人たち。

そこへ車掌が通りがかった。

車掌「あのー、大丈夫ですか?」

私が何かを言う前にA「大丈夫です!」

車掌は困ったような顔をして通り過ぎた。通り過ぎちゃったよ。

本人たちが大丈夫と言ってる以上、

あんまりこういうの介入できないし難しい立場だよなぁ。

私はAとBを相手にしてもしょうがない、と思った。

「私にはいやがっているように見えます。

正直、どうですか?この人たちの話って面白いですか?

もっと続きを聞きたいと思いますか?

キリスト教っていってもかなり怪しいやつですよ。

嫌ならはっきり言ったほうがいいと思いますよ」

と女子に聞いた。

女子はおろおろしながら私とA,Bのやりとりを見ていたのだが、

「迷惑……です」

と、答えた。

完全勝利。

「じゃあそういうことなので、お引き取り下さい」

「長旅の中大変ですね。でもあんまりこういうのしないほうが良いと思いますよ」

と、私は二人を席から追い出すことに成功した。

女子に感謝されたのはいうまでもない。

降りる駅を相手に教えてしまった女子には

一つ電車を遅らせる等、気をつけるように伝えた。

それにしても、ハングルパーカーキリスト教徒

やっぱり統一教会系列だったのかなあ。

まだ学生サークルにまで捜査の手は及んでいない。

夏休みも近づき同じように旅をする人たちも増えると思うので書いてみた。

※追記

「私たちキリスト教徒なんです!」はたぶん相手の失言だったと思うけど

宗教であるとは最後まで言わなかったのがポイント

(つまり布教活動ではないと言い逃れができる)

「聖歌の勉強」ていえばたいてい宗教だと思うけど、たぶんセーフのラインなんじゃなかろか。

久々に書いたらはてな記法忘れまくり。すまんかった。

2009-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20090606105012

お前人間的な部分で頭悪いな

相手の気持ちをおかまいなく言いたいこと言ってる

俺は今回の職場での争いでの自分の正しさをみんなに分かってもらおうとは思わない

その大前提からお前は誤解してるから、そうやってトンチンカン説教を垂れてるように

俺に受け取られてしまうんだよ、分かったか?

相手の話の意図をくみ取れない奴は、一生苦労するぞ

2009-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20090603115026

サラリーマン相手にはいい例えだな>「男を痴漢でっち上げ社会的に抹殺していくことを楽しむゲーム

あとはそれこそ草食系男子牧場だっけか。速攻で炎上閉鎖に追いやられたわけだけども、アレのせいで何か実害にあった、あるいはアレに掲載されてしまうようなヤツなど特にここ界隈にはいないであろうに、あーだこーだ理由つけて瞬殺したわけだ。

理由は「個人情報が」とかとってつけていたけど、現実的に自分の身に関係のないであろうことについても、「なんかやだ」ってノリで抹殺したよな。それって陵辱系ゲーム女性全般に対してより強いそういう「なんかやだ」感を与えているのもおかまいなしに、巷に氾濫している現状にも係らず、だ。

2009-05-27

しかし

実際のニューハーフおかまゲイは結構な割合で嫌な奴だ。

理不尽に苦労しすぎると性格が捻じ曲がりがちなんだな。

テレビ通販

深夜の通販番組おかまタレントが出演していることが多い気がする。おかまちゃんがいると売り上げがあがるのか?気になる。

2009-05-05

芸能関係仕事をしている。

何しろギョーカイだからか、老若男女問わず未だ喫煙者がやたら多い。

重度の喘息の人がいようとおかまいなし。

仕事場で禁煙の場所が増えてきたことに文句。

学校に赴いた時だって無理矢理どうにか吸う。

路上禁煙? 何それ。

正直いいかげんにしてほしい(´・ω・`)

声使うポジションの人もいるんだぜ。

声使うポジションで小児喘息持ちだった私、下っ端なので何も言えず早数年……。

自分も昔はちょっと吸ってたけどさ。

自分以外の人に害を与えるのは確かなんだから、気を遣うってことができないんだろうか。

最低限のマナーがまかり通らないこんな世の中じゃポイズン

チキンさ、ああチキンさ。

あんまりに底辺だと思うので、そろそろフィールド変える予定。

2009-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20090430030013

俺の一部が硬くなって止まらなかった

俺の場合,女友達にならこのくらい平気で言う。俺の女友達なんて腐女子かいないが,向こうもガッチュンの話や前立腺がどうのといった話を食事中でもおかまいなく振ってくる。なんというかお互いエロに対する禁忌感がすっかり鈍磨している。相手を性の対象と見ていないからな。つーかさ本当に気があったらこういうこと言えねーべや。

白濁液についてはファックとしか言えんが,上についてはむしろ元増田が欲情されてないことの証左じゃないかな。実際に勃起してなくても儀礼的にエロギャグを言うべき文脈だったので言ってみました,みたいに見える。

まあそういうプロトコルが成り立つか相手どうか,親密さの見極めに失敗してる点でそいつの非コミュは確かなんだろうけどさ。

2009-04-29

小さな親切大きなお世話

新しく買った冷蔵庫今日届いたのだが、扉を開けたままにしてると「ピーピー」と電子音が鳴るのだ。

閉めそびれてるわけではなく庫内に用事があって開けたままにしているのだがそんな事おかまい無しだ。

はっきり言ってこれはかなりイライラする。

前の冷蔵庫は10年くらい使ったが開けっ放しで放置した事なんか記憶に無い。

世の中には冷蔵庫をうまく閉められないカタワの糞野郎がそんなにたくさんいるのか。

前の冷蔵庫故障してあわててリサーチ不足だった私が全て悪いんだが、それにしてもなんでこんな馬鹿な機能をつけるのか?

この機能を提案した開発者の糞野郎が今すぐ苦しんで苦しんで苦しんで死にますように。

なによりこんな馬鹿な物を買ってきて楽しみに待っていた自分が情けなくて仕方がない。鬱だしのう。

2009-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20090115155243

何個当てはまりますか?

1. 彼女の注文に少しでも疑問を示すと、すぐに不機嫌になる。

2. うまくいかないことがあると、すぐに僕のせいにする。

3. 僕が一人で外出すると、しょっちゅう携帯電話してくる。

4. 僕が友人や両親と交際するのを嫌がる。

5. 僕の帰宅が遅くなると怒る。

6. 僕に「バカ」とか「能無し」とか言う。

7. いつも彼女の機嫌をそこねないように気を配っている。

8. 彼女に怒られるのがいやで、言うことを聞いてしまう。

9. ついつい彼女好みの洋服を選んでしまう。

10. 人前でも平気で僕の欠点を指摘する。

11. 彼女と会話がしたくても、非難されたり、無視されたりする。

12. 僕のちょっとしたしぐさにもうるさく文句を言う。

13. 彼女がいないと、なぜかホッとする。

14. 癇癪[かんしゃく]を起こすと、壁をなぐったり、物を投げたりする。

15. 彼女に平手打ちされたことがある。

16. 僕をたたいた後は、急に優しくなり、僕に謝ってくる。

17. 彼女を怒らせないために、あきらめたことがいろいろある。

18. 彼女は、僕の気分などおかまいなしにセックスを求める。

不安

不安だ。

こんな時間まで起きているからかもしれない。

悩みはたぶん自分の将来のこと。

これから就職活動

問題は、全く自分が何したいかわからないこと。

そこそこの学歴がある(東大京大とかじゃないけど。)けれど、

全くおかまいなく不安だ。

今までの人生どこで間違えたのだろうと思ってしまう。

これから何をすればいいのか、誰も教えてはくれないし、自分で見つけるしかない。

働けるだけでも十分なのだろうか?

トップランナープロフェッショナルなどに出ている人たちは、みんな

楽しそうに仕事をしている。

なぜなら、その仕事が「好き」だからに他ならない。

大部分の人は、自分仕事を好きだとは思ってないだろう。もちろん。

きっと、自分は「自分自身」に期待しているのだ。

今まで評価されてきたことを、これからも同じくらい評価してほしいと感じているのだろう。

けれど、何が好きかわからない状態で、何を選べばいいのだろうか?

現在、働いている社会人の皆さんをすごいと思う。

「選択」して前に進むんでいるだけでも尊敬してしまう。

自分が甘やかされて育ってきたのだろうと思う。

ただ、もう「とりあえず」で選ぶのは嫌なんだ。

とりあえず、銀行商社・ITなどもう嫌なんだ。

嫌嫌ばっか言って本当に子供みたいで自分で嫌になる。

体も震えてくる。

少し病気な気もするけれど、病気に逃げている場合じゃない。

周りはどんどん前に進んでいるなかで。中途半端に立ち止まっている自分

嫌気がさして、そのグチを増田で書いている。

申し訳ありません。

(追伸)

皆様トラバありがとうございました。

全部読まさせていただきました。

たぶん、このようなグチを誰かに聞いて欲しかったのだと思います。

友達に話してもあまり真剣に聞いてもらえないしなという気持ちもあったかもしれません。

一晩寝て、今はだいぶ安定しています。

日本社会はおかしな社会で若いときに人生の大筋を決定することを求められる。(年功序列制度の弊害)

多くの人の人生は22歳前後ですべて決定する。


私は日本システム的には18歳前には自分の道を

決めなければならないのではないかと思っています。

なぜなら、大学に入ってから例えば医者建築家理系研究者になることは

難しいからです。

私は、高校時代は理数系が苦手な訳ではなかったのですが、なりたい将来を見つけられず

大学で出来るだけ自由な時間をもらって色々経験したいと思って文系を選びました。

浪人して入った大学では、常に「はやく何をしたいか見つけなければ」という強迫観念

みたいなものを持っていて、ただ単純に大学生活をエンジョイできていなかったと思います。

大学では特に建築に興味を持ったのですが、今からなるには時間お金もないし、

何よりも今から建築を学び直す覚悟というものが僕にはありませんでした。

いいなぁというぐらいの気持ちしかありませんでした。

周りの友達は、ただ単純に企業名や知名度で就職活動をしています。

それを、否定する気は全くありません。

ただ、性格的に自分自身がネームバリューでなく、仕事内容を楽しめるかが

重要なのだろうと考えているからです。

就職活動では、人事の方が文系はどこの会社行ってもやっていることは一緒だよ。と、

おそらく、知名度高いほうがいいよということなのだとは思いますが、

くそれで自分自身の1回しかない人生をかけられるなと思ってしうますし、

そんなもんだよという姿が輝いていないと思い失望してしまいます。

あなたはそれで本当にいいの?と思ってしまい、

それがそのまま自分に返ってきて、「あぁぁぁ。。」となってしまいます。

トラバでは、具体的な考え方などを書いてくださってありがとうございます。

「好きなこと」→「とりあえず、これだけは嫌だという仕事を排除」に、

考え方をシフトしていこうとは思っています。

その不安な気持ちを正直に、増田の親父に話してみるといいよ。


父は特に何も言わないでくれているのですが、やはりそれなりに大手志向です。

父自身が大手に勤めているので、やはり大手のほうが色々いいよとは言っています。

「お前が小さいときに書いた将来の夢は『お父さん』だったんだ。

それは、ただ夢がないんじゃなくて、仕事よりも家族と過ごす時間を大切にしたい。って

お前が考えていることなんじゃないかな。」と言われました。

自分自分に悪い所とか自分っていう現実とぶつかり合ってるだけマシ

それで不安になったり、どうにかしようとして悩んでるのは向上心があるからだろうから

怖がってないで何でもやってみれ。


ありがとうございます。

救われます。

自分」を自分の中に探しているがために、窒息しそうになります。

村上春樹の井戸ではないですが。。。

自分」は他人の視線の一部でもあると思うので、また色々な人に

話を聞いてもらおうと思います。

トラバできてんのかわからねぇ。

出来ています。ありがとうございます。本読みます。

本は結構好きで、特に鷲田さんとか好きです。

あと若干ハルキストです。

皆様、色々意見を下さってありがとうございました。

この不安は、自分だけではなくて誰でも通ってきたことなのだと分かっていても、

実際にレスがあるとそのことが実感できました。

まだまだ、不安はなくなりませんが、「とりあえず」頑張っていこうという気持ち

をもてるようになりました。

ありがとうございました。

2008-12-31

或るオタクコミケ遍歴

──1回目は、ただひたすら圧倒されるだけだった。

同人誌」という物の存在は知っていたけれど、その売り手と買い手がこれほど大量に集まっている場に立つのは生まれて初めてだった。カタログの見方も判らず、館内をどう移動すればいいかも判らず、どこで何が売っているかも判らず、何を買えばよいかすら判らず。

殺気だった人混みをふらふらと彷徨する中で、大好きだったラノベ絵師同人誌を1冊と、熱気に浮かされて適当男性向けエロ同人を幾つか買った。

──2回目は、判断を停止して買いあさるだけだった。

前回の経験から館内の移動ルートをそれなりに把握し、どこでどんな傾向の本が売られているかをカタログから把握する術も身につけた。

目当てのジャンルへとひた走り、目に付く物を片っ端から買った。そこに善し悪しの判断や、自分好みと合致するかどうかの考慮なんて物は全くなかった。

ただ、同人誌を買いあさっている自分に酔っていた。

──3回目は、相手の都合も考えず一方的に話しかけるだけだった。

ネット上で見た事のある人たちがたくさんサークル参加していると言う事に今更気づき、彼らのブースを回った。向こうがこちらを知っているかどうかなどおかまいなし、ネット上の憧れの存在が目の前にいると言うだけで興奮し、親しげに話しかけていた。

このとき、俺は初めて、「ただの売り子」でなく、人格と思考を持った存在としてサークル参加者たちを認識したのだと思う。

──4回目は、裏側から見られる事を無邪気に喜んでいるだけだった。

サイトで描いていたものがその筋では有名な某サークルの目にとまり、ゲスト原稿として参加させてもらうことになった。その縁で売り子を手伝う事になり、生まれて初めてサークル参加をした。

スムーズな入場。机と椅子が見渡す限り並ぶ空虚なホール内の風景。開場前行列の人混み。サークル参加者同士の、新刊の交換を媒介にした社交。

全てが初めて体験する物で、自分がこれまでの3回で見ていたものの裏側を垣間見ている事に、たとえようもない興奮を覚えていた。

──5回目は、ただの歯車だった。

自分では何も描かなかったけれど、前回の縁で同じサークルの売り子を手伝う事になった。壁サークルへとステップアップしたそこでの業務の苛烈さは、俺をただ金を受け取り本を差し出す機械にした。

溢れる客をさばき、大量の新刊を完売させた瞬間の達成感は素晴らしかった。だがそれと同時に、自分はただの手伝い、交換可能な歯車で、この本達は自分が居なくともきっと売れただろうという事も痛烈に感じていた。

──そして、6回目。

家のプリンターで印刷した手折りのコピー本を数十部。折った紙にマジックで書いた「新刊 ¥○○○」の文字。ドローソフトと格闘し、何とか作ったロゴ入り看板

売り子として手伝ってもらう友人もなく、俺はただ一人自分のスペースに、それらを並べて開場を待つ。

今ここでこうしているのが、1回目の頃から決まっていた運命のように感じながら。

「ただ今より、コミックマーケット75を開催いたします……」

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん