2022-09-28

弱者男性論への反駁とその欺瞞

『賢い若者けが気づいている「偽りの男女平等」が蔓延する前近代的日本社会

https://news.yahoo.co.jp/articles/634b885621935efa6cb0e16f521abb8e67cec326

大卒男性大卒女性高卒男性高卒女性となっているかと思いきや

大卒男性高卒男性大卒女性高卒女性となっているという記事で、

いわゆる弱者男性論に対する反駁となっている


まあ、この記事も本当は欺瞞が多くて、

大卒女性しろ高卒女性しろ昔は皆婚社会だったから、

結婚相手男性高収入ならば当人収入が低くても問題ないという事実無視してるって事。

大卒女性の夫はまず間違いなく大卒男性だろうし、高卒男性の妻は高卒女性だろう。つまり女性は既婚者ならば夫の収入による恩恵を受けられる。

この記事では「女性子どもを産むと“差別”を実感する社会」なんて言ってるけれど

本当は独身女性こそ、一見収入だけは維持しているように見えても

男に頼れず老後は子供にも頼れず自分一人で生きるしかない独身女性こそが本当は一番の弱者だっていう事実が見えていないって事だな

「ある要素を調整すると男女の格差はなくなって、大卒女性男性社員と同じように出世している。その要素とは、「就業時間」だ。」というが

独身で、家庭内家事担当者がいなくて自分一人で仕事生活もこなさなきゃならない独身女性負担は相当なものだろう。

あと、「日本会社残業時間社員の昇進を決めている」事自体は、それなりに公平じゃない?

だって残業時間数字で表せるし。人間能力のものに大した差なんてない以上、残業時間で決めないならばそれこそコネ容姿といった要素で差がついてしまい、もっと不公平な事になるだろう。

より公平なのはペーパーテストくらいしかないけれど、そうなったらなったで多分文句が出るだろうな

それに子供を産んだから労働時間を減らしたいというのはあくま家庭内育児の分担の問題しかなく、別に女性が夫に押し付けたって何ら問題はない

夫が高収入な方が得だと考え、打算的な理由からそうしていないというだけだろう

日本会社残業時間社員の昇進を決めている」状況を否定したいならば、マミトラック云々ではなく労働者全体の人権根拠にして労働時間規制を主張すべきでは?

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