2022-09-10

国葬に強烈に反対する人たち

何となく反対って思っている人はともかく、周りまで巻き込んで強烈に反対を主張している人って

まず最初に「反対」という結論があって、それを正当化する理屈を探し出してきているようにしか見えないんだよね(本人は無自覚だろうけど)。

から費用が高い、というのだって、じゃあ幾らだったら認めるの、と言われても答えは出ない。幾らであったとしても文句を言うから

法的根拠についても、完璧でないと批判をやめない。予備費制度をもとに閣議決定で行うことが可能https://note.com/tokushin_note/n/ndd2dd5a64f42)とわかっても、

昔の法制局長官は3権の了承が必要と言っていた(らしい。もちろん公式見解ではないし、司法の了承とは何?)とか、大日本帝国憲法時代国葬令が現憲法では廃止された、など過去まで遡ってとにかく否定する材料を探し出してくる。

(それぞれの主張に理がないと言っているわけではない。100点以外は認めない、という姿勢のことを言っている)

仮に、完璧法的根拠があった場合には、他の論点批判できる材料を探すだけだ。

こういうような「反対のための反対」をやる人たちを見分けるコツがある。

この人たちが「賛成」に考えを翻す条件は何だろう、と考えることである。そのような条件はない(どんな状況であっても反対する)と感じるのであれば、反対の結論ありきの人たちだ。

こういう人たちに直接反応するのは無意味なので、基本的には無視すればいい。

ただ、害悪もある。こういう人たちの扇動によって物事重要性の軽重がわからなくなりやすいからだ。

批判対象には、憲法違反から法律違反倫理違反説明不足など様々なレベルがあり、批判する根拠についても、確定情報から憶測に基づくものなど、様々なレベルがある。

「無条件の反対者」はこれらをどれも同じトーンで主張しがちなので、冷静な一般人は、それらの主張がどのレベルのものかを自分判断する必要がある。

自分をまとも側だと自覚する人には、是非これらのことを日頃から意識していただきたい。

ちなみに、自分がなんでこのような考えに到達したかというと、自分結婚するとき母親に猛烈に反対された経験があるからである

文句を言われるたびに、説明を尽くしたり自分の行動を変容させたりしてきたのだが、そのたびに文句の内容を変えてきて時には自らの過去の主張も翻してきた。

(内容としては、奥さんとなる人のこの挙動が気に食わないだとか、結婚に向けた進め方が気に食わない、とかそういう類のものだ)

から考えるとあまりにくだらない理由も多いのだけど、過干渉当たり前の家族で生きてきたため、強烈な怒りを前にして臆してしまっていた部分があった。

結果としては、このような親子の共依存関係から概ね脱して結婚できたのだけれど、なぜ母親がこのような態度を示したかというと、息子に執着しており手放したくなかった、というのが自分のなかでの結論である

(様々な個別批判本質ではなかったということ。これらのすべての批判対応できる完璧超人は存在しない)

このことから類推するに、反対のための反対をしてしまう人は、相手に対して何らかの執着や依存をしてしまっているように感じる。

国葬に関して言うとその対象安倍さん(もしくはアベ的なるもの)になるのだけど、どのように執着しているのかは自分でもすぐにはわからないので、他の分析者に任せたい。

  • 賛成のための賛成をする人たちのことは論わず一方のみを問題視して自分は冷静な一般人(中立派だと言いたいのだろう)だというセルフイメージを持つ人の分析も聞かせてもらいたい...

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