JKがおじさんにレイプされて、その後どういうわけかおじさんを好きになるというファンタジーすぎる演出のAVを見た。
これはアウトだと直感が告げる。なんか女性のモノ化そのものだし、こんなので抜いてる男が気持ち悪すぎるし、こういん犯罪を含む演出が誰でも見れるネット空間にあるのはおかしい気がする。
と、色々書いたが、どうしてこういうAVは規制されないのだろうか?せっかく賢者になったことだし、ちゃんと考えてみることにした。
まず犯罪モノのAVを規制するためには、そのようなポルノが性犯罪を助長していることを示す必要があるだろう。はたしてAVは犯罪を助長しているのだろうか。
定性的にはYesと言える。性暴力の加害者には一定割合AVに触発されたと答える人がいるし、その傾向は未成年の加害者ほど強まるという。
すなわち、現実とフィクションの区別はついてるから大丈夫だとか、AVは性欲を発散させるからむしろ犯罪を抑止してるだとか吠えるツイッターのオスどもと裏腹に、AVが性犯罪製造機としての役割を帯びているのは事実らしい。
リアルと虚構の区別が付いてない人はいるのだ。もしかするとそれくらい区別できると思っている人達も、混同のリスクを常に抱えているのかもしれない。
未成年の加害者ほど混同しやすいというのもポイントだ。ネットでアダルトコンテンツが簡単に検索できる時代、中学生でも小学生でも簡単にフィクションとしてのAVが目に入ることを考えると、健全な成長に大きな悪影響を及ぼしている事だろう。
一方で、客観的な規制のルールを作るにはやはり定量的なエビデンスが欲しい。しかし、AVが性犯罪を増加させているという統計的なデータを得るのは難しい。
これは性犯罪の件数を正確にはかることが難しいことに起因する。たとえば、AVの規制はだんだん厳しくなっているが犯罪件数は増加している、とか、AVの規制が厳しい国ほど犯罪件数も多い、みたいな詭弁を見かけたことがあるが、単に規制が厳しい国ほど犯罪の検挙率も高いだけだったりする。ここ日本では犯罪件数にカウントされない水面下の性犯罪が多いとも言われているし、性犯罪の件数は取り締まりの厳しさに強く影響されるのだろう。
このようにエビデンスが難しいことを考えると、ことAV規制に関してはEBPMは相性が悪いようだ。
しかし、読んでいる皆さんも察している通り、規制が実現しない本質的な理由はそんなことではない。それは、国会の不自然な男性比率にあるだろう。そりゃあ、立法してる側が18歳に興味あるとか言ってホテルに連れ込んでるようでは、コンテンツの規制など夢のまた夢だろう。
ここまで書き殴ってきたがイマイチまとまらなかった。賢者になっても文章は上手くならないし、バカはバカなままらしい。
ひとつ私にできることは、レイプや未成年を模したAVを見ない買わないと決めることだ。それは自分のジェンダー観を蝕むものだし、需要がなくなればそのようなコンテンツは作られないはずだ。
そう決意して、ダウンロードされたJKモノのエロ動画を削除して思う。きっとこの決意に比べたら、無駄になった590円も無駄ではないはずだ、と。
現実とフィクションの区別はついてるから大丈夫だとか、AVは性欲を発散させるからむしろ犯罪を抑止してるだとか吠えるツイッターのオスどもと裏腹に、AVが性犯罪製造機としての役...
バカの妄想日記を垂れ流すより AVがあることで抑制される性犯罪>AVがあることで助長される性犯罪 であることの根拠を語ろう
まずはハリウッドで殺人描写を規制してから言え