彼ら・彼女らにとっては、子育ては人生の自己都合における大きな障害物、時間や金銭の収奪者として映る。
・子育てにかかる諸経費を考えると、生活水準を落とさなければならなくなってしまう
・今ですら経済的に苦しいのに、子どもができると生活が成り立たなくなってしまう
しかし、こうした意見を声高に主張するDINKS(共働きで意識的に子供を作らない、持たない夫婦)やシングルに対しては嫌悪感を抱いてしまう。
「おまえらの人生、子どもを作ること以上に価値があるのか?」と。
キャリアや自己実現を優先させて子どもを作らない人、スティーブ・ジョブズ並みの超天才ならまだしも(彼ですら子どもを作っているが)、そうでなければ、「おまえの仕事は代替が利くし、10年20年も経てば誰からも忘れ去られ歴史や社会になんら足跡を残さない」と言ってやりたい。
子育て以上の創造的な業績を、彼らは残せる気でいるのだろうか。
経済的な理由で子どもを作らない人、発展途上国の出生率や本邦の大家族貧乏の例を挙げるまでもなく、お金はなくても子育てはできる。「まつエクに行ったり1,000円以上のランチを食べたり、親戚・友人に自慢できるような学校に子どもを通わせたり、そういう意味での経済的豊かさを最低限のラインとしていないか」と彼ら・彼女らを問いただしたい。
私自身、都内在住で世帯年収700万のなか3人の子どもを育てた。たくさんのものを犠牲にしたし、決して楽ではなかった。けど、最良の選択をしたと思っている。
こうした考えが健全な考えだとするなら、自己都合を優先し子育てを忌避する層は社会の害悪だと思う。
仮に彼らがなんらかの間違いで子をなしたとしても、きっと「保育園に落ちた日本死ね」のような自己中な要求を主張し、社会に混乱を招くのだ。
自己中な遺伝子、要求ばかりして義務を果たさない、福祉政策にフリーライドするだけの有害な、劣った遺伝子は断種する必要がある。残してはいけない。
政府内では少子化対策として、子ども手当の増額や出産奨励金(のようなもの)の創設について議論しているそうだが、これは自己中な遺伝子保持者に対する繁殖補助のようなものなので絶対にやめていただきたい。
現在進行しているこの少子化について否定的に論じられることが多いが、私はむしろ肯定的に捉えている。遺伝子が選別され有害な遺伝子が死滅してくれるいい機会だと。
だから頼む、自己都合を優先させ好き勝手生きている層、そのまま子どもなんて作らずに一人老いて有害な遺伝子ともども滅びてください。