2021-05-31

当事者なりに考える「トランスジェンダートイレ」の問題

気持ち女性からお腹下して3回」書店女子トイレ侵入 従業員目撃し56歳"自称教員"の男逮捕

https://news.yahoo.co.jp/articles/f92c6f6a4b54d7e86b02db86a9b1ee94d589a6d4

このニュースに関して「トランスジェンダーがのさぼるとロクなことがない」というような意見過熱している。

なので一人の当事者性自認男性戸籍女性FTM)として、状況を整理したいと思う。

  

一般には、このように立場対立していると認識しているだろう。

トイレや浴場に異性が入ってきたら怖い。特に女子のスペースに男性が入らないでほしい。(世間

性自認尊重すべき。誰がなんと言おうと自分性別は認めて欲しい。(トランスジェンダー

  

しかし、自分も含め、身の回り当事者の中で②のような考え方をしている人は見たことがない。

しろ行き過ぎた主張のせいで肩身の狭い思いをしているというのが現実だ。

そして②の主張をしているのは、日本当事者ではなく欧米的な過激派リベラルがメイン層だと思う。

  

自分の周りの当事者意見総合すると、人によって多少差はあれど

性同一性障害の診断があっても、多目的トイレがあればそちらを優先してを使いたい

・ただしどうしても男女トイレしかない場合は状況によって使い分けるしかない

・なんの治療もしていない人は戸籍通りのトイレを使えばいい

ホルモン治療により見た目が変わり、性機能も低下している人については例外的な扱いを認めてほしい

公衆浴場には入りたくもない

といった具合だ。

これなら、多少は事情理解してくれる人もいると思う。

  

でもこれは、欧米過激派リベラルに言わせると差別的思想らしい。

第三者である医師性自認の何がわかるというのか。性別を決めるのに診断が必要なのは差別だ。

性自認と見た目は一致していなければいけないのか。それはジェンダー押し付けであり、ルッキズムとも繋がる。

まり男性のような見た目で男性として振る舞うムキムキマッチョなおじさんでも、自分女性だと言い始めたら誰にも止められない。

(ちなみに、リベラルさらに行き過ぎると今度は逆に「男女に性差存在しないので性同一性障害存在しない」となるらしい)

  

うーん。

理解できない。

  

個人的に、落とし所としては

医師診断書があるか、ホルモン治療をしているかどうかなどでトイレの扱いを決める

公衆浴場は手術していない限り禁止

このあたりかなと思うものの、活動家いわくそれも差別になってしまうらしい。

  

非常に困る。

  

とりあえず、もし差別禁止法案みたいなのが成立したとしても、自称しているだけの人はどんどんしょっ引いてほしい。

Xジェンダーなど、診断が受けられないギリギリラインの人にしてみればしんどい部分だとは思う。

でも、どの病気障害でもボーダーで苦しむ人は存在するので、そういう時は個別案件として調べるしかないだろう。

  

賛否両論あると思うので、こういった主張に対して何か思うところがあったら、よければ意見等お願いします。

  • 本来リベラルは、その道を進めば進むほど社会から差別が無くなり、マイノリティが生きやすくなるはずの思想。 欧米のリベラルがその道から外れているのなら、彼らは本当のリベラル...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん