2020-11-07

同人女と、今朝の読売記事を見て思ったこ

ツイッター話題になってた同人女感情最終話と、同じくツイッターでバズってた今朝の読売記事を見て思ったこと。

自分より上手いとは言えない」人が自分より評価されて辛いという気持ちはよくわかる。

それに対する回答は、「他人から評価ではなく、自分自身を基準にして段階的に進んでいき自己肯定感を高める」という、腐るほど聞いた内容。

そうしていくうちに他人が求めていることが分かり、それを提供できる実力が身につき、真の評価につながるというものだ。

その究極が、同人女感情に出てくる綾城さんみたいな存在だろう。

ただ、そう言われてしまうと、じゃああの「自分より上手いとは言えないのに評価されてる人」は、上記プロセスを、少なくとも自分自身よりは先へ進んでいる人格者であり、だから評価されている、ということになる。

そして、自分はそんなアイツよりもガキであるという事実に、より惨めな気分になり絶望する。

本当にそうだろうか?

読売投稿者のいう「自分より上手いとは言えない人」がどんな人物なのかは知らないが、私が思うに、単に界隈に上手く溶け込めているコミュ強なだけな気がする。

その人は、自分自身と同じ惨めな状態から、上に書いたプロセスを乗り越え、ついに今の地位についた……とは思えない。9割がたは、普通にしてたらそうなっただけだろう。

スクールカーストみたいなもんではないか

カースト上位の者は、あらゆる煩悩を克服した人格者集団というわけではなかろう。自然とそうなっただけのコミュ強。

上位集団の中でウケる話題ある意味内輪ネタ)を、下位の者が提供するのは難しい。

クオリティに優れていても、どうしてもズレが生じ、「へー、すごいね。で?」で終わる。

綾城さんレベルになればようやく、カースト上位の者を含め広く全体に評価されるようになる。(一部の捻くれ者を除いて。)

その綾城さんですら、本当に凄まじい努力の結果ああなったのかは、分からないけど。

似たような葛藤経験してはいるんだろうけど、才能と人格が元々圧倒的に優れているのに違いはないだろうし。

まとまらなくなってしまったが、

界隈で幅を聞かせている、ギャーギャーうるさくて絵が割と描けて評価されてるムカつく奴は、単にある程度の絵の才能とコミュ力の才能があっただけで大した人格者ではない

界隈で重鎮ぶっている、絵が結構上手くて発言も支持され、たまに公式に苦言も呈しちゃうしオレも苦労してきたんだよみたいなこと言っちゃうムカつく奴は、単に結構な絵の才能と中庸意見力の才能があっただけで壮絶な過去を克服して現在地位を築き上げたわけではない

界隈で聖人ぶっている、絵が上手くてなるべく不快発言をしないよう気を遣い、たまに自戒いたことを言って実質的に周囲へのロジハラになってるムカつく奴は、単に絵の才能と元々穏やかな性格の才能があっただけで修行僧みたいな生活しているわけではない

そして、こいつらは大したことはない!と思えても、自分はこいつらより絵の才能もコミュ力も劣るし、自己肯定感形成プロセスでも周回遅れという事実は変わらないということが分かり、絶望するのだ。

諦めて絵の練習をしても、数年後、いいね数が少し増えた自分しかならないだろう。記事でいうところの「真の評価」など得られるはずもなく、現在の惨めな状況を認め、ネガティブ感情を感じないようにするしかない。

で結局、そうなるにはどうすればいいのか?それを他人意見に頼っている時点で永遠に自己肯定感は身に付かない。

歳を重ねれば少しずつ落ち着いていく……が、それだけでは完全に解決しない。

しろ遅ければ遅いほど自己肯定感を身につけるハードルは高まっていく。

と、こんなことを言っている惨めな自分も含め、ほぼ全ての人には「相対的に下の者」が存在し、妬まれいるかもしれない。

界隈の実力者ももっと上を見て妬んでいる。だからこの手のあるある話を見て「わかる〜」とか言う。クソが。

なので1位以外の全ての人が上を見て妬み、自己肯定感を損なっている。(トップ層は自己肯定感身につけ済が多いだろうけど)

全ての人が自己肯定感を身につけないと永遠に解決しない。義務教育に加えたら?

  • 絶望した! アイツよりもガキであるという事実に絶望した!!(首を釣る)

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