職場で『性自認が女性』だという男性(生物学的分類による男性)が来た。性的指向は知らん。曰く、男性恐怖症なので全て女性スタッフに対応してほしいとのことだった。幸い(?)大人しくこちらの指示に従っていたし、何かするわけでもなくスムーズに事は済んだ。あくまでこの人は。
今回は何もなかったが、もし万が一にも同僚である女性スタッフに危害を加えるようなことがあったら…と思うとモヤモヤするので書こうと思った。(女性であると主張する男性に限らずありとあらゆる人間は他人に危害を加えてはならないのは勿論である)
そしてタイトル通り。
性的指向と性自認と肉体的・生物学的な性別は分けて考えるべきだ。
これを聞いてお怒りになる方々もいるかとは思うが、少なくとも自分はそう思う。
性的指向と性自認については、はっきりと分類できるようなものではないと考えている。それらは連続性があり、兼ねることが可能であり、境界は極めて曖昧だ。他人が誰をどんな風に愛し、もしくは愛さなくても、どんな体になりたいと思おうとも、それは全て自由であるべきで侵害されることはあってはならないと思う。
でも、肉体の話になればそうはいかない。外科的に加工をしてどんなに顔や体を変えたところで遺伝子そのものを変える事は不可能である。はっきり言えば(これは変わりたいと願う人には申し訳ない気持ちもあるが)、最初に生まれついた性別からは逃れないという事だ。最後の染色体によって性別は決定され、これを覆すすべはない。来世については信じていないため除外する。
『どちらもある/ない』という方たちが存在するが、その場合は第三となる性別もしくは呼称が必要になるのだろう。男女の欄で悩むとすれば、そういう方たちなのではと考えている。
人間含めた有性生殖によって子孫を残す生態を持つ生き物は全て、肉体の性別からは逃れられない。そういう風に生まれてきてしまったのだから仕方がない。
単細胞生物は『母細胞』と『娘細胞』という風に呼称されているが性別の概念などない。『コピー元』と『その新しいコピー』に、有性生殖をする人間が名前をつけてしまっただけで。
任意のアンケート等に自分が思う性別を書くのも自由だ。書かないという選択も自由。ただし、公的な場ではどちらかに従って欲しい。それはあなたのパーソナルな部分など反映していない。生まれた時の入れ物の話だ。
入れ物を変えたいなら正式な手続きを踏んでからにしてほしい。元の入れ物の特性、もっというならば固有の臓器あるいは器官とそれに付随する機能を持ったまま、入れ物の変更はできないのだ。
少なくとも我々が有性生殖という方法を用いて繁殖を続ける限りは。
もし遙か未来、人類が有性生殖という手段を捨てた時、そこで初めて人類に対する性別の概念は消えるだろう。そんな未来が来たら面白いと思う。まあそんな頃まで生きてないし、子孫も残さないつもりだから関係ないけど。
これをだらだらと書いていて思ったのが、古(?)の腐女子のいう「生物学的には女」という表現が案外的を得ているのでは???ということだ。
オチはない。すまん。
男性恐怖症っていうのは性自認も肉体的な性別関係ないじゃん。お前バカなの?
肉体的については関係あるだろアホか? 男性恐怖症(そもそも事実かどうかも知らん)というか『男体』は嫌だ、『女体』がいいって言ってきてんだよ向こうは それに対して、お前の肉体...
> 肉体的については関係あるだろアホか? > 男性恐怖症(そもそも事実かどうかも知らん)というか『男体』は嫌だ、『女体』がいいって言ってきてんだよ向こうは 男性恐怖症という...
あんま使わんから引用の仕方がわからん。調べる手間も惜しいからそのまま書く。 >> じゃぁお前は仮に性自認が男で生物学的に女がきて「オレ、女性恐怖症だから男だけにしてくれ...
今回は何もなかったが、もし万が一にも同僚である女性スタッフに危害を加えるようなことがあったら…と思うとモヤモヤするので書こうと思った。(女性であると主張する男性に限ら...
働いたことない奴には分からん話かもしれんが何かあってからでは遅いから(クソなことが多いとはいえ)マニュアルだのガイドラインだの諸々があるんやで?ひとつ勉強になったな