20代前半女なんだけど、いきものがかりの曲を街角やテレビで耳にすると思い出すことがある。
ちょうど一年くらい前に、出会い系で大学生くらいの男の子(仮にアキオとします)に出会うことになって、後に散々な目にあった。
会う前にアキオは「友達募集してます」みたいなことを言ってたから、まぁヤリモク多めのアプリだからあんまり信用してなかったんだけど、「私も今日はお茶程度で済ませたいな」という気分だったので承諾した。
合流した後に、2人でドトールに入って「(自己紹介でも…)」と思った矢先にスマホを弄り出すアキオ。「なんか感じ悪いな〜」と思いつつもなんとか話題を振り、私はなんとか話題を振り、2つの情報を手に入れた。
さて、ここからどうやって話を膨らませていこうか。と考えているとアキオは「ここじゃ落ち着かないから漫画喫茶に行かない?」と言いだした。私はなんでわざわざ漫画喫茶なわけ?私今日はそういうことはしないよ?と反抗したが、アキオは折れなかった。最終的に「絶対に何もしない」とアキオが誓いを立てたので、私は半信半疑、というかほぼ疑いの気持ちはあったものの「私、漫画喫茶行ったことないから今を逃したら行く機会ないかも」というちょっとした好奇心もありしぶしぶ了解した。
アキオ行きつけの漫画喫茶に入店し、私はよくわからないのでアキオに部屋の手配をさせ、いざ部屋に。
…
………
「(いや、めちゃくちゃ狭い密閉空間じゃん…)」
「(“ヤる気”じゃん……)」
案の定、部屋に入るやアキオは私を押し倒しはじめる。が、幸い私とアキオの間に体格差がそんなになかったため、一発ビンタをお見舞いしつつ抵抗してアキオを跳ね返した。
アキオは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をした後、半泣きになっていじけ出した。
「こんな風に抵抗されたの初めてで悲しい」だの、「漫画喫茶についてくる時点で合意があると思った」だの挙げ句の果てには「自分はお小遣い目当てで売春まがいのことをしている、何をそんなにセックス程度で恐れているのか」だの言い訳を始めた。
私は「これは充分犯罪であること」「100歩譲ってラブホテルならともかく、漫画喫茶に行こうはセックスしましょうの比喩にはなっていない」「そもそもこの施設はセックス禁止である」「私だって会ってその日に人とセックスすることはあるが、それ以前の努力(今日の場合は喫茶店で2人で楽しく過ごそうとしたりして、セックスする気にさせる)をお前は怠っているではないか」と道理を解いた。それでも、「でもでもだって…」を繰り返す彼に呆れ果て1000円置いて漫画喫茶を後にした。
彼がしたことは最悪なのだが、幸いなことに私自身は心理的なトラウマにはならなかったので、普通に生活を送っている。が、思い出してほしい、彼は音大生でいきものがかりが好きなのだ。
音大で日々、さまざまなジャンルの名曲に触れていながら、いきものがかりが好きなんて「よっぽど心がピュアなのかな」と最初私は思った。が、記述したように彼はバレバレのウソをついて、レ○プまがいのことをする人間である。
音楽を専門的に学んでて、卑怯な手で女性に手を出そうとする人間なのに
正直、音楽的にすごく優れているとは言い難い、心が綺麗な人が好きそうな詞で評価されているアーティストが好きって……
どういうこと?
この投稿おもしろいな。嘘だったとしてもおれは好き。みんなはどう?