有名無名問わず、誰かがメディアでした話から別の誰かが一言だけ抜き取って、文脈から切り離してネットで持ち出して、そこから少数派を除いた多くの人がソースの文脈を参照しようとしないまま自己投影に基づいた批判や擁護(つまり妄想)のたたき台にして論争が繰り広げられる現象にまだ名前ないのかな— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2018年7月17日
おお、ストローマン!まさにこれ!ウィキで調べて勉強になりました。— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2018年7月17日
宇多田ヒカルさんのこの発言が、以下の状況を受けてのことなのかどうかはハッキリしていませんが、こんなことがありました。
※ツイート削除
さっきラジオで宇多田ヒカルが「そのままの自分を好きになってくれない人と一緒にいても仕方ない」と言い切っていたので心の中で喝采を送りました。あと「初恋はいつですか?」という質問に「したことない。まだ『これだ』って気持ちになったことないから」と答えていて(最高…)と思いました。
おそらくこれが起点のツイート。
この時点ではただファンがラジオの発言を受け止めて自分の状況に投影した感想でした。
そのツイートを受けて、以下のような内容のツイートが投下されました。
※ツイート削除
宇多田ヒカルの「そのままの自分を好きになってくれない人と一緒にいても仕方ない」発言に喝采みたいなノリは、宇多田ヒカルだから成り立つとかいうと怒られるかなぁ。そのままの自分を水洗いし泥を落として食べやすいように千切りにして、出来るだけ綺麗なお皿に盛り付けたりしてやってきたじゃないか
ただ
"「そのままの自分を好きになってくれない人と一緒にいても仕方ない」発言に喝采みたいなノリ" はこの時点で存在してません。
言ってるのは一人だけなんですが、それも"~~発言に喝采みたいなノリ"になるんですかね?
三島由紀夫さんのこれ思い出した。「どんなに醜悪であろうと、自分の真実の姿を告白して、それによって真実の姿を認めてもらい、あわよくば真実の姿のままで愛してもらおうなどと考えるのは、甘い考えで、人生をなめてかかった考えです。」 https://t.co/33KMwn3yet— ゆゆゆ。 (@Yunonymous17) 2018年7月16日
など、「そのままの自分を好きになってくれない人と一緒にいても仕方ない」で検索すると色々出てきます
最初のツイート主が聴いたであろう「宇多田ヒカルのTRES BIEN! BOHEMIAN!」内であったお便りと、それに対する返答を書き起こしてみました。
ほぼそのままです。
かわまみさんより
私の初恋はかないませんでした。
でも、好きすぎてもう告白してしまいたいって胸が初めて熱くなったのを覚えています。
好きなのに慣れてないから変にいじっちゃって いい女友達止まり(あーなるほど)
重い荷物持ってたら 荷物持つよ せっかく言ってくれたのに、チャンスだったのに
強がって断って「男みたいだね」って言われてしまったり
男の人の前だと恥ずかしさをごまかしちゃうんだなーどうすればいいのかいまだにわからず彼氏できたことないです(泣)
ヒッキーどうしたらいいの~~
というメッセージなんですが
年齢のところみたら18歳なんですね
「18歳なんだからまだこれから大丈夫!」って18歳のときにいわれてもそんな風に思えないから しょうがないよね
私が一応年上としていえることは
たぶん、18歳ぐらいだともっとこう、かわいく甘えたり
女の子っぽくしてられる女の子の方が、かわいらしさが分かりやすくて
たぶん10年後とかになってくると
変に女女ぶってるより女の人より
ちょっと強がっちゃったり、友達として仲良しく楽しくやってける女の方が、モテる時期が来ると思うので!
そのまんまでいいと思います! かわまみさんは。
そもそも、自分をどうにか変えて、人に好かれてもしょうがないので
そのまんまの そういうかわまみさんを 「こいつめっちゃかわいいな~!」って
そういうのを含めて分かってくれる、人に出会えたら
出会えたらというか いつか そういう人が周りにいっぱい 気が付いたらいて、いっぱい好かれてると思います!
そんなところですかね
さっきの人たちは何の話をしてたんですかね……?
RTとかファボがめっちゃ多くて目立ってたってことじゃないの?>喝采みたいなノリ