2022-12-13

ワンピースで一番感動できるエピソードガイモン編になった29歳

ガイモン、29歳。

失恋をした。

というよりは、ちゃん失恋できた、が正しい表現かもしれない。

 

理系大学を出て真面目な会社に務めて2年くらいが経ったころ、当時数年間付き合っていた彼女結婚するのかなーとぼんやり考え始めていた。

人生で初めての彼女であり、ちゃん可愛いなと思って付き合い始めた。

しかし、これで俺の人生終わるのか?と思ったときに、そうじゃないだろと言ってる自分がいた。

男子校出身女性との関わりがあまりなかった自分女の子が好きすぎた。

街中を見渡してみても、すれ違う女性に目が行ってしまう。

こんな状態結婚をするのは、後ろ髪が引かれすぎている。

もっと自分はたくさんの女性を知るべきだ。たくさんの女性を知った上で、それでもなおこの子と一生一緒にいたいとそう思える人に出会えたなら結婚でもなんでもすればいいじゃないか

そう思い、特に大きな不満があったわけでもなかったが、彼女とは別れた。

 

そして学生の頃からブログTwitterウォッチはしていて、でも半ばファンタジーだろと思いながら見ていたナンパ界隈なるものに足を踏み入れていくことになった。

講習なるものお金を払って受けて1年くらいして、結構いい感じの成果は出ていた。

街中で、クラブで、合コンで、マッチングアプリで色々な場所女の子口説いていた。

仕事もうまく行ってきていて、女の子の扱いもうまくなってきていて、調子づいていた。

その頃に出逢った女の子にこれまで3年間ずっと恋をしていた。

 

出会ってすぐに関係は持って、そこから定期的に会っていた。仕事で忙しいフリをして他の女の子ともたくさん遊んでいた。

別に付き合っていたわけではなかったので、悪いことをしていたわけでもないのだが、ある日それがバレてしまい、結果そこから相手の中でも遊びなんだなという気持ちになって、付き合いたいという気持ちはなくなっていったらしい。

なので、私は私でちゃんとした人を探さないとなと行動し、そして見事彼氏ができた。そうして会えなくなってしまった。

 

会えなくなってから初めて自分はその子のことがめちゃくちゃ好きだったことに気がついた。

仕事も一週間くらい休んだ。こんなにも自分恋愛メンタルを左右される人間だなんて知らなかった。

しかしもう後の祭りコロナタイミングもあってかしばらく連絡も取らないでいた。

そしてほとぼりが冷めた頃に連絡をしてみると、ご飯にいくのはOKをもらった。普通にご飯に行くだけだよという念押しを添えて。そして本当に何もなかった。その後も何回かご飯には行っていたが、一度たりとてなにもなかった。むしろそういう彼氏大事にするその子のことは、ますます好きになるところしかなかった。でもそれだけで幸せだった。もしいつか彼氏と別れたら今度はちゃんと付き合えるかもという淡い期待を持っていたこともあり、この関係をほそぼそと続けようと思った。その矢先、彼氏LINEを見られてしまい、もう会えないと言われた。

 

本当にやましいことがないゆえに特に隠すこともしていなかったので、ひょんなことから発覚し、彼氏から咎めを食らって流石に会うのは禁止とのお達しが渡ったという次第だ。

会えない宣言をされてから気持ちはずっとその子にあり、どれだけの女の子を抱いても、いつもどこかでその子のことを考えていた。

彼氏と別れてくれるという一縷の希望にかけて何ヶ月かに1回ジャブを入れてみた。

しかし一向に分かれる気配はないどころか、同棲まで始めるという。

同棲までしようという女の子に、この一人の女の子にずっと固執し続けて連絡をし続けるのは良くないし、何よりそんな自分ダサいなと思い、もう連絡できないようにブロックしてねというお願いをした。その代わりもし結婚するか、別れたら教えてねとだけ言って。

たぶん別れたら本当に連絡をくれるんだろうなという期待はあった。そういう子だった。

からそういう約束をしておいて、自分からはその子のことは忘れようと思った。その間に仕事に集中しようと。あるいは別の大事にしたいと思える女の子出会うかもしれないし。

 

そう思って2年間が経過した。結果としては、ただの一日たりともその子のことを忘れることはできなかった。

あれからたくさんの女の子には出会ったが、その子を忘れられるような子はついぞ今日まで現れなかった。

結婚したらちゃんと教えてくれるような子だから、連絡がないってことはまだ結婚していないんだ。そんな都合のいい期待だけを目の前の女の子を好きにならないでいる理由に使っていた。付き合ってすらいないし、たかだか数ヶ月くらいの関係しかないその子のことを、うちのパパはすごいんだぞーと親の威をかる子供のごとく、大人になってもあと1点だけ足りず不合格になった大学のことを自慢気にひけらかすかのごとく、目の前の女の子否定する材料として使っていた。

でもいつか、でもいつか別れたよっていう連絡が来るかもしれないからと、負けが込んで来ているのに最後大穴を当てれば全部チャラにできると信じてもう引くに引けなくなったギャンブル中毒者のそれと変わりがなかった。

でも当たりは入っている。自分がそれを引けるかどうかは置いておいて、当たりが入っていることだけは確か。いや、入っているはず。本当に入ってるかどうかはわからないけど、入っているかもしれない。というよりも入っていてほしい。入っていてくれないと困る。

当たりが入っていないことが証明されていない以上、期待値は0にはならない。それだけが自分支配していて、そうして2年が経った。

 

 

先日、ふとその子LINE確認してみると、ブロックが解除されていた。

ちょうどW杯日本クロアチアに前半で1点をリードしていたときだった。このまま守りきれば史上初のベスト8入りという試合だった。

見た瞬間からずっと心拍数が上がっていた。もしかしたらサッカーの熱とごっちゃになっているのかもしれないと思ったが、日本が負けてもなお自分感情は大きく大きくポジティブに傾いていた。

 

ブロック解除と共に相手からメッセージが来ないのはどうしてだろう?と考えたが、そこはポジティブ解釈した。

まりはこうだ。彼氏とは別れたけど、別れたよーって連絡したときこちらに彼女がいたら傷心の中さらちょっと落ち込むことになると。告白してないのになんか勝手に振られたみたいな気持ちになるのは嫌だなと。だから解除はしたけど、あっちから連絡あるまではこちからは連絡はしないでおこうと。

これしかないなと思った。

からちょっとしてから自分から連絡してみるのがいいかなと。

 

そして満を持して連絡をしてみた。

結果としては、もう結婚していた。しかも2年も前に。

とっくの昔に宝箱は空だったんだ。

ずっと眺め続けてきた宝箱は空だった。

しかもうまく行ってないというわけでもなく、むしろ旦那さんのことは大好きなようだった。

ここにきてようやっと初めて諦めることができそうになった。忘れるように前を向けそうな気がしてきた。

何を思い立ってこのタイミングで解除したのかはわからないけど、でもそれを知れたことで次に進めそうな気がしてきた。

今に向き合っていかないといけないとようやく踏ん切りをつけることができた。

本当にありがとう

 

もう虎視眈々と別れるのを待っているとかそういう気持ちは一切なくなった。

ただただその子には幸せになってほしいし、ずっと大事にされてほしいと本当に思う。

いい子という言葉では形容しきれないくらいのいい子だから、その子とりまくすべてが幸せであってほしいなと思う。

自分本意な生き方をしてきた自分他人幸せをここまで切に願う気持ちが芽生えるなんて知らなかった。

思い出としてこの先消えることはないとは思うけど、その子出会たことで結果今の自分幸せがあると、そう思える人生を作っていかなきゃなと今日決意を新たにした。

今まで本当にありがとう。あと結婚したことを教えてくれてありがとう

私は私でがんばります。お互いいい人生しましょう。

 

 

 

 

最後に、もし曲がり間違ってこれがバズってしまっても多分その子の目にとまることはないだろうと思う。

もも旦那さんの目は止まって、もしかして?って思ってもそっとしておいてほしいです。

の子あなたのことがすごく大好きだし、あなた大事にし続けてくれる限り、自分含め他の人に目がいくことはないと思いますし。それは本人が一番わかっていることだと思います

この先ずっと大事にしてください。悲しませるようなことはしないでください。

 

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