2018-09-02

夏休み自由研究について思ったこ

夏休み自由研究

基本的には何をやっても良く、時折とんでもない研究作品が出る事も多々あるが

そもそもまともに自分で考えて出来る子供など殆どいないため、大体は親がその大半を担わなければならない

はっきり言って、何の意味があるのだろうと子供の頃は考えていた

大人になり社会人となり、様々経験を得た今、個人的夏休み自由研究目的とは何かを考えて、至った結論を持論としてまとめようと思う

まず最初結論を書くが、夏休み自由研究の在り方や目的は『結果』よりも『過程』が最も重視されるものであると考えている

そもそも小学生が行える自由研究の結果などたかが知れている

時折凄まじく、大人でも唸るような自由研究が生まれてくるが、それはよほどの熱意を持ち元々の蓄積が無ければ出来得るものでは到底無いし、普通小学生に求めるのは酷な話だ

そもそも大学生であっても、そんなもの卒業レポートとして提出レベルになってくる

小中学生が成せるものでは無い

そして『過程』を重視するのであるのならば、テーマは何でもいいのではないかと思う様に至った

正直、ここから先はかなり個人的意見にはなるので、一般感覚とは少し離れるだろうしこうしたものは認めないという人も多いだろう

だがしかし、飽く迄も『自由』な『研究』という名目なので、悪いことをしないのならば基本は何をしても良いと私は解釈する

さて、前置きをした所で

自由研究を進めるにあたり、最も悩むのがテーマ設定だろう

何を調べるのか、これが定まらないのであれば自由研究など進まない

そもそも子供主体性を伸ばしたいという様な思惑も含まれるだろう事は自由研究という名前からして感じるのだ

ならば私は『その子が、今最も好きな事、好きな物に対して調べさせる』のはどうかと思う

そんなことは言われなくても、誰もが分かっているだろう

だが、好きなことが分からない子が大体だろう

から、なんでもいいのだ

の子が、今一番ハマっている事を言わせて見ると良い

スポーツでも良い、料理でも良い、TV番組でも、youtuber作品でも、ゲームでもアニメでも良い

なんでもいいから、今1つ好きな物を言わせてみよう

その好きな事に対して、なんでもいいから調べてみるのだ

例えばスポーツで、野球が好きならば、変化球の投げ方を研究したとして毎日ボールを投げてみて、どうすればどう動くのか書きだしてみれば良い

最後自分感想を入れて締め括ればそれで立派な自由研究ではないだろうか

やるのが好きではなく見るのが好きなであるなら、甲子園などの試合を見て、試合ごとに自分解釈を乗せて書いていけば面白いだろう

歴史を調べて年代順に並べてもそれはそれで研究

本を読むのが好きなら、作品ごとに考察を入れて、この時登場人物がどんなことを考えていたのか考えてまとめてみたらどうだろう

読書感想文と似ているが、形式に囚われず好き勝手に考えて書き出すのだ

いっそ自分小説漫画を1つ書いて完成させるくらいしても良いだろう

アニメも同様だ、1つの作品を一通り見て、それについて感想を述べるというのも面白いのではないか

アニメ放送されている『はたらく細胞』を見て、各細胞の働きをまとめるという発展だってあり得る

個人的にこれはどうか、と思うのがゲームについてた

まず、ゲームというと大半の大人が顔をしかめる

だが私はそれでもいいと思える

例えばだ、対戦型ゲームなどで、それぞれのキャラクターの戦法を調べるなど面白い自分は感じる

wikiに乗っていたとしても、自分で調べてまとめるというのは、十分に研究の1つだろう

実際にそれを自分プレイして、思ったことを感想として書き込む

全部は無理ならば、いくつか絞ってそこに焦点を当てるなどすれば良い、そしてやりこむのだ

RPGであっても、どうすれば効率よく進められるか、レベル上げに適したところはどこか、この敵はどんな戦法が効くのか

wikiで調べてまとめるなり、逆にwikiに一切頼らずクリアしてみるなり、要は何をやったか一々書き出すのだ

wikiではこう書いてあった、でも自分でやってみてどう思ったか書いてみれば凄く頑張ってる感じもする


対象ゲームだが、しか自由研究なのだ

自分が調べたいと思った事柄を、自分がやりたいように調べる、あるいは作る

それをまとめて1つの成果として完成させる、十分ではなかろうか

このように、自分の好きなことを1つ、なんでもいいから言わせて見て、それに対して何か調べさせるといのが大事なのではい

対象が何であれ、調べる、実際にやってみる、形にしてみるという『成果』が得られる

こういった経験は、社会に出ても絶対に役に立つを私は思う

というのも社会に出て大事なのはトライアンドエラーなど実際にやってみる、そして自分なりに考える、だと思うのだ

現状を分析し、あらゆる角度からアプローチをし、少しずつ条件をかえて進める

興味がある事柄に関してまず調べる、調べたうえで考える、立派な研究ではないか

そうやって改善していくのだ

冒頭でも語ったが、小学生などが出来る自由研究なぞたかが知れている

しかしそれを毎年繰り返していけば、年齢が上がるにつれ質は上がっていくのではと私は思う

経験を積むという意味では十分な成果が得られる



これが私が夏休み自由研究というものについて考えて至った持論だ

正直、実際に行うにはかなり反発があるだろう

特にゲームに関して調べましたと言えば、中身も見ずに激高する教師が多数いるのはまず間違いない

これらの研究結果という代物を受け止め、そのうえでアドバイスが出来る教師の度量なども必須になってくる

やり方も分からテーマも決まらず、ただ自由研究をやれと言われてぶん投げられるより、好きな物に関して調べてこいと言った方が確実にやる気が高まる

ゲームから駄目だ、などと言われず、ゲームでも良いとすれば視野も広がる

可能であれば、夏休み前などに教師などの大人がある程度誘導してやるのが好ましいのだが

好きなことを聞き出し、そのうえでどんなことをやらせればいいか、など

勿論全く興味がない物を押し付けたのでは、まず子供絶対にやらないと断言できる

結果、夏休み終了直前に嘆くのだ

まあ、子供の興味などコロコロ変わるので、始まる頃には飽きて結局終了直後に嘆く子も多いだろうが

もちろん、既存自由研究の様なテーマを行うのもそれはそれで良いだろう

自由研究キットを買ってやってみるというのも否定はしないし、実際にやってみるという成果が得られるのだ

だが、結局やらされてる感がある物よりは、自分好きな物としてやらせる方が記憶にも残るしやる気も出ると私は考えている


……因みに、今の私がこれらの前提で自由研究を行うとするのなら

今私は、ドールズフロントランというゲームはまっている

元々銃器類が好きなのもあるので、この際だからと各国の銃器歴史年代別に書き出して、どう進化していったのか表にまとめていくのも面白いなと感じている

大半がwikiなどに乗っているが、それを年代別に並べて見やすくするのだ

そして各銃の読み方、性能、仕様する弾丸なども併記していく

これはこれで中々いい自由研究になるのではないだろうか

まあ、今となってはそんな時間はあまりないのだが

  • 自由研究って、最初からそういうものだからご安心を。

    • 最初からそう言うもの うんそうだよ でも、それを理解してる人どれだけ居るの? っていう話

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