2014-07-24

浄霊してもらった話

今日浄霊してもらった。

知人と私で京都とある霊能力者のところに行ってきた。

知人も私もそっちの感性皆無。知人のブログを通じての縁。その霊能力者の先生ブログを書いてて、知人が、

「この人おもしろそうだぞ」と。試しに行ってみっかー、と。

私は「そんなもん(幽霊とか)いない!」みたいな完全否定派でもなく、かといって、そういうのを感じた経験も一切ないので、スタンスとしては、「わりとどうでもいい」だった。関係ない、みたいな。

最寄の駅に着くと、50代半ばの、白髪眼鏡紳士おっさんが迎えに来てくれた。京都弁フランクな、サラリーマンしか見えないおっさんスラックスポロシャツ

自宅でやってるらしく、15分ほど炎天下の中歩く。家は、なんというか、まるで生活感・生活臭の感じられない不思議な家だった。あと、玄関先とかによくある盛り塩がなかった。

霊能力者の先生(以下、先生)はどういう人か。

彼は小さいときから能力があったらしい。「生まれてくる前は綺麗な世界だったのに、この世はなんか暗いなあ」とか言って両親を困惑させたりしたという。また、色々「見えてた」という。中でも面白かったのは、他の「見える」ものとは何か違うものが見えていたこと。「ゴリラみたいなのが見えてた」と。ずうっとそのゴリラ的なのが不思議だったが、大人になり会社員になってから、あるつてで霊能力者(先生師匠となる人)に出会う。その師匠に、「その変なゴリラ不動明王様だ」と指摘を受ける。また、「龍神も守護してるよ」と言われる。その師匠に、「お不動様&龍神様がバックにいるんだから、のちのちは私と同じ職業になるねwww」とも言われる。

先生曰く、先生自身は、「そういう『神の眷属』の道具」であり、「彼らのロボット」なんだとか。

師匠弟子入りして能力を磨き、脱サラ。そのあたりから透視霊視のことだと思う)→浄霊除霊ではなく、昇天させる)ができるようになる。

二階の部屋に上がる。五段のデカ神棚以外簡素すぎる室内。テーブルに知人と私、対面して先生

先生仕事着に着替える。紺色の作務衣。首に、坊さんが掛けるような模様入りのやつ。手に長い茶色数珠




以下、浄霊タイム

名前と生年月日をきかれる。先生ノート縦書きで書く。

何をするかと思ったら、右手の指でやたらノートに書いた名前をさする。この時点でもう「あーなるほどね」的な感じの先生さらに画数も見る。それは意外だった。(ちなみに知人の画数は完璧で、しかも霊的にも何にも問題なし、とのことだった)

自分のこと以外でなんかある?」とのことだったので、自宅について見てもらう。先生、住所をノートに書く。さする。

遠距離もできるらしい。ただし効果半減とのこと。

先生、テーブルを移動し、デラックス神棚の前へ。私そのまま。

最初に自宅。

先生神棚に向かいなにやらぶつぶつ言う。あまり聞き取れなかったが、なんとなくこんな感じだった。

先生岐阜県〇○群〇○についてであります・・・不動明王・・・神様・・・なんちゃらかんちゃら・・・・」

数珠をこねこねする。

実家には特になんかあるわけではないらしい。が、「暗い」「若干淀んでる」とのこと。なので、「空気入れ替えまめにしてね」と。

次は私本人。

知人はオールクリアだったが、私には「憑いてる」とのこと。

同じようにお不動様と龍神様に呼びかける。今度は数珠先生自身の胸にバシバシ当てる。さら背中にもバシバシ当てる。3~5分ほどそれを眺める。で、浄霊、つまり憑いてたやつの昇天成仏?)終了。

私は特になんにも感じない。喫茶店で冷たいコーヒー飲みたいなあと思ってた。

先生曰く、憑いてたのは江戸時代あたりの女の不成仏霊(40歳くらい)だと。

結構長い間私に憑いていたと。そんで、私の生命エネルギーをちゅうちゅう吸ってたと。そりゃしんどーなるわ、と。でももう昇天させたので、これからは元気いっぱいになる、と。あと、私はごくごく弱い霊媒体質だと。

今後そういうのを遠ざけるには何したらいいかと聞いたら、「とにかく汗をかくこと!(循環・新陳代謝よくする意味で)」と言われた。「サウナは?」と聴いたら、「サウナサウナ・・・」と、ちょっと微妙な顔された。運動ですかそうですか。あとは、「よくわからないお地蔵さんとか微妙神社とか祠とかに絶対に手を合わしたらあかん」と。他には他には?としつこく聞くと、「それ以外別にない」とのこと。ただ、「源泉かけ流しにかぎり温泉はいいよ」とのこと。下呂温泉あかんらしい。まじか。

その後しばし雑談。色々聴いてみたことを箇条書きに。

・一番エライのは大日如来。他のはその使役

神社でするお祓いほとんど意味なし。

・極々まれに力を持った神官さんいるが、ほとんどいない。

メンタルの病の7割方は霊障ガチは三割くらい

医者特に精神科医の人は強くないとやられる。気付いてないけどすごいのを背負ってたりするらしい。

仕事対象は、「憑りついた不成仏霊」「邪気」「因縁」のみっつ。

・「邪気」とは、妬みや恨みとかの、その人に向けられた負の感情

・「因縁」とは、先祖やらかしたことの報いみたいな。先祖武士だった人に多いらしい。これが一番難儀らしい。

あの世は霊の格?みたいなので完全序列社会格差社会

・この世は、霊格の高低色んな人がいる。神レベルの人からしょうもないのまでピンキリでごちゃまぜ。

・だからこそ面白い、とのこと。あの世に行ったら同レベルのとしか関われないとのこと。

・この世は悟りを開くための修行の場。

死ぬ前一週間くらいにお迎えがくるらしい。

自殺場合はこない。むしろ厳罰喰らうらしい。成仏できずさまよったり?する。

成仏できても、向こうの序列で最下級。

木村藤子という人はガチ。ただ、客が殺到しすぎて力が弱まってるらしい。

・「生霊」というのはない。というか、それは「邪気」のことらしい。(生きてる人が憑りつくとかはないということ)

・「なんか知らんけど自分が元気になる場所」こそがパワースポット。有名所が自分に合うとは限らない。

はっきり言って今一つ実感はないのですが、「霊能師」という人に初めて対面したので、面白かった。

もともとこの世界もわからないことの方が多いと思ってるので、話が興味深く、有意義時間を過ごせた。

とりあえず色んな意味運動だ。運動しよ。

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