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2007-02-08

日本科学技術が振興しないのは**が無いせいである

圧力団体がないから科学者技術者たちがワリをくうのだ、という説があります。

http://d.hatena.ne.jp/sivad/20070129#p1

では圧力団体があれば科学者技術者たちは報われるのか、という疑問は明らかにされていません。

おそらく、圧力団体があっても事情は変わらないでしょう。なぜなら、圧力団体が圧力をもてないからです。

圧力を持つためには利権が必要です。しかし科学者技術者が一体どのような利権を持っていますか。

みな結局サラリーマンです。プロフェッショナルではありません。

フリードマンの説を俟つまでもなく、全ての人間活動は価格論に内部化されなくてはなりません。

要するに、市場経済が全てを決めます。

市場は既に存在する物の価格を調整することは可能です。

しかし、新技術が勃興してくるためにはその市場の外に出ることが必要です。

市場の外には一体何が広がっているのでしょうか。無です。

誰も無に金を投入しようとはしません。ある一群の人間たちを除いては。

軍人たちです。

軍人たちは、常に、「完全に新しい技術」を必要としてきました。

石器・金属器に始まり、狼煙、火薬、馬術、造船、航空機化学、微生物医学、核物理学無線通信電子工学、宇宙工学、そして、情報工学に到るまで、すべて、すべての発展には、ただ、敵を殺す、そのためだけに、無尽蔵に資源が投入されてきました。

日本経済発展をもたらしたといえる科学技術レベルの高さは何だったのでしょうか。

どうして、ホンダは、トヨタは、ソニーは、戦後、世界で伍していくことができたのでしょうか。

それらの会社の勃興期の技術者たちの出自を考えてもよいのではないですか。

自動車を開発したエンジニアたちは、戦中、戦闘機を作っていたと聞きます。

腕の立つ無線技師たちを擁していたのもまた軍でした。

サイエンスをするには世の中が平和でなければならない。

http://nosumi.exblog.jp/3973705

そんなことはありません。サイエンスを推し進めながら同時に戦争を推し進めている国がございます。

次に五稜郭軍人たちが発展させようとしているのはなんでしょうか。脳神経科学でもやろうとしてんじゃないですか。

2007-01-30

なんで下請け構造がもてはやされるかっていうと

単純に値下げ圧力があるからだね。

内部製作にすると製作に必要な人間を常備しなきゃいけないから人件費が増大する。

人件費=原価の業界ではコスト削減には要らない人間を自由にクビにできる(雇用流動性)必要がある。

日本労働法制下ではレイオフは簡単にできないから

下請け構造を利用して雇用流動性を確保するというのが常態化している。

仕事が発生したときに社員を増やすのでなく、下請けを取り込むことで処理能力を補填するわけ。仕事が終われば下請けを切り離すだけで済む。

 

ただ、下請けに外注するようになると品質の制御が難しくなる。発注側の見てないところで作るわけだから。

品質チェックを厳密にすればいいのだけど、チェックだってコストは掛かるので限界はある。

だから有る程度下請けを信用するしかないわけだけど、その信頼関係確立されてるかっていうとこれがかなり怪しい。

下請け構造は基本的に上位についた側が力関係でも上になるので、条件交渉では発注寄りのほうが有利、というか決定権はほぼ発注側にある。

 

ここで発注側が下請けを「パートナー」と見るか「奴隷」と見るかで条件設定が変わる。

 

パートナー」であれば品質は要求するけれども、要求をクリアすれば許容する範囲内で相応の報酬をを与える。アメとムチを程よく使い分ける。

奴隷」には要求は際限なく、報酬は死なない程度に与えればいい。もし死にそうになったら捨ててしまえばいい。ムチムチだ。

 

奴隷は追い詰められて死の間際になれば暴動(モラルハザード)を起こす。そうしなければ生きていけないからだ。暴動が飛び火して発注側の信用(ブランド)を傷つけることもある。

 

あなたの会社の外注先は「パートナー」ですか?それとも「奴隷」ですか?

奴隷」を飼っているならそのリスクも覚悟しておきましょう。

http://anond.hatelabo.jp/20070130015714

税金無駄遣いと財政赤字は別問題

http://anond.hatelabo.jp/20070128232347

問題はその発行済みの国債をなにに消費したのか?ってことじゃないの。

人口が減るのに道路だけつくっても将来においては恩恵にはならないでしょ?

道路資産とするならば国債は将来に対する債務以外のなにものでもないじゃない。

国債を発行して内部保留しているならまだしも、現段階の国の運営費として雲散霧消つかいこんじゃってるんだから「家庭内で貸し借りだから大丈夫!」という論理じゃなくって、「給料の前借りして生活費に当ててます。

」っていう状態じゃない?将来の自分を担保にしてさ。

財源が国債でなくても必要でないものなら恩恵はないはずで問題は財政赤字じゃなくて使い道ってことでは?財政赤字=無駄使い見たいな煽りがよくあるけど、今の財政赤字は歳出増加より税収減少が主因だし、使い道に不満があるなら、増税して黒字にしても使い道が変わらないなら結局財政再建したところで何の解決にもならない。

それに国債を財源として何かに使っても社会全体ではお金雲散霧消するわけじゃない。夫婦間で貸し借りした金を家庭内で使ったところで子供は何も困らない。夫から徴収した金を夫にはらって家事をしてもらうのと夫から借りた金を夫に払って家事をしてもらうのを比べた場合後者だけ将来の子供の負担が増えるという風にみなすのはおかしいでしょ。親の資産子供が引き継ぐんだから。

財政問題家族にたとえておかしくなるのはたいてい貸し借りや売り買いの片方だけ家族内でやってるから。両方を家庭内でやらないと正しい比喩にならない。家庭内で貸し借りしたカネを家庭内で使ってあとで家庭内から集めて返す、子供は債権と債務の両方を引き継ぐという風に考えるべき。

2007-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20070129012834

しんだそのあとで

腐敗する前に火葬して貰う事が、私の一番最後のお願いです。

そりゃ普通じゃないですか。

ただし、アイバンクに登録しておいて、自分が亡くなった際に角膜を保存し、これを移植されることでのみ視力が回復できる人のために役立てるという事はできる。(その際、近眼でも構わない)
財団法人・日本アイバンク協会

その他でも、「臓器提供意思表示カード」(リンク先は日本臓器移植ネットワークホームページ)というものがあったりする。死後(脳死後も含む)他人への臓器移植希望する・もしくはしないといった意思表示をするためのカードなので、「希望しない」ことを示すために持つのもよいだろう。

ほかにも例えば残された遺品のうち、『オタク趣味』のきついものの処分方法に関しては、コレクション性があるものは、できれば散逸を防ぐために、まとめた状態で“理解のある人”のところに引き取ってもらうのがいいだろうし、女性なら亡くなった当人の体面を壊さないためにも、「やおい同人の類いは家族に見つかる前友人たちに速やかに回収してもらうのがベターであろうと思われる。

あと問題となるのが、たとえば日ごろ使用しているパソコンHDDの中身に関してである。パソコンを一定の期間使用せずにいた場合に、次に立ち上げた場合に特定のフォルダ内部削除し、デスクトップ上に“遺言メッセージを表示するという機能のソフト・『死後の世界』というものがある。絵・ないし実写等のエロ画像パソコン内に溜め込んでいるような人は、ぜひ導入をお勧めしたい。

http://anond.hatelabo.jp/20070129003317

冷戦の終結とともに左翼の凋落は始まった。既に右翼左翼の対立などありはしない。

現実的には中国の台頭が極東アジアの政情を不安にさせる。

中国自体の内部矛盾は政情不安をもたらし近代化は資源確保をめぐり周辺国に軋轢をもたらすだろう。

今求められているのは日本として有事にどう対応するか。

国内の売国勢力に対してどう対処するかだろう。

国内の貧困層の不満を民族主義で解消するというのはどこの国(特に特亜では)でも良くやる手ではないか。

2007-01-28

日本は財政危機でないかもしれないが財政危機は充分ありえる

http://anond.hatelabo.jp/20070128183525

問題はその発行済みの国債をなにに消費したのか?ってことじゃないの。

人口が減るのに道路だけつくっても将来においては恩恵にはならないでしょ?

道路資産とするならば国債は将来に対する債務以外のなにものでもないじゃない。

国債を発行して内部保留しているならまだしも、現段階の国の運営費として雲散霧消つかいこんじゃってるんだから「家庭内で貸し借りだから大丈夫!」という論理じゃなくって、「給料の前借りして生活費に当ててます。

」っていう状態じゃない?将来の自分を担保にしてさ。

日本はさておき対外債務だらけの米国国債の8兆ドルはどう説明するさ?

これも大丈夫かな?

アメリカ飛んだら日本も飛びそうだけど。

日本財政危機でない

http://anond.hatelabo.jp/20070128093015

http://anond.hatelabo.jp/20070128032242

国民が選んだ少子化という方向を受け止めて、それでもいろいろうまくいくように制度を考えるのがあんたらの仕事だろうが。

以前の財務大臣である谷垣さんが言っていたが、そうなると消費税率は20%くらい・相続税も大幅に上げないと、おそらく日本はやっていけないだろうと思われる。

むろん、そんな発表馬鹿正直にしてしまえば、自民選挙には勝てないので、税務対策としてはだましだまし行くしかない。

日本借金時計』を見てると、国としての日本経済状況は破綻どころか、すでに思いっきり崩壊しまくっている事ということがわかる。

借金時計なんか鵜呑みにしたら駄目だろ、常識的に考えて。

誰が貸してるかも考えないと。9割以上国内から借りてる上に6割は公的部門が貸してる。つまり、日本国借金のうち6割は政府内部での貸し借りで3割は国内の民間から借りてる。数%ぐらい海外から借りてるが日本外国に貸してる額のほうが圧倒的に多いので問題ない。夫婦間でカネの貸し借りをした場合、いくら利子が高かろうが額が多かろうが債務と債権の両方を引き継ぐ子供の負担が増えるはずがない。ほぼ国内での貸し借りなのでいくら急激に少子化人口減少が進もうが財政破綻はない。極論を言えば子供がいなくても今この瞬間日本人が地上から一人残らず消え去っても破綻はない。借りた人も貸した人もいなくなるんだから。

国債というのは貸してる側にとっては資産借金を返せば返すほど預金という資産が減っていく。民間企業が返済しまくるような状況で国まで返しまくってたら国全体としては物凄い勢いで預金がへってしまう。企業や個人がいくら売買をしたところで各口座の預金額が増減しても社会全体では増えたり減ったりすることはない。銀行が誰かに貸したとき発生して、返されればなくなる。

金本位制のころは中央銀行バランスシートにはゴールドが積み上がっててそれが貨幣量を制約してたが、今では国債になってる。いわば国債本位制。国債残高を減らすのはデフレ不況を引き起こしかねないので、とても危険なこと。

http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/futuunokaiwa3.htm

07.01.26 ★ユダヤ人痴漢冤罪の関係

お父さん、手鏡教授、ついに保釈されて出てきたね。またやるんじゃないの?

ああ、また、やったことにされるんだろうな。

え?

あの痴漢裁判は、ウォール街ユダヤ人主催している裁判だ。そのくらいのことは、わかるよな。

わからん。だって、痴漢ユダヤと関係ないじゃん。

お前も、まだ、なにもわかってないな。マスコミ風情に騙されてどうするんだ。そこまで知能低かったか?

げ。だって、世の中じゃ、みんな教授性癖病気だから仕方ないって......それに、教授は出てきたけど、「これは陰謀だ!」とか「嵌められた!」とか一言も言ってないし。

あのさ、この事件を解析すると、日本の構造がよく判るよ。教授は裏社会連中にきっちり嵌められたけど、まだ、自分がなにをどうされたのか、判ってないようだ。おまえもだけどな。

う??オヤジ、判らん。降参だ。

よし。じゃ、ヨン様大好きオバサンでも判るように解説しようか。あのさ、教授拘留が130日に及んだこと、極めて異常な事態なんだよ。女子高生のお尻触ってもいないのに、130日。よしんば触ったとしても、130日はどう考えても異常だ。しかも、東京地検教授保釈キチガイのように抵抗した。保釈して外に出れば、第三者と接触できる。このインチキ事件の背後関係を第三者に喋られるのを恐れたんだろう。

だれが?

権力がだ。東京地検は、ウォール街ユダヤ人のために、教授を130日間拘留し、家宅捜索してパソコンを押収したんだ。教授が誰と情報を共有しているのか、血眼になって調べまくったんだ。教授痴漢冤罪は、裏権力が仕組んだ猿芝居だ。裏権力は、教授の口をどうしても封じたかった。

口封じって............教授経済学者じゃん。一体なにを?...........

あのさ、教授逮捕される前になにを言っていたか知ってるか?

あーそういえば、「りそな銀行」がどうのこうのいってたよね。

それだ。小泉政権時代、りそな倒産しそうになったよな。あの時、小泉・竹中はりそなを冷たく突き放して、「倒産容認」みたいな発言をした。おかげでりそなはマジに倒産しそうになって、株価は思いっきり下落した。その株を底値で買い漁った連中がいる。ウォール街コーエンさんやら、なんとかバーグさんとか、かんとかシュタインさんたちだ。ユダヤ融資本ってやつだ。親分はロックフェラーだ。

う、インサイダー取引

で、小泉たちは最後の最後になって、りそなを公的に救済することを発表した。これで、りそな株価は大反騰した。底値で買ったなんとかバーグさんたちは、ぼろぼろに儲けまくった。最初から公的救済が入ると判っていれば、底値で買い漁る。確実に儲かる。ユダヤさんたちの取引に便乗して儲けた勝共議員政権関係者もたくさんいたはずだ。発覚すれば、大スキャンダルになるし、日本の支配構造も露呈してしまう。教授は、この巨大なインサイダー取引疑惑を追及しようとした。証券取引等監視委員会が調査に動くべきだとテレビ番組でも指摘した。

だから、痴漢をしたことにされて、口封じされちゃったわけか。でも、警察検察が、裏権力の利益のために動員されてるって、にわかには信じがたいよ。そこまで司法が腐ってるなんて。

腐ってるよ。腐臭プンプンだよ。警視庁神奈川県警は創価警官の巣窟だ。警察内部の創価組織教授を嵌めるチームを組織し、シナリオどおり、教授を陥れた。教授逮捕時、酩酊状態だったという。そういう状態には、酒を飲んでもなるが、酒に薬物がはいっていてもなる。ワインハルシオンでも入れられたら、もう、意識がなくなってしまう。気がついたら痴漢に仕立て上げられているというわけだ。

でも、なんで、創価がユダヤ権力の片棒を担ぐの?

だから、日本という国が、朝鮮半島勢力を介して、ウォール街ユダヤ権力の間接支配を受けているってのは、もうわかったろ?日本政権与党は、朝鮮半島宗教統一教会の支配する自民党と、朝鮮半島宗教創価学会の支配する公明党の連立だ。統一も創価も、ユダヤ権力の手先だ。それに、東京地検こそ、ユダヤの代理人の巣窟だ。それこそ、創価検事だらけだ。東京地検は、オウム事件で裏権力のために大活躍した。覚醒剤プラントだった第七サティアンサリンプラントと偽るのに成功したし、オウムの薬物事案を異例の起訴とりさげして、オウム麻薬事業への追及を阻止したのも東京地検の功績だ。裏社会御用達司法機関ってわけだ。

でもさあ、もし、インサイダー隠しが目的なら、教授はなんでそれを声高に主張しないの?

あのさ、それを主張されたら金融悪魔さんたちや自民党森派利権議員さんたちが困るだろ?だから、口に出さないように、教授を言いふくめてるんじゃないかな。

どうやって?

あー父さんが黒幕だったらの話だが.............。まず、弁護団に、息のかかったのを送り込む。で、「裁判に関する話を外ですると保釈が取り消しになって、保釈金が没収される。」「第三者と接触するのもまずい。」と、教授を脅す。経済しかわからない教授は、恐れをなして口をつぐむ。この程度の話かもな。

うー、とことん腐ってるなー、この世の中。じゃ、この後、教授痴漢冤罪実刑判決が出て............

その次は、拘置所刑務所内部の「創価組織」の出番かもな。麻原が東京拘置所で薬物漬けで廃人にされたようなことが、また、起きるかもな。周囲の刑務職員、全員創価とかでね。

ひでー、そこまでこの国は腐ってるんですか?

はい、腐ってます。これで、日本の構造がよく判ったろ。あの、竹中とか言うヤツが議員辞職したろ。あれも、実は、この疑惑の発覚を恐れて逃亡したってことさ。

なるほど。父さん、やっと判ってきたよ。この国の腐れ具合が。

以下、参考文献

10回「失われた5年??小泉政権・負の総決算(4)」

http://web.chokugen.jp/uekusa/2006/06/10_47b9_1.html

http://www.videonews.com/on-demand/281290/000859.php

2007-01-26

脂肪という名の断熱材が標準装備されています

http://anond.hatelabo.jp/20070126152809

手があったかいのは脂肪が付きにくいから

内部熱がそこから出て行くのではないだろうか。

2007-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20070109073629

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると  改行Ver.

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。

はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。

どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。

知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。

ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償(企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。

損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。

ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。

この手の訴訟の場合被告の企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。

といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。

そんなことされたら困るよねー。

原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。

ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。

んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話。

2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。

世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなとFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehuckだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。

しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。

A4一枚分以上は紙で読みたい。

こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。

そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。

これってビジネスチャンス?ニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。

あ、ごめん妄想入った。

文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。

それこそ昨年末K-1みたいな。

お前2時間でいいじゃんみたいな。

ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。

ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。

まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。

そんな目で見ないでお願い。

それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。

終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。

挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。

切ないなぁ、ああ切ない。

大島弓子ばりに切ないよ。

伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。

大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。

昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。

あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。

なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。

しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。

非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。

あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。

PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。

しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。

皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。

ってかこれって物象化じゃないのか。

マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。

ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。

中二病といいたければ言うがいいさ。

でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。

さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。

どうせスルーされるんだろうなぁ。

ウェブで長文書いて議論してるのを見ると

いや、本人同士がそれでいいならいいんですけどね、どっちかが長文うぜーなーとか思ってたりする場合も多いわけじゃないですか。ただの野次馬である傍観者にとっては特にそうだと思うんですけど。はてブに「長い」とかコメントされてるエントリとかを想起していただけるとありがたいんですけど。どうもそういうのを見るとついついフォード・ピント事件なんかを思い出してしまうわけですよ。知らない人はググって下さいね。一応映画にもなってたりするんでお暇なら観てみるのもいいんじゃないかとオススメしますですよ、ハイ。(邦題『訴訟』原題『The Class Action』)そんなのめんどくせーよーという人の為には解説してるアドレス貼っときますね。(http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Ford_Pinto.html) んでリンク踏むのさえめんどくせーとかacドメインとか読んでもわかんねーよという先入観をお持ちのあなたの為に適当に解説しちゃいますと、フォード日本車に押され始めた時代にこれじゃいかんってわけでコンパクト・カーを売り出したの、ピントっていう。しかしまぁリーズナブルなだけあって結構売れちゃったりしたんだけども安全設計もリーズナブルだったのが問題になって訴訟起こされちゃいました。ちなみにアメリカ訴訟制度ってのはなかなか面白いもので、この手の訴訟だとあの有名な懲罰的損害賠償(企業が痛いな、と思う範囲まで賠償金額上げちゃっていいよ制度)と、Class Action 制度(同様の被害を受けた人は先人の訴訟結果にタダ乗り出来ちゃう制度、日本だと訴訟提起後結審前までは参加が許されたんだっけ、詳しくは知らないんでゴメンネ)のおかげで絶対負けられないんよね。損して得取れなんて無理無理無理無理かたつむり松下幸之助中内功ビックリな制度。ここら辺はまぁどうでもいいんで次行きますけど、訴訟開始前にディスカバリーって制度があるんですよ。この手の訴訟の場合被告の企業側に証拠ってあるもんですしね。それを原告側が請求できる制度なんですよ。といっても原告側もそんなに詳しく企業内事情を知ってるわけじゃあないんで請求内容がある程度曖昧にならざるを得ないわけでね、それを逆手に利用して、被告企業がそれこそ倉庫が一杯になる位の量の内部文書を送りつけるって行動に出るわけです。そんなことされたら困るよねー。原告側は何と言っても少数者であるわけだし、精査しようにも人件費が酷いことになっちゃうし、いかんともし難い状況になったよってお話(この先は映画見てね)。ちなみにこのテクニック割とメジャーなようで僕が講義を受けた国際取引法の先生商社出身)もやったことあるって言ってたよ。んでこれを最初の話に無理矢理つなげると、長々と文章書いて相手に対応してる人って、誠実に答えてるようでいて実は単に目晦まししてるんじゃないの?って疑問が湧いたよってお話。2chでよく言われるように3行までしか読めない、ってのは少々極端に過ぎると思うのだけれど、しかしそうそう長い文章を時間コストをかけて読めるわけではないよね、ってところはなんとなく理解してもらえるんじゃないかなぁ。世の中には楽しい事やしたい事ってのが一杯あって(セックル恋人とならタダだと思ってても多分風俗の方が安くて気持ちいいよ、次々入れ替わるから新鮮だし)とか食べ歩き(ってよりこんなところで食事してる俺/私って素敵欲望ドライブなんじゃないの)とかもっと寝たい(偽装請負ご苦労様です。所得隠ししなけりゃ設備投資費用も捻出できない世界有数の好景気大企業の下請じゃポイズン)とかデイトレード(まだやってる人いるの?)とか自己啓発はてなとFPNってこういう腐臭がするよね、どうでもいいけど。Lifehackだってw)とか宗教儀式明治天皇の声が聞こえる!!とかグーグルの狂気とか)とかさ)、ネットで議論なんてモノはそのうちの一つでしかないわけだし。しかもディスプレイとかブログっていうアーキテクチャはほんと長文読むのに適さない環境なんじゃないかとオールタイプな僕は思ってしまうわけですけども。A4一枚分以上は紙で読みたい。こういう人って結構いるんじゃないかなぁと思うわけですよ。そういう人に対して誠実にあるにはどうしたらいいのかねぇって所はこの発達した世の中でも解決されてないんじゃなかろーか。これってビジネスチャンス?ニートのボクでも起業してお金持ちになってセックル三昧(ここまでjkondo)、金で女は買えると豪語した挙句に証券取引法違反国策捜査の上つかまってあれやこれや的展開が期待できるかもーうはーすげー。あ、ごめん妄想入った。文章なんてのは長くしようとすればどこまででも長く出来るし、短くしようと思えば結構な割合で短くなるものだと思うんですよ。それこそ昨年末K-1みたいな。お前2時間でいいじゃんみたいな。ただ、短く書く時には削ぎ落とされた部分を読む側が理解してないといけないという条件は付きますが。ってことは長々と文章書いてる人ってのは読み手の力量を信用してない、ってことになるんですかね。まぁはてブ衆愚とかネットイナゴなんてのが流行ってる昨今さもありなんな発想ではあるわけですが、エントリ書く奴が偉くて読み手は衆愚だからこんなことまでわざわざ書いてやらねばならん、みたいな。そんな目で見ないでお願い。それならいっそやde√blog終風先生みたいにわからん奴はもういいよ的に放置されるほうがまだマシじゃね? ってか終風先生紫式部か。終風日記極東ブログは省略省略で貴族たり得ない衆愚である受験生を困惑させる源氏物語か。挙句にシステムスルーカですか、イナゴはイナゴらしくオマニーでも見てればいいですかそうですか。切ないなぁ、ああ切ない。大島弓子ばりに切ないよ。伝われこの思いの8頭身の心境ですよ。大体あれだ、平野啓一郎もあれだよな、『日触』しか読んだことないけど漢字難しいよな、初手からお前ら文学イナゴは寄ってくんなオーラ全開だよな。昔の日本文学読んでりゃ理解出来るとか言われてもそりゃ無理っすよ、旧字体で読んでる人っているのかね。あんなのに造詣が深いのってめっちゃレアモンスターだと思うんですけど。なんかはてな内には散見されるのが面白いといえば面白いのかもしれないが。しかしまぁあんな小難しい本読むくらいならあれだね、同じ京大出身でも森見登美彦の方が全然面白いと感じちゃうね。非モテでわーわー言ってる人は『太陽の塔』でも読むといいよ。あ、ここでいう「非モテ」っていうのはある程度の文化資本をもった、顔面や身体に不都合があったり拗れた精神構造持ってる人ね。(PCなんて気にしねぇ)だってボクの後ろでウメダモチオとかessaがグーグルとか権力論とかビジネスモデルとかを語れない期間工みたいな奴ははてなーではない、って囁いて来るんだもん。ここはてなだし仕方ないよね。しかしまぁスルーってのも寂しいもんだよね。皆が皆スルーし合って出来上がる世界ってアレだよね、なんつーかちょっとつまらんよね。ってかこれって物象化じゃないのか。マルクスの亡霊は未だ徘徊してるのか。ごめんちょっと難しい言葉使ってみたかった。中二病といいたければ言うがいいさ。でも心の隙間に大阪のおばちゃんを忘れないでいて欲しいなぁと。さてもう収拾がつかなくなったのでこの辺で終わりにするけど、長文批判のためにはじめたこのエントリがやたら長くなった事を心より詫びる。どうせスルーされるんだろうなぁ。

2007-01-07

上陸できるようになっただけでも大きいと思うけどな。

これがうまくいけば、そのうち内部ツアーみたいなのも始まるんじゃないかと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20070107182037

2007-01-06

みなさんは、「ニセブクマ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

これは、見かけはブックマークのようだけれども、実は、ブックマークとはとても言えないもののことで、「疑似ブクマ」や「似非ブクマ」などとも呼ばれます。

『そんなものがどこにあるんだ』とお思いの方も、例として、「無断リンク禁止」や、「これはひどい」などのタグを挙げれば、『ああ、そういうもののことか』と納得されるかもしれません。それとも、かえって、『え?』と驚かれるでしょうか。

例えば、皆さんもよくご存知のように、『無断リンク禁止は間違い』と盛んに言われ、ひところは大手ブックマーカーもこぞってブクマするほどのブームになりました。無断リンク禁止関連のエントリーブクマされたのは、もちろん、無断リンク禁止は間違いということに確かな裏づけがあると信じた人が多かったからでしょう。はてな界隈でも頻繁に取り上げられましたから、それを疑えという方が無理な話かもしれません。

しかし、実は、無断リンク禁止は間違いという確かな根拠は、ほぼない、といってよいのです。あのブームは、まったくの空騒ぎでした。大手ブックマーカーまでが、なぜ、その空騒ぎに乗ってしまったのか。きちんと検証しておく必要があります。

いまは、無断リンク禁止を訴える個人サイトに、人気が出てきているようです。しかし、実のところ、無断リンク禁止を訴える個人サイトブックマークをしたところで、せいぜいお守り程度の効果しか期待できません。

いま、このような、ブクマのようでブクマではない、「ニセブクマ」が蔓延しています。

こういった「ニセブクマ」のなかに、個人攻撃や晒し上げに関わるものがあります。その話をしたいと思います。

よく知られている例の一つは、『無断リンクは禁止します』とくりかえすいわゆる「tinycafe=Yoko」へのブクマです。しかし、このブクマに、科学的に信頼しうる有益性はないのです。その意味で、これもまた「ニセブクマ」です。

もちろん、tinycafe=Yokoの行動にもそれなりの問題性がありますから、ネットマナー形成に影響することはあるでしょう。しかし、それだけなら、はてブの一部のブックマーカー2ちゃんねるの利用者などでも同じです。その行動をブクマすることとは、まったく別の話なのです。

ところが、このブクマは、はてブ関係者に広く受け入れられています。全国各地で、有力ブックマーカーや小規模ブックマーカーブクマがなされているようです。

もちろん、tinycafeはてなを訴えるとか消し去るとかいうので困っているというはてなユーザーは多いでしょうし、はてなブックマーカーもそういう風潮を何とかしたいと思っているのでしょう。

そういうみなさんにとって、tinycafeへのブクマが一見、福音に思えたことは分かりますが、効果のないものに飛びついても、仕方がありません。

そもそも、無断リンク禁止などtinycafeの問題行動を何とかしたいというのは、ブクマの問題ではなく、tinycafeとの対話の問題だったはずです。tinycafeが四六時中問題行動をして困ると考えるなら、やめるようにきちんと対話するべきでしょう。問題の処理をブクマに求めようとしてはいけません。

もう一つ、今度は、タグにまつわる奇妙な説を紹介しましょう。

エントリーに「これはすごい」とタグをつけると、質の高いブログができ、「これはひどい」とタグをつけると、質の高いブログができないというのです。

ブログというのは個人サイトの一種ですから、これは、タグの良し悪しがサイトの内容に影響を与えるという主張です。しかし、もちろん、そんな馬鹿なことはありません。

ブロガーは、ただの人間です。ブクマをいちいちチェックする暇もなければ、はてブコメント意味を確認する手立てありません。『ブログブクマタグに影響される』など、いい大人が信じるような話ではなかったはずです。ところが、これが広く信じられています。『「これはすごい」はリファラーのないブログにも伝わるほど良いタグだ』といわれると、それだけで、『便利な機能』だと思い込んでしまう人は、意外に多いらしいのです。

これらのタグが、いくつものブックマーカーによって、当然のように使われていることが問題になっています。すばらしいエントリを広めるのに、格好のタグと思われたようです。

しかし、本当にそうでしょうか。

このタグは、たくさんの問題をはらんでいます。

まず第一に、明らかに科学的に誤っています。ブログコメント欄炎上が言われる今、アクセス解析常識だからといって、ここまではてブ内部タグを、外部にも伝わるタグであるかのように考えていいはずがありません。

しかし、それ以上に問題なのは、ブログへのコメントの代わりを、ブクマタグというまったく別のものに求めようとしていることです。

タグは、ブックマークの分類の手段ですし、ブックマーカー同士のコミュニケーションの手段ですから、その使い方は、あくまでも、ブックマーカーが自分の頭で考えなくてはならないはずです。「これはすごい」はどんな状況下でもいい言葉なのか。それを考えてみれば、この話のおかしさは分かるはずです。

tinycafe」が対話の手段をブクマに求めるものだったのと同様、ここでは、コメントの代わりをブクマに求めようとしています。それはブクマに対して多くを求め過ぎです。

対話もコメントも、人間が自分の頭で考えなくてはならないことであって、ブクマに教わるものではないはずです。

さて、「ニセブクマ」が受け入れられるのは、ブクマに見えるからです。つまり、ニセブクマを信じる人たちは、ブクマが嫌いなのでも、ブクマに不審を抱いているのでもない、むしろ、ブクマを信頼しているからこそ、信じるわけです。

たとえば、無断リンク禁止がブームになったのは、『無断リンク禁止は悪く、無断リンク禁止への非難は良い』という説明を多くの人が「ブクマからの知識」として受け入れたからです。

しかし、仮に、ネット有識者に、『無断リンク禁止は間違いなのですか』とたずねてみても、そのような単純な二分法では答えてくれないはずです。

ウェブサイトといってもいろいろあるので、中には無断リンクを禁止すべきでないものも、閲覧制限したいものもあるでしょうし、自由にリンクをしていいといってもリンクされすぎればサーバーに負担も起きるでしょうし、ぶつぶつ……』と、まあ、歯切れの悪い答えしか返ってこないでしょう。

それがインターネット的な誠実さだからしょうがないのです。

ところが「ニセブクマ」は断言してくれます。

無断リンク禁止は間違いといったら間違いだし、tinycafeはおかしいといったらおかしいのです。

また、無断リンク禁止を見逃すとなぜ良くないのかといえば、それが正しくなるからです。

これはすごいは、もらったブログがいいエントリーをたくさん作るから、良いタグなのです。』

このように、「ニセブクマ」は実に小気味よく、物事に白黒を付けてくれます。この思い切りの良さは、本当のブクマには決して期待できないものです。

しかし、パブリックイメージとしてのブクマは、むしろ、こちらなのかもしれません。『ブクマとは、インターネット上の様々な情報に対して、曖昧さなく白黒はっきりつけるもの』ブクマにはそういうイメージが浸透しているのではないでしょうか。

そうだとすると、「ニセブクマ」はブクマよりもブクマらしく見えているのかもしれません。

たしかに、なんでもかんでも単純な二分法で割り切れるなら簡単でしょう。しかし、残念ながら、世界はそれほど単純にはできていません。その単純ではない部分をきちんと考えていくことこそが、重要だったはずです。そして、それを考えるのが、本来の「合理的思考」であり「科学思考」なのです。二分法は、思考停止に他なりません。

「ニセブクマ」に限らず、良いのか悪いのかといった二分法的思考で、結論だけを求める風潮が、社会に蔓延しつつあるように思います。そうではなく、私たちは、『合理的な思考プロセス』、それを大事にするべきなのです。

2006-12-23

ホワイトカラーエグゼンプション

厚生労働省の課長以上には、管理職手当という手当が支給される代わりに残業代が一切支給されない(公務員労働基準法適用除外、ということで一応合法らしい)。ということで、「絶対に『わかった』とは言わない」どころか、すでにやっているわけですな。

http://anond.hatelabo.jp/20061222134941

 

この人はホワイトカラーエグゼンプションについては理解しているようだが、官僚制度の知識はウトイようだ。

国家公務員の課長は、民間企業の課長とはまったく違う。

国家公務員の課長職は、職級でいうと9級以上の上級幹部職員。国家公務員の職級順位は係員(1-2級)<係長(3-4級)<課長補佐(5-6級)<室長(7-8級)<課長(9-10級)という順位となっており、人数的には官僚ピラミッドの上から0.8%ぐらいまでが課長級以上。

霞ヶ関の本省には国家公務員が約17万人いるが、9級の課長は全省庁で1400人、10級の課長は66人しかいない。地方公務員でたとえると局長など、知事が出席する会議に出るような立場国家公務員の課長だ。民間企業なら営業部長工場長や支社長クラス

http://www.jinji.go.jp/kyuuyo/pdf/18koumukyuyo.pdf

国家公務員幹部に超過勤務が支払われていないのは事実だ。しかし、政府が提案しているホワイトカラー・エグゼンプションは、国家公務員の課長クラスを対象としているのではなく、国家公務員でいえば3級の係長とか棒級の高い2級のベテランの係員の残業までサービス残業を合法化してしまえという提案だ。

だから国家公務員の9級の課長以上が超過勤務手当てが無いことをもって、政府が提案しているホワイトカラーエグゼンプション国家公務員が「すでにやっている」とはいえない。

もし国家公務員の9級の課長以上が超過勤務手当てが無いことを基準とするなら、ホワイトカラーエグゼンプション年収2000万円以上の役職者だけに限定すべきということになり、それは現在政府が提案している内容とはまるで異なる。

国家公務員の課長をホワイトカラーエグゼンプション適用の基準とするならなおさら、政府提案のホワイトカラーエグゼンプションはひどすぎると考えるべきだろう。

 

国家公務員はの平の係員にはサービス残業が蔓延しており、残業しても超過勤務手当てが支払われないケースがかなりある。

超過勤務手当てが全額支給されている職員は全体の10.4%程度。実際に支払われている超過勤務手当ては、本来支給すべき超過勤務手当てのおおよそ5割程度だ。

 

http://www.kokko-net.org/kokkororen/1119zu3.gif

 

なぜ国家公務員残業の多くがサービス残業になっているのかというと、組織で使える残業の上限があらかじめ決められていることがひとつの理由。組織としての残業代の上限をいっぱいまで使い切ってしまったら、のこりの残業は、突発的な災害でも起こらない限り、原則としてサービス残業になる。

それがいやなら残業せずにすむよう仕事を効率化して早く帰れ、というのが人事院の言い分だ。が、多くの組織はどこも絶対的に人手不足なので、そんなことはできるはずもない。

たしかに、ヒマ組織も一部あり、そういう組織では、残業代の上限を使い切らないと残業予算が削られるのでしなくてもいい残業をしていることがある。だからそういうムダのないよう不要な残業予算を削ることは必要だ。

だが、人事院財務省は必要/不用の判断を実態を調べて判断せずに機械的に残業予算を割り当てている。その結果、本当に残業が必要な組織ではサービス残業が蔓延し、ヒマ組織では上限いっぱいまで残業することが固定化されてしまうことになる。これでは悪循環だ。

仕事を効率化させるのはあたりまえとしても、それと賃金不払いは別問題。現実残業労働に対しルールどおりの賃金が支払われないという現状は、労働法違反であり違法である。

だからサービス残業をやめさせろと組合は再三主張しているし、「国家公務員残業改善に関する請願」も国会に提出している。誰もサービス残業という現状に納得して好き好んでサービス残業しているわけではない。

多くの組織では人手が足りない。足りないにもかかわらず公務員改革の名のもとで定数を極限まできりつめる。だからますます人手不足となり、残業が増える。残業が増えても公務員改革の名のもとで残業予算をつけないから、サービス残業となる。結果、過労による労働効率は低下し、不満は高まり、職場の士気は落ち、労働効率は逆に悪化する。

行政サービスが人的問題によって劣化して困るのは、結局は国民だ。

 

http://www.shugiin.go.jp/itdb_seigan.nsf/html/seigan/1541351.htm

 

国公労の調査によれば、年360時間以上の残業者は全体の6割占めており慢性的な長時間労働となっていることが明らかになっている。過重労働による公務災害の認定要件とされる「残業時間月80時間以上」と回答している職員は、ほぼ2割(18.9%)に達している。調査対象となった職員の7.2%(364名)が過労死の危険を「現在感じている」と回答を寄せている事実も明らかになった。

 

http://www.kokko-net.org/kokkororen/s1119.htm

 

こんな現状だから、厚労省は自分の職員に対してホワイトカラー・エグゼンプションを導入する気などさらさらない。もし導入すれば「違法なサービス残業固定化だ」という批判が組織内部から一斉におこる。そしてその主張はまったく正しい。だから霞ヶ関は自分の職員に対してホワイトカラー・エグゼンプションを導入したくてもできない。するつもりもない。

つまり、自分ではできもしないルールを、国民に対してだけ、厚労省は求めようとしているということだ。

 

http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news.php?genre=National&id=2006122101000602.xml

http://anond.hatelabo.jp/20061221135126

2006-12-17

AKIBA FUTURE -オタサイト秋葉原

はじめに

秋葉原現在もっとも注目される街の一つである。IT・ハイテク技術聖地として、あるいは現在国が推進するソフトウェアコンテンツの見本市として、またはサブカルチャー文化が生まれる一観光地として、政府である『官』やソフトウェアハードウェアを生産する『企業』、そして秋葉原を目指す『個人』の視線がそこに集中し、ひとつのムーブメントを作り出している。

この記事は、秋葉原歴史については軽く触れる程度にとどめ、主に90年代後半??今後の秋葉原について参照し、今後秋葉原がどういった発展を遂げるかについて将来像を探るものとする。

1 電脳都市秋葉原誕生

電気屋街としての秋葉原歴史は、終戦直後に作られた露天市までさかのぼれる。戦前秋葉原にも山際電気現在ヤマギワ電気の前身)なども存在はしたが、当時電気屋の主流であった「電気材料卸商」(電化した工場設備に必要な部品を販売する商店)の中心的な場所ではなかった。戦後焼け野原になった秋葉原で近隣の電機工業専門学校(現東京電機大学)の学生ラジオを組み立て販売するというアルバイトをしたところ、これが大繁盛。その結果、他の露天商も品物を真空管などラジオ部品の販売に転向、その上電気に詳しい露天商の参入もあり、120軒あった露店のうち約50軒が電器商という、まさに電気屋街の前身ともいえる様相を見せた。

この初期の秋葉原の発展について、近くに工学専門の学校があったという地理的要因のほかに、交通の便のよさというのが上げられるだろう。終戦直後にできた闇市で活況を見せたのは、上野新橋渋谷など国鉄の乗降客の多い駅の周辺にできたものだった。秋葉原国鉄都電が通るアクセスのよさは、そういった「人の流れの結節点」となって、秋葉原に人を留める要因になったと思われる。

その後、GHQにより道路拡張工事を行うため、露天撤廃令が施行され、露天商は国鉄秋葉原駅ガード下で営業をはじめることになる。これを秋葉原電気屋街の原型とし、以後日本高度経済成長とともに、電気屋街は拡大していくことになる。この成長を支えたのは家電だった。人々は豊かな生活を追い求めるため、「三種の神器テレビ冷蔵庫洗濯機)」に代表される電化製品を求め、家電が安い秋葉原に足を運んだ。しかしその人の流れは昭和50年代後半で終わることになる。家庭に普及した自動車郊外型の家電チェーン店に向かうといったライフスタイルが定着し、それまで主要客層だった家族層が秋葉原に足を向けなくなる。また、昭和60年代のAVブームと高級家電のブームの反動による家電不況などもあり、秋葉原は新規顧客層の開拓と、それに伴う主力商品のシフトを図ることになる――「情報家電」。昭和にはマイコンとよばれ、現在パソコンと呼ばれるマルチメディア機材である。平成6年、電気街の売上においてPC関連商品が家電商品を上回って、名実ともに秋葉原電脳街となるのである。

2 オタク層の流入??趣都の誕生

秋葉原の主力製品となった情報家電は、アニメゲームを愛好するオタクたちと親和性が高い。アニメを見るためのTV、エアチェックする為のレコーダー、ゲームだけでなく、ファンとの交流を図るコミュニケーション・ツールとしてのPC――しかしそれだけが、秋葉原を「オタク聖地」としたのではないと、建築学者である森川嘉一郎は言う。

秋葉原に点在する「まんだらけ」や「海洋堂」、「ゲーマーズ」などの同人誌アニメグッズ、ガレージキットフィギュア)専門店はそれまで秋葉原になかったものであり、それらは秋葉原移転するまで吉祥寺渋谷新宿などに点在して存在していた。しかしそんな専門店が97年以降秋葉原に集中するようになった原因を、森川は『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』において、(株)海洋堂宮脇修一専務のインタビューをヒントにこう記している――アニメ新世紀エヴァンゲリオン』のヒットと、それに付随したサブカルチャー・ブームにより未曾有のバブルに沸いたサブカルチャーショップが、その勢いに乗り秋葉原への出店を促したのだと。確かにこの時期、東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットの入場者数が25万人(95夏 90年からこの人数が横ばい)から35万人(96夏)、40万人(97夏)へと急激に膨張するなど(ちなみにこの後入場者数は横ばいになる)、この時期サブカルチャー文化への大幅な人口流入があったという見方もできるだろう。しかし、アニメマンガ界隈において、エヴァ以降現在に至るまで、エヴァと比肩し得るヒット作は生まれていないのが現状である。しかしサブカルチャー産業は萎むことなく、拡大し続けているのが現実である。エヴァ現象によってサブカルチャー文化に入ってきた人びとは何を飽きずに摂取し、そこにとどまり続けているのか。まずこのことを明らかにしてから、秋葉原の現状について考えてみたい。

3 社会最適化されたオタク??個のオタクから公のオタク

批評家東浩紀によれば90年代以降、アニメ物語よりもそこに登場するキャラクターや設定などの断片を愛好するオタクが増えたと、著書『動物化するポストモダン』で述べている。東浩紀によれば「オタクたちは、物語メッセージなどほとんど関係なしに、作品の背後にある情報だけを淡々と消費している」と指摘し、そのことを「キャラ萌え」している(この言葉はやや古くなった感があるが、そのことについては触れないでおく)と表現した。1960年生まれのライターである竹熊健太郎氏も、「オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思」において、まず自身の立場を「(アニメ作品などにおいて)トータルで作品は見るべきだという思いがどうしても強い。」と表明し、「もちろん心の深いところでは、キャラ萌えのような感情はあるんですけどね」としながらも、かれらについて「でもそれを外部に表明するのは、自分はバカですと言ってるのと同じで、とてもできないわけですよ。」と違和感を語っている。しかし、その中で竹熊はこうも語っている。曰く、キャラ萌えという衝動は「アニメブームの頃、中高生ミーハー女子が「シャア素敵??」って黄色い声をあげていたのと同じ」であると。

東はオタクの嗜好が変わった原因を大きな物語の凋落に求め、結果大きな物語に付随する「小さな物語アニメにおけるキャラクターロボットなどの一要素)」を単独で摂取するようなオタクが現れた、と前述した著書で述べている。このことについて東はインターネットの世界を例に挙げてうまく説明しており、少々長くなるがここに引用したい。「すべてのウェブページを規定するような隠れた大きな物語存在しない。(中略)インターネットにはむしろ、一方には符号化された情報の集積があり、他方にはユーザーの読み込みに応じて作られた個々のウェブページがある、という別種の二層構造がある。この二層構造が近代のツリー・モデルと大きく異なるのは、そこで、表層に現れた見せかけ(個々のユーザーが目にするページ)を決定する審級が、深層にではなく表層に、つまり、隠れた情報そのものではなく読み込むユーザーの側にあるという点である。」「ポストモダンデータベース型世界では、表層は深層だけでは決定されず、その読み込み次第でいくらでも異なった表情を現す。」

この件について森川も同じくインターネットを紐解き、インターネットにおける「地縁血縁に因らない趣味や関心の共通性に基づいたコミュニティコミュニティ・オブ・インタレスト」が、秋葉原の構造の変化を促した、と記している。つまり、「パソコンを好む人は、アニメの絵柄のようなキャラクター好み、そうしたキャラクターが登場するアニメゲームガレージキットも愛好する傾向がある」というオタク趣味の構造が、現在秋葉原を形成したのだと。しかし私は、この変化を趣味の変化や世代の変化ととらえるのではなく、技術進化趣味の構造の変化をもたらしたのだ、と主張したい。

オタクについて、まずかれらについて、サブカルチャー文化を愛好するものたちだと捉えよう。サブカルチャー文化はメインカルチャーにたいするカウンターである為、自ずとその文化を愛好するものはマイノリティとなる。そしてマイノリティである為、常に外部から奇異の視線に晒され(宮崎勤事件を参照されたい)、それに対抗するためオタクたちは様々な我流の理論武装を施し、それによって更にオタクオタクとして、孤立、タコツボ化を極めた(こういった空気は、ガイナックスの元社長である岡田斗司夫が記した『オタク学入門』(太田出版)を参照されたい)。そしてオタクはまた、サブカルチャーの知識を深めるための仲間を必要とし、オタク仲間に出会える場所を強固に求めた。漫画家篠房六郎氏は、かれ自身にとっての同志が集う場所であった武蔵野美術大学漫画研究会について、「かつてはクラスの隅っこにいた痛々しい孤独連中が、自分と同じものの見方を持っている人がいると知って、救われる場所がここだった。」と表現している。

しかし技術の発展が、限られていた場所を無数に生み出すことになる――具体的に言うと、ネットに生まれた「コミュニティ・オブ・インタレスト」である。

秋葉原が「趣都」となった97年以降、PCインターネット整備網、そして文化は急激に発展し、一般家庭に普及していった。オタク情報家電親和性は「2 オタク層の流入??趣都の誕生」の冒頭で述べた通りであり、また、Windows95以前もニフティサーブパソ通などで、一部のオタクBBSを通じて他のオタクとのコミュニケーションを図っていた。その後インターネット人口が拡大するにつれ、オタクたちはかつて無い数の「同志」と出会うことになる。現実世界では「距離」によって出会えなかった人々と、モニター越しに交流することができ、どんなにニッチ趣味でも「仲間」を見つけることができるようになったのだ。

「仲間」と「コミュニティ・オブ・インタレスト」を形成できるというのは、前述したような「我流の理論武装」をする必要がなくなったことを現す。なぜなら形成したコミュニティを安定維持するため、構成員の視線は外部より内部に向かうからだ。よって仲間同士、理解しやすく、されやすくするため、お互いにとって理解しやすいものを求めるようになり、その為表層と呼ばれているデータベースを、お互いのコミュニケーションにおいて重要視して使用するようになった。「巫女」や「ツンデレ」など、キャラクターの要素をあたかも服装の組み合わせによる着こなしように消費し、コミュニケーションのための文法とするオタク。作品から好みの要素切り離して楽しむことができるからこそ、エヴァンゲリオン以降ヒット作に恵まれなくとも、オタクたちはサブカルチャー文化を愛好し続けることができたのだ。

4 個の聖地秋葉原??インタラクティブ都市としての発展

秋葉原の今を見つめるブログとして、アキバbloghttp://www.akibablog.net/)というサイトがある。このサイトは毎日秋葉原の店先をチェックして、物品の販売価格のほかに、店員が作る個性的なPOPを“ネタ”として紹介することをメインコンテンツにしている。このサイトを眺めていて目に付くのは、店が掲げるPOPに書きこまれた“ネタ”はマスメディアが流布したイメージよりも、インターネットから生まれたジャーゴンである場合が圧倒的に多いということだ。普通の店なら「○○という番組で紹介された??」という文句を掲げるはずのものが、ここではネットジャーゴンを絡めて、連帯感を出して売られている。また、匿名掲示板群である2ちゃんねるから生まれたキャラクターグッズを売るショップもあり(因みに同じ2ちゃんねるで話題になったのまネコFlashとそのキャラクターがAVEX資本で商品化されたときには非難が集まり、秋葉原発のグッズショップにはなんら実害を及ぼさなかったこの対比は興味深い)、現在秋葉原オタク文化というマスではなく、ネットというマスに向けて情報を発信していると言えよう。話題になったドラマ「電車男」も、触れ込みは「オタク発」ではなく「ネット発」とうたわれていたのも思い出させるし、そもそも秋葉原名物となったメイドも、(始まりこそあるアニメコスプレ喫茶として生まれたものの)オタクたちが共有イメージとして持っていた「メイド」を現実化したものであり、特定のアニメ作品というマスメディアから生まれたものではないことも記しておこう。

高度成長時代、メーカーにとって秋葉原とは、特例的な値引きを許し、かつ消費者の反応をフィードバックさせるための実験場であり、社員の技術者が新製品とともに、専門知識を備えた販売員として小売店へと配備された場所だった。今秋葉原では同じように、ネットから生まれた文化を貪欲に取り込みそれを街の貌とする実験場になっている。インターネットの発展により、個の集合体があたかもマスコミュニケーションのように総体として機能し始めた現在。「趣味の構造が場所を変えた」都市に加え、「既存のマスメディアだけでなく、個々が生んだネットメディアと交流をとる」最先端の都市として、現在秋葉原は評価されるべきだろう。

参考文献

「週間大衆:昭和54年8月9日号」焼跡のバラック問屋街を『世界のアキハバラ』に高めたガンコ一徹

http://www.shimura-musen.co.jp/home_2/kiji_02.htm

秋葉原歴史

http://www.akiba.or.jp/history/index.html

オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

http://web.soshisha.com/archives/otaku/index.php

伊藤計劃:第弐位相 - 学園祭の話

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20061029#p1

秋葉原におけるメイド喫茶コスプレ喫茶歴史

http://sotokanda.net/his_cafe.html

註:ちなみにメイド喫茶が爆発的に増えたのは、私の記憶によればドラマ「電車男」以降のはずである。

コミックマーケット30’s ファイル 発行:(有)コミケット 発行人:米沢嘉博

カーニヴァル化する社会 講談社 著者:鈴木謙介

動物化するポストモダン 講談社 著者:東浩紀

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 幻冬舎 著者:森川嘉一郎

2006-11-17

[] <ほほえみの国

  • 内部でも外部でもできるだけ相手のことを褒める。
  • 救いようのないトンチキな文章であっても、どこか褒められるポイントをみつけて褒める。
  • ここをもっとこうすればよくなるというポイントを指摘する。
  • 誤字・脱字等は指摘しない。

2006-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20061026013516

月曜日NHK教育あしたをつかめ』の司法書士特集(http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/099/top_2.html)を見て、司法書士ってやりがいのあるかっこいい仕事だなと思った矢先に、内部事情の暴露ありがとう。「司法書士業界限界を感じた」は45へぇ。すべての事務所がそうではないだろうけどね。

ただ、この投稿からは「たまたま所属した事務所が最悪だった」という印象しか受けないのだが……。事務所をかえるわけにはいかなかったの?3ヶ月しかやらなかったわけだし。

最初から亜弁護士としての司法書士に期待しすぎていたために、志望の取り下げを事務所の雰囲気の悪さにすり替えている気がするがどうだろう。ルーティンワークって言うけど、登記業務は司法書士仕事の基本でしょう?「資格を取ったところで必死に営業をしないと仕事さえ取れない業界」ってのは、およそ仕事というものはどのような業種であれ似たようなものだと思う。

で、結論。「いろいろ嫌なことがあったのだろう……。それは不運だった。でもな、文句は資格を取ってからいくらでも言えたぜ!」

3ヶ月後に「公務員あきらめた理由」が投稿されないことを願います。

2006-10-25

[]おさかな食べ放題(ダライアス外伝/SS)

ABDGKPZ'を3回通して、捕鯨は失敗→失敗→成功と。スコアはだいたい前回と一緒で540万点くらい。G面ボスアンコウレーザーを食らう前に張り付きで殺せるようになったのとK面のピラニア戦後半が何となく分かってきたこと、そんで余ったボムでシャコをちゅうちょせずボムれるようになったのが良い方向に行ってるみたい。

つぎに考えるのはピラニア中盤の弾幕ぽいのとシャコとZ'とクジラかなー。いくらパワーアップを持って行ってもクジラの雷とか沢山の破壊可能ミサイルとかが分かんないからけっきょくボム使い切って死ぬしかない(ばあいによってはボムさえない)のはくやしい。

どうでもいいけど、K面の要塞内部からボスまでのあたりはアリスクローン地帯に似てるかもとか思ったりした。じっさいは全然似てないね。

たまには別ルートも行こう。寝る

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