はてなキーワード: 悪阻とは
流産したことがある。
抗がん剤治療を受けたことがある。
辛いこともあったし、良いこともたくさんあった。
幸いにも、今こうして、元気に生きている。
世界一大好きな夫と、世界一大切な息子に囲まれて、これ以上は何も望んでいない。
ただ、人よりちょっと、体調面で、運が悪いような気がする。
単純に身体が弱いだけではない気がする。
予防接種でインフルエンザにかかってしまったことも、1度や2度ではない。
そんな私が、幸せな今のうちに、辛かったことを思い出してランク付けしてみました。
1位 妊娠
さらに、どんなにきつくても薬が飲めない。
この辛さと天秤にかけると2人目を作ろうと思えない。ごめんね。
2位 流産
身体もだけど、一番はメンタルがやられた。
でも、周囲の人間に恵まれて皆が支えてくれたので乗り越えられた。
3位 抗がん剤治療
生きるために死にかけるような感覚。
病院食もマズイし、なんで生きてるんだろうと疑問に思うこともあった。
子どもに励まされてなんとかなった。
4位 鬱病
薬の力は本当にすごい。
5位 出産
死ぬほど痛いけど、生まれた瞬間超幸せなので、4位と迷って5位。
6位 偏頭痛
超痛い。
すごく大きなタンコブが出来た。
9位 骨折
痛い。
痛い。
まあ、こんなところかな。
みんなの辛かったことも聞かせて。
痛みや苦しみがあってこそ、本当の価値がある。
これだけ選択肢に溢れた時代にわざわざ茨の道を往くなんて効率悪いしただのマゾヒストでしょ。
そりゃあそうでもしないと辿り着けないような場所ならいいよ?
でもさ、楽な道と過酷な道どっちも選べるんなら、過酷な道を選ぶメリットがないじゃん。
てめえが経験するわけでもない激痛を、それも無意味な激痛を女に強いるって馬鹿でしょ。
じゃあお腹痛めるどころか悪阻すら経験してないてめえらは子供を愛せないんだね。
うちの母は、お産の時聞いてたより楽だったって言ってたよ。
それでも立派に愛情注いでくれたよ。
嫁は悪阻で一日に7回以上は吐いている。
おそらく吐きすぎで逆流性食道炎になっているが妊娠中なので薬を飲んで治療することができない。
安静にしていても寝起きや食後はつらそうで、トイレに行って吐いている。
今朝も辛そうにしていて「会社を休む」とベッドでは言っていたのだが、私のコーヒーを入れるために起きてきた。
会社を休むくらい辛いのなら家でも何もせずに休んでて欲しい。
思った通りそのまま言えばいいのに「しんどいんやろ?ええから寝とき」
という言い方になってしまい、なかなかベッドに戻ってくれないことに苛立って
別に無理をして会社に行って欲しいわけではないし、安静にしていて欲しいと真剣に思っているのに、
なぜそういった言い方になってしまったのか自分でも不本意であり、しばらく自己嫌悪で頭がいっぱいになった。
嫁はベッドに戻って泣いていたと思う。
その後支度をしてコーヒーを飲み、シンクに残っていた洗い物をする間に気持ちが落ち着いてきた。
家をでる前に「さっきはごめん。キツイ言い方をしてしまった」と詫びて、嫁も笑顔で応えてくれた。
ということが今朝あったのだが、
わりと顔色を伺って生きてきた身としては自分の意見を言うことに慣れていないので、急な場面で
言いたいことを相手に上手く伝えられなくて自分のことをとても残念に思う。
人の親になろうとしている人間がこんなことではいけないと思ったので、これからは思ったことを
文にする練習をして少しでも上手く伝えられるようにしていこうと思う。