「ヒッピー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ヒッピーとは

2010-07-20

To be or not to be

世間にはそうしたほうがいいっぽいってことがある。

そして、俺はそれに従って生きてきた。

会話が面白い人の方がいいっぽいからそうした。

優しい人の方がいいっぽいからそうした。

音楽聴いてた方がかっこいいっぽいからCDをめちゃくちゃ借りた。

運動はできたほうがいいっぽいからサッカー部に入った。キャプテンになった。

学歴は高い方がいいっぽいから、勉強した。東大に入った。

サークルは入ったほうがいいっぽいから入った。

家庭教師は割がいいっぽいのでやった。

やりすぎない程度にかっこいいっぽい服を着た。

彼女はいた方がいいっぽいから作った。

いいゼミに入ったほうがいいっぽいから入った。

英語はできたほうがいいっぽいから勉強した。

官僚になるのは今どき流行らないっぽいからやめた。

就職はいいっぽいところを受けて、そこに入社した。

俺は世間においていいっぽいことをやれる才能がそこそこあるらしかった。

いいっぽいことをやっているとそれなりに楽しいし、大抵すごいねと人に言われるのでそれなりに気分はよかった。

いい「っぽい」ってのはそれなりの理由と要素があって、いい「っぽい」とされてるらしい。

金やら経済システムやら人間の心理の仕組みやらその他諸々の条件から生み出される。

俺が生まれたころのいい「っぽい」ことと今のそれは違うだろう。

ただ、それはすぐにはそんなに変わらなくて、だから俺はそれを当てにしてきた。

そして人はその「っぽさ」で人を判断したりする。

しかし最近その「っぽい」ことに飽きた。というかだんだんアホらしくなってきた。

いろんな価値基準は全然確かじゃなかった。知ってはいたけど。

出世するのがいいっぽいらしいし、MBAとるのがいいっぽいらしいし、起業するのがいいっぽいらしい。

そんで結婚するのがいいっぽいらしいし、社会貢献するのがいいっぽいらしい。

で、子ども作って、その子どもに「いいっぽい道に進め」って言うんだろうなと思う。

でも、いっぺん頭の中の枠外しちゃうとストレートにその「っぽさ」を受け取れなくなる。

いるじゃん、ストレートに「っぽい」志向の人。

俺はそうじゃなかったらしい。

入社してすぐの会社をやめて放浪したいなんて訳もわからない衝動が出てきた。

それは世間ではダメっぽいから今のところ粛々と仕事をしている。

でも2010年現在に俺は生きてるから世間にある様々な「っぽさ」を肯定も否定もしない。

ヒッピーにもならないし、尾崎みたいに叫んだりしない。

ただその世間にある「っぽさ」を利用して、自分の自由をひっそり獲得したい。

それがどんな形をしてるのか今はわからないけど。

自分の好きなように生きろ」ってのも現代社会ではよさげっぽいらしいしね。

2010-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20100521202539

それちょっとズレてないか?

カセットテープや、MDや、CD-Rに入れて、私にくれた。

つまりその時代の話なんだよ。

何も戦前まで遡っているわけでもない。当時の彼らの周りでは、

音楽青春を仮託していた人が大多数を占めていた、それだけの話。

もし彼らの周り”だけ”小説にそれを仮託していたのならば、小説の話になってたんじゃないかな。

確かに自分を含めて、大多数が音楽青春を仮託していた時代があると思う。

僕より一回り以上上のおじさん達なんか正に、フォークソングにどっぷりつかっちゃったりとか、

ヒッピーだの学生運動だの、それぞれがモヤモヤっとした下半身の思いを、

その時代の潮流に乗って仮託していたのだと思う。

流行に乗るってのは全然悪い事じゃなくて、むしろシンクロニシティとかナノかなぁとか思っちゃうんだけど。

ただその時代毎に台頭してくる、仮託する為のツールってのは違うのよ。

例えば今だと、それこそ分岐してきてるよね。インターネットで随分分れちゃった。

ある人達SNSにハマって、ある人達ニコニコにハマって…。ある人達音楽だし、またコミケでもあるし。

そういうわけで今は恵まれている時代なんじゃないのかな。

じゃあ戦前若者は何に青春を仮託していたのかって話になると、

僕は戦前の人の生活なんて殆ど知らないので何とも言えないけど、

ある人は小説だったのかもしれないね。

2010-05-04

ピンクフロイド夜の学校

ピンクフロイド夜の学校

マーク・エドマンドソン   (ほんやく、増田

http://www.nytimes.com/2010/05/02/opinion/02edmundson.html?scp=2&sq=pink%20floyd&st=cse

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」

卒業を間近にしたバーモント田舎大学で、少なくとも十数人のクラスメイトに、私はこの質問を聞いてまわった。友人たちの答えに、私はとても安心した。特に何もないさ。羽根をのばすんだ。ぶらぶらするかな。考えたいことが色々ある。まずはゆっくりするよ。1974年だった。誰もが、そういう風に話すのが当たり前の時代だった。

実際のところは、友人たちは本当のことを教えてくれなかったのだ。見方によっては、とんでもない嘘をつかれた、とさえいえるかもしれない。卒業式の日までに、同級生のほとんどは、ロースクール大学院に進んだり、ニューヨークサンフランシスコで、クールで貴重なインターンシップをはじめることがわかった。

でも、私の場合は、本当にゆっくりすることにした。5年のあいだ、私はあちらこちらを点々として、何もしなかった。正確には、どうしても必要だったとき以外、できるだけ、何もしなかった。タクシーの運転手、映画フリークコロラドの山男、バーモントにあったクレージーヒッピー学校の教師、映画館支配人(これは、ほとんど仕事がなかった)、船の乗組員、ディスコドアマン、そんなことをやっていた。

そのなかでも、ジャージー・シティの音楽プロダクションでやったステージクルー仕事が、一番思い出深い。職場ルーズベルトスタジアム、芝生席もいれると6万人を収容する、古い、化け物みたいな箱だった。トラックからアンプを引っぱりだし、ステージに設置する。6時間かそこらしたら、トラックに戻す。これを私は、グレイトフルデッドアリス・クーパーオールマン・ブラザーズのライブでくりかえした。クロスビー・スティルズ・ナッシュステージは、ちょうど、ニクソン大統領を辞めた日の夜だったのを覚えている。けれども、私にとって、一番思い出深い仕事での一番の思い出は、ピンクフロイドが出演した夜に起きた。

ピンクフロイドは、サウンドに相当のクオリティを求めていた。ステージ上のアンプは、縦にも横にも、周囲を威圧するほど積みあがり、パリ・コミューンバリケードのようだった。それだけでなく、スタジアムの高い位置3か所にも、ピンクフロイドアンプを集めて設置するよう要求した。それで、私は午前中ずっと、オンボロスタジアム階段で、どでかい木製のアンプやら配線機材を運びつづけた。

仕事はもうひとつあった。パラシュートの形をした絹製の白いキャノピーが、ピンクフロイドステージには必要だった。設置には6時間かかった。私たちが聞いたところでは、キャノピーを使うのははじめてで、ピンク側のスタッフも、どうしたらいいかよくわかっていなかった。設計図らしきものはあったが、あまり役にたたなかった。だが、「アメリカの知恵」をもってして、キャノピーはなんとか屋根の形に膨らんでくれた。「アメリカの知恵」とは、つまり、ロープをあちらこちらにひっぱったり、手当たり次第に結んでみたりした、ということである。

ピンクフロイドライブは夜10時にはじまった。ところが、私たちが死にそうになりながら運んだアンプからは音が出なかった。たくさんの人がアンプの上に座ったか、蹴ったか、配線を切ったかしたのだろう。アンプのタワーが沈黙をつづけるなか、ピンク自分たちの仕事をし、観客は公演の終わりでライターに火をつけた。そして、私たちは、3時間かけてアンプをバラして、トラックに戻した。階段上に残ったアンプは、私たちが作業を拒否したので、お互いをいくらか罵ったのち、ピンクスタッフが回収した。

あらためていうと、ツアースタッフステージクルーの間には、ほとんどの場合、何らかの対立があったのだ。あるとき、たしかクイーンライブだったと思うけれど、クイーン側のスタッフ5人と私たちのクルー十数人が殴り合いになった。すると、騒ぎを聞いて駆けつけたセキュリティまで、喧嘩にくわわった。だいたい、バイカーギャングだったり、空手黒帯だったり、そういう連中だ。ツアースタッフの方はそれなりにがんばったけれど、ついに勝てないとが分かったらしい。ひとりが、シャンパンをケースごと持ってきて、回し飲みをはじめた。それで、みなが酔っぱらい、幸福感にひたった。

ピンク側のツアーマネージャーは、キャノピーをそっと降ろして、きちんとたたみ、元の木の箱に戻すよう求めた。しかし、キャノピーにはヘリウムガスがたっぷり詰まっていたし、さらに栓がどこにあるのか、誰にもわからないことが問題だった。また、キャノピーをステージに固定した際、私たちがあらゆるところを馬鹿丁寧にきっちり結んだおかげで、それをほどこうとしたら、水夫たちの集団だって頭をかかえたに違いない。誰もが疲れていた。酒を飲んだ人間は、使い物にならなくなった。そして、もう朝4時になっていて、家に帰るべき時間だったのだ。

空飛ぶ枕をどうやって片付けるか、みなで作戦を練るうちに1時間が過ぎた。だんだん大学ゼミのようになってきた。そこに、私たちステージクルーチーフジムが登場する。ジムは、私たちはジンボーと呼んでいたのだけれど、お人好しのバイキングの親玉のような人で、どんなときも、何があろうとクルーを擁護した。ギターケースを落っことした私を怒鳴りつけるスティービー・ニックスに、エドマンドソンに怒鳴る権利があるのは俺だけだと、大声で抗議してくれたこともある。そして、ピンクフロイド屋根事件のときも、ジンボーは危機的状況で自分がいつも期待されていることをした。つまり、行動を起こしたのだ。

ジンボーはステージのすみに忍びより、ポケットから折りたたみナイフを取り出して、聖なる屋根地球につなぎとめているロープのひとつを切りはじめた。私たちクルーの3、4人も、同じことにとりかかる。「おい、なにをしてるんだ!」ピンクフロイド側のチーフが叫んだ。「お前らをぶちのめして…」そこまでいってから、かれはジンボーの手にナイフがあること、クルーの数人も同じだと気付いたのだった。2、3分後、私たちはロープを皆断ち切った。

最後の太いロープが切れたとき、大きなため息のような音がした。すぐには何も起きなかった。また少し待ったけれど、何も変わらない。

しかし、キャノピーはついに上昇をはじめた。白くて柔らかい、贅沢な雲のように飛んでいく。そのとき、地平線から太陽が沸きあがり、キャノピーの絹地も、薄く、柔らかな緋色にかがやいた。熊が腹の底から笑うような、ジンボーがいつも通りの笑い声をあげた。私たちも一緒になって大笑いする。ピンクフロイドスタッフも同じだった。私たちはまるで、終業式を迎えた日の、学校子どもたちのようだった。私たちは裸のステージから、大西洋の先へ静かに流れてゆく絹の屋根を見つめていた。何人かは手を振った。

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」35年が過ぎて、大学の教師になった私は、自分学生に同じ質問をする。今日学生たちは、あまり隠し事をしようとはしない。そして、ロースクールメディカルスクールジャーナリズムビジネスでの学位中国での研究留学日本英語教師をすれば相当のお金になることなど、いろいろと話してくれる。そういう彼らを、世間は肯定するだろう。

そう、私も学生たちにはとても感心している。だがその一方で、心配もしているのだ。かれらは、決心を急ぎすぎてはいないだろうか。もうすこし落ち着いてみたり、ゆっくりすることも、やってみたらどうだろう。私はそう考えずにはいられない。そして、空に消えた白い絹のキャノピーを私は思い出す。まだ今も目の前にあるかのように、私はそれを見ることができる。私は手をあげて、それを指し示したい。学生たちにも、見てもらいたいのだ。

2010-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20100317195358

むー。そうした乱婚的なヒッピーコミュニティはあんまり持続しているという話を聞かないので、それでもやるというのなら大きなチャレンジになる。

あるいはこの前書いたけどイスラエルキブツなんかどうだろう。

2010-02-12

ソープ童貞を捨てたら、次は恋愛童貞を捨てる番だ

採点するなら120点だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20100211143209

 

増田は「ソープ行けメソッド」の効用を100%享受できている。

だから100点。

+20点は、後に続くべき童貞達に向けた、リアルレポートを残してくれたから。

 

 

・「挿入した・しない」だけでは人間は何も変わらない、という事実体感できたこと。

 

・今まで、女性セックスするために、多くの金や時間や労力をかけることには全く興味が

 無かった人が、女性と裸で接することに喜びを感じ、風俗に通うことまで検討し始めたこと。

 

・(例え仕事としてでも)自分男性として接してくれる女性を、特別な存在と感じ、

 可愛いと思えたこと。

 

これって大収穫じゃん。

 

これでわかったと思うけど、童貞なんて実態の無い、単なるコンプレックス

挿入したかしないかなんて、本当にどうでもいい。

男にとって、「恋愛童貞」こそが、本当に悩むべきポイント

だから次にすべきなのは、恋愛に向けた努力

 

この先、仮に金を払わずに女の知り合いとか出会い系で1晩だけのセックスが出来たとしても、

素人童貞卒業だが、恋愛童貞卒業にはならないから、気をつけてな。

男が本当に変わるのは、愛し愛される相手と、互いに全てをさらけ出して抱き合った時だ。

その時の幸福感、充足感、全能感たるや、ただごとではない。

 

相手や自分が、初めてだろうがやりまくりだろうが、そんなことは関係ない。

愛し合っている者どうしのセックスで得られる感動は、あらゆる障害や問題をやすやすと飛び超える。

素人童貞だろうが童貞だろうが1000人切りだろうが、そんなものは些細な違いだ。

ナンパだけで1000人切りした奴より、1人の相手としっかり恋愛した奴の方がよっぽど充実している。

 

それに向けた一歩を踏み出したんだから、増田を心の底から祝福したい。

童貞はキョドる。これが恋愛邪魔をする。

いざ本当に好きな相手といい雰囲気になった時に、経験不足で失敗して、チャンスを逃すことだけは避けたい。

だから、事前に擬似恋愛修行を積む。

これは、全く正しいやり方だ。

 

セックスだけじゃなく、デートや口説きの疑似体験こそ、たくさんやっておくべきだと思う。

実は、経験回数によるセックス技術の差は、ほとんど無い。個人差の方が大きい。

だが、デートだけは場慣れが大事だ。

増田は、今後まわりのちょっと気になる女の子と、恋愛未満の関係で食事に行ったり

映画に行ったりすることをぜひ練習してみて欲しい。

その際にも、自分はもう童貞じゃないということは大きな自信になるはずだ。

 

そもそも、日本人男性の多くが初体験を好きな相手と出来るようになったのなんて、ここ数十年くらいのことだ。

昔から筆おろしなんて言葉があるように、村のおばさんや商売の女性童貞達の相手をしてあげてたものだ。

昭和になってからだって、団塊の世代の前までは、初体験風俗で済ませるのなんて当たり前のことだった。

仕事で一人前になったら、上司風俗に連れてってくれる、なんてのも一般的だった。

 

多くの人が恋人と婚前にセックスをするようになったのは、ヒッピーブームと学生運動で、フリーセックス

同棲流行した、団塊世代以降の話だよ。

さらに誰もが「恋愛しなきゃ」「セックスしなきゃ」と焦るようになったのは、バブル期に消費を煽る

広告戦略としての恋愛至上主義流行してからのことだ。

そういう歴史引用してまで言いたいのは、「風俗筆おろしは恥ずかしくもないし、何の問題でもない」ってこと。

 

だから焦る必要は無いんだけど、やっぱり「恋愛×セックス」が重なった時の幸福感は、他の何ものにも代え難い。

人間として生まれたからには、できる事なら誰もが一度は体験して欲しいことだと思う。

25以上でかたくなに童貞を守っている人は、恋愛童貞を捨てる準備としても、早くソープに行った方がいい。

恋愛経験があるのに25以上で童貞のままの人も、恋愛で自信をつけるためにソープに行くのはいいことだ。

 

要は、25歳以上の童貞は、今すぐソープに行って、くだらないセックスをして来い。

本当に好き同士の相手とするセックス以外は、みんなそんなものだから。

2009-12-27

外資系Web開発エンジニアが考える未来Webニュース

外資系と言っても最近日本に進出したばかりの会社です。Gではありません、悪しからず。)

そういえば、最近ネット情報をそんなに追ってないなあ、と思って、だらだら過去はてブ人気エントリーを眺めた。あまりさかのぼっても、止め時がなくなると思って適当に10月初めくらいで終了。まるで水の泡のように、情報が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている。そういえば、ハルヒバニーガール問題っていうのもあったな??、とか。北米サイトが無事開設されて何より。

情報の消費速度が速くなった」というのは、それを助長しているマスコミが(他人事のように)話題に上げる問題だが、ものすごい速度で消費される情報とそれを消費するブックマーカーたち(と他人事のように書いているが、それを読んでいる私も含む)は、瞬間瞬間でしか生きていないニワトリ連想させる。

なんというか、もう少し、「人間ライフサイクルを前提にした情報消費のスタイルの提案」のようなものがあってもいいのではないかと思わないでもないなというか。大体、PCは、人間が欲望のおもむくままに没頭・没入出来てしまうようなつくりになっていると思う。その結果、生活を破壊してしまう場合もあるわけで。まあ、「自由」を美徳としているような(ヒッピー文化-ハッカー文化的な文脈上での(?))思想的背景とかがあるのかもしれないけど。テレビゲームはその壁にぶつかった結果、「新しい生活スタイルの提案」のような任天堂のような答えを出したところもあったが。スローライフスローフード(違う)。

なんだか、昔、西部邁が比喩的表現として、「情報微分化と情報積分化」みたいな事を書いていたようなことを思い出した(ふと、日本左翼は、情報積分(=歴史的経緯)という視点が抜けているからダメなのかもなとか思ったが)。インターネットサービスとして考えると、「はてなブックマークは、情報微分化して、今一番話題になっている情報を割り出して、トレンド情報ユーザーに提供する」といった感じか。また、「Wikipediaは、情報を整理して積分化し、言葉定義ユーザーに提供する」といえるかもしれない。

いや、もう、ネット上では、頭の良い人が数え切れないほど議論した話だと思うし、「要はフローメディアストックメディアだろう?」みたいなツッコミがきそうだが、まあ、そうなんだけれども、そこで思うのは、はてブは近視眼的で、Wikipedia基本情報しか載っていない、というか、両者の距離が離れすぎであるという問題がまだ解決していない訳で、それに関して面白い意見の一つでも言えればなあ、と思う。

まず、「なぜ、それが問題なのか?」という意見もあるかもしれないが、要は、「もう少し楽に文脈(空気)を読めるようにならないか?」ということだと個人的にはとらえている。ある事柄の最新記事だけみても、その記事が出てきた背景を探るのがめんどくさい。どういう経緯があって、どういう文脈上から、この記事が出てきたのか?なぜこれだけ話題になっているのか?その辺が楽に分かれば、整理されていない膨大な過去ログを読めとも言われないし、空気を読む力も上がるし、スルー力もつくwのではないかというお話だ。

で、解決していない以上、少しは、面白い意見が言えるかもしれないと思うので、つれづれなるままに書いていこう。解決方法のアプローチとしては、ざっくり言うと、「人間を重視して解決する」か、「機械を重視して解決する」か、があると思う。

人間を重視して解決する方法。

前述の「情報消費のスタイルの提案」とかかわってくるけれど、個人ニュースサイトにしても、ほとんど日刊だったりするけれど、例えば、「今週を振り返ってみる」みたいな「週刊誌」的なアプローチもあっていいと思う。今週のネットの流れをサイト主の解説を交えながら振り返るみたいな感じで。

機械を重視して解決する方法においても、「週刊誌」的なアプローチを取ると、ITメディアの「Weekly Access Top10」のような記事をブクマ数で展開し、ユーザーコメント出来るようにしても良いかもしれない。

もう一つ。はてなブックマークストックメディアとしての面を強化するという手もあると思う。はてブでも、例えば、タグ検索すれば、過去の関連記事を見ることが出来る訳だが、(当たり前だが)文脈的には整理されていない。まあ、単純に考えると、「新着」順で見ていくという手もあるだろうけれど、意外と整理されていない。それでは、それをユーザーの手で整理できるようにしてみたらどうだろう?という考えが浮かんでくる。

個人的に最近、「FreeMind」に凝っているのだけれども、ああいう使い心地のアプリユーザーが共有できるようにして、ソーシャルマインドマップ的に記事をユーザー達の手で整理できると面白いような気がする(実現可能かは分からないけれど)。例えば、YouTubeマインドマップを見ると、中心から、音楽とか、スーパープレイとかの木がニョキニョキと生えている。同じ階層動画自体は時系列で並んでおり、ある動画にはさらに深い階層がある。よって、例えば、ある動画がどのような系譜でパロディ化されたのかなどが分かる。つまり、文脈が分かる。ネットからしばらく離れていても、ある日突然、ある事柄に興味を持っても、(文脈上の)過去記事をたどれる訳だ。(と、簡単に考えてしまうのは私の悪い癖かも知れないが)

でも、そういうツールが欲しいのは本当だ。ある記事だけ抜き出しても、要は、静止画のようなもので、文脈が分からなければ、その記事を単体でしかとらえることが出来ない。現状、関連知識のない人間がある情報を文脈をふまえた「動画の一部」としてとらえるには、関連情報を聞き出したり、検索したりして、いくつかの断片的情報から文脈を推測していくしかない。しかし、それは面倒なのも確かである。少なくとも、工学的なアプローチによって、「もう少し楽に今現在の文脈(空気)を読めるようにする」ことは可能だろうと思うのだが。

2009-12-03

つくるということ


「これはもしかして、

僕の欠点でもあるのかもしれないんだけれども、

大きな利益を得ようとか、

これでお金持ちになろうとか、

そういうようなことが念頭になく、

まず自分の好きなものを作って、

その「もの」に共感して

お金を出してくれる方がいるんだったらいい、

というスタンスで始まって、

きょうまでの40年間、いるんです。

素材が好きだ、色も好きだっていう、

やっぱり自分のおもむくままにやっている。」


「最初のベルトは、20本か30本ぐらい作って、

スイスのアスコーナという町で

あるお店に持ち込んでみたんです。

どうなるか分からないのでとりあえず見せてみようと。

今もそうなんですけど、スイス人ていうのは堅くて、

とても真面目でっていうイメージがありますよね。

なのでちょっと恐かったんだけれども、

まず行ってみようと。

それで行ってみたら、「じゃ、幾ら?」って。

まさか買ってくれると思わなかったので、

値段は決めてなかったんです。

じゃとりあえず1個25フランですって言ったら、

全部、買ってくれて。

「ああ、僕の製品お金になるんだ」って。

21歳のときのことです。」


「僕が続けて来たこと、

そして続けていきたいことは、

1つ、1つに魂を吹き込んでいくことなんです。

もちろん買ってくださることは歓迎なんですけれども、

僕にとっていちばん嬉しいことは

くすっと笑ってくれて、使って、

優しい気持ち、幸せな気持ちになってくれることです。

僕はそれをとても幸せに感じます.」


「自負してるわけじゃないんですけれども、

ユニーク(唯一無二)な、

どこにもないものをやってると思います。

自惚れではないんですけれども。

ニューヨークのバーニーズニューヨーク

長いこと、ぼくのつくるものを

扱ってくれているんですが、

彼らは、バーニーズの顔だと言ってくれるんです。」


メイド・イン・ミー(笑)

 ありがとう。」



ヒッピーの時代の子供たち   〜革職人アンリ・ベグランさんとの1時間

http://www.1101.com/henrycuir/index.html

2009-11-08

オタク腐女子関係の覚え書き

整頓はそのうち。

腐女子関係はもうちょっとかかりそうなのでとりあえずアニメ漫画オタク全体の話。

以下いろいろ分かったら徐々に書き足す。

読んだ本とか

コミュニケーション不全症候群中島梓 筑摩書房 1995

『「おたく」の精神史ー一九八〇年代論ー』大塚英志 講談社 2004

『異文化コミュニケーションオタク国家日本の危機ー』島田裕巳ほか 日本評論社 1991

天使王国ー「おたく」の倫理のためにー』浅羽通明 JICC出版局 1991

webのあれそれ

たけくまメモ』 http://takekuma.cocolog-nifty.com/

やおい少女の来し方行く末』 http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/Socio/lab/sotsuron/98/yamane/

これから調べること

宮崎勤

ビーダーマイヤー朝

コミケの隆盛の話

同人誌」という言葉意味の変遷の話

受けが男である必要性

今のところ分かったこと

2009-11-03

つかの間の小旅行から...。

帰って来ました。因に京都へ行ってました。

今年は仕事が減ってしまい、暇が出来た(特に土日。如何なる業種も休日出勤ご苦労様ですが。)

という方は国内旅行なんか良いですよ。

ケチりゃあどうにでもなるってもんで、若かりし頃(とは言え4〜5年前)は都会に出て、

カプセルネカフェ泊でヒッピー寸前の遊びをしてました。

まぁでも都会に出ればそれなりにカネ使うんで、アウトドア流行るんじゃないですかね?

高速1000円だし。サバイバルゲームとて遊びのコツが大事ですぞ。

                        〜T.H.

2009-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20091101183410

たしかに高校生までの処女率は、80年以前より今の方が桁違いに低い。

いわゆる性の低年齢化は確実に進んでいる。

だが、大学卒業時点での処女率はそれほど変わらない。

 

高校生以下のセックスは、80年以前は特殊だった。

だが、大学生になると同時に酒とタバコセックスが解禁されるようなもんだった。

それが普通だったんだよ。

フォークヒッピー学生運動全盛の時代は、同棲フリーセックスがブームになってたくらいだからな。

2009-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20091027160736

ちょっと待て

個人的には、バランスってのは何か一つをそれなりに極めてからでいいんじゃないかと思う

ツリー元って、○年生…の話だよな?

勉強って、専門的な事じゃなくて、小学生宿題とか、基礎的な話だよな?

極めるって何の話してんだよwww

小学校テストで「0点」取ろうが「努力しましょう」だろうが

かけっこで一等だったら気にしなかった、されなかった特殊環境なのか?

それとも、ゆとりってここまで来てるって話?

宿題とか勉強とか、人権侵害です!とかってあれか。

そんな自分本位生き方してきて、例え小学校はそれでも良くても、中学卒業以降、人生狂わなかったか?

親が勉強なんてしなくていい、って言った!とかなんとか目に浮かぶようだ。

少なくとも、小学生からそんな教育方針で行ったら高校は受験じゃ行けないよな?

両親のひいたレールの上でまったり好きな事だけ人生コースなのか?

エスカレーター式がそんな甘いかどうかは知らない)

とかいいつつも、そういう放任主義の親の子供はちゃんど自分バランスよく勉強して生きてて、バランスが取れてるのは親と子供のバカ度だとは思うが

どんだけフリーダムなんだwww

どっかのヤンキーとか、アーティストとか、ヒッピーですか?www

2009-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20090922131145

根本的な問題は、非モテ恋愛に対する憧れと希望を消し去ってしまったことだと思う。

たとえば、

「20代の恋愛はそれだけじゃダメなの」

と言った女性が、若気の至りスピード婚スピード離婚をしたことのある女性で、その後も何度かの同棲ヒッピー的な生活を繰り返し、「もう結婚なんかこりごり」っと半年前まで言っていた人間だったらどうだろう?

そんな彼女婚活をはじめて一ヶ月ほどでサクっと一部上場企業の高給取り彼氏同棲しはじめたらどうだろう?

「(一定年齢以上の)女が体を許すからには男は結婚するのが正しいあり方だ」

と言った一人が、彼氏アムウェイに騙されてるダメ人間と知りながらも、そこそこカッコイイし優しいという理由で付き合い続けながら、歳をとる前に結婚相手にふさわしい相手を探したいと言ったらどうだろう?

更にもう一人は、「女は歳とともに資産価値が減っちゃうから損」と言ってたらどうだろう?いや、こいつはまともか。

実はそれが実話で、書いているの僕が元増田だったらどうだろう?

わらい

追記

あと、

「男の人って処女すきでしょ?男が最初の男になりたいように、女って最後の女になりたいの。

「いままでいろんな女と付き合ってきたけど、お前が一番だよ」って言われたいの。」

っていう話を聞いたりして。

つまり、付き合えば付き合うほどモテるっていうんだったら、遊べば遊ぶほどモテるってんなら、わかったよ人生攻略法

とりあえず遊びまくれ、遊んで捨てまくれってことか。

(「いや、それは違う」って言われた。「でも童貞よりは遊び人が好き」とも)

なんか真面目に生きてきた人生を全否定された感じだね。

こういう価値観女性って自分の周りだけなのかな?

本音で話してくれる女性がこうも多いというのは喜ぶべきことなのか。

男としてみられていないと取るべきなのか。

2009-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20090719131317

アメリカ人男性結婚した日本人女性と話すと、口をそろえて言うのは驚くほど亭主関白イメージと違ってびっくりするらしいw

でも、冷静に考えて、アメリカ男性は男らしさが重要だし、ヒエラルキー大好きだし

たとえば、連中スクールカーストアメフトは神扱いだ

はてなは品のいいアメリカを知りすぎている。geekが多いだろうから、それ系の天才君をアメリカイメージに重ねているのかもね。

ある意味幸せかもね。

だから意見にずれが生じる。

>まぁ最近のIT系なんかだと、人種ごちゃ混ぜで若い業界だなって思う

ITはヒッピー文化引きずってるからね

2009-05-03

死んでもかんけーね

別に死んでても生きてても関係ないんだけど。友人でもないし。聞きたけりゃCD聴けばいいし、見たけりゃYouTubeでも何でも見りゃいいし。芸能人訃報を聞いてショック受けてるのって、豚インフルエンザニュースでドキドキしてんのと何も違わない。自分の身体に関係ある分だけ、豚の方が切実なくらい。

では、なぜ清志郎の方が切実になっちゃうのか? それは俺が身体だけで出来てるわけじゃないからだ。目に見えない部分に、巨大な影響を与える奴に昨夜死なれた(らしい)。

でもなあ、それでもなあ。別に清志郎のニューアルバムを聴けないことが致命的な訳でもないし、「夢助」だって試聴しただけで買わなかったし。だからまじで、死んだって別に関係ないはずなんだけど。ライブだって、最後の奴に行けたからラッキー、みたいな感じさえするし、「全快おめでとう、キヨシロー!」「みんなサンキュー!」ばっかの、あんなユルユルライブはつまらない感じもするし。正直、また行きたいなんて思えなかった。だからもう二度とライブ見られないってのも、俺にとっては致命的じゃない。

じゃあなぜ? ショックよ?けっこう。しかも微妙に横っ面を引っ叩かれた感触もありーので。なんかちょっと自分最近の生活態度を反省しちゃうかも、ぐらいの勢いで。

気にしてたんだよな、多分、いつも。勝手に生活の指針にしてた嫌いがある。俺は「人ごみに流されて変わっていく」のが不得意な人間なので(じゃなきゃGWにこんなことグダグダ書いてない)、清志郎のように人ごみバリバリ摩擦してる奴が大好きだったのだ。しかも清志郎の目は、どんどんクシャクシャになっていく頬の皮膚とは対照的に、いつまでたってもチンパンジーのように澄み切っていた。まさに矢野顕子の言う「心の美しさが歌に表れている人」、或いは渋谷陽一の言う「凄くエモーショナルで、センチメンタルな心を持った男だったけれど、同時にハードで前向きな姿勢を常に崩さなかった」人だった。そういう奴はあまりこの世の中にいなかったのでね。つい好きになっちまった訳ですよ。

なんで会ったこともない話したこともない奴の、そんな内面みたいなことについて知ったふりをしているのか? それはもう「歌に表れている」としか言いようがない訳で。「ヒッピーに捧ぐ」でも「雨上がりの夜空に」でも「トランジスタラジオ」でも、はたまた「ワザト」でも「石井さん」でも「激しい雨」でも、とにかくなんでも、彼の心のいろんな目に見えない部分が、声になって出ていた。誰でもそうなのかは良く分からないけど、心の中をそのまま声に出す奴がいると、そいつがめちゃめちゃ愛おしくなるな。そしてそれを聴いて、俺も何かを声に出して歌いたくなったのだった。犬の遠吠え合戦みたいなもんだ。愛し合いたかったんだな。俺と清志郎はそんな関係だった。だからリアルで友人じゃなくても、死なれるとぽっかり穴があいちゃうのです。

2009-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20090213192327

そりゃまともな学生は進路相談なんかにノコノコ来ないし

増田はもうちょっと自分学生時代を思い出しなよ。

今考えると地に足のついてない奴らばっかりだったはずだよ。

それに地に足が着いていないって言うなら

アラサー世代のフリーター夢追い求めますといい勝負だし

団塊全共闘ヒッピー世代なんか目も当てられないぞ

2008-12-26

やべー、処女厨に説得されそうになってる

どうした、非処女厨!段幕薄いぞw

ああ、でも、冷静に考えて、マスコミによる洗脳恋愛資本主義の台頭)と

いうのはあったかも知れないなと。さらに元をたどっていくと、アメリカ

ヒッピーブーム、フリーセックスとかその辺だろうな。

2008-09-22

自分がアダルトチルドレンだとやっと分かった 2

自分がアダルトチルドレンだとやっと分かった

http://anond.hatelabo.jp/20080623013003

うわ??、ひどいカマってちゃん。恥ずかしい。コメントの「子供はもう寝ろ」とか頷ける。

現状で一番最後の優しいコメントはうれしかった。あなたも同じACですか?と。

でもね、あたし、誰にも虐待を打ち明けたことなかったから、あえてこういうネットでカマってちゃんとか子供みたいなことしてるのかなとも思う。

そういえば褒められたり、ありがとうって言われたことなった。今は言われるとどうしていいか分からず逃げたしたくなる。

ACの同じタイプの人は同じ悩みを抱えるらしいが、なんせ生まれて始めて会った人間が親である。

その親に褒められたりありがとうって感謝されたことがなければ、成人した今でも褒められると逆に狼狽しちゃうんだ。そんなもんだ。

あんたら育ちのいい人間には分からない感覚だろうが、本当にそうなんだ、素直になれないんだ。

本気で喜ぶことを抑制されたガキって、大人になっても本気で、本音で体当たりできないんだよ。

かーちゃんは末期がん見つかって、今日また入院した。奇跡が起きない限り、まだ寿命がきてない限り長くはないだろう。

うつ病ひどくてさすがの低脳親も気がついて、実家に帰ってきて、はや3年。

うつが治ってから(ちなみに今は一切薬いらず)、「なんでうつ病になんてなったんだ?!」と責められ、そんな迷惑な病気になってごめんなさいと思ってた。

寝たきりになってごめんなさいって思ってた、親孝行できなくてごめん、だから今から親孝行するね、かーちゃんガンだし・・・・みたいな、悲劇のヒロインみたいなそんな寒い感じで暮らしてた。

ところが!!違った。

献身的すぎて自分を犠牲にして、自分を大事にしていなかった。

それは今の彼氏ではじめて気がついたことだ。今の彼氏感謝

自活していたとき、趣味と自活を両立したいがために、風俗で働いてた。

自分を大事にしないNO.1職業だよ、風俗なんて。

当時ヒモ彼氏ニートヒッピーとかの彼氏と生活してて、大黒柱はいつもあたしだった。

「あたしさえ、我慢すれば・・・」をひきずってたんだろう。当時は全く気がつかなかった。最低のカマってちゃん。

そのうち音楽活動が軌道にのって、あたしがあたしが我慢する、睡眠時間もいらない・・・みたいなバカみたいなノリで脳がオーバーヒートうつ病に倒れた。

寝たきりだしロレツも回らない廃人だった。その後もすごく辛かった。リストカットから自殺未遂。自分を不幸に追いやることが人生、そんな日々。我慢する日々。まだまだカマってちゃん王道行ってたな。

最後はくだらない事故で愛する人の死ぬ瞬間を見てしまったし、自分も臨死体験した。

まあ、今は治ったし、いろんな経験ができたから、うつ病で辛かったことも楽しい思いをしたことも同等と考えてる。

実家に帰ってから、ずっと家賃タダだしね。

あたしが小学校のときに「広い家に住んで、いい会社就職してこの家のローンはあたしが半分払う」って言ったから親父はこの家を建てたらしいし。だったらあたしはここにまだ住むよ。

収入は全然実現してないけど。っていうか小学生の言うことを真に受けて家を建てたのか・・・。

で、今、親のせいにしてまで自分を大事にしろっていう発想になれたのは、彼氏?いやかーちゃんの末期ガンのせいかな。

かーちゃんはそこまでして何かをあたしに教えてくれるのかな。だったら感謝だな。

でもそういう親の洗脳から抜けでれたのは今の彼氏のお陰だよな。

あれ?あたしはまた人に感謝している?

感謝ってもしかしてすごいことなのかな。感謝されたことないから、どういうのが感謝なのか分からないけど

少なくとも今の彼氏にはありがとう

そしていとうせいこうも言ってるけど

「暗示の外へ出ろ 俺たちには未来がある」

これを世の中のACの人へ伝えたいな

長くなったけど読んでくれて「ありがとう」

2007-11-26

自分の過去に関するメモ

2007年10月、某心療内科にてうつ病であると診断される。

以下その原因と考えられる過去の事象、及び現在進行形で起きている事柄を可能な限り客観的に記述する事で自分自身の再確認を図りたい。

家族構成

厳格な父と、息子を溺愛する母の間に一人息子として生まれる。

両親は婚姻届を出しておらず、私は戸籍上は母の私生児である。

理由は「社会的な規則に縛られない愛の形を体現したい。」という思いから。

つまり、二人は典型的なヒッピーカルチャーの申し子であり、フラワーチルドレンであった。

厳格、恐怖、威圧的尊敬

ラグビー部員でスポーツマン

映像に関する仕事

優しい、甘い、溺愛、奔放、社交的。

衣類に関する仕事多忙我が家の収入の殆どは母が支えていた。

誰からも愛されるような人物。

幼少時代

二人とも多忙であったため、家族が揃う事は稀であった。

それでも私は母がいればよかったのだが、母も出張等で多いときは半年ほど家を空ける事もあり、その際私は親戚、ベビーシッターに預けられる日々が続く。

母と別れる際大泣きした記憶
知らない場所で朝目覚めた時の悲しさ

だがある時私が大風邪を引き一週間ほど寝込み、その間母が出張するという事があった。

その時私は自分自身の身体的辛さが悲しみを凌駕しており、

「人は自分自身が辛い時はまわりの事はどうでも良くなる。」

と理解する。

以後、一人でいる事は全く苦痛ではなくなった。

小学生時代

多くの人がそうであるように、私も他の生徒と自分とは何かが決定的に違うと感じていた(恐怖)。

それを悟られまいと、校内では誰よりもおどけて見せ、ある程度人気者の地位を確立していた。

その反面、家に帰ると締め切った部屋でひとりTVゲームしたり、父から教わったプログレッシブロックを何度も聞きながら、自分のした事に対する後悔の念にさいなまれていた。

父にとって外で遊ばない事は子供として最大の罪であり、特にTVゲームをしている所をみつかるとこっぴどく叱られた。

無理矢理「子供は木登りをして遊べ。」と木登りをさせられたりしたが、これの何が楽しいのか全く理解できなかった。

中学時代

小学校の延長線上のような生活、アニメ等にも興味を持ち大量に見ていたが同時期に発生した宮崎事件によりアニメ好きへの大バッシングが始まったためアニメ好きであることは隠していた。

不良グループの一部とも付き合い始めるが私自身が不良だったわけではなく、なんとなく面白い奴なので一緒に遊ぼう的に思われていたのだと思う。

この頃一度暴行事件に巻き込まれ初めて警察に捕まり事情聴取を受ける。刑事は後ろ盾が「国」であるだけのヤクザだと感じる。

卒業式の日不良の一人が感極まって泣いており理解できなかった。

そう思うと小学校中学校と腹を割って話せるような友達は私はいなかったのだろう。

一度だけ異性に告白を受けたが、恋愛どうこうよりも恋愛をする事で周りから冷やかされる可能性の方が嫌で断る。

常に気にするのは周りからの視線。町を歩いても。電車に乗っても。バスに乗っても。

家に帰ったとき「ここまでくれば誰も追ってこない。」と感じる毎日。

高校時代

体育会系男子校に入学。苦痛。ひたすらつまらない。ノリがあわない。

スポーツマン、不良、オタクの三種類の人間しかいない。地獄のような毎日。休みがちになる。

異性との出会いも無い。中学時代の友人ともつるむも、それもつまらなく感じる。

初恋

この時期初めて異性に恋をする。

父の会社に勤める女性。自分よりずっと年上。

美しいが、それを感じさせないほど純粋な人。

衝撃。嬉しさ。苦しさ。自分の惨めさと対照的な彼女の美しさ。

その人に認められたくて何故かテニスに専念。(当然見に来るはずもない)

父の仕事関係夏休み海外無人島での撮影に家族で行く。

そこで彼女と何日間か一緒に過ごせた事が最高の思い出。

彼女は月や海を見て綺麗と言える人だった。

彼女の近くにいる事が地獄のような日常の中で唯一の幸せ

変化

大学入学後のある日、彼女出産したと聞く。

ショックだったが元々彼女は自分にとって雲の上のような存在だったし、彼女幸せであればいいのだと自分自身に言い聞かせる。

ある日、父と一緒に彼女彼女子供に会う。

「抱いてみろ。」と父。

生まれたて子供、可愛い等と感じる余裕すら無かったが、

「可愛いですね。おめでとうございます。」と言ったように思う。

彼女は何故か顔面蒼白で無言。

不思議に思う。

数ヵ月後、母から

「父はもう二度と家に帰ってこない。」

と伝えられる。理解不能。

以後母は毎日泣き通し、私は何が起きたのか理解できず不穏な日々が続く。

暫くして父は私の初恋の人と不倫をしていた事を知る。

私があの時抱いた子供は私の異母兄弟だった。

以後暫くの間、自分が何をしていたのか記憶があまり無い。

スイッチオフにしたような感じ。

普通に日常生活を送っていたと思う。

ただ、眠る時に毎晩同じ夢を見るようになる。

町を走る夢

町の中をひたすら走っている、何処に向かっているのか解らないが、急がなければ、急がなければ、という酷い焦りだけはある。

走り続けて気がつくと何故か自宅の前にたどり着く。

右手を見ると自分がいつの間にかナイフを持っている事に気がつく。

家からは母と父、そして子供の頃の自分の声。

「ああ、やっぱりな。」

という思い。

玄関のドアノブに手をかけた瞬間必ず目が覚める。

道を歩く夢

何も無い真っ直ぐな一本道を歩いてる

空は青から黒にグラデーションしている。

自分は全裸

ひたすら歩いていると遠くから人骨が見えてくる。

人骨を見ながら何故こんな所に人骨があるのか、これは一体誰の骨なのか考える。

暫く考えるうちあるとき突然理解する。

「これは俺の骨だ。俺はもう死んだんだ。」

目が覚める。


目が覚めた後は決まって酷い寝汗をかいており、跳ね起きるようにベッドから立ち上がる。(これは今でも目が覚める時は必ず同じ。)

自分の部屋に鍵をかけ、タオル等でぐるぐる巻きにして、絶対に開けられないようにする。

外から誰が入って来るのを阻止するためでは無く、自分が部屋から出られないようにするためである。

部屋から出るとそのまま台所まで歩いて行き、包丁を取り出してしまう自分が想像できたからだ。

この頃、睡眠への恐怖からの不眠、拒食、ナイフ等で自分の胸を切る自傷行為を何度か行う。

今思えばこの時しっかりとした治療を受けるべきだったのだろうと思う。

だが私はその時全盛期だったレイヴカルチャーの中に飛び込んでしまった。

ネオヒッピートラベラーと呼ばれる人達との付き合いの中でドラッグを覚える。

私は女性より先にドラッグの味を覚えた。

色々な人を見た。

キャンプファイアーの中に自分から飛び込んで大やけどを負った人、トイレの中から「トイレがウジだらけだ!」と叫びながら飛び出してきた人(なんて想像力の無いパラノイアだ。)、ドラックを求めてタイに行き今も帰ってこない人、ごみの山を積み上げて自分は世界一アーティストだとのたまう人、LSDヘンプ世界平和になると本気で信じている人。

つまり私はどこに行っても傍観者だった。

私はあの時破滅したかったのだと思う。

でもそれすらできなかった。

私は彼らが羨ましかった。

その後、そういったものから自然に離れて行き、ドラッグもせず、仕事もし、そして何度か恋と別れを繰り返すうち、自分はもう過去は乗り越えたものだと思っていた。

だがそれから約10年たったある日、また同じような症状が自分を襲った。

愕然とした。

もうとっくに自分の中では決着がついていたと思っていたのに。

ドアを開いたら、また同じ部屋にたどり着いてしまった。

私にとってこれは本当に辛い事だが、現在行っている治療と、自分自身の過去の向き合う事が、解決に少しでも繋がればと思いここに記す。

2007-07-27

フジロックに毎回行くような人は

anond:20070727125951

10万以上のお金と月末に4連休取れるようなブルジョアだけだよ。ヒッピーつうかレイバーな人はもっと

安いレイブとかクラブ行ってる。

2007-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20070617002634

でも日々ネガティブ鬱病にはなりたくないもんだな。

そんな人生を送るくらいならヒッピーになって大麻吸いながら

ピースピース言ってる人生を選ぶね。

2007-03-26

世代別の革命の違い

多分に主観的なことなので匿名適当

http://www.youtube.com/watch?v=ccwpbsJsWvM

外山恒一政見放送見て、Wikipedia見たら、36歳なんだよね。

俺は31歳なんだけど、外山恒一見て、衝撃を受けて感心するとともに

あーこういうやついるいる、と思った、

35強の外山世代は尾崎リアルタイムで育った、社会が安定しているが上にプレッシャーも大きい世の中

普通馬鹿にまじめか、アナーキーヒッピーなやつらかに分かれる

バブルでおいしい思いしたり、つぶれたりしたやつも多いんだろう

30歳ちょいの俺らの世代は、尾崎ロックンロールも死んでいて、

就職のときはバブルはつぶれていて大企業リストラまくりベンチャーなんてのも流行って

はてなmixiなんてのも生まれたけど、ベンチャーでつぶれたやつもたくさんいる

社会人スタートから不況の波をもろに受けていた

そういう俺らから見ると35歳ぐらいのやつの考えるアナーキーさって

世間の秩序によりかかった陰陽としてしか存在してないように見えるんだよね。

あんなにはっちゃけられないと思うよ。俺らの代では

ベンチャー革命 っていう物言い自体が上の代から見てプチブル的考えなのかもしれないけど

25ぐらいのやつらは器用で不真面目な奴がおおいな、体制反体制には分かれてない感じ

あいつらの代が正直うらやましいよ

2007-01-31

年相応の美意識

http://anond.hatelabo.jp/20070131170345

ここは匿名だからあなたの年齢なんてだれも気にしてないよ。年もないからみっともないもくそもありません!なにそのみっともないとか言う概念、すごくつまらないよ。


まあ、私もつまらない大人になったということだなw

でも、通常、年を取るとそれ相応の義務や別の問題が浮上してくるものだ。

そして、その結果、米国ヒッピーをやっていた若者も、日本学生運動していた若者もつまらない大人になった。

例えば、私は50代で社会的責任を果たさずに、恋愛ごとにうつつを抜かすのはみっともないと思う。もっとも、みっともなくても生きていけるし、生きているだけで十分かも知れないけれど。

2006-12-24

2ヶ月間のはてブ人気エントリーをチェックしてみて思ったこと

そういえば、最近ネット情報をそんなに追ってないなあ、と思って、だらだら過去はてブ人気エントリーを眺めた。あまりさかのぼっても、止め時がなくなると思って適当に10月初めくらいで終了。まるで水の泡のように、情報が浮かんでは消え、浮かんでは消えしている。そういえば、ハルヒバニーガール問題っていうのもあったな??、とか。北米サイトが無事開設されて何より。

情報の消費速度が速くなった」というのは、それを助長しているマスコミが(他人事のように)話題に上げる問題だが、ものすごい速度で消費される情報とそれを消費するブックマーカーたち(と他人事のように書いているが、それを読んでいる私も含む)は、瞬間瞬間でしか生きていないニワトリを連想させる。

なんというか、もう少し、「人間ライフサイクルを前提にした情報消費のスタイルの提案」のようなものがあってもいいのではないかと思わないでもないなというか。大体、PCは、人間が欲望のおもむくままに没頭・没入出来てしまうようなつくりになっていると思う。その結果、生活を破壊してしまう場合もあるわけで。まあ、「自由」を美徳としているような(ヒッピー文化-ハッカー文化的な文脈上での(?))思想的背景とかがあるのかもしれないけど。テレビゲームはその壁にぶつかった結果、「新しい生活スタイルの提案」のような任天堂のような答えを出したところもあったが。スローライフスローフード(違う)。

なんだか、昔、西部邁が比喩的表現として、「情報微分化と情報積分化」みたいな事を書いていたようなことを思い出した(ふと、日本左翼は、情報積分(=歴史的経緯)という視点が抜けているからダメなのかもなとか思ったが)。インターネットサービスとして考えると、「はてなブックマークは、情報微分化して、今一番話題になっている情報を割り出して、トレンド情報ユーザーに提供する」といった感じか。また、「Wikipediaは、情報を整理して積分化し、言葉の定義をユーザーに提供する」といえるかもしれない。

いや、もう、ネット上では、頭の良い人が数え切れないほど議論した話だと思うし、「要はフローメディアストックメディアだろう?」みたいなツッコミがきそうだが、まあ、そうなんだけれども、そこで思うのは、はてブは近視眼的で、Wikipedia基本情報しか載っていない、というか、両者の距離が離れすぎであるという問題がまだ解決していない訳で、それに関して面白い意見の一つでも言えればなあ、と思う。

まず、「なぜ、それが問題なのか?」という意見もあるかもしれないが、要は、「もう少し楽に文脈(空気)を読めるようにならないか?」ということだと個人的にはとらえている。ある事柄の最新記事だけみても、その記事が出てきた背景を探るのがめんどくさい。どういう経緯があって、どういう文脈上から、この記事が出てきたのか?なぜこれだけ話題になっているのか?その辺が楽に分かれば、整理されていない膨大な過去ログを読めとも言われないし、空気を読む力も上がるし、スルー力もつくwのではないかというお話だ。

で、解決していない以上、少しは、面白い意見が言えるかもしれないと思うので、つれづれなるままに書いていこう。解決方法のアプローチとしては、ざっくり言うと、「人間を重視して解決する」か、「機械を重視して解決する」か、があると思う。

人間を重視して解決する方法。

前述の「情報消費のスタイルの提案」とかかわってくるけれど、個人ニュースサイトにしても、ほとんど日刊だったりするけれど、例えば、「今週を振り返ってみる」みたいな「週刊誌」的なアプローチもあっていいと思う。今週のネットの流れをサイト主の解説を交えながら振り返るみたいな感じで。

機械を重視して解決する方法においても、「週刊誌」的なアプローチを取ると、ITメディアの「Weekly Access Top10(→今週分:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/18/news036.html」のような記事をブクマ数で展開し、ユーザーコメント出来るようにしても良いかもしれない。

もう一つ。はてなブックマークストックメディアとしての面を強化するという手もあると思う。はてブでも、例えば、タグで検索すれば、過去の関連記事を見ることが出来る訳だが、(当たり前だが)文脈的には整理されていない。まあ、単純に考えると、「新着」順で見ていくという手もあるだろうけれど、意外と整理されていない。それでは、それをユーザーの手で整理できるようにしてみたらどうだろう?という考えが浮かんでくる。

個人的に最近、「FreeMind」に凝っているのだけれども、ああいう使い心地のアプリユーザーが共有できるようにして、ソーシャルマインドマップ的に記事をユーザー達の手で整理できると面白いような気がする(実現可能かは分からないけれど)。例えば、YouTubeマインドマップを見ると、中心から、音楽とか、スーパープレイとかの木がニョキニョキと生えている。同じ階層の動画自体は時系列で並んでおり、ある動画にはさらに深い階層がある。よって、例えば、ある動画がどのような系譜でパロディ化されたのかなどが分かる。つまり、文脈が分かる。ネットからしばらく離れていても、ある日突然、ある事柄に興味を持っても、(文脈上の)過去記事をたどれる訳だ。(と、簡単に考えてしまうのは私の悪い癖かも知れないが)

でも、そういうツールが欲しいのは本当だ。ある記事だけ抜き出しても、要は、静止画のようなもので、文脈が分からなければ、その記事を単体でしかとらえることが出来ない。現状、関連知識のない人間がある情報を文脈をふまえた「動画の一部」としてとらえるには、関連情報を聞き出したり、検索したりして、いくつかの断片的情報から文脈を推測していくしかない。しかし、それは面倒なのも確かである。少なくとも、工学的なアプローチによって、「もう少し楽に今現在の文脈(空気)を読めるようにする」ことは可能だろうと思うのだが。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん