2024-11-25

子供がいてこそ一人前、を考える

Disclaimer

あくまで、筆者の観測範囲事象に基づく個人の感想

こんなこと、匿名以外で、属性の違うクラスタまで届く媒体で書こうものなら爆燃え間違いなしだ。

理解しているからこそ、匿名で記す。冒頭に記載した通り、あくま個人観測範囲に対する個人の感想

当てはまらないと思うならそれはそうなんでしょう、あなた世界では。これは私の世界で、私が見たもの経験したものに対する、私の感想です。

男女問わず子供がいない人は社会人として幼いな……と実感することが最近続いていて疲れてしまった。

子持ちへの配慮とか、そんな話ではない。

理不尽への耐性が低く、自分の都合が通って当たり前という感覚が強い。

専業主婦配偶者がいて、自分育児にほぼ関与していないであろう人も、理不尽存在しているということ、コントロールできない事象不可抗力はあるよねという解像度は、子供がいない人よりもだいぶ高い。

重ねて言うが「だから子持ちには優しくしてくれ」では全くない。ただただ、社会人としての想像力が違うなと感じているということ。

理不尽不可抗力も、子育て以外にもそりゃ存在するから、本当に優秀であれば想像することはできるだろうと思うが、想像するより直面する方が手っ取り早いんだよな、この類。

そして子育てが一番手っ取り早く、強制的に、膨大な理不尽を浴びせかけられる、多くの人が経験している場面なんだろうと思う。

から、古臭い価値基準で、多様性時代には排除されるべきだと考えられていそうな「子供がいてこそ一人前」というのも、正直なところ一理あると感じてしま今日この頃

もちろん、もちろん、例外はある。たくさんある。けれど、理不尽への理解度、受容性の傾向としては明らかにあると思う。

一般的ジェンダーロールがまだまだのさばっている日本社会において、一般的労働者としては)女性場合子供が生まれると仕事に投下できるエネルギー時間も激変するから、多少の想像力理不尽耐性の差があっても、子供がいない人の方が大いにパフォーマンスが高い。

けれど、男性については未だに子供がいたところで最優先は仕事子供の有無によって投下時間エネルギー女性ほどの差はない。

からこそ「男こそ家庭を持ってこそ一人前」には一理あるなと思ってしまう。

(まあ正直なところ「理不尽への耐性が低く、自分の都合が通って当たり前という感覚が強い」傾向は、子供がいない同士で比べるなら女性の方が強いような気はしているけれど)

この想像力の欠如って、ヒラのうちは別にいいんですよ。まあ。別に自分が耐えられるかどうかで、本人の頑丈さの問題にとどまるから

管理職になると、周りにじわじわ効いてくる。

子持ち上司独身上司で、部下のメンタル発症率には明確に差が出るんじゃないかな、なんて思う日々です。

というのはただの愚痴で、まあ「だから非子持ちはダメなんだ」とか「子持ちをもっと評価しろ」とかいうつもりは毛頭ない。

多様性時代にあって「子供がいるのが当たり前」という前提が崩れつつある今、そこに手当をする必要があるんじゃないかという話です。

管理職になるにあたって、理不尽に対する想像力、忍耐力を鍛えるような研修を充実させるとかね。アンガーマネジメントとも近い気はするけど、またちょっと違うんだよなーと。

日々雨あられ理不尽を浴びせられながら生き、働く私はぼんやり思う。

  • 気持ちは分かるが、ずいぶん狭い体験しかしたこと無いんだなって印象

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