■36歳、彼女いない歴年齢、職業家事手伝い(こどおじ)になった。毎日、世界を救うんだと妄想している。俺は幸せなんだろうか？

36歳になった。

彼女いない歴年齢で、職業は家事手伝いをしている。

家事手伝いというか、親が自営業で、そこの役員ということになっているが、何も仕事をしていない。

一応、年収は1500万円くらいはあることになってると思うが、自分の通帳は見たことがない。親の年収は多分1億くらいあると思う。

朝食、夕食はパンやパスタだが家族の分を作って、認知症の祖母を介護している。

もちろん、何度か、仕事もしてみたが、仕事は続かなかった。

誰ともうまくやれないんだな、自分は。いわゆるアスペってやつなんだと思うが、特に診断はしてもらっていない。

毎日、なろう小説を読んで、「世界救うかあ〜」って思っている。

実際に、昔は、世界を救う挑戦をしていた。

一応、東大の博士号を持っている。誰でも名前を知ってるアメリカの有名大学でも研究留学してた。科学で世界をなんとかしようと思って昔は論文も書いていた。

毎年、波がありながらも論文を出していたが、しかし、とうとう、今年は1本も論文を出せなかった。

学会などに年に数回は参加しているが、職業は自分が作った1円も利益を出していない法人を名乗っている。

自分の研究が完成すれば、確かに世界に革命が起こるし、ノーベル賞も１００個くらい取れるとは思うが、残念ながら、ここ数年は、完成ににじり寄ってる感じすらしない。

インターンやバイト、正社員の職業などもいくつかやってみたが、続いて2年で、だいたいは半年以内でやめている。

とにかく、人とうまくやることができない。

アスペルガーってやつなのかもしれないが、診断は受けていない。

最近、36歳になり、ああ、またかと思った。

20歳になった時は、死のうかと思ったが車に飛び込めなかった。

25歳になった時は、風俗で脱童貞して死のうとして、飛田新地に行ったが、そのまま風俗の良さに目覚めて風俗狂いになった。

30歳になった時は、仕事が兎に角うまくいかず、離職歴で職歴が汚れていくのを見て、論文を気が狂う程書きまくった。

35歳になった時は、特に何も感じなかった。20代で風俗狂いになって金使える人生だったのは、金持ちの子供に生まれて幸福だったなあと思った。

しかし、36歳は、もう明確に人生何もできなかったことが確定したと感じる。

ここから30年くらいの、年金まで、親の脛齧りで逃げ切るだけが人生なんだなと。

しかし、60代半ばの両親はそろそろ仕事が辛いらしく、M&Aするかとか言ってる。自分の人生もやばいかも。

俺はこの先、多分、論文もあんまり書かないんだろうと思う。

ノーベル賞を狙える成果も、多分出せずに終わると思う。

ってか、そろそろ、AIがやってくれる時代になるのかなあ。

風俗とかも、コロナ移行、ほぼ行ってないし、最近は女性も怖いから、いく気がしない。

自分の人生、これから30年後の年金まで耐えるだけだなあ。

親の教育投資は意味なかったけど、まあ、親の収入からしたらこげついても大した話じゃないか。

兎に角、日々に言い訳する価値もない人生になった。

人生で幸福だったのは、大学時代に1日中ネットとエロゲーとエロ動画でオナニーしまくったのと、風俗に行ったことだった。

まあ、それだって、余裕がある家庭に生まれなきゃできなかったことだから、幸せだったんだよな、知れただけでも。

どうしようもないなあ、というこの感覚を、これから30年ずっと抱えるしかないな。

Permalink | 記事への反応(19) | 22:14

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