2024-10-04

強度行動障害のブチギレポイント

ネガティブ意味のある語彙を使う

例えば、「境界知能」がそのいい例で、ネットだと非難する意図でこの言葉を使うので、怒りのポイント自然と+1される

あと、「ガ〇ジ」や「〇ね」、「馬と鹿」もいい例だったりする

急に声のトーンが低くなったり、高くなったりする

こうなる場合相手は怒ってることが多く、怒りだすと殴られたり、タイムアウトと称して閉じ込められたりいやな目にあうことが予想されるので、怒りのポイントが+1される

また、金切り声事態不愉快なので、それでも、怒りのポイントが+1される

〇〇したくないのに無理やりさせようとしたり、威圧をかける

こういうのはストレスなので、怒りのポイントが+1される

排除する

集団から追い出すこと自体ストレスなので、怒りのポイントが+1される

対処

高度行動障害といってもいきなりブチ切れるわけではなく、怒りのポイント一定数たまったら、ブチ切れるだけなので、そうならないようにすればいい。

ただ、それだけの話だ。

もっとも怒りのポイントたまるのは工事の音や電車の音、3点ユニットバス喧嘩の怒鳴り声などいくらでもあって、完全に回避するのは難しいけどな…。

なので、その場しのぎ的に、より強い力で立ち向かうのが実は正解だったりするんだが…

でも、それをすると、怒りのポイントたまるようなことをした立場の弱い者に向かうだけなんで、あまり意味はないし、寝込みを襲うことを考えたりもするのでほどほどにしておいたほうがいいかな。

ちなみに怒りのポイントたまるのを抑える方法はいくつかあって、強度行動障害の怒りは俗にいう赤い怒りなので、赤い怒り 漢方ググると出てくるものが一番か効くことが多い。

☆赤い怒り(憤)

怒りの理由は正当であり、「憤慨している」。

患者さんの容認閾値の低下で起きる。

なんでこんな些細なことに怒るの!

介護者のちょっとしたミス容認できずに介護抵抗をきたすタイプ

「憤」の理由理解できるので、

時には、介護側等が謝らなければいけないことも。

☆蒼い怒り(怒)

怒りの理由が誤解であり「怯えの裏返し」

患者さんの認知機能の低下による混乱と不安で起こる。

なぜ怒るの?

介護を受けていても何をされているかからなくなり、

不安焦燥感から介護抵抗惹起する。

「怒」の理由他者には理解しにくいが、何となく共感はできる。

誤解を解くことが必要

☆白い怒り(忿)

怒りの理由妄想であるので訂正不能

患者さんの神経機能の衰えによる妄想的異常。

理解できない!

「忿」の理由妄想のため介護者は全く理解できず当惑する。

状態がいい時もあるため、

介護者が「わざとしているんじゃないか」と曲解もある

☆玄い怒り(怨)

怒りの理由封印されていた過去嫌悪体験「いま・ここへの甦り」

患者さんの記憶整理能力障害過去現在混同

過去怨恨のため介護者に思い当たることはあるが、

何をいまさら!」と当惑する。

そして、それぞれの症例提示を行い、

それぞれにあった漢方薬を処方されています

・憤(赤い怒り)⇒黄連解毒湯

・怒(蒼い怒り)⇒抑肝散陳皮半夏

・忿(白い怒り)⇒人参養栄湯

・怨(玄い怒り)⇒桂枝加芍薬湯合四物湯

http://www.itaya.or.jp/?p=6430

なお、桂枝加芍薬湯合四物湯は七物降下湯+六君子湯半夏瀉心湯代用できるかもしれない

  • かなえ先生みたいなvtuberがユニコーンの被害にあって困ってるといっていたが、ユニコーンと境界性パーソナリティー障害の特徴って実はかぶってるぜ。 なぜ反逆的な行為をする必要...

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