2022-08-31

LGBTよくわからない(再)

昔書いた文章ですが最近また話題になっているのでもう一度投稿します。

当時も反応を2件だけいただきましたが、色々な方に本当のところを教えてほしいので。

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おおよその人間バイじゃないかと思ってるんです。

自分男性異性愛者とされているけれど、男性を決して愛せないかと言われたら、そんなことはない気がしています

これまで人生で強烈に憧れた男性や、(友人として)好きでたまらない男性はいました。彼らへの愛が恋愛ではなかったか恋愛として成立しなかったか、あるいは進行しえなかったかと言われると、自信をもって違うとは答えられません。

自分異性愛なのは、まず生物的に男女の間でしか子作りができないというのがあって、その上に社会的多数派というのがあって、無意識に男女片方を選ぶなら女性、というのがデフォルト化してるだけのような気もします。他の異性愛者もだいたいそうだと思っています

とりあえず異性愛であると仮に置いておいて、それに違和感のない間は異性愛者、あれ?自分はなんか違うなって思ったら同性愛者かもって初めて考える。みたいな。

でもそのなんか違うなってのは人を好きになってみないとわからなくないですか?

仮に、

  • 我々は男女どちらも等しく好きになることができる。

として、

というのが合わさると、自然と人は異性愛者になると思うんです。同性愛は自認しづらく、異性愛はそれが恋愛だと認識やすいという点において。

でも結局誰を好きになったかじゃないんですか?

異性愛だって異性なら誰でも好きになるわけじゃないし、同性愛者も同性ならだれでも愛するわけじゃない。

じゃあ相手が異性か同性かじゃなくて、特定の誰々愛者だという話に過ぎないのでは?

たまたま最初に好きになれた人が同性だったら同性愛者ですか?

じゃあたまたま歳上を好きになった人は歳上愛者と呼ばれるのでしょうか。なんかそういう違和感をいだきます

男色に夢中だった過去偉人だって普通に妻がいますよね。どっちも愛せるというのがそう珍しいことじゃなかったのではないかと思うんです。

で、トランスジェンダー。これが最もわかりません。トランスジェンダー定義ってなんですか?性愛対象の話とは切り離されているので、自分が男だ女だってのはそれ以外の何かで認識するんですよね。

でもそれって具体的に何で認識するんですか?

自分男性ですが、自ら自分を男だと確信したことなんてありません。

いやお前は身体は男でも心は女だよ、女々しいから。とか適当なこと言われたら、そうかな、肯定否定もできないな、としか言えない気がします。

基本的には女性を愛しますが、それって関係ない話ですからね。トランスジェンダーレズビアンかもしれないので。お前の恋愛対象は異性だからトランスジェンダーじゃないだろっていう反論は成立しえません。

で、男性である私が心まで男性であると強く確信することができないのに、トランスジェンダーの方は自分の心の性別というのをどうして強く確信することができているのか、何の根拠を得ることでそう思えるに至ったのか不思議でなりません。

記事とか体験談を読むとたとえばトランスジェンダー女性なら「ピンクが好きだった」とか「スカートが履きたかった」とかで自認に至る人が多いようなのですが、それこそ不思議なのです。それが「ピンクを好きなだけの男性」「スカートを履きたいだけの男性」とどう違うのかをこそ教えて欲しいのです。

服装というのは文化産物に他ならないと思いますスカート男性衣装であるだって実際ありますピンク男性象徴に当てはめられる文化だって(実際あるかは知りませんが)あっておかしくないでしょう。

そういう国では彼らはどうなるのでしょう。その国では逆に「男性衣装であるスカート違和感があり、だから自分女性だ」という風になるのでしょうか。

異性装という言葉があります異性装を好む人はトランスジェンダーとは限りません。要するに服装の話もやはり心の性別の話とは切り離されているということです。

それならば結局、心の性別とは何なのですか?煽りじゃなくて教えてほしいのです。

自分あくまで今のところですが、心に性別はないと思っています。そして、誰もが誰もを好きになりうると思っています。だからLGBTがよくわかりません。LもGもBもTもよくわかりません。どれも普通人間で私と何一つ違うところはないと思っています

私は無知で間違っていますか?

もしそうであるなら、上記の考えを糺し、啓蒙してくれる人を待っています。お願いします。

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