2021-10-28

チャリのすゝめ

コロナの影響などではなく、2020年4月から自主的無職になった23区内近郊在住子供部屋おじさん。

無職になったもの有職時代と同額を家に入れているのと、年金やら住民税やら回避できない出費が多い。

また、運動量も減り、10kg程度太ってしまった。

基本、引きこもっているが、たまの外出時は定期も無くなったし交通費が惜しくなる。

また、駅までチャリで15分のところに住んでいるので、わずかながら駐輪代も掛かる。

ということで、外出時は頻繁にチャリ23区内へ行くようになった。

退職してから転職活動の一環として定期的に都内へ行くことが決まっていた(結局、ほとんどリモートになった)ので、ロードバイク的な自転車検討した。

距離を走るには楽な姿勢とか、スピードとかが大事なんだろうし、なら、ちゃんとしたスポーツタイプ自転車でないとダメなのでは?と思ったから。

ただ、色々見たが、

歩道に入らざるを得ない際、細いタイヤで段差を上がる時のパンクやら転倒やらの懸念

・それなりに高価だし、お手軽に駐輪できるかの懸念

これらを自分なりに解決できる自信がなかったので、結局、買わなかった。

ひとまず、有職時代毎日乗っていた、5段だか6段だかギアのついたノーブランドティーサイクルで、そこそこの長距離を走ってみることにした。

腕と体の角度を90度に保つようなイメージで、腕を真っすぐ伸ばしながらハンドルに手をつく。

それにより、やや前傾姿勢になるのだが、その時、背骨を真っすぐにし続けるよう心掛けた。

これがきっと、体への負担を最小限にしつつ、普通チャリで長距離を走れる最適な姿勢に違いない(今も思っている)。

スマホホルダーをただのチャリに装着し、サイクリングモードよりも徒歩モードの方が短距離で案内してくれる、Googleマップに行き先をセット。

朝、駅まで行く時は本気でこいでいたが、長距離なので無理のないペースで。

初回から往復40km程度走った。

電動自転車ではないので、川を超える時など坂ではハアハア言っていた。

それでも、大した苦ではなかった。

カーナビ絶対に案内しないようなマイナーな道や、「自転車を除く」と書かれた一方通行の道を出口側から何の躊躇なく進める。

当然、車で見る景色とは大きく異なり、それが凄く楽しい

今すれ違ったおばさんは、まさか、こんなどこにでもあるようなチャリを、もう既に13kmもこいでいるとは思いもしないだろうな。

自宅から駅・電車で行く時間+30分ぐらいで到着(場所によっては同着も)。

目的地が駅近だったりすると、その近辺に駐輪場がある。

これがめちゃくちゃ安い。

2時間無料24時間まで100円。

車で23区内駅近に1時間でも停めようものなら、場所によっては往復の電車代を超えることもある。

バイクは車よりは安いけれど、自転車の駐輪代の安さが凄まじい。

2時間もあれば大抵の予定は済ませられる。

ただ、安さゆえか、恐らく近隣から来たと思われる自転車で一杯の事が多い。

いくつかの用事を済ませ、帰りの残り4kmぐらいからが特に疲労を感じた。

翌日、両太もも筋肉痛になるも、もう二度とチャリで何十キロも走りたくないとは思わなかった。

今では、段差のある所を通過する際は立ちこぎ姿勢に変え、腰への負担を無くすなどし、複数用事を済ませ、往復60km近く乗ることもある。

最初の頃より疲労感は減少したものの、基本、引きこもっているから、やはり翌日は筋肉痛になる。

ニートを終え、また働き始めた時の通勤では、確実に電車を選び、チャリを何十キロもこぐことはしない。

でも、プライベートでは、交通費も削れるし、運動にもなるし、景色楽しいし、チャリで行く。

もし、今のチャリが壊れたら電動自転車にしようかな。

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