「育児大変ですプレゼン」を上司に何回もするのに、いい加減、疲れました。
下の子が産まれる前は「魔の2歳が過ぎて手のかからなくなってきた子供1人」なので多少残業はできていました。
育休復帰後「変わらず残業ってできるんだよね?」と上司からの質問。
「家ではパパママ大人2人に対し、上の子の世話と下の子の世話と家事の3つのタスクがあるので難しいです」と回答。
「でも奥さんいるんでしょ?」
「ワンオペ育児っていうのが話題になりまして、ワンオペ育児とは………で、フルタイムで働く妻に負担がかかるため極力避けたいです。」
と「いかに育児が大変か」を即興でプレゼンして納得させる必要があります。
他にも「出張行ける?」「早出できる?」と何度も育児時間を取りに来る。
Before「小さい子供がいる」
→After「小さい子供がいる」
で変化が無いようです。
実際は
→After「上の子は赤ちゃん返りもあり手がかかる、下の子は小さいので手がかかる、家事は下の子対応で増えてる(掃除や離乳食)」
なので、変化が無いなんてとんでもない!
こんな状況や、家で忙しい1日の様子をありのままに伝えているのに、何回も上司が家庭の時間を取りに来る。そのたびに説明説明。
極め付けは、このコロナ。
在宅勤務とともに家に子供2人。
子供の1歳ってのは、保育園に入れなければ育休取れる年齢。つまりこの子供を面倒見るには普通は仕事休むレベル。
人事に育休再取得とかできない?と聞いたら「できないからマネジメントの範囲でやって、キミの上司にも伝えとく」。
ここで伝わってるはずなのに、上司から来るのはいつも通りの仕事量。
さあプレゼンの始まりです。在宅勤務での育児は大変大変まあ大変(本当に大変)。
コロナで会社全体の仕事も減り、何とか自分も育児と両立できるようになったある日。
病院ではPCR検査とかしなかったが、「まだ免疫が弱い子供たちが、治療法も確立されてないコロナかも…」と不安な毎日。喉も痛いらしく3度の食事にも頭を悩ませる。
脳の空き容量などすでに無く、仕事が手に付かない。在宅勤務で子供見ながらでなく、子供の看護休暇を取りました。
上司からは「子供家にいるのは一緒だからウェブミーティングだけ変わらず出れない?」と。
「それじゃ無理だから休み取ってんだろボケェッ!!」と言いたい気持ちを抑えながら、わかりやすく共感を得られるプレゼンです。もうやだ。
自分はたまたま説明することが多い職種のため、上司の理解を得ながら仕事を進めていますが、いい加減疲れました。
こんなのでは「誰もが育休を取れる」なんてのは程遠いです。
もし「育児大変ですプレゼン」がうまくできなかったら、職場の理解を得られずに育休なんて取れないじゃないですか。
本当に男性の育休取得推進したいなら、全社会人に「イヤイヤ期が終わる3歳くらいまでは1秒たりとも家庭の時間減らさすな」は宣伝しまくった方がいい。
(今調べたら、「育児介護休業法で3歳未満なら残業断れる、小学生未満なら月24時間以上の残業断れる」らしいですね。)
共働きが多い中、誰でも「仕事と育児の両立」ができるべきだが、個人のプレゼン能力で「上司の理解が得られない」って理由で両立できないのは絶対におかしい!
世のマミートラックママみたいに、出世も何もかも諦めて同僚に陰口叩かれながらぶら下がり社員するか 大人しく時短やパートになるか専業になればいいんじゃねーの?(鼻ホジ) 「育...
産休育休男女ともにがっつり取得なんてそりゃ無理だよなあ