オタ友とこの話題になり、送って嫌がられた側の話ばかりが上がって送られて嫌だった側の話がないよね、という会話になり書いてみようと思った
わたしはそれなりにでかいジャンルの島中でほそぼそと本を出している。
売れる部数はジャンルの勢いに対して多くはない。
でも比較的感想を貰っている方だと思う。本を出せば毎回発行部数に対して8%くらいの件数の感想を貰う。
いままで貰って嬉しくない感想は正直あった。
感想を送ってくれた手間を思えば感謝の気持ちが先に立つ。から表立って嫌だと言ったことはない。
嫌だと言えば感想を送り控える人もでるだろうし。
嫌だった側の話が出ないのはそういう理由だと思う。
でも思う所があったのでちょっと書いてみる
1、話の主旨を読み取れていない感想
わたしはR18ありのシリアスな話を得意としている。主題は主人公の苦悩。
ただただ疲れる。
10件感想が来たらこういうのが2件くらい入ってくる。残りの8件はちゃんと主題を読み取った感想だからわたしの技術の問題ではないと思う。
わざわざ送ってくれたんだから気に入って褒めてくれてるんだろうな~とは思うんだけれど、こっちはエッチで最高だと思ってかいていないので喜べない 申し訳ないがこういうタイプは気が合わないのでブロックしたいと思ってしまう。
2、言葉遣いに引っかかる
多いのは、蛇足ですが~…といって別の本の感想も添えてくれるパターン。蛇足って無駄なものって意味だからね。細かいことだけど、マイナスなことばは使わなくていいんじゃないかな。という思いを飲み込む。
○○はあなたが一番好き、という言い回しも引っかかってしまう Aを上げるのにBを下げているようなニュアンスを感じ取ってしまうから あと返事しにくい マシュマロに返事する場合、文面の画像を添付することがほとんどだと思うんだけど、これを見たおなじ○○の書き手はどう思うだろうと思ってしまう 我ながら神経質だとは思う
これは共感できない人のほうが多いと思う。
DMで来る長文の感想、これは正直ありがたい気持ちもかなりあるので挙げるのは心苦しいのだけれど、おなじボリュームの返事を強要されているようで苦しい。
交流が一切なく、今後も交流する気がない方からくるとかなりしんどい。
1を併発していると最悪。(かなり頻度が高い)
人との交流が苦にならないタイプの方ならただただ嬉しいんだろうなと思う。わたしは気の合う少人数としか交流したくないタイプなので気疲れが勝ってしまう。
そもそも知り合いから感想が来たら付き合いのお世辞と思ってしまうので、わざわざ書いてくれた感謝は感じるものの「お世辞でしょ?」という気持ちを隠して素直に喜んだふりをしながら長文の返事を書くのはとてもエネルギーを消費する。消費するエネルギーが感謝のエネルギーを上回るのでとても疲れてしまう。感想を貰っているのに疲れている自分に自己嫌悪する、さらに疲れる、ループ
マシュマロへの返事もおなじ 同じ話への感想だとどうしたって内容が似通ってくるのだけれど、被らないように返信文を考えるのは時間も労力もかかる。疲れる。返信不要と書かれていると気遣いが嬉しくて泣きそうになってしまう
ここまで書いて我ながら神経質で笑ってしまう。こんなに神経質なのになんで感想を受け付けてるの?と思う人もいるかなと思うので感想が欲しい理由も書く。
自分がかいたものの意図が正確に伝わったか確認したいから感想ツールを設置している。
だからそもそも褒められたい!と思っていないので、そこの温度差はあるんだろうな…と思う 感想で褒めてくれる人には申し訳ないのだけれど
散々悪態をついたので最後にクソの私ですら貰って嬉しい感想の条件を書いておく
1、具体的 〇Pの〇の絵が良かった、○○のプレイがよかった、ここの心情描写がよかった など 良かった点が知れればそこを伸ばせるので
2、読了感が書いてある 読んで元気になった 切なくなった など 作品で伝えたいことが伝わったかおおむねわかる