2019-10-09

教員同士のいじめ

私の生活圏内からは遠く離れた場所出来事だけど、他人事じゃないなって思った。

私も今年の3月まで教員をしていた。でも正規任用というわけではなく、当時は3年目の講師だった。私の所属する部署学校の中でもとくに講師割合が多かったんだけど、たぶんそれが面白くなかったんだろうね、「50代女性教諭」と「その取り巻き教諭の皆様」から嫌がらせ的な指導をされて本当に耐えられなかった。同僚たちも本当につらかったと思う。同僚のひとり(以下、同僚A)はその50代女性教諭ととくにソリが合わなかったこともあって本当に毎日毎日ひどい言われようだった。中でも一番ひどかったのは、その50代女性教諭が同僚Aに対して「管理職全員がいないタイミング」で「あなたと関わるとみんな不幸になる」と平然と言い放ったのだ。信じられなかった。隣にいた同僚Bと思わず顔を見合わせた。もちろん、同僚Aに部署メンバーは「そんなことは絶対にありえない」と、その女がいないところでフォローをした。子どもたちにふだんいっちょまえなこと言っておきながら、自分は平気で人を傷つけることを言うのかと本当に信じられなかった。その女の学級の子どもたちに言いふらしたかったが、あまりにも子どもたちがその先生のことを信頼している様子がうかがえたから、絶対に言い出せなかった。そんなこと言ったら確実に子どもたちは私のことをあり得ないと思うだろう。

同僚だけではなく私もその50代女性教諭とその取り巻き教諭たちとソリが合わずさら自分も思うように仕事を進めることができず、毎日がとても限界だった。ある日本当に起きられなくなってしまい、心療内科にかかりながら仕事をするようになった。薬を飲みながら生活をするようになっても毎朝毎朝仕事行きたくないと泣くものから、同居している母親が「そんなに行きたくないならい管理職にあの先生たちにいじめられてるから学校行きたくないって言ってるって電話してあげる!」と言い出したことがあった。今後、管理職やその女たちに何を言われるかわからなかったので、私はそれを泣き叫びながら止めた。いい年して親が職場電話とか笑えないにもほどがある。そして結局仕事に行った。例の教員いじめが同居する家族から相談で発覚したそうなのだが、今思うとあの時母親電話をさせてしまっていた方がよかったのかもしれない。

平日は毎日泣きながら7時に出勤して、22時近くまで帰れず、休日も出勤しなければいけない日々にも疲れていた。月に1度心療内科に行かなければならない日は定時で無理やり退勤していたが、その翌日は絶対に遠回しに定時退勤したことを責められた。気持ちが休まる日なんて1日もなかった。毎日繰り返される暴言めいた指導の数々で自分仕事のできなさに愕然ともしていた。幸いなことに採用試験にも落ちていた。そのことについても「そんなんだから採用試験にも落ちるんじゃない?」と例の教諭から言われていた。確かにここまで何度も落ちるってことは離れたほうがいいという証拠だという何よりの確信が得られて、結局私は3月教員を辞めた。また、同僚Aもいろいろなストレスが積み重なって教員を辞めた。そして、続ける選択をした他の講師枠の同僚たちもこの環境には耐えられないと異動希望を出し、全員異動をした。別の同僚たちも今は別の学校自分らしさを取り戻して働くことができている。教員世界から足を洗った私と同僚Aもまた、別の業界自分らしさを少しずつ取り戻している。

通っている心療内科先生からは、最近余裕が生まれてきたねという言葉もかけられた。しかし、去年の経験フラッシュバックする瞬間っていうのは今もあるし、自己肯定感とやらは相変わらず失われたままなので結果としてトラウマだらけになってしまった。例の指導をしていた50代女性教諭とその取り巻きたちは、今も変わらず仕事を続けているらしい。学校いじめと一緒だね。いじめられた方はいろいろな傷を抱えてどんどんこじらせていく。いじめたほうは、普通に生きている。そりゃ学校からいじめはなくなるわけがない。

教員いじめ報道が出たことで、本当に一部の先生と呼ばれる人たちは、とてつもなく人格破綻していることがたくさんの人に知れ渡ったことがとても嬉しかったりする。今後、そのような人格破綻した人たちがしっかり制裁される世界になってほしい、そう強く願っている。

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