交際経験を一度も持たないまま結婚適齢期を迎えてしまい、焦りを感じてマッチングアプリに登録しました。この数ヶ月で7人の相手とお逢いし、そのうちの1人と交際に至ったのですが、男性の恋愛感情というものが理解できずに困惑しています。
昔から私の心には、女性的な部分と男性的な部分の両面がありました。パートナーの男性に独占欲や庇護欲をあからさまにぶつけられる妄想は、私の中の女心を酷く興奮させました。ずっと彼のことを考えて、ドキドキした気分を楽しんでいたい。手を繋いでデートをしたり、バカなことを言い合って笑ったり、ツッコんだりして欲しい。ずっと側に居て欲しい、大きな手で自分に触れて欲しい、力強くぎゅっと抱きしめて欲しい。甘えたいし、尽くさせて欲しい。彼だけのものになりたいし、彼の一番でありたい…。特定の誰かをイメージしている訳でもないのに、そんな気持ちを相手に抱いている自分を想像するだけで多幸感が溢れ、脳が痺れて溶けるような感覚を覚えて、堪えきれずに涙や声が漏れることもありました。私はこんな依存的な心の動きを、ヒトの恋愛感情なのだと思って生きてきました。
交際することになった相手には、4度目のデートで私から告白しました。人に愛を伝えることは、私にとって人生で初めての経験でしたが、自分の予想とは裏腹に、全く緊張を感じていませんでした。事前に記憶という冷凍庫に入れておいたコトバを取り出し、口という電子レンジで温めて相手に振る舞うような感覚でした。映画やドラマでよく見る情熱的な告白シーンとは真逆の、極めて冷静で機械的な作業に、自分自身、強い戸惑いを覚えました。それでも、休日に何度もデートに付き合ってくれる相手は自分に少なからず好意を抱いてくれているのだろうし、それに応えねばなるまい、という気持ちが先行し、自分の違和感を無視してしまいました。パートナーを作るという当初の目的が果たせた達成感も、今の自分は幸せなのだという思い込みを加速させました。
結局その相手には、2週間もしないうちに別れを切り出されてしまいました。私は相手のことを人間的に素敵な方だと心から感じていましたし、今でもその気持ちは変わりません。しかし、私が相手に恋愛感情を持ち合わせていたのかどうか、自分でもはっきりとは分かりません。そんな曖昧な気持ちが接し方に表れて、相手に伝わってしまったのかな、と思っています。
改めて考えてみると、私の女心が妄想してきたような、普通の男性が恋愛感情を持った相手に抱くであろう独占欲や庇護欲を、私の男心が抱いている姿は、全く想像することができませんでした。性欲を感じることはあれど、そんな欲求を誰かに抱いたことは、これまでの人生で一度もありませんでした。もしも交際相手が浮気をしたら嫌悪感を抱くと思いますが、それは倫理観の不一致であって、独占欲ではないような気がしました。また、庇護を必要と感じる相手よりも、自立して芯のある相手の方が好みでした。
インターネットで検索すると、ホモロマンティックとか、クロスオリエンテーションという言葉を知りました。自分がこのようなマイノリティな恋愛的指向を持つ人間なのか、あるいは、まだ適切な相手に出会っていないから恋心を理解していないだけなのか。自分のことなのに、正しく理解できず、辛いです。何日か後にも、またデートの約束を入れてしまいました。こんな気持ちのまま女性にお逢いして良いのかという葛藤と戦いながら、今日も婚活を続けています。
こういうメンヘラは恋人のうちはいいけど子供ができた後どうなるんだろう 家に帰ったらヒステリックなマザーにネチネチとお母さんの気持ちがわからないの?と言われて子供が泣いて...
頭でっかち メディア(本や漫画やアニメや映画やドラマ等)で洗脳されている 実践を100万回積んで現実を知って補正していくしかない
ネットの集合知=増田の出した結論ぎ『しゃぶれよ』なのに、 何故しゃぶってから考えないのか、理解が出来ない。