数年前に国公立大学で無利子奨学金、授業料免除を全額とか半額とか受けて祖父母に支払ってもらって卒業した。
下宿は親せきの家で、家賃25000円で置いてもらって、かなり恵まれていた。
父親とは縁を切ろうとして家を出たのに、奨学金も授業料免除も、親の証明がいる。
祖母が父親と交渉してくれたけど、それはもう毎回、戦争だった。
社会的にクズだからか、不満の当てつけか、書類が遅れることはいつものことで、何度、学生課に頭を下げたかわからない。
父親が自営業で、実質経営破たんしていたから助かったけど、下手に収入あったら困ってただろうって思う。
それでも、こんなのマシだ。
毒親を想定しない制度の多さ - T.が過去を振り返る http://t-ritama.hatenablog.com/entry/2016/06/03/113152
自分が国公立大学に入って驚いたのは、お金に余裕はなくても、親がちゃんといる、ちゃんとした教育を受けている子が圧倒的に多いことだった。
そりゃそうだ、入る段階で、選別されているんだから。
自分は運が良かった、と本当に思う。
堀茂樹教授「どちらかといえば金銭的&文化的に恵まれた若者達の組織」に対する反応と奥田君の苦悩 - Togetter https://togetter.com/li/921944 @togetter_jpさんから
自分も、授業料免除の度に、何の苦労もない人が羨ましくて仕方なかった。
目の前が真っ暗にならなかったのは、大学での友人の存在と、今は夫になる人がいたからだ。
夫は、親が継父でお金を出してもらえず授業料免除は却下され、奨学金を借りて毎日8時間アルバイトをして、大学の講義にも出て、ちゃんと卒業した。
友人は、バイトしたお金を自由に使って遊んでいるし、貯金もある。
そんな格差を目の前で見せつけられた、高校を卒業したばかりの若者が耐えられるか、と思うのだ。
今も、日本は、こうして、呪いを貯めこむ学生を増やしているんだろう。
自分も、その一人だ。
でも、これで救われるのは、自分じゃないのだ、と気付いて、気が重くなってしまった。
あの時の、自分のつらさを、他人にも味わってもらわないと平等じゃない、と考えてしまうようになってしまった。
社会人になって数年。
大学の時は、これから働いて豊かになるぞ、人生、楽しもう、と思ってた。
だけど、身体を壊してしまって働けなくなって、夫に収入は頼り切りだし、明るくて楽観的だった夫も、残業続きで疲弊している。
高度プロフェッショナル制度も通ってしまったし、夫の会社が、この制度を悪用しないことを祈るばかりだ。
他人がちょっとでも幸せそうにしていると、妬むようになってしまった。
それを、国公立の授業料免除の改善ニュースで、気付いてしまった。
これからも、他人を妬みながら、くらすようになっていくんだろうか。
それは怖くて自分に失望する未来だ。そんな時期もあったなと思って無邪気に笑える未来は来るだろうか。
きっともう、どうしようもない。ただ流れに身を任せるしかないんだろうな。
安倍総理が自衛隊の最高司令官さまだからな 韓国の文は軍歴あるし北のキムも砲兵大学だ
ん?元増田と関係ある話?
大学進学の際に唐突に、生まれの格差が正体を現したようで面食らう 公教育が平等性を重んずるあまり、格差の存在を忌諱してるのが間違いだわ
でも増田は能力あるからこれから大輪が咲くよ。 俺も貧乏だったからめっちゃ苦労した。単位がどうとかのレベルのやつなんかさっさと退学にしたらいいと思ってたし。 それがあったか...
今日も女は毒親叩き