小学校の時、ぽつんと残って休み時間まで給食を食べていた生徒は
食が細かったわたしも、そのうちの一人で泣きながら給食を食べさせられた。
5年生の時担任だった男性の教師は、残すことに厳しく、完食するまで永遠に給食タイムは終わらない。
その上、完食できた翌日は、事前に減らすことが不可能というトンデモシステムだった。
それがつらくて6年生のクラス替えの日、ウキウキして登校したのに、またソイツだった。最悪だ。
給食地獄は2年間だったが、大人になった今でもその弊害が残っている。
2年間も続けば、男性教師の怒号と「満腹感」が自然と結びついてくる。
早くiphoneのように充電式になるか、人間として満たされる錠剤1粒で生きたいとすら思う。
人間の三大欲求のうちの一つが、恐怖によって潰されるのは、生活にも支障をきたす。
◆人付き合いも億劫に
親睦会、合コン、歓迎会、祝賀会…一般的に交流を深めるために使われる手段は食事だ。
人と食事をする「会食」が、給食の恐怖に結びついてしまい、せっかくの人付き合いにも支障が出てきてしまう。
お店に入るまでは大丈夫だったのに、お店に入った途端吐き気がこみ上げてくる。
お手洗いに行って、何度かえづいておかないと座席に戻れない。これがかなり苦しい。
せっかく誘っていただいたのに、残すことになりお互い気を使ってしまうので、
ただ、驚いたのがこの悪しき風習は今でも続いているらしい。
「富山県小矢部市の市立小学校で今年1月、嫌いな給食のおかずを残した当時4年生の男児に無理やり食べさせ、嘔吐させた」
http://www.sankei.com/west/news/170504/wst1705040035-n1.html
というニュースを見かけて戦慄した。
下記URLを見てもらえると分かるが、嘔吐しただけでなく、その後の掃除までさせられている。
・全員の前で吐くという羞恥と恐怖
・食に対する嫌悪
は、その後もトラウマとしてずっと残っていくだろう。
給食に悩むお子さんを持っている場合、これは未来の子供からの手紙です。
学校という子供にとっては絶対的な狭い社会で、子供を守れるのは大人たちのみ。
少年少女たちが、不要なトラウマを抱えず、せめて人間らしく生きられるように
校長先生、教育委員会なんでもいい。とにかく厳しすぎる教師たちを告発してほしい。
食事の裏には
農家の人や犠牲になった動物たちがいるということは、無理やり食べさせなくても理解は出来る。
それよりも。
無理やり教師が食べさせた裏で
大人になっても食に苦しむ元生徒たちがいることを、忘れないでいてほしい。