消防団がほんとに嫌だ。
田舎というか地方都市では町内会組織が強く、入っていれば否が応でも役員や消防団が回ってくる。
わたしも年齢の順番ということで回ってきた。
町内会を向こうに回して立ち回りをする気力もないので、消極的に消防団に参加している。
一年目はスケジュールが合う範囲で予定されている行事には休みを取って顔を出していた。
一回仕事と重なるのが馬鹿らしいので「その日は出られない」と言ったら、ネチネチ言われた。
うっとぉしかったので、とりあえず出たけど、納得は行ってない。
で、二年目、町内から参加している消防団員に連絡を回す役が回ってきた。
めんどくさい。
メールで連絡を回すけど、返信が遅いやつもいる。返信が遅いので、連絡網の上流へ流せないでいたら上流からせっつかれる。
正直やってられない。
で、一番やってられないのが同じ町内の一年先輩のT。
こいつは地方勤務の国家公務員で消防団の用事がある土日は休みなのでかんたんに都合をつけられるだろうけど、交替勤務のわたしの都合など考えてもくれない。
祖父は建築会社を経営していて、家を建て替える時に役所とさんざんやりあって公務員が嫌いになった。
でも何人かの公務員と出会う中で少し印象は良くなっていたけど、Tのせいで最悪になった。
祖父からの公務員が嫌いなポイントとして大きいのは融通が効かないこと、想像力がないことだった。
そしてTは消防団のことに関しては御大層な原則論を振りかざし、とにかく都合をつけろとうるさい。
話しているとその理屈の中に融通の効かなさや多様な生き方があることへの想像力が著しく欠落していると思わざるを得なくなった。
わたしの公務員嫌いはTへのマイナスの感情に大きく寄与することになる。
このTさんざん他のメンバーへ消防団の義務などを振りかざしているくせに、自分がついている役の来年度までの任期を途中で端折って今年度末でやめるつもりでいやがる。
どんなダブスタだよ。
他人の都合を考えることもなく、自分の意向だけを押し通す最低なT。
東京の大学を出て地方勤務とは言え国家公務員、近年に家を建て替えている。
年齢以外の条件は悪くないが未だに結婚に至ってない。
なぜだか言ってやろう。
他者への想像力が著しく欠如しているんだから共に人生を歩むパートナーとして選ばれるはずがないんだ。
とTへの愚痴だけでなく、他の消防団員のことも大雑把に愚痴っておくと、こいつら基本的に文化的経験が乏しく、話題が狭い。
子供がいるので、そちらに生活の中心が持っていかれるのは分かるけど、もっと胸が熱くなることへの興味はないのか?と問い詰めたい。
家事能力が著しく欠如しているやつや、ワンピースしか読んでないのに漫画を語るやつなど、本当に人間として幅が狭い。
こんなやつらとにこやかに酒を飲めと言われても無理だ。