2016-05-16

あらゆる素人参加型プロジェクトで起きていることが迷家で描かれてい

私の体験談です。

ベンチャーイノベーション町おこし若者支援・・・素人参加型プロジェクトニュースを眺めていると毎日一つか二つかは報道されていると思う。クラウドファンディングには彼らのプロジェクトでいっぱいだ。

ただ、誰もどうなったのか報道しない。美辞麗句を並べたプロジェクトの結果がどうなったのか誰も気にしない。いつのまにか人々の記憶から忘れ去られていく。

プロジェクトはどうなったのか?無作為に集められた人々は各々好き勝手なことを言う。そして、アニメのように醜く罵り合うようになる。建設的な議論は何ヶ月かけてもできない。もちろんばかばかしいと思った人から順に辞めていくが、もちろんアニメと違って、現実社会で死人が出ることは稀だろう。ただ、精神的におかしくなり心療内科に行く者も現れる。どんどん脱落していく様相はまるでデス・ゲームだ。主催者美辞麗句を並べてマスコミに発表していたのが嘘の様に思えてくる。気付いたときには何もできないまま1年間が過ぎている。一方で主催者は別のプロジェクトを始めるための準備で忙しかった。そう。それはプロジェクト宣伝効果で知り合った別の人間とはじめるプロジェクトだった。そして、主催者だんだんと元のプロジェクトから引いていき、参加者も徐々にフェイドアウトしていった。風の噂によると次にはじめたプロジェクトも成果はほとんど出ておらず、マスコミ喧伝している成果は無名会社アウトソーシングされたもので、参加者たちの独力ではなかった。ようするにハリボテのような存在だ。もちろんそのプロジェクトも未完のまま、主催者は次のプロジェクトを開始している。まるで焼畑農業である。彼の足元には多くの屍体が蠢いている。

そのプロジェクトと縁を切って随分経つが、半年前に某県某市役所仕事で関わることになった。そこには元◯◯(大企業社員という肩書きだけで仕事を受けている怪しいコンサルタント町おこし企画を請け負っていた。美辞麗句を並べた町おこしニュースはよく見るが、実態について報道しているものはない。サステイナブルな長期的経済効果理想だが、短期的な経済効果すらも得れていないことがある。私が住む町に捏造された名物料理があるが観光客は誰も食べていない。報道はされているし、ガイドブックにも書かれているが町おこしのために掲げた名物料理提供している店のほとんどは赤字だ。町おこしの、正確には「地域おこし」と言うそうだが、安倍首相が掲げる「地域創生」のために何百億円も税金が投入されているそうだ。胡散臭いコンサルタント達が税金を食い物にしている。そして、私が最初に関わったプロジェクト主催者の近況を調べてみたら地域創生に関わっているそうだ。

もちろん、何かを始めれば失敗もするし成功もする。当たり前のことだ。しかし、美辞麗句を並べて始めたプロジェクトの多くが行方知らずだ。失敗したのか成功したのかもわからない。参加者達の多くは主催者無責任さのために傷ついていく。そして、それらに税金が投入されていることさえあるのだ。

アニメ迷家を見ていたら寒気がして居ても立っても居られなくなって書いてしまいました。過去プロジェクト出会った人たちと登場人物を重ねてしまます素人同士の議論主催者無責任言動がほんとうにそっくりです。笑えない。

質問ブクマトラバでおねがいします。

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