現実を見ることは大切なものですよほんとに。夢見る少女じゃいられないわけです。
いま求められているのは、物事を総合的に判断できる人材です。分かりますか?
学問の学際化も進んでいます。これからは生物物理化学なのです。
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世の中正しさよりも目先の利益が優先されてきたわけです。その場逃れの手っ取り早い方法ばかり重宝される。
でもそれは付け焼き刃にすぎないですから、その限界が出てきた時代と言えましょう。
人間のあらゆる価値判断がそうなのです。例えば人物評価を考えてもごらんなさい。
あの人はすごい人だ。あの人は優秀だ。あの人は人格者だ。そんな評価があてになりますか?
「お賃金」とタイピングしたらGをTと押し間違えて「おちんちん」になった。修正するでしょう?
でも人物評価には正解がありませんから。おかしいと言われても「常に」修正しないわけです。これがいけない。
物事には両面性があるでしょう。賛成と反対に分かれて議論しても建設的な答えは見つかりにくい。
なぜなら、賛成派は賛成派に都合の良い事実と論理だけを用いようとし、反対派もまた同様だからです。
両面を見て判断する人間がどこにもいない。これが社会システムのセキュリティホールなのです。
冒頭に述べたように人は生きていく上で現実を見ないといけません。そうですよね?
同様に、社会システムも存続する上で現実を見る必要がございます。
そして、現実理解があってこそスムースにシステムは成長するのです。
しかし、それはあくまで個人的な見方です。よく考えてもみてください。
システムが未知の解決すべき問題に直面するのは経済問題に限りません。
ありとあらゆるシーンで、成長は必要とされるということです。視野を広く持たねばなりません。
ですから、成長のために「あらゆる」現実理解が必要なわけです。
狭い範囲ばかり観測しても仕方ない。少ない変数ばかり観測しても仕方ない。
目先の利益だけを追っている人に足りない視座はこれなのです。
さらに言えば、「夢」の扱いにも若干の語弊があるように思えます。
曰く、「夢は叶わないから夢なんだ」「夢より目標を持て」「でもないよりはあったほうがいい」。
じつに巧みな言葉遊びです。結局、「夢」が何を指しているのか、それは有耶無耶なままです。
言葉の上で明晰判明だからといって、あくまでそれはモデルです。理論です。
現実が理論通りにいけば苦労しません。どんなに美しく正しそうな理論でも現実とのズレがあるものです。
dankogaiはさまざまな事態にそなえ仕掛品を作ることを推奨しています。
当然仕掛品の有効性はテストします。じつにプラグマティックです。さすがは私たちのヒーローです。
加えて言えば、さまざまな事態にそなえたtipsも見つけておくべきでしょう。
こういった芸当をやってのけるには、夢ばかり見ていては駄目。現実ばかり見ていても駄目なのです。
もちろん夢や最終目標の設定は大切かもしれません。現実を見ることは間違いなく大切です。
ですが、それのみでは根本的な成長は見込めないことでしょう。
現実を見た上で、その一歩先を見つめ続ける必要があります。それも、目先の利益にとらわれずに、です。
それが、さまざまな事態にそなえた仕掛品やtipsの作成という1つの思想なのです。
株式投資をやり始めた人が、勝ち組へと成長していくかどうか分かつターニングポイントがそこなのです。
理想主義や現実主義の人にはこう言っておあげなさい。「現実的成長は見えているのですか?」と。
自分の言葉で成長を語れない人間にはやはり、現実的成長が見えていません。
それでは、現実的成長の広い可能性から、独創的に現地味ある「夢」を見いだしていくことも叶わないわけです。
夢がない、やりたい仕事が見つからないと嘆いている人が沢山いますね。
現実もその人の視点で切り取った断面にすぎなくて、だれも現実なるものを大局的には観察できないし、理解できない。 だから現実を見ようとして、見たくないものが見えて発狂するみ...