2014-03-27

気軽に借金してんじゃねぇよ

クレカも含めて、返済することが頭からトンでるやつは、借金してんじゃねぇよ

消費者金融を使うなんてアホ…と切り捨てるのは簡単ですが、現在、1000万人以上がお金を借りている状況を考えるとそうも言ってられないという話。 - クレジットカードの読みもの

URL略。普段は引用元は明示する主義だが、PV増えるって指摘されて削った。まあググるだろ)

そういう煽り文句から行くなら、

「アホがハマったら抜け出す手助けする公的機関つくれ」

「アホが簡単に借りられねぇように規制しろ

「そもそもアホになるな」

とか、そういうのからだろうがダボが。治安悪くなるんじゃボケ

安全借金存在しない

正確に言えば、安全借金は、踏み倒せる借金だけ。

から出世払いだの将来返してくれれば良いだのの、親だ親戚だから借金けが安全

借りられる借金は全て、返せなかったらどうなるという契約になってて、

返せないリスクがある以上、安全借金存在しない。

単純な話だな。

(なお、全て小口融資に限定する。住宅ローン事業融資だと言われると議論が発散する)

銀行カードローン消費者金融闇金安全度の違い

安全度は違うが、何がどうって判ってねえとどうしようもねえ

最初にいっとくが、借りる目的に関しては別な。

まり「返せないリスクが高い/低い」というのは、「その融資元が安全危険」とは直接関係がない。

これは混乱しがちだから覚えておくと良い。

大抵の場合、返せないリスクが高くなる度にカードローン消費者金融ヤミ金レベルが上がるだけで、

それは借りる側の問題。

じゃあ、何が違うかというと、「返したいときに返せるか」「適法な取り立てをするか」「借金以外の絡みがあるか」の3本になる。

返したいときに返せるか

最近CMで「何時でも返せる!」と強調してるのは、つまり「何時でも返せない」のが普通ってこった。

家を買うとき住宅ローンだって、繰り上げ返済に手数料を取ったりされる事もある。

これが、ヤミ金だと「返しに行ったら居ない」「受け取らない」「受け取っても少額のみ」などが普通になる。

まり、返済計画を相手に握られるので、常に金利のみずっと払い続けることになったりする。

適法な取り立てをするか

基本的借金をして安全危険だというのは、返せないリスク念頭にあるからだ。

カードローン適法な取り立てをする。金利も安い。つまり、返せないリスクが低い人にしか貸してくれない。

消費者金融は、昔は適法でない取り立てもあったし、比較ヤミ金に近いところでもあった。

ただ、色々あって比較カードローン依りになってきているし、いきなり怖い人がやってきて殴られたりすることはほぼ無い。

で、ヤミ金はなんでもありなので、リアルウシジマくんが世の中に居ないとは断言できない世界になる。

借金以外の絡みがあるか

これは、現在ではほぼヤミ金のみ。

仕事斡旋、お手伝い、ある種の「弱みを握られた人」という人材プールたゆたう事になる。

そもそも、「金を借りなければならない」状態は、詰んでる

今日はこれだけは覚えて帰ってもらいたい。

  • 「金を借りなければどうしようもない状態」は、既に詰んでる

こと小口融資に限って言えば、金を借りた方が良いなんて状態は、存在しない。

俺の好きな漫画の「茄子」に確かこんな台詞がある。

「使うためにする借金は無くなってしまう。増やすためにする借金しかしてはいけません」

融資をする際に「使うための借金」なら、他から返してもらう必要がある。

それはつまり、「未来労働」を前借りする為に、手数料を払って変換してもらっている状態になる。

これが「稼ぐための借金」なら、その金が金を産んで、返してもらえることになる。

事業融資に関してはこの境目が曖昧になるので、黒字倒産だの自転車操業だのになる)

ただし世の中には、以下の様な状態も確かに存在はする。

もうどうしようもなくなって、お金を借りなくてはいけない状況になってしまった時

URL略)

そして、そういう状態というのは、「最もお金を借りてはいけない状態」と言える。

そういう時の「間違った選択」というのは、「金を借りること」だったりする。

あの記事には「お金を借りなければどうにもならないと感じたら、まずは法テラス相談しよう」と書かなければいけなかった。

ハッキリ言ってしまって、金を借りるというのは、既に何かマズイことが起きている。

ガソリンタンクに穴が開いたままの車に、ドンドン給油しても意味は無い。

1000万人以上が消費者金融からお金を借りているのであれば、1000万人以上がかなりマズイ事になっているということだ。

どう消費者金融と付き合うか

返済計画を立てろ。

例えば、色々あって一銭もないのに親が死んだ。

毎月20万の定期収入があるなら、月5万の返済一年で、60万の葬式なら上げられる。

その代わり以後は月15万で生活する必要がある。

毎月3万の定期収入しか無いなら、月5千円の返済一年で、6万円の火葬と骨壷のみになる。

そういう、小口融資を借りる際に、最長一年以内に返済できる計画を立てて借りろ。

それが分相応の借り方だ。

こういう時に、「とりあえず」で数カ所から借金して100万円揃えたりするから破滅するのだ。

最後

「どうしても金を借りないといけない」と強く感じたら、まず法テラス相談しよう。

借金して借金返済をしようと思ったら、国民生活センター多重債務相談窓口に電話しよう。

消費者金融で金を借りなければどうにもならない時には、金を借りてはならない。

  • 増田が色々言いたいことあるのは分かるけど、 そのくだらないブログを取り上げるのはヤメレ。 ただでさえはてブに頻繁に上がってきてイライラする糞ブログなのに。

  • 借金ってしたくてするわけじゃないが、なんであんな簡単に借りられるんだろうな クレカもそうだけど、フリーターでもリボ払いカードなら作れるとかやり過ぎだろ

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