2024-03-11

北欧ブルマー考、それからへそ出しブルマーブラトップブルマー (5)

anond:20240311080708

結論

北欧諸国にもブルマーらしい写真を見つけることもできた、また、学校の体育で使われたと確認できるものもあった。

デンマーク学校教育では、1960年代から1980年代後半にブルマー採用されている学校があった。また、レオタードを着用する例もあった。

スウェーデン学校教育でも時期ははっきりしないが、ブルマーレオタードが使われていた。

ノルウェーでは学校教育でブルマー写真確認できた。また、学校教育外ではへそ出しブルマーブラトップブルマー確認できた。

〇これは英国での影響かもしれない。英国では、学校教育で導入される以前の1930年代1940年代から、Women's League of Health and Beautyなどで提灯ブルマーショーツブルマーが導入されていた。

1939年

https://www.youtube.com/watch?v=YmWYxulYQI4&ab_channel=BritishPath%C3%A9

1941年

https://www.youtube.com/watch?v=UbO9RAXHdHU&ab_channel=BritishPath%C3%A9

1950年

https://www.youtube.com/watch?v=HUrx29uQpwg&ab_channel=BritishPath%C3%A9

そして、これは知らなかったのだが、女性だけの場所では、へそ出しファッションもあったようだ。

1956年

https://www.youtube.com/watch?v=2k5uTySJO4w&t=28s&ab_channel=BritishPath%C3%A9

ちょうどビキニ水着が生まれた頃で、少しずつへそ出しの時代が始まっていたようだ。陸上ブルマ以前のへそ出しの存在には驚いた。ヨガと書いてあるが、す1956年代ににヨガ欧州に伝わっていたのが驚きだ。ヒッピーとかの時代だと思っていた。対し蟹欧州インド研究歴史は長いが、大衆にまで広がるのにはタイムラグがあったはずだ。いや、ここでヨガが伝わってヒッピーが育っていった?

フィンランドでは、女性のみの環境では1940年代から1950年代でブルマー姿になっている女性が見られた。また1970年代ブルマー着用者ではなく、ブルマーのもの写真も見つかった。現代学校では、スパッツレオタードが選べるらしい。

アイスランドについては資料が少ないが、現代の生徒でジャージ以外にバレエみたいな恰好をしている例を見つけた。

さて、以前、調査は国ごとにまとめて行うべきで、地域を横断するのは雑になるのではないかと思っていたのだが、こうやってブックマークしておいた画像をもとに1つの記事にまとめると、北欧にはへそ出しがあるという意外な関係性がわかるメリットがあった。

女性だけの環境では、多少大胆な格好をしてもいいのだろうか。あるいは、屋内というか体育館限定なのかもしれない。

かつての記事では、女子は人前ではスカートだが、女子だけの場所ではパンツスタイル運動したことを書いた。

anond:20221111080913

それと関係しているのだろう。

もっとも、上のWomen's League of Health and Beautyでは、うら若き女性が人前で大胆なブルマー開脚している。

これは女性解放自由権利が、家父長制に逆らって好きな格好をするほうに向かっているケースで、マドンナテイラー・スウィフトレオタードにも似ている。

https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/celeb-beauty/g61861/cta-taylor-swift-fashion-snap-181116-hns/?slide=1

https://genxy-net.com/post_theme04/328116l/

https://pbs.twimg.com/media/F_vqDL8W0AABet_?format=jpg&name=large

では、韓国ブルマー同然の短パンで腰を振りながら歌う女性歌手は?

からない。だが、女性が堂々と肌を見せる権利と、それが異性愛者の男性欲望対象となることで起きる緊張は、今にもつながっている。

だが緊張は常に悪ではない。そこから新しい思想ファッション表現が生まれていく。問題なのは無知無理解人格攻撃であり、批判は時には深い理解からなされることだってある。純粋理性批判だって批判肯定的意味じゃない。何ができて何ができないか、境目を知っておくのは大切だ。

話を戻そう。

一方で、これが本当にブルマーだったのかは留保必要写真もある。というのも、ごく短いスパッツサイズが合わず結果的ブルマーのような形になってしまっていると解釈できなくもないかである(さっきの★をつけたデンマーク写真や、☆をつけたノルウェー写真)。つまり結果的ブルマーに見えているだけで、最初からショーツブルマーとして裁断されているわけではないのかもしれない。提灯型ブルマーかはっきりしない写真もある。

今後は他のアーカイブサイトを横断し、さら事実確認を続けていく必要がある。

今回見つけたのは、例えばデンマークでは第二都市オーフスアーカイブだが、それこそ首都コペンハーゲンアーカイブを探せばもっと当時のブルマが見つかるのではないか

ノルウェーではオスロ博物館情報もあったが、他の諸国ではどうか。

今後について

とはいえ画像による調査に行き詰まりを感じている。幾分、事実確認よりも画像狩猟に近づいてきているからだ。

なので、今後は各国の言語で「体操服の歴史」と検索して、それを読むことになるだろうか。

実際、英国オーストラリアでのブルマーの展開については、個人記憶体験をもとにしたブログでの証言をもとにした記事もある。ただし、人口の少ない国では苦労するだろう。前にも書いたように、ショーツブルマーのもの特に名前がなく、短パンスパッツ一種ととらえられているとしか思えない国もある。

また、リンクの途切れたバルト三国についても、画像を探し直すやもしれない。


そう、過去記事を見るとすでにいくらリンク切れができている。だが、魚拓を取るのも面倒だし、どのリンクが死んでいるかを何十もある記事をさかのぼって調べるのもおっくうだ。

いつ上述の作業をしたり、続きを執筆したりするかは全くの気まぐれ、次回はいつになることやら。下手をすれば来年だ。それくらい面倒くさくなっている。というか、調べまくっていたらブルマゲシュタルト崩壊を起こしてきた。あの頃のブルマーってあんなにハイレグだったっけ?

段々諸外国ブルマーについて調べるのも飽きてきた。

資料豊富にある英語で調べた、ブルマー以外の服や手塚ブッダおっぱいのほうがしっかりと調べ物をした実感もあるし、バズる

けれども、少しずつはてな匿名ダイアリーブクマを稼ぐことへの執着が前よりもさらに薄れてきており、調べものをしても増田に書くかどうか、日々怪しくなっているのである

やるとしたらトップレスやへそ出しの歴史か、しかしそれもウィキペディアの丸写しになりそうなので、何か別の資料がいる。

それではまたどこかで会いましょう。

記事への反応 -
  • 一応最後まで翻訳をしたのだが、無断翻訳は著作権の侵害に当たるらしいので、過去の投稿の翻訳部分を削除、議論をするための部分的な紹介にとどめることにした。 体操にたいする...

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