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はてなキーワード: 沈黙とは

2008-09-11

これだから集団行動、共同作業は嫌だ。

愚痴です。

私は高3で、10月末に行われる文化祭広報パートとしてウェブサイトを作ってくれと頼まれた。7月のことだ。

うちの高校男子校で、それなりに名門の大学付属校だ(系列校という場合もある)。ターゲット女子高生受験生、いずれにせよ普段はネットをあまり使わない層だと思われる。そして学校名はそれなりに目立たせたほうがいいと考えた。

はじめは特に何も指定されなかったから、一般的でわかりやすいと思われるヘッダ、左メニュー、右コンテンツ、フッターの4ブロック構成にし、ヘッダには文化祭テーマ英単語)のロゴを背景に「学校名 文化祭名 開催日」をh1要素として入れた。左には「インフォメーション」とか「オリジナルグッズ」とかそういう一単語の簡単なメニューを入れ、マウスオーバーで見た目が変わるような装飾を施した。右コンテンツには全ページにh2要素をはじめにいれ、そのページのタイトルとした。デザインは横幅850pxの中央寄せで背景はストライプ、中央の背景は白一色にし、テーマにそってやや濃いグレーと赤系で色づけた。

高校生文化祭サイトとしてはかなり良いほうなんじゃないかと自負していた。

なおGoogleAnalyticsによると8月の平均ページビュー(1人当たりのページビュー)は8ページで、数字的にも悪くないと私は考えていた。ちなみに8月の総PVは20000だった。「大学名 グッズ」で検索したときに、大学のページより上に本校の文化祭大学グッズ紹介のページが表示されているのは感動的だった。

新学期が始まったから、総務パート、装飾パートパンフパートに見せたわけだ。

するとなんだ、1分くらい沈黙が続いた後、第一声がこれだ。

公式サイトなんて学校名で検索されてくるんだから、すべてのページのタイトル(たぶんh2要素のこと)やトップ画像(たぶんヘッダのこと)にわざわざ学校名を入れる必要はない。開催日だって「インフォメーション」のページに書いてある。開催日が気になったら「インフォメーション」のページを見るだろ普通。トップ画像にはパンフパートが用意したロゴ英単語イラスト)を入れるだけで、学校名や文化祭名や開催日は入れるな。”

(^ω^;)

文句は続いた。

テーマに対してデザインが明るすぎる。背景は真っ黒にして文字は真っ白がいい。文字(%指定で14pxにしている)もでかすぎる。”

いったい、何のための公式サイト作成なんだ。勝手にやってくれ。私は降りる。

降りて専門学校を探さなければ。大学の推薦入学を得られるだけの成績がないのだ。

どこか良い専門学校を教えてくれないだろうか。東京都内にあり、WEB製作に関する何かを扱っていてくれるとありがたい。

将来はWEBサイト製作関係で稼ぎたいと思っている。

私の愚痴を聞いてくれてありがとう

2008-09-09

ローリングサンダードリルシールド

俺の学校は山のふもとの盆地っぽいところにあるんだけど、俺の家は山の上にあって、まあ田舎なんでけっこう距離がある。毎日自転車で30分くらいかけて通学してる。で、今日学校帰り道の話。

学校出るときは降ってなかったんだけど、いきなり曇ってきたと思ったらけっこうな夕立が来て、こりゃいかんってんで通り道のトンネルの中で雨宿りしてたんだ。早く止まねーかなーみたいな感じで、トンネルの出口あたりでぼーっと空見てたら後ろから同じクラスの女子が来てさ。同じクラスっつっても、俺の学校は一学年一クラスしかないんだけれども。

こいつは帰り道が途中まで同じで、やっぱり自転車通学で、よく帰り道で会う。あんま美人ってんじゃないんだけど、なんか遊んでるっぽいチャラい外見してるのと、性格明るくて姉御肌っぽくて話しやすくて、男子からは割と人気が高い。仮に姉御と呼ぶ。

姉御:「増田じゃん」

俺: 「おう」

姉御:「雨宿り?」

俺: 「うん」

姉御:「あたしもそうしよー」

姉御はモロに降られたみたいで、もうズブ濡れと言っていいくらいビチョビチョになってた。そんだけ濡れてたらもう覚悟決めて帰っちまった方がいいんじゃないかと思ったけど、姉御自転車止めてガードレールに寄っかかって携帯触り始めて。

で、ビチョ濡れなわけよ。もう肌とか透けまくりでさ。俺はもうチラ見でガン見なわけですよ。背中とか腕とか、セーラー服がぺっとり肌に張り付いてて。なんかスポーツブラっつーの?色気も何もないようなゴツいブラが透けてて。黒。もっとエロい下着つけてるもんだと思ってたわ。んで思わず(なんか自制心とか完全にどっか行ってた。存在すら忘れてた)もうナチュラルにガン見してたら「何見てんだよ」って睨まれて。俺もう超キョドっちゃって、「(゜Д゜)え?あう、え?あ、あーあー、見てない見てない!」みたいな感じで。

やっべーなーと思ったんだけど、怒るのかと思ったら、にまーって笑って「まーあたしのナイスバデーにみとれちゃう気持ちもわかるけどねー」みたいなこと言いやがって、頭の後ろで両手組んでふざけたポーズまで取りやがって。ジョジョ立ちみたいな。したらまたブラとかヘソとか丸見えなわけですよ。「見てねえって!」とか言ったんだけど、ニヤニヤしながら「おまえホントムッツリだよなー」とか「見たいなら見たいって言えよ」とか抜かしやがるから、俺はトンネルの話を始めた。

「このトンネルって断面が丸いだろ」

「は?」

「このトンネル。円形だろ?」

「何言ってんの?」

「でも、この先にある小さいトンネルは卵型じゃん」

「えー?あー、そうかも」

で、シールド工法の話をした。卵形は昔ながらの掘り方で、円形より卵型のほうが縦の力に強いから強度的には有利なんだけど、シールド工法はでっかいドリルで一気に掘っちゃうから早いし安上がりで(トンネルと同じ径のドリルで掘ったことを彼女はどうしても信じなかった)、なんでシールド工法って言うかっていうと、掘るそばから穴の形に内側から丸いブロックをあてがって掘った穴を守っていくからで、これは外国トンネル技師がカイガラムシっていう変な虫を見て考案した方法で、カイガラムシってのは流木とか木造船とかを食い荒らす変な虫で・・・。

まあ俺自身ねーよと思うくらいあからさまに話題をそらしたんだけど、姉御はそれに乗ってくれた。俺があんまりキョドってたんで哀れんでくれたんだと思う。ちゃんと相槌打ちながら聞いてくれるもんだから、俺は少し得意になりながら喋った。

そのうち雷がものすごくなってきて、ゴロゴロじゃなくてバーンとかブォンとかガラガラとか言い出したんで、雷の話もした。雲の中で氷の塊がぶつかりあって静電気が発生してどんどんチャージされて、それが限界超えると地上との空間の間でスパークして、絶縁破壊っていうんだけど、で電流は光速で伝わるんだけど絶縁破壊の伝播するスピード光速より遅いから、スローモーションで見ると雷が雲から地上に向かって伸びてくのが見えるとか。で実は電子はものすごい遅くて、1秒に1ミリも動かないとか。昔は教会は神の家だから雷が落ちるなんて有り得ないし避雷針立てるなんて罰当たりな!って感じだったんだけどだんだん教会の尖塔が高くなってきて雷落ちまくって燃えまくったから教会もしぶしぶ避雷針を許可したとか。

そんな、学研かなにかで読んだような豆知識を必死に思い出しながらひたすら喋った。彼女がときどき寒そうに腕をさすってるのに気づかないフリをしながら、ただ沈黙が怖くて、黙ったら終わりだと思って、適当なことを喋りまくった。彼女は雷の話にはほとんど相槌を打ってくれなかった。そうしてるうちに夕立が上がって、俺たちはそれぞれ自転車に乗って、別れた。また明日、って。

震える彼女にそっと上着をかけてやるべきだったんだろうと思う。

まあ上着はなかったし、俺もけっこう濡れ鼠だったけどでも、たぶん、たぶんだけど、「寒いだろ、もうちょっとこっち来いよ」なんて言っちゃっても、ちょっと強引に肩を抱き寄せちゃったりしても、許された場面だったんじゃないかと思う。たぶんだけど。というか、そうすべきだったんじゃないかとすら思う。でも俺は、頭の中をそのことだけでいっぱいにしながら、口では愚にもつかないトンネルと雷の話をひたすら喋っていた。雷の轟音のたびに彼女がビクってするのに気付かないフリをしながら、ベンジャミン・フランクリン雷雨の中で凧揚げをして雷が電気だと証明した話なんかをひたすら喋った。彼女の顔は見れなかった。

俺はゴミ野郎だ。チンカスに住む微生物ほどの価値すら無いクズ野郎だ。

2008-09-08

駄菓子屋にて -老婆は座して死を待つ-

「今でもな、口だけは達者なんよ」

埃が積もった商品のない棚、空っぽアイスクーラー

一見廃墟にすら見える店内で,100才にもなろうとしている彼女は呟いた.

この日僕ら双子の兄弟が、この駄菓子屋を訪れたのは全くの偶然だった.

10年以上前、僕らが小学校だったとき、その駄菓子屋は僕らの社交場だった.

親からもらった100円玉を宝物のように握り締めて、少年達がそこを訪れる.

10円ガム、20円のチューベット、5円のメンコ。

50円で当てたくじびきの一等賞。かけがえのない、価値あるゴミたち。

その頃、100円は確かに大金だったのだ。

また、キラキラに光るメンコたちもそこでは価値ある交換財として流通していた。

そこはまさに僕らの経済の中心地だったのだ。

のみならず、そこは政治の中心地でもあった。

放課後夕焼け空の下、僕らは店の前で毎日真剣に討議していた。

議題は、教室内における権力闘争から3流ゴシップまで幅広い。

例えば、とある日の案件は担任の先生が「バツイチ」であることについてだ。

2時間に渡る討議の末、ぼくらは「バツイチ」を「何かあまりよくないこと」であると定義した。

あるいはクラス独裁者たる某君が一日に何人の

女の子を泣かしたか、など話題には事欠かなかった。

兎にも角にも、僕らは毎日その駄菓子屋に入浸っていたのだ。

最後にそこを訪れてから一体何年になるのか、思い出せないほどの時が経った。

ましてや大学東京に行った僕はもはやその駄菓子屋存在すら忘れていた。

再びその駄菓子屋を訪れたきっかけは、祖父の一周忌だった。

有難いお経を眠気に打ち勝ちながら聴き、

1万回ほどは繰り返されてるであろう親戚との会話を嗜み、

へとへとに疲れた法事の帰り道、たまたまその駄菓子の前を通った.

外から見る分には以前と何も変わらない様子の駄菓子屋の戸が開いていた.

「珍しい、ここ半年ぐらい戸が開いてなかったのに」

弟が気づいた。せっかくだ。十数年ぶりにあの店で何か買おう。

懐かしさも手伝い、我々は店の中に入ってみることにしたのだ。

戸の前まで来た、僕らは足を止める。様子がおかしい。

入り口から覗き込んだ駄菓子屋は、もう駄菓子屋ではなかった。

立ち込める埃独特の匂い、棚に張った蜘蛛の巣。

そこには廃屋と呼ぶにふさわしい景色が広がっていた。

「ここ、もうやってないんとちゃうん」

そう呟きつつ中に入る。

おそるおそるカウンターの方を眺めると、

そこには麦藁帽子を被ったしわくちゃの店主が座っていた.

僕の存在に気づいた店主が、ゆっくりと顔上げる。

「すまんなぁ、もう何も売ってないんやわ」

と申し訳なさそうに言った、その時弟も店内に入ってきた。

ゆっくりと顔を上げてスーツ姿の2人を交互に眺めた店主はつぶやいた。

「あんたら増田はんか?」

店主は双子の僕らのことを、憶えていてくれた。

そのことに、驚きと喜び、そして懐かしさがこみ上げた。

「店、もう、やめてしもたんですか」

戸惑いつつ尋ねる僕に、店主は答える。

「もう、しばらく前からやっとらんのよ。

 今日はな、たまたま用事があって、ついでに店よったんよ。

 ここおったら顔なじみが来てくれるからなぁ。」

なお続けて、店主は語る。

「ちょっと前までは、アイスクリームだけ売ったりしよったけどな。

 もう今はスーパとかで特価で売いよるから、こんなところで買ったら親に怒られるやろ」

僕らのかつての経済の中心地は、あっさりと巨大な資本主義の渦に飲み込まれていたのだ。

「けど、元気そうですね」

「今でもな、口だけは達者なんよ。もう体が痛ぁなって動かんもんな」

「そんなこといわんと、長生きしてくださいよ」

「いやぁ、あんたらもう結婚するような年のに、こんなに生きとって申し訳ないわ。

 お迎えが来るんを待っとるんよ。」

意味がわかりつつも、こういう時どう言葉をかけて良いかまだ知らない僕は、

鸚鵡返しをしてしまう。

「お迎え?」

「中々な、父ちゃん、迎えにこんのよ。

 早よう向こう行きたいけど、中々向かえがこんからな。

 こっちから行くわけにもいかんからな」

店主が朗らかな笑顔で呟くと、ゆるやかな沈黙がしばし場を包み込む。

「会えて、良かったです。」

弟がフォローにならないフォローをする。

「また、来ます。」

僕がそう呟き、二人は駄菓子のない駄菓子屋を後にする。

駄菓子屋から出た後、外から駄菓子屋をもう一度眺めてみた。

入る前は何も変わってないように見えた駄菓子屋

改めて見ると、戸は少し歪んでおり、壁の色は以前よりもずっとくすんでいた。

帰り道、頭の中で輝かしい思い出と、廃屋で朗らかに終わりを待つ店主の顔が交錯する。

あらゆるものが、目まぐるしく変化していく。

しかし、それでも店主は僕らのことを覚えていてくれた。

そこには、意味があるのだと思う。

2008-09-06

図書館ホームレス戦争

「全ての図書館美人司書を閲覧に供するべきである!」

やつれた身なりの男は突然演説の方向を転換し、唾をとばしながら叫ぶ。

周囲に群がる似たような姿の男たちはどっと笑いながらうなずく。そうだそうだ!という短い同意の声のなか、演説は続く。

「全ての美人司書は黒のタイトスカートをはいて通常配備されるべきである!」

集団の後方で頭を下げていた男たちがはっと顔をあげる。さっきまで「ホームレス追いだし反対!」という趣旨の演説が続いていたはずだ。けだるそうにしていた後ろの男たちは久しぶりに目が覚めたような顔をした。雑誌コーナーのソファからこの集団の様子をちらちら見ていた僕も思わず声の主を見つめた。

黒のタイトスカート、この言葉に刺激されて僕の頭にも一人の美人司書像が浮かぶ。黒のタイトスカートに白のボタンシャツ、メガネをかけて髪を後ろにまとめた一人の美人司書。静かに体を伸ばして上の棚に返却された本を戻している。彼女はこの館に欠かせない存在。伸びた足を包むタイツ図書館中に敷かれたカーペットの延長かと錯覚するかのような自然さ、そんな風景を目の奥で楽しむ。ただし、この館には類似品すら存在しない女性だ。

気がつくと演説は終わり、男たちがぞろぞろと通路を引き返している。あの言葉は演説の終盤だったらしい。僕はちっとも読み進まない週刊ポストラックに投げ込むと彼らのあとを追いかけた。

彼らは玄関先の喫煙コーナーでたむろしていた。僕は彼らから少し離れてタバコに火をつけ、さりげなく聞き耳を立てた。

Aさん「美人秘書?そいつぁいいなぁ」、どうもシショではなくてヒショと言っているように聞こえる。

それに合わせてBさん、「ああ、ちげぃねぇ。だいたいなぁ、おれぁ、」

ここからBさんが大声で自論を語り始めたので、集団のざわつきが急に途切れた。一方的に主張と不満を一緒に押し付けてくるような大声に僕は圧倒されるような気分になり、すぐに心の隙間をふさいだ。愚痴と泣き言は心の水漏れ、亡くなった祖母の口癖が思い浮かんだ。

Bさんは周囲のみんなに対して会話のキャッチボールで言うところのワイルドピッチを繰り返していたが、なんとか一人、話の合間に割り込んだようだ。その声はあの演説主のCさんだった。大男のBさんに比べてCさんは小柄で髪も薄いが目に光が入っていて一回り大きく見える。

C「そうだな、そのとおりだな! ところで知ってるか、図書館員は三種類に分類される」

Bさんの勢いが止まる。即答できず、思わずCさんの顔を見た様子だ。周囲も、外野の僕も同じようにCさんを見つめてしまった。

図書館員は三種類いる。美人司書か、女の司書か、それ以外か、だ」

周囲がどよめき、笑いが漏れる。続けて彼は言った、

C「人間も三種類に分類される」

また空気が硬くなった。人間定義なんて誰でも多少は思案したことがあるはずだ、彼の言葉を待つ。

C「家のあるニートか、家のないニートか、それ以外か、だ。つまり、、、こうだ。」

周囲が沈黙し、言葉を待った。唇を忙しそうに舐めて言葉を捜しながら彼はこう言った。「つまり、、、えーと、だれか、タバコ持ってないか?」

一瞬、周囲の動きが止まった。その後、殺していた息を吐きながら各自がポケットを上から触っていく。Cさんは自分の頬肉を甘噛みしながら彼らのブロックサインのような動きを眺めている。彼らの表情と動作は会話のキャッチボールで言うところの「外せ」だったように見えた。つまり、タバコはあまり人にあげたくないということだ。いつものこと、いつもの反応なのかもしれない、それを見越してCさんはその隙に言葉をさがしているようだ。

「タ、タバコならあります、が、、」思わず僕は声をかけてしまった。Cさんも驚いた顔をしていたが、なによりびっくりしたのは僕自身だった。

図書館ホームレスについてナンセンス記事を書いてたのに気がついたら自分の記事をノベライズしていた、興味ある人がいたらつづき書くかも。後学のため誰か批評してくれるとありがたい。

2008-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20080830162814

ベッドの上では肉食?w

ええ、お互いの肉をむしって貪り食い合う勢いですw

僕も彼女も同様、普段のおとなしさとは全く関係がないようで。

ぼーっとできる、か。自分に癒し見出してみるよ。

お互いしゃべり方がゆっくりなんだよね。他の人と喋るとすぐ間に言葉を挟まれてちゃんと話せない。

その点、ペースの合う二人はとてもよい組み合わせ。

電話してるとお互い沈黙してる時間が異様に長い。でも、どっちもそんなこと気にしてない。

お互い絶対キレない性格。そして相手がどう思うのか(不満に思ってないかとか)聞き出すのがうまい感じ。だからお互いキレないのに溜まらない。

2008-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20080819203616

とらばやコメント欄を閉じるのはブログじゃない、とか言っていた時期もありました。

名も亡き人の声にも答えるのがブログのよいところです、とか言っていた時期もありました。

そもそも何で沈黙しているのか、簡単な問いかけにも返さないのかと言い出すと、それがこの件の根本でしょう。今更何を言っているのかという風になっちゃうのでそれを置いておくにしても、こうした「墓標」を閉鎖せずに残すことで、何か良いことがあるのでしょうかね? 運営者にとって。いや沈黙効用はどこかにあるのかな?不肖自分には想像もつかない理由が、そういう行為をする人たちにはあるのかな。あるんでしょう。

話を戻すけれど、これだけ「墓標」のような塔を、放置していること自体が僕などには理解しがたいことで、ある意味いっそ放置するくらいなら閉鎖してしまえばいいのにと思う。

2008-08-17

97年冬

夜になって居場所が駅しかなくなった。

伊那の駅の待合室で読書をしていると、隣に座っている女性の前に、ズカズカと長靴の音が近づいてくるのがわかった。

「おい」年配の男性の声。彼女は無言で立ち上がり、男は、ズカズカと歩き去った。

しばらくして、バタンと車のドアを閉じる音が聞こえ、走り出した。

そのあとの沈黙が、たとえようもなく切なかった

家族っていいなぁ。

2008-08-16

憂鬱

殆ど寝むれなかった。会社でも昼飯が食えない。調子が悪い、途中ゲロを吐いた。

心配してくれる後輩。何故か嫌味を言う自分。すまない、今度おごってやろう。

17時。

今日残業できない。足早に駅前へと急ぐ。大変だ、時間が無い。

タクシー乗り場で彼女と合流。あまりの混み用に列を無視して運転手に2人で懇願。

他に待っている人もいるのに。最低だ。でも遅れる訳にはいかない。

18時45分。

何とか間に合った。汗をハンカチで拭きネクタイを締め直す。

吐きそう。緊張が頂点。密かにポケットに入れてきたウイスキーを少し飲む。

でも駄目だ。全く酔わない。

店内に入った。

何ておしゃれなお店だ。正直言って苦手。

普段チェーン店屋台くらいにしか行かないからだろう。自分にはキツイ。

あれこれ考えている内に店員がやってきた。

そして案内されて店の奥へと向う。

ヤバイ。足が震えてる。軽く眩暈がして来た。

帰りたい。逃げ出したい。今ここでスッと消えたい。

ふいにエヴァンゲリオンの台詞がでてきた。

「逃げちゃ駄目だ」

部屋の前まで案内された。

戸…個室だ。隔離された空間。吐きそうだ。

実際今日は5回程吐いている。それでも吐きそうになる。

密室で何分、いや何時間だろうか。尋問にも似た質問をされ続けるのだろう。

トイレに行って一端落ち着きたい。

私は彼女に言って店のトイレへ向った。

そしてまたウイスキーを飲んだ。人生初の便所酒。情けない。

メモを読み返す。あるであろう質問の答え方、敬語、自分の生い立ち、仕事人生観、将来…

そして彼女への気持ち。色々考えていると少し落ち着いた。

そしてトイレを出ようとした時ある事に気付いた。

もし、もし万が一、だ。彼女が先に部屋に入っていたとしたらどうすればいいんだ。

自分は一人でノックして入るのか?入ってからどう言えばいいのだ。

名前だけを言うのか?ちゃんと返事してくれるのか?

きっと声が震える。足もふらつく。怖い。

部屋の前まで戻った。

そこには彼女が居た。待っていてくれた。

思わず涙目になる。彼女は何事かとびっくりして心配してくれた。

ああ、きっと自分は間違っていない。大丈夫、問題無い。

彼女が私をチラッと見る。

私は彼女を見て頷いた。

そして彼女が部屋をノックした。

「お父さん、連れてきたよ」

部屋の中にはお父様とお母様。

私の品定めの為に今日はいらっしゃったのだろう。

ここから30分程は思い出そうとしても良く思い出せない。

彼女の話題が中心だったと思う。ガチガチの私はロボットの様な動きとドモリ気味な喋りで何とか会話していた。

そして1時間くらいが経過した。

少し酒が進み・・少しずつ打ち解けはじめた頃お父様が切り出した。

「○○くん、君が娘を好きなのは分ったよ」

「恐縮です」と言った。

使い方あってたのだろうか。

「それで今後もあるだろうし…ちょっと色々質問させて貰いたいんだ」

そういうとお母様がお父様にA4の紙を渡した。

何だそりゃ?メモ普通用意してくるもんなの?

「えーと、まず仕事は何を?」

「販売店のスタッフをやってます。」

「具体的に何をするの?」

レジ打ちとか仕入れを決めたり。たまに本社に行って事務を勉強させて貰ったりもします」

「面白い?」

「…はい。」

「ふーん。それで収入はどれくらいなの?」

「・・・」

「ん?」

「あ、えっと、残業とか、特別収入とかもあるのではっきりとは・・」

「大体でいいよ、年どれくらいなのか教えてくれればー」

「えっと・・」

本当の事を言う方がいいのだろうか、それとも少し多めに言う方がいいのか?

少し考えたが嘘をついてもどうせすぐばれるだろう、本当のこと言おう。

「260万です。」

言った。本当に言った。

彼女のことは真剣だ。嘘は付きたくない。

だから正直に行った。

「・・・」

沈黙

何だこの間。誰か喋ってくれ。お願いだ。

「プフッ」

お母様。

「あ、ごめんなさい。でも…ウフッ、ウファファファファファ」

お母様が吹き出した。

「ワハハハハハ」

お父様も笑いだした。

笑い声。バカにされてる。これは絶対自意識過剰なんかじゃない。

心の声が聞こえる。今までもこうした笑い方を何度かされた。だから分る。

覚悟はしてきた。でも苦痛に変わりはない。

「ちょっと!!」

彼女が怒ってくれた。

嬉しい、けど情けないな。

私が幸せにできるんだろうか。自信が揺らぐ。

「ハハハ、すまんすまん」

「いえ。」

短く簡潔に、だ。

「君はその仕事を続けるのか?転職する気は?ないの?フフ」

お父様。

「ちょっとお父さん、…フフ、この方、大卒じゃないのよ。そんな言い方酷じゃありません?」

お母様。

何だよコイツ等。笑いながら喋るな。

本音は

(ぶww底辺wwwwプギャーwwwwww転職は?ねぇねぇ?転職は?wwwwww)

(あwwごめんw高卒だった?wwあはwwwwじゃ、無理かwwごめんねぇwwwww)

何だろ。はぁ。でも仕方ない。

「まあ若いんだしまだまだ可能性があるもんなあ。少し距離を置くことも大切だよ、ねえ母さん。」

「そうよねえ。他に貴方に合う女性もきっと一杯いると思うわよ」

何このコンビ攻撃。

「はっきり言うとあれだ。僕には君が娘と釣り合うようにみえないなあ」

「私もそう思うわ、お父さん。」

はっきり言われた…

「ところで○○君は明日早番なんだよね。そろそろお開きにしようか。」

「もうお話も十分したしねぇ。あらヤダ、もうこんな時間だわ。でましょうでましょう。」

お父様、明日休日です。そしてお母様、私にもう少し喋らせてください。

ここでお父様が予想外の一言。

「○○君、今日はごちそう様。」

え? 俺払い?

冗談かと思ったらお父様とお母様はさっさと店からでていってしまった。

残された彼女と自分。

払わせる訳には行かない。財布が空っぽ給料日までまだ10日程あるのに。

店をでた。

気遣ってくれる彼女。でも優しさが痛い。

1人になりたい。その晩一人酒。彼女と自分について考えた。

きっと自分と来ない方がいい。でも彼女と居たい。

誰かが言ってた言葉。人様に迷惑をかけるな、人を巻き込むな。

その通りだ。きっと俺は害になる。お父様達にとっては害虫ゴミ虫。

仕事は変えるつもりだ。その為の勉強も密かに始めている。

しかし怖い。資格に通るのはいつになるのか分らない。

きっと今でなきゃ一緒になれないだろう。でも今一緒になっても上手くいかないだろう。

互いの幸せを考えると… 「別れ」の2文字がでてくる。諦めなきゃ駄目なのか。

親の力は強大だ。今日の惨敗は彼女との今後に大きく影響するだろう。

憂鬱だ。

2008-08-02

ルポオタが非オタ彼女ノンフィクション世界を軽く紹介するための9冊+1本

http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

アニオタ非オタ彼女アニメ世界を軽く紹介するための10本

まあ、どのくらいの数のルポオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、
 その上で全く知らないジャーナリズム世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持って
る」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、日本ノンフィクションのこと

を紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女ルポルタージュ布教する

のではなく相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、財布的に過大な負担を伴う単行本で2000円超えるようなのは避け

たい。

できれば文庫、単行本でもブックオフでよく見かける程度にとどめたい。

あと、いくらジャーナリズム的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

社会派映画好きが「『市民ケーン』は外せない」「『アラバマ物語』ぐらい見とけ」と言っ

ても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

   報道知識はいわゆる「噂の真相」的なものを除けば、毎週週刊文春程度は見ている

    サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

中核vs核マル(立花隆講談社文庫

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「立花隆以前」を濃縮しきっていて、「立花隆

後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。児玉隆也は手に入らないし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要

最小限の情報彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」

試験としてはいいタスクだろうと思う。

東電OL殺人事件(佐野眞一新潮文庫)、東電OL症候群佐野眞一新潮文庫

アレって典型的な「記者が考える一般人に受け入れられそうな事件(そうオッサンが思い込

んでいるだけ。実際は著者が暴走しすぎ)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

「ジャナオタとしてはこの二つは“妄想”として片付けていいと思うんだけど、率直に言っ

てどう?」って。

まあ佐野さんは『巨怪伝正力松太郎影武者たちの一世紀』(文春文庫)『カリスマ─中

内功とダイエーの「戦後」』(新潮文庫)が格段に出来がいいのだが、長すぎるんで。

テロル決算沢木耕太郎文春文庫

ある種のウヨが持ってる犯人山口二矢への憧憬と、「あーだこーだ言っても要するにロマン

は欠かせないのよ」的なナンバーをはじめとする文春ノンフィクション彼女に紹介する

いう意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも沢木耕太郎

「愚直なヒーロー」を体現する山口二矢

「庶民的なオヤジ」を体現する浅沼稲次郎

の二人をはじめとして、著者好みキャラ世界にちりばめてしまっているのが、紹介して

みたい理由。

沈黙ファイル―「瀬島龍三」とは何だったのか(共同通信社社会部:新潮文庫

たぶんこれを読んだ彼女は「魚住昭だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いと

いえば狙い。

この系譜の作品が何故か読売批判に繋がったこと、これが何故か日本推理作家協会賞を受賞

したこと、本当ならデヴィ夫人批判に繋がって、さっさと退場してもいいのに日本国内でそういった動

きがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

ワンダゾーン(福本博文:文藝春秋

「やっぱりスピリチュアルとか怪しいよね」という話になったときに、そこで選ぶのは『カ

ルト資本主義』(斎藤貴男文春文庫)でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、

この作品における福本さんのスタンスが好きだから。

怪しいところに自ら入り込んでそれで結局ばっさり斬る、っていう行為が、どうしても俺の

心をつかんでしまうのは、その「人を信じる」ということへの諦めきれなさがいかにもこの

人だなあと思えてしまうから。

精神世界自己啓発批判についての第一人者だしだからこそこの本に信憑性があるとは思う

けれど、一方でこれが斎藤さんなら罵詈雑言ばかりで題材にする量も半端じゃなくなるし、

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う』(朝日出版社)の森達也さん

だったらきっちり40分のドキュメンタリーにしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて一冊の単行本を作ってしまう、というあたり、どうして

も「「人を信じる」ということを諦めきれない一個人」としては、たとえ福本さんがそうい

キャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。

作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

絶対音感最相葉月新潮文庫

今の若年層で『のだめ』を見たことのない人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹

介してみたい。

音楽という身近でありながら遠く感じてしまう題材をどうやって料理するか。その一つの解

答が本書だと思う。主張に一貫性がないとかエピソードの取捨選択を誤っているなどの批判

も多いのだが、分かっているようで分からない主題にどうやって近づいていくか、そのアプ

ローチの仕方は単純にすごいと思うし、そこらへんを彼女に感じてもらいたくはある。

コリアン世界の旅(野村進講談社プラスアルファ文庫

在日外国人としての「目」あるいはレヴィ・ストロース的な「世界観」をオタとして教えた

い、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない日常を疑ってみる」的な感覚ジャーナリズムには共通してあるのかなという

ことを感じていて、だからこそ在日というか朝鮮半島の問題が竹島をはじめとして今でも話

題に上るのだろうと思う。

世界の中の日本人」という感覚今日さらに強まっているとするなら、その「気分」の源

在日問題にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に読ん

でもらえるかどうかを見てみたい。

宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作(高沢皓司:新潮文庫

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういう現在進行形の重大事件を当事者との近距離にいるというかたちでノンフィクション

化して、それが常識として受け入れられるか、気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみ

たい。

ゆきゆきて、神軍原一男監督

9本まで決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に奥崎を選んだ。

立花隆から始まって原一男で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、映像ドキュメント時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

ちなみに、あえて当事者による実録ノンフィクションははずした。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

というか、増田初めてで記法が分からんのは堪忍な。

2008-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20080728000059

モラハラってのが今、DVと共に問題になっているよね。

あれは身体暴力は伴わないが、言葉だけではなく視線や溜息や沈黙でさえも被害者を追いつめるもんなの。

暴力言葉に勝る凶器、と考えるのは危険だと思う。

人を傷つけるのに腕を振り上げることも汚い言葉を使うことも必要ない。

無視だって立派な暴力になりうる時がある。

「たかが言葉」「たかが無視」と、暴力と比べて軽んじることはできないと思う。

2008-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20080725182527

でもそこが非モテタイプとのお付き合い)のいいところなんだよねー。なんかさ、向こうが必死になってくると引くじゃん。絶対にそういうことをしない安心感がいい。自分が攻め攻め攻撃出来るのも大きい。沈黙時間は、目を覗き込んでニコっとすることにしています。そこまでやっても攻めて来ない男ってなかなかいないんだよねー。実に貴重。

という発想の転換をしたいくらいオススメだけどなあ。

「大好きだよ」「いつも可愛いね」「今日も可愛いよ」「帰っちゃダメ!」「○○(名前)じゃないとイヤ!」くらい会う度に言ってるなあ。ペット可愛がりっていうか。それで照れてるだけっていうのがいいんだよねー。おや、うっかりのろけになってしまった。

2008-07-24

エホバの証人と、いわゆる二世と、背教者と。 まとめ+ブクマコメントにちょっと回答してみる

##追記;

##当ブログの後半に、自分なりのまとめも書いておきましたので、良かったらどうぞ。

##昨日書きたかったけど眠たくて落ちてしまい、書けなかったことを書いたので。。。

##これを読む人達に、一番伝えたいコトだったんで。

を書いた増田だけど。

ブクマが沢山ついてびっくりした。

でも、良く考えれば、エホバの証人って自分を語る人は少ないはず。だって、自分が書いたように、宗教討論なんて避けるからね。

「あなたの信条を聞きたい」って人には喜んで話すけど、「俺の信条を聞いてよ、君はどう思う?」って言ってくる異教徒には警戒モード、防衛モードに入り、あわよくばその場で心の中で「神よ、試練に耐える力を私に下さい」と祈り始める(※本当です。二世なら解るよな?な?)人達なので。


それを、変とも思わないし、当然って思ってる。そういう概念なんだから、しょうがない。

だから、おいらみたいに、ドロップアウトしようとしてる人、もしくはした人しか、こうした場で話すことはないだろうと思う。

もし、現役でこうした場で話す人がいるとしたら、かなりの幹部とか、そういうバリバリの人で、あなたの家の近所にいるかも知れない身近な人は出てこないよ。

特に女性は公の場で語るのは非とされとるんで、女性なら尚更。まず聞けないだろう。

まぁ、それはさておき、ブクマコメントに自分なりにちょっとコメント返ししてみたい。

コメ返し対象ブクマコメントは下記の二つに寄せられたコメント


「討論すること自体が、JWアイデンティティー違反」というのが、実に日本的で面白い。アメリカ発祥なのに。

討論ではなく説得(証言と言う。証言?なぜ?それは、エホバの証人=エホバの証言ってこと)はOKというスタンスなので、言い方によっては結果的に討論に応じるってことはあると思う。

例えば、「あなたが何を信じているか聞きたい」と言えばきっと証言にやってきます。

で、一通り話を聞いた後に「自分はこう思うんだけど・・・どうかな?」と言えば答えると思う。

ただ、その場合でもエホバの証人は「回答できない時は、調べてきますので今は答えれないと言って沈黙せよ」と教えられてるので、やっぱり突っ込んだ話はできないかもだけどね。

目的が「エホバの証人の話を聞く」ではなく「エホバの証人と議論したい」と判断されれば、来なくなっちゃうし。

彼が典型的かどうかはともかくとして、資料として。追記:速攻でお返事が来ていてビックリした

追記:公開後に読み直しで修正している中、たまたまついているのを見つけたので、ついでにお返事書かせて頂きましたw

JWって結構明確に、リーダー(幹部)系と一般信者に分けられた扱いがある。

で、自分は幹部系で一時期はエリートか?みたいな勢いがあった。

自分みたいに若いうちから幹部系に持って行かれそうなタイプは、自分みたいに考える人も結構いるようです。

ただ、そう考えながらも慣れたら苦痛じゃないしって淡々宗教やめない人も多いです。

自分の場合、好きな子がおかしくなったとか、そういうのなければやはり淡々とやっていたかもとは思います。

10年もやってりゃ、何でも習慣化して無意識にできちゃいますからね(家々に訪問する奉仕活動=布教活動とか)

ただ、習慣化するってのもある意味自我が死んでると自分は考え始め、そう思った時から急激に多大な精神的苦痛を感じるようになりましたけど(自分と同じ経験は時々聞きます)

今の時代にそれで信者は増えるのだろうか/あのパンフの絵はいつもすごいと思うが、組織としては係わりたくないなぁ。

神の組織である以上、減るはずがない。減るとしたらサタンによる試練がはじまったという証拠である。つまり、聖書にある終わりの日が近いという予言成就しようとしている!って解釈するんで、どう転んでも良い教理になっとる。

面白い。頭ええなぁ。 / 宗教ってコミュニティの媒介的役割が大きいから、居心地の良さで内政が変わるのよね。JWがだんだんと居心地のいい場所に変質していくのであれば、それはそれで、、、うーん、どうなんだろう。

二世で脱退ではなく残るが側を選ぶ人は、一般人より組織に友達が多いってのが大きな理由の人も実際いる。ただ、そうなればそうなるほど、友達のために宗教辞めたくても続けないとあかん。

一旦信者になった後、辞めますと脱退届け(断絶と言う)を出すと、宇宙論争を知らないゆえに悪魔の側にいる一般の人より、宇宙論争を知りながら悪魔の側を自らの意思で選んだ一番最悪な奴、という解釈に基づき、徹底的な排他を受けます。

それがどれぐらい厳しいかっていうと、断絶した人と、信者は一緒にご飯を食べに行くというのも許されない。それが発覚すればその信者も警告もしくは追い出される。

で、これは親子の場合でも、可能な限り、断絶した子とは接触を避けるようにといった教理なので、二世の社会人でもない子供は恐ろしくて脱退など絶対にできないのです。

社会人になっても、幼い頃から仲良くしてた人、みんなが自分をシカトするかと思うと恐ろしいという、人間関係の恐怖心から残っている人も結構います(ソースは自分調べ)

ちなみに、組織のほうからクビにされることを排斥といいます。

行われる制裁は全く同じです。つまり、みんなで一斉にシカト攻撃。

断絶や排斥者は数年すると、「戻ってこない?私が悪かったですと認めれば復帰認めるよ」と、声をかけにいく仕組みも設けられています。

信者だけど心はJWという人は結構多いです。あと、優しい性格の人が多いのでみんなからの一斉に拒絶されることに本気で参る人もいます。

信者だけど心はJWという人は、何かにつけて不安定になっています。毎日毎日が罪悪感。

普段は意識してないけど、911テロ事件をハルマゲドンの到来だと確信して、慌てて、神の側につくので助けて下さい!みたいな問い合わせが組織本部にあった・・・というのも有名な話。

ちなみに、排斥になるよーな人は3割ぐらいは、この宗教は嫌いだけど、宗教の中にいる人達はみんないい人なんだよなーって浮ついた心で居る時に、出来心で・・・とか、

うっかりミス☆(いや真意は知らんが)みたいなので、いきなり翌日に排斥措置とられて真っ青って人もいます。

そういう半端者は排斥システムで本当に参るので、以後は真面目に・・・ってこともなく、二回目する人も結構居る。

多分、不倫するようなタイプの人は何度もやっちゃうと思う。知らんけど。ごめん、この行はテキトーに書いた。


がんばってこの試練を乗り越えればみんな楽になって幸せになれる、っていう論法はありとあらゆる組織に共通だよなあ。

いや、その理解はちょっと誤解がある。これは自分の書き方がまずかった。面白く読ますためにちょっと歪曲してた。

「がんばってこの試練を乗り越えれば」ってのは結果であって、目的ではないんです。

詳しくは、http://anond.hatelabo.jp/20080723230708 の 回答03を参照してください。

最も、それでも結局はそゆことだろ?って言われたら、そうだねぇとしか言いようないけどさ。

現役でも目的と結果を勘違いして、マゾになる変態がいるのも一言付け加えときます。あれは見ていて最悪だった。

苦しいのは当然だ!アハハ!ってのはさすがにJWでもいかれた奴にしかいないよ。

比較的フラットな二世視点がいい。これがJW現実だとか思い込むのは危険かも知らんが、もっとこういうこと書く人が増えてくれるとうれしい。

残念ながらJWの教理上、増えることはないです。カミングアウトしはじめてる時点でそいつはもはやJWではない。形だけの奴ですよ。よってこれも、読書感想文みたいなもので、リアルタイムではないということを付け加えておきます。

「こだわっているのって、それほど深いダメージを与えているからなんだろうなぁと。」認知してもらう事によって、正しさの確証を得たいのか。/刷り込みによる葛藤、とかについて。

そう、それをテーマにしたかったんだけど、歴史とかがテーマじゃないけど比率的に多くなってしまって・・・こうした考察を得てもらったのは当初の目的だったので嬉しい限り。結局、自分自身、その一人と言えますしね。

教団批判はサタンしわざとされ耳を閉じることを強制される。洗脳を解く行為を防止してるんだな。思考停止っていうのが宗教の一番のマイナス面だと思う。

知らない方が幸せという言葉もあるので、プラスであるとも言えるのではないかと。実際、脱退したために一般社会の厳しさ、複雑さ、面倒さについていけず、エホバの証人にも一般の社会人にもなれない元二世も結構いる。ああ、こう書くとやっぱりマイナス面ばかりかなあ。

でも、どうして今の世は不条理なんだろうって鬱な人が希望を持つのが宗教の役割の一つではあると思うので、こういう仕組みは(宗教という性質上)しょうがないようには思います。

デメリット問題点は同意だけど、プラスマイナスだけで簡単に片付けれない所が宗教にはあると思う。

中にいる人の証言は貴重。 / 「素直な人とのみ話しなさい」衝撃を受けた。過激に聞こえないが効果的に信仰(妄信?)を続けさせる方法。怖い

他の具体例が、当ブログの上記で述べてる「断絶」というシステムです。

脱退自体は自由にできるようになってるんだけど、その場合の心理的制裁が半端ない。自由意志は尊重してますよ、責任は求めますがという側面は一番二世を悩ませてる性質です。自分もこれにはほんとうに克服するのに苦労した。

合わせてお読みあれ。

エホバの証人2世の方による内部事情お話 / 同級生にも二人ほどいたな。この話によると一番スパルタな時期に育てられた子だったんだなぁ…。

今度、見かけたら優しい言葉をかけてあげてください。

宗教組織末期症状について。リベラリズムの懐柔性がうかがえる。

補足というか寝ぼけて中途半端に書きました。「リベラリズム」自体は初期より歪んだ形で持ってます。詳細は 当ブログの「断絶」の話とか、http://anond.hatelabo.jp/20080723230708 の 回答03とか。

具体的に言うと、以前より開放的に見えるけど、一方でますます抜けたくても抜けれない二世が増えているというほうが正確だったのかも、です。詳細は上記の通り。

エホバの証人現代史日本人って宗教に関しては現世救済主義だから、来世の話をされても感があるんだろうな。

現世救済主義は一時的に信者を増やすのには有効ですが、質の悪い信者ばかり集まります。

それで、今の世に救いはないと明言し、天国希望持てと言ってしまう宗教もあるのかなと。個人的感想ですが。

2世への指導が親の愛から来るものってところが悲劇的だなぁ。のびのびと育ててくれた俺のとうちゃんかあちゃんに感謝だ。ちょっと実家電話してくる。

幸せな家庭に嫉妬した。ウラヤマシス

JWじゃなくて、創価学会の2世会員だが、新興宗教の「二世会員」の悲しさというのが伝わってくる。

自分の親友だった学会員も二世ですた。JWとは違う形で葛藤しとったのは印象的でした。そっちはそっちでいろいろおありのようで。

W2人と宗教論争したこともあるよ?/聖書を知らない方が選択肢も多くて幸せで、知ったら伝道しないと破滅…JW呪いビデオを見た人なのか。/ナチ云々は怪しい→http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%a8%a5%db%a5%d0%a4%ce%be%da%bf%

そうやね!「リング」に出てくる呪いビデオって例えはいいね。書いたのは全体的な傾向とか、自分なりの考察感想なんで、全てのJWがそうだとは言いませんよ→宗教論争。

ナチの件は自分はどうでもいいので検証してません。事実であるかどうかも興味ない。テキトーですんません。

勉強になった。信仰はあっても欲望は普通の人と同じなんだね。理屈では通じないってのも勉強になった。

法律とかだって理屈で通じないもん、けっこーあるでしょう。

ましてや宗教なんて屁理屈の固まりだと思う。

そしてそれを自分の精神基盤としている人間には当然、理論で話し合うのは難しいのです。

相手の話を聞いて、相手の価値観(もはや異国の異文化同士の交流と同じ)を理解しないと、話が全く噛み合ないと思う。

常識と思っている概念が、概念の外だったりするので。

あと、別に宗教やってる人間が、サイボーグな訳じゃないっすよw

人間誰だって中身は同じです。欲望を自己否定したり抑圧する人と認める人、その行為を平気な人と苦しむ人、そのあたりの個人差じゃないかな。

自分の意志とは無関係に自分の表情が形成されてしまうのって、怖いよなぁ。口の両脇をつり上げる笑顔ってのは、本来威嚇の表情だった、って何かで読んだ気がする。…鎌やんだっけかなぁ(汗

表情だけならいい、感情(罪悪感、恐怖心、不安感、多幸感)までプログラミングされるのは経験してほしくはないけど、経験した者にとっては本当、恐ろしい体験です。二度と味わいたくない。

出た人なのね。

正確には現在進行形過去形はまだ早いかも。

「新しい世界を見せてあげたらいい」。書き手には,彼女がそういう役割をしてくれたのだろうか。彼女を大事にしてあげて,幸せになってください。


彼女は結果として得た世界の一つであって、役割ってもんではないかも。勿論、新しい世界は見せてもらってるけど。

自分の場合は、医者に薬もらって休職するぐらいまで自分の精神構造を一回バラバラにした。一ヶ月寝たきりになった中で自分の精神を再構築して、客観的に見れるようになった。

役割という言葉を与えるべきなら、その時、自分が壊れそうになっても自分と向き合った、あの時の自分だと認識してるよ。

最も、二度とあんな精神崩壊寸前の経験なんてしたくないけどね。

小さい頃から、この生き方が「真理」ですと言われた場合、そうではないと考えると今迄の自分は何?という自我崩壊になる。

神か悪魔かの二択しか世界にはありません。

と言われて悪魔主義になる奴なんてのは、なかなかいない。普通に生活して幸せに生きたいって思う人間ならね。

でも、そもそも、神か悪魔か?っていう概念、何よりも二択しかない?二択?何の?この世界って何?

そのレベルまで自分の人格を分解しない限り、幼少から育てられたエホバの証人子供は、無意味な罪悪感から脱却できない。

増田トラバくれた、元二世のお二人(http://anond.hatelabo.jp/20080723123951 と http://anond.hatelabo.jp/20080723111359)はどちらかというと軽症だっただけと言える。

ただ、http://anond.hatelabo.jp/20080723123951 は、役に立ったと思ったり(いや、本当に役立ってるのでしょう。良かった良かった)

オフ会開いて共有してみたいと思うあたり、まだ完全には脱却できていないと推察します。

何かのきっかけで、完全復帰はしなくとも、気持ちが囚われることはあるはず。

あと、http://anond.hatelabo.jp/20080723123951が文中で書かれた「高校でグレちゃった子」の話。

こういう子は、しばらくすると懺悔して復帰する可能性が高いです。

行動すればするほど、心に埋め込まれた精神の規定を成す概念が自分自身を締め上げていくはずだから。

遅かれ早かれ、何らかの行動起こすんじゃないかな。

それか、それを否定したくてもっと自虐に走るかも。

ちなみに、俺はJWの中で好きな子つうか、仲良くお互いにしてた子もいたよ。

男でも本当にいい友達とかおった。

でも、自分の育つ時代が一番、最悪なあのスパルタ時期でさ、みんなおかしくなっちまった

頭良くて学校でも成績優秀な子が、どうしていきなり停学になるような不良行為を起こすんだい?

俺は、俺の好きだった子や、可愛がってた子、遊んでくれた年上のお兄さん達、が否定したいけど否定もできず、

そして自分を責めるという行動にしか走れずに混乱していく様を何度も見たよ。

自分の場合は、あまりに親が厳しくしたせいか、叱られる時に、叱られる自分と、叱られる自分を見つめる自分を作るようになった。

教理にも納得する自分と、納得できない自分、色んな所で自分が体の中に二人いるそんな精神構造になった。

これ、二世ではけっこう「自分もー」って言う人、いるんだけどね。

ただ、大抵の人は、客観的な自分を肯定しないんだよね。

それを何とか殺そうと努めて、結局、自己否定になり(そりゃそうだ、その精神だって自分だもお)おかしくなったり

それは私が不完全で救いを必要する人間だからなんだわとかいう変な自己解釈(俺の両親とかキモいから解らんがきっとそうだと思う)しちゃったり。

自分の場合は、その二つなっている自分は結局、どちらも自分であり認めなければならない。

おかしいのは俺か?違うんじゃないか?と、考え始め、しかし二人の自分を一緒にしようとすると、この考えは教理に違反している!という罪悪感と、俺はこう思っているんだ!と叫ぶ自分が脳内で騒ぎ立て、まともにまっすぐ歩けなくなるぐらい苦しんだりもした。

つらいから、酒とか女の子に逃げた時もあったし、家出もした。

もっとも、学校卒業しなきゃ負け、と思い、10日でノコノコ返ったけど。そんなヘタレさ、どうせ。

自分はおかしくない、俺が思うことを俺がその通りに行動するのはおかしくない。これが人間

それをいちいち、正しいか、正しくないか?と考えて誰も見ていないのに、勝手にビクビクしたり、これは聖書ではNOとあることだ・・・と脂汗が出るのは、俺が信じているからではなく、そのように作られてるからだ。

そうやって、自分で自分にカウンセリングリハビリして、死ね!クソ宗教!とようやく言えるレベルにまでなった。長い苦労だったよ。

だからって、必死になって幸せになりたいと思わない。

俺の仲良しだった良い奴ら、同じ宗教というきっかけで知り合えたいい奴らは、本当、みんな社会的にドロップアウトしたり、「僕も信じてないけどさ・・・行く所ないじゃん」とかいいながら、今日宗教活動してる。

俺をこんな目に合わせたのは・・・誰だ?

とか、思って叫んだ日もあったよ。親を蹴り上げて、会衆を燃やしてしまえとか本気で考えた時もある。

でも、そんなことをしたって、何か変わるか?変わらない。

失われた時間、失われた人間関係、無くした友達、好きだった子はもう目の前にはいないんだ。

俺はもうこんな歳だ。社会的にも働き盛りであるべき年齢。

俺がここで止まっても、世界は崩壊しないし、誰も困らない。

明日は淡々とやってくる。

だから、俺はだだっ子のようにぐちぐち言わず、自分で考えて自分で行動して、自分で生きていきたい。

だが、俺は一生、親の愛情としてあなたにああいう教育したのよと言う両親を、憎む事も否定することもできず、振り上げた拳をどこにも持っていけないまま、生きていかなければならない。

俺は、ここでみんなに知って欲しい、知って欲しかったんだ。

あの家にピンポンしてくる変な宗教団体の陰で、俺みたいな奴が一人、世界中に何百万人もいる教団のたった一人の小さな存在だけど.

こうやって、静かに戦ってた奴がいたんだぜ?ってことをさ。。。

ただ、すごく疲れる人生だった。

正式に脱退できたら、彼女と祝いたい。

そして、しばらくゆっくりしたい。。。

俺は、彼女がどういう選択するかも兼ねて、彼女にも教理を他の信者を通して学んでみてもらったんだよ。

彼女は「納得できる部分というか精神的に高い志をもとうしてるのはいいんだけど、自分の望まない話になるとシャットアウトするね」とさらっと言ってくれた。

それで、俺の心の最後のつっかえはとれた。

彼女が入信していれば俺はまた苦悩してただろう。

賭けには勝った。もう俺は大丈夫だ。そうさ、俺だってね俺は一人じゃない、俺を認めてくれる人は欲しかったんだよ。

でも、JWの複雑で独特な背景を好奇心で見てはくれても、俺自身を見て、俺の背負ってきた人生の一部がどんなもんか?みたいな視点から見てくれる奴は、彼女だけだった。

貴重なかけがえのない存在なんで大事にしたい。

俺はこの決断、こういう道を葛藤なしですんなり選べるようになるまで本当に苦労したんだ。

その自分の中に埋め込まれた変な宗教精神構造のせいで、それを取り除くのが精一杯で、友達を作るのも途中で辞めていた。

恋愛するぐらい余裕ができたのもほんの数年前だ。それまで、自分は生きてるのか死んでるのか、俺は何?俺は誰?俺の本当の気持ちはどこ?って自問自答してたよ。

宗教は否定しない。

でも、誰もそれを強要してはいかん。

何より、子供に必要なのは自分で考え人生を選んで行くための能力と機会を与えるべきだ。

籠の中に突っ込んでも死ぬだけだ。

まぁ、そんな感じ。

言いたい事言えてすっきりした。

これが多くの人の目にとまると思うとすっきりする。

いい時代になったよ。

ネットなければこんな声、絶対に残せなかったから。

2008-07-23

オタクを公言するということ

オタク定義ってなんだと思いますか?

アニメ好きがオタクゲーム?気持ち悪い人?二次元しか愛せない?

自分の中でオタク=何かについて際限無く語れる人だと思ってます。

何かは、アニメでもゲームでも電車でもApple製品でも何か一つの物事について物凄く詳しい人。

だからオタクキモイって感覚は自分の中にはあまりなくて目指せ高坂((げんしけんって漫画に出てくるイケメソオタク))!みたいなことを考えるんです。不細工だけど。

元々隠れオタで((といってもあんまし隠れてないかもしれないけど))オタク文化好きだったけども

それを公言したりしなくて、逆にオタクを笑うようなポジションを取ってきてた。

でも、気づいたんだけどそれって自分と共通の趣味を持ってるかも知れない人たちを遠ざけてきてたんだよね。

ニコニコでわかったけど、同じ感想同じ感情を共有するってすごい楽しい事なんだよね。

だけど隠れオタでいたせいでそういう機会を逃してきてた。本当はそっち系の話題に入って行きたかった。

絶対その方が楽しい事ができたとおもう。

で、こないだ元カノとご飯食べる機会があって、彼女の彼の愚痴を聞いてたら、オタクが話題にあがった。

彼がオタクキモイんだと・・・。アニメ絵のコップとかタオルとか平気で使うらしい。

かなりの上級者だ・・・。。

で、俺はふーんと、可も無く不可も無く、うなずいてたら彼女キモイでしょ?っと同意を求めてきた。

まぁ、正直言って一時的な愚痴といっても彼氏を全否定しちゃう彼女の性格はいかがなもんかと思うんだけど

元はといえばこの性格に付いてけなくて別れたんだけど。(その割りに未だに会ってるけど・・・)

俺は正直に言った「んー、上級者だね。だけど俺もアニメとか好きだしその人の気持ちは分かるかなぁ。」

彼女沈黙・・・。キモーイと同意を得られると思ってたんだろう。

そして、「変わったね・・・(キモwwwww)」って言われた。

その後は普通の話に戻ってオタクの話題は上らなくていたって普通だったけどね。

やっぱり普通の人はオタクって公言されても引くのかな?

好きな物を好きって言ってるだけなのに・・・。

でも、俺はこれからは好きな物を好きって言う。その方が楽だし、楽しいし。

だから隠れオタのみなさん、同属嫌悪せずに好きな話題が上ったら好きって公言してください。

2008-07-15

外泊の予定がある日は、猫を相手に家を出る前に死亡フラグを立てる。

玄関のドアを見つめたまま、背後の猫に思い詰めた演技をしつつ語り掛ける。

「…なぁ、猫。俺さ…」

しばし沈黙

「…やっぱりやめだ。続きはこの戦いが終わった後に話すよ」

「必ず生きて帰ってくるから…待っててくれ」

ここでふと思い出したようにご飯の皿を取り出す。

「これ、預かっててくれないか」

夜と明日の朝の分なのに、その場で食べようとする猫を押さえつつ、

「そんな顔するなって。俺は必ず戻ってくる。約束だ」

前足を持ってお皿を握らせる。猫は迷惑そうな顔をする。

「それじゃあ、もう行くよ」

最後の別れを言い、振り返ると大抵猫はどっか行ってる。

次の日、家に着くと今度は軍からの使者になりきる。

「○○氏はわが祖国と仲間のために勇敢に戦いました。

我々は彼のような素晴らしい方を失ったことを(ry

猫は無関心だ。

仕方がないので奴を抱き上げ、悲しみにむせび泣く彼女役も私がやる。

そして空になったお皿を握らせて空を見上げたあたりで飽きる。

その後はお疲れ様ーとかいってクランクアップした俳優のような雰囲気になりつつ猫と戯れる。

多分、猫はつまんないだろうな。ごめん猫。

実は私もあんまり面白いとは思わない。ほんとごめん猫。

2008-07-07

空気的な彼女

二年前、旅先で知り合った女の子。遠くに住んでるけどちょっと気になる存在だった。彼女は無口で気まぐれな性格で、たまに連絡を取り合うだけの仲だった。半年連絡取らないこともあった。それが先月、急に話が盛り上がって彼女のいる町に遊びに行くことになった。彼女仕事終わりに会って楽しくご飯食べた。久し振りに会ったら髪が伸びてた。いや、この2年間、何度も切ったと思うけど。

それでご飯食べて店出たら何も言わずに着いてくるの。もう一軒行く?と聞いたけど、反応はない。ちょっと歩く?と聞いたら、「うん」と小さくうなずいて後ろをついてきた。だけど初めての町で道がわからない、しばらくうろうろしたあと「そろそろ終電だろ、俺あのホテルだから。」と言ってみると、歩道彼女が固まった。そのとき、なに考えたのかはわかった。ただ、そうであってほしくない気もした。大事に扱いたかったし。でも固まったままの彼女を融かす言葉が他に見つからない。これ以上ないわざとらしさを込めて「部屋で話でもする?」と発音してみた。

結局その日は3回愛し合ったけど、彼女は一度も音を立てなかった。声を漏らすこともなかった。だけど、暗い中でじっと見られてるのを感じた。この静かな様子は、きちんとこちらに向き合ってくれてるような気がした。

翌日、近くの町を観光した。二人で電車に揺られててもあまり会話はなかった。彼女は周囲の空気を音や声で埋め尽くさなくても、自分で満ちるときに満ちてるのかもしれない、と窓を見ながら考えてた。いや、それは都合よく考えすぎで、実は話題がなかなか見つからなかっただけかもしれない。

その日の夜、家に戻ってから電話した。次の晩も電話した。内容はとりとめのないことばかりで、長い沈黙も何度かあった。また3日後に電話して更に一週間後に電話した。少し沈黙が増えてきた。なかなか電話できないことを詫びると「いい、大丈夫...」と彼女は言った。

また一週間後電話した。しかし彼女は出ない。その晩遅くに短いコールバックがあったけど僕は取れなかった。翌日改めて電話したけど出なかった。翌々日留守電サービスに切り替わるのを何度か聞いたとき、彼女は出れないんじゃなくて、もう出ないのかも、と気づいた。

うすうすわかっているけど、それでも電話をかけてしまう。彼女は出ない。メールで今度また遊び行くからと伝えても返事は来なくなった。かといって、あきらめることはできない。彼女の近くに行って彼女の近くにいれば、またなにかの続きが始まるかも、そういう願望のせいで僕は行く方向しか決まってない旅行を申し込んだ。出発までもう一週間を切った。まだ連絡はない。

2008-06-26

とあるページからの転載

追い込まれても勝負を捨てない

楽観がもっとも賢い鎧となる

現実的であれ

理想を信じる

コメディアンになろう

対立を恐れるな

人間は誰しも大差はない

権威を認めるな

よく質問をせよ

幅広い知識を持て

自己世界の中心におけ

集団社会の崩壊

ものごとは度をすぎてはいけない

学ぼうとする生徒は、恥ずかしがってはいけない。

相手の立場に立たないで、人を判断するな。

自分の肩書きを人に教えようとする人間は、すでに自分の人格を傷つけている。

あなたが知識を増やさないということは、実は知識を減らしていることになる。

忍耐力のないものは教師にはなれない。

もしあなたの周囲に傑出した人がいないなら、あなたがならなければならない。

自分で自分のためにやらなければ、誰があなたのためにやってくれるか。

今それをしなかったら、いつできるひがあるか。

人生最上目的は、平和を愛し、平和を求め、平和をもたらすことだ。

自分のことだけ考えている人間は自分である資格すらない。

なにかをしてあげるときには、全てをそれにかけるものが一番尊い。

反省する者がたっている土地は、もっとも偉いラビがたっている土地よりも尊い。

世界は、真実、法、平和の三つの土台の上に立っている。

民の声は神の声。

人間は他人のささやかな皮膚病には気にしても、自分の重病は目に入らない。

人間は20年かかって覚えたことを2年で忘れることができる。

人間は場面によって名誉が高められるのではなく、人間がその場面の名誉を高めるのだ。

要領にいい人間と、賢い人間の差ーーー要用のいい男は、賢い人間だったら絶対に陥らないような困難な状況を、うまく切り抜ける人のことである。

ある人は若くして老い、ある人は老いても若い。

自分の欠点ばかり気にしている人は、人の欠点に気がつかない。

無知と自負は兄弟である。

一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。

目が見えないよりも心が見えない方が恐ろしい。

出会った人全てからなにかを学べる人こそ世の中でもっとも賢い。

強い人、それは自分を押さえることができる人。それは敵をともにすることができる人。

豊かな人とは自分の持っているもので満足できる人のことである。

人を賞賛できる人こそ本当に誉れ高き人である。

真実は重いものだ、だから若者しか運ぶことができない。

賢い人間の前に座る人、スポンジ型-何でも吸収する。トンネル型-右の耳から左の耳に抜ける人。ふるい型-大切なものとそうでないものを選別する。

賢人になる七つの条件

自分より賢い人がいるときは沈黙

人の話の腰を折らない

答えるときにあわてない

常に的を射た質問をし、筋道だった答えをする

まずしなければならないことから手を付け、後回しにできるものは最後にする。

自分が知らないときはそれを認める。

真実を認める。

子供は幼いときは厳しくしかり、大きくなったらしかるな。

幼い子供は厳しくしつけるべきだが、子供が怯えるようなことがあってはならない。

子供は、両親の話し方をまねる。性格はその話し方で解る。

子供は父親を畏敬しなければならない。

人を傷つけるものが三つある。悩み、諍い、空の財布。中でも空の財布が最悪だ。

体のあらゆる部分は心に依存している。心は財布に依存している。

お金は悪ではなく、呪いでもない。お金は人を祝福するもの。

自分を知ることが最大の知恵である。

高価な真珠がなくなり、これを探すために何の値打ちもないろうそくが使われた。

貧しい人の息子はたたえられよう。人類に英知をもたらすのは彼らだからだ。

記憶を増進させるもっともよい薬は、感服することである。

学校のない町には人は住めない。

知識は浅いとすぐ失われる。

もし人間に悪の衝動がなければ、家も建てず、妻もめとらず、子供も作らず、仕事もしないはずだ。

もしあなたが悪への衝動に駆られたら、それを追い払うために、なにかを学び始めよ。

世界に正しいことだけしかしない人はいない。必ず悪もしている。

ゴシップ殺人よりも危険である。殺人は一人しか殺さないが、ゴシップは必ず三人の人間を殺す。ゴシップを言いふらす人自身。それを反対せずに聞いている人。その話題になっている人。

よいつぼを持っていたらその日のうちに使え。明日になったら壊れてしまうかもしれない。

正しいものは自分の欲望をコントロールするが、正しくないものは欲望にコントロールされる。

他人の善意で生きるよりは、貧しいままでいる方がいい。

他人の前で恥じる人と、自分の前で恥じる人では大きな開きがある。

ためらいすぎてはいけない。

ただで処方箋を書く医者のいうことを信用するな。

かめを見るな、中に入ってるものを見よ。

行動は言葉よりも声が大きい。

老化を早める四つの原因。恐れ、怒り、子供、悪妻。

一本のろうそくで、多くのろうそくの火をつけても、はじめのろうそくの光は弱まらない。

非常に弱くてもある条件を満たしているならば、勝る。

2008-06-25

優越感ゲーム言葉探し

http://anond.hatelabo.jp/20080624192647

元増田の人が選んだ仮名の人を小・中学校時代にバイ菌扱いしていた

そして、高校が別になってから10年ずっと「自分は同窓会彼女に何と言うのだろう」ということを考えてきた

何か忘れてしまったけれどあるマンガで、小・中学校いじめられた男に高校生になって再会した時「きれいになったね」と言われたということを回想するシーンがあった

いじめられていた彼女はたしかこんなことをいっていた

男は少年から男になると少年の頃に自分がしたことを忘れてしまうのだと

女はずっと女のままで、忘れられないのだと

だからもしも今、街で偶然彼女に再会したとして、自分には沈黙しかできないだろうと思う

2008-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20080614213608

大人の解決方法と子供の解決方法があって、子供の解決方法は沈黙か若しくは暴発を伴う。

2008-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20080608115115

騙そうというか、この社会と人々の沈黙自体が騙しだから、こっちが作用をさせなくても、機械的に動いていれば馬鹿勝手に騙されるだろ。

2008-05-28

子供の名前

5人くらい仲間うちでくだらない話をしていた

その中で自分に子供出来たらなんて名前付けたいっていう話題になった

みんな順々に答えていった。男だったら○○女だったら○○とか

なんの躊躇もなく他の人はスッと答えてた。

自分は子供の名前なんて考えた事も無かった

みんなナチュラルに答えてく中でなんとか答えようと考えてるうちに

適当に答えればいいんだろうけど

沈黙を作ってしまい結局答えられなかった。

他の日

同じメンバーに1人加わって同じような話題になった

その1人ってのは自分がちょっと気になって好きな人だったんだけど

「○○は子供できたらなんて名前つけたい?」

「そんな事考えた事もないよ」

一刀両断だった。さらになんか好きになった。

2008-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20080527125300

「苦しくて、誰かに一緒に行って欲しいと思うことが傲慢。」

病気のせいにするな。」

という価値観精神的な病の人たちを傷つけているのわからないかな?

病院に一緒に行こうと言ってくれるほど、自分を心配してくれる人がいるか確かめたかったんでしょう。

こういうのは、ボーダラインの方には多い傾向ですし。病気の症状の1つだともいえます。

沈黙は金なり。

そもそも、人間関係は「してあげたから、してあげる」とかいうギブアンドテイクではないと思うけど…。

2008-05-17

書店理系本コーナーにいたら

なんか理系大学生の人に、道尋ねられた。

答えた後、それでその人は目的地へと行くのかと思いきや、なぜか去らず、その人は「こういう本好きなんですか」「理系大学生?」みたいな話をし始めた。

へっ?会話?会話スタート?とキョドりながら、「はぁ、まぁ」とか煮え切らない返事をしつつ「まだ高校です」とか言いつつ。

いつ目的地へ行くんだう?と私が思う中、大学生の話は微妙に続く。

「こういう本読むなんて珍しいね」「はぁ」「ていうか高校生でこういうの読むなんてすごいね」「いや、凄くないですよ、好きだってだけで、あんまり理解はしてないですよたぶん」とか、そんな話が続く。

「やっぱり高校では理系なの?」「ええまぁ」「どういうジャンルっていうか、どういう本が好きなの?」「結構なんでも興味ありますけど最近恐竜本とか……数学本とかも好きですし」とか何故か私の趣味語りと化す本屋の一コーナー。ブルーバックスとかも好きですみたいな話まで何故かする私。男子と話すってことがほとんどないから相当キョドっている。話し方が我ながらキモいよ……なんか早口だよ……

で、この会話の終着点ってどこなんだ?と思いつつ、ところどころ沈黙と気まずさもはさみつつ、なんとなく続く会話……

そのうちなぜか、唐突に、「彼氏とかいるの?」という質問。

「いや…いませんけど」

「いたことある?」

「いや別に……」

何!?何!?なんか……やめろよそういうの!正直話しかけられたときから微妙に心の底で期待してたものが出てくるじゃんか!喪女スレとか読めよ!喪女にそんなことすると期待しちまうんだ系スレ読めよ!とか叫びながら、「ちょ……これメアドとか聞かれるんじゃね?聞かれたらどうすんべ?」といらん心配までしだす自分……

ところがそこでまた話は切れ、沈黙と気まずさが漂う。

……。

気まずすぎる……

かといって相手が去る様子もない。この状態って何なんだろう……不思議だ……

相手が振る話題が無いのならば私がなんとか緩和せねば!とよくわからない使命感に燃え、私は

「さっきからね、足音がすると、ドキっとするんですよ、実は母と一緒に来てるので」

と言った(これはマジだったのだが)。実際さっきから足音がするたび「こんなとこ母に見られたらなんか恥ずかしいお…」と微妙にチラチラ気になっていたので、その様子を「何こいつなんかめっちゃチラチラしてる落ち着き無い」とか勘違いされたら嫌だと思いそれへの弁明も兼ねていたのだが(つくづく自意識過剰だ)、それを言った後その大学生

「えっ!そうなんだ……あ、ごめん。なんか、ひきとめちゃって」

「え。いや、いえ……」

「あっ、じゃあ、あの、ありがとう。道……その、いきなり聞いて、ごめん」

え?何この切り上げっぷり!?と唐突な終着駅に驚きつつ、その「なんかじゃあこれで終わりってことで」モードに押され私は別コーナーへ移動した。な……なんだったんだ……。もしかして「母が」とかいったのを遠回しな「あのーもう話やめたいんですけど」に取られたんだろーか!!なんか、微妙にガッカリした。こういう本について語れる人いなかったしメル友人生で初めて使ったよこの言葉)くらいになれたら……とかちょっとホワワーンと想像していたのに……まあこんなものか。現実

それよりも自分の微妙な浮かれっぷりにちょびっと情けなくなった。なんかこんな事くらいでちょっとニヤニヤな自分が情けないよ。こんなん多分東京の女子とかは相当され慣れてて、慣れすぎるがゆえに、話しかけてくる前に既にバリケード張って話させないくらいのレベルなんだろうなぁーと思うと自分の小物ぶり、というか喪女ぶりに泣けた。これじゃ何か簡単にホストにハマりそう。あんなんハマるわけないよーとか笑ってたけど、いや、多分、私のようなタイプは危ないんだろうな。ホストっぽい出で立ちの人がキャバ嬢勧誘みたいなのしてくるのも必死こいて早歩きしてるし。街の女子のようにさわやかに颯爽と歩いて無視とか出来てないし。いっぱいいっぱいの無視だし。心の中では気をつけてるつもりでもちょいと優しい(?)言葉をかけられるとこれだよ。やっぱり男子慣れしてないからかなぁ。あー本当気をつけよう。気をつけよう。化粧品の勧誘とか、大学生になって引っかからないように。ほんと気をつけよう。

2008-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20080510235700

相手のことを純粋に好きという意欲よりも、その関係を維持する手間的コストの方が高いので

付き合うという行為を「面倒くさい」と感じてしまうのだろう。


非常に同意できるね。

好き・一緒にいたい<<<<維持コスト という関係の方が実際は多いだろう。

まあこれは個人の価値観によるから、異様に恋愛とか異性に餓えてる奴ほどこの関係は緩くなり、逆転するわけだが。

俺の場合少し違う点もあるけど決して非モテではないし、数人の女性と付き合ったことはあるけど、連絡を求められたりがウザイというより、そもそも俺は特に趣味生き方も共通しないような人とべったり生きることは出来ないんだよね。

で、知り合いに聞くと、よく「女の子と話が出来るだけで嬉しいだろ?」っていう中年オヤジみたいな思考の奴が居るけど、そっちの方が理解できない。相手に無理矢理会話を合わせる方が俺にとっては苦痛だし、何より話題が続かなくてすぐに双方沈黙になる。会話を楽しむなら純粋趣味の話題とかで双方ともに盛り上がれる方がいいしね。となると、まだ気を遣わないで済む男友達と喋ってた方がマシだ(ホモではないよ)

で、そんなタイプにあった女の子も居るには居るんだけど、圧倒的に稀少なわけ。それを必死に探して付き合おうなんて普通の頭だったら思わない罠。

2008-05-09

飲み会にて自分の性的嗜好(いわゆる○○フェチ)を言わなきゃいけなくなって、仕方がないから無難なことを言った。間違いじゃないけど。

何で飲み会の席だとこれが定番みたいな話題なんだろ。今日はなかったけれど猥談下ネタが共通の無難な話題みたいになることだってある。

俺は気にしていることや触れられたくないことが多い人間ということもあって、そう言う話題は好きじゃない。

それに今日のように女性もいる席で言うのはマナーの点でも善くないと思う。まあ、男だけになればさらに俺の好かない話題がエスカレートするんだろうとは思うがね。

悪気は誰にもないのだと思う。その人なりに気を遣ったり場に合わせたりして「無難」を選び会話しているわけだから。でもそれがまるで文化の隔たりのごとく感じるよ。

??

「どうして積極的に話さないの?みんなカミングアウトしているのに。」そう言うふうに思ったかも知れないね。でも、あなた達があなた達なりに「無難」を選び取ったのと同じように、私の良識はそれを言うことを抑制してくるんだ。

そして、こっちの方が肝心だが、口にできない理由もまた口にできないんだ。それが文化ってものなんだ。

話せることは何でも話そうとは思うしちょっとずつでも言わなければ伝わらなく、交流がないのは分かっている。できれば仲良くやっていきたい。でも、それはすごく時間がかかることだよ。なかんずく俺みたいなタイプ人間は。

??

それとね、フェチに関して敢えて言うなら俺が本当にこだわっているのはその人の精神性だよ。嘘だと思うかも知れないが、どう反省してみても俺は性格フェチ精神フェチだ。勿論、体のいろいろも好きだ。妖艶だったり、美しい体が大好きです。でも性格的、精神的なものよりもこだわったことはない。というより遠く感じる。

辞書的なフェティシズム意味からはずれるけどね。

悪い人たちじゃない。良い人だと思いたい。

だから、俺はあまり嘘っぱちの態度は取りたくない、うわべの取り繕いはしたくない。それが俺なりの他人尊重のやり方だ。もし、既にあなた達を人間とも思わないのであれば、取り繕うことにためらいもないだろう。

したがって、俺としては話題にしたくないこと等々を言いたい。遠回しな表現でも言ったほうが良い気がしている。

しかし、場の雰囲気や流れも尊重したいんだ。というより俺はそう言うのをかなり気にする。人の目を伺う性格だし、うわべでも話を合わせて場を保ちたい。

そんなわけで矛盾する2つの選択が釣り合って、たいてい俺は沈黙することになる。

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