飲み会にて自分の性的嗜好(いわゆる○○フェチ)を言わなきゃいけなくなって、仕方がないから無難なことを言った。間違いじゃないけど。
何で飲み会の席だとこれが定番みたいな話題なんだろ。今日はなかったけれど猥談、下ネタが共通の無難な話題みたいになることだってある。
俺は気にしていることや触れられたくないことが多い人間ということもあって、そう言う話題は好きじゃない。
それに今日のように女性もいる席で言うのはマナーの点でも善くないと思う。まあ、男だけになればさらに俺の好かない話題がエスカレートするんだろうとは思うがね。
悪気は誰にもないのだと思う。その人なりに気を遣ったり場に合わせたりして「無難」を選び会話しているわけだから。でもそれがまるで文化の隔たりのごとく感じるよ。
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「どうして積極的に話さないの?みんなカミングアウトしているのに。」そう言うふうに思ったかも知れないね。でも、あなた達があなた達なりに「無難」を選び取ったのと同じように、私の良識はそれを言うことを抑制してくるんだ。
そして、こっちの方が肝心だが、口にできない理由もまた口にできないんだ。それが文化ってものなんだ。
話せることは何でも話そうとは思うしちょっとずつでも言わなければ伝わらなく、交流がないのは分かっている。できれば仲良くやっていきたい。でも、それはすごく時間がかかることだよ。なかんずく俺みたいなタイプの人間は。
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それとね、フェチに関して敢えて言うなら俺が本当にこだわっているのはその人の精神性だよ。嘘だと思うかも知れないが、どう反省してみても俺は性格フェチ、精神フェチだ。勿論、体のいろいろも好きだ。妖艶だったり、美しい体が大好きです。でも性格的、精神的なものよりもこだわったことはない。というより遠く感じる。
悪い人たちじゃない。良い人だと思いたい。
だから、俺はあまり嘘っぱちの態度は取りたくない、うわべの取り繕いはしたくない。それが俺なりの他人尊重のやり方だ。もし、既にあなた達を人間とも思わないのであれば、取り繕うことにためらいもないだろう。
したがって、俺としては話題にしたくないこと等々を言いたい。遠回しな表現でも言ったほうが良い気がしている。
しかし、場の雰囲気や流れも尊重したいんだ。というより俺はそう言うのをかなり気にする。人の目を伺う性格だし、うわべでも話を合わせて場を保ちたい。