はてなキーワード: 日本代表とは
最初に言っておくが、私はなんら仏教に関係ないし信者でもない。ましてやキリスト教、イスラム教、新興宗教にも全く興味が無い。ただ仏教の哲学には納得する部分が多いし人生の参考になるので簡単にまとめたいと思う。だから全く興味がない人や食わず嫌いの人に触りだけでもかじって欲しいと思い書きます。
そもそも現代の人は私を含めて宗教と聞くと胡散臭いや洗脳など怪しいイメージが強いから拒否反応が自動的に働くと思います。しかし、そういうイメージがついたのは仏教やキリスト教を適当に模写し都合の良いように作りあげた新興宗教やカルト教団のことを言います。例えばオウム真理教なんか日本代表である!つまり、仏教は胡散臭くも無く怪しくも無いブッタが一生をかけて考え抜いた精神世界の教えです。
ちなみに私は仏教本に関して、自己啓発本の一種としか考えていません。つまり仏教本を読めばモチベーションが向上する。ただそれだけです。しかし、知っているのと知らないとではこれからの人生の生き方や価値観は大違いだと思います。後、仏教と聞いて、お経なり墓参りや、お坊さんやお葬式など思い浮かぶと思うが、面白くないので触れません。私が興味あるのはブッタという哲学者が考えた知識です。
できるだけ専門用語は使わずまとめていきたいと思います。まず仏教といえば仏(ほとけ)様がイメージできますが、決して仏像の仏ではありません。では仏とは何かというと、悟った者のことを示します。
仏=ブッダ
ブッダとは「ブッダ」という名前ではなく悟った人のことを言います。それで「悟る」とはサンスクリット語でブッドゥッといい、その過去分詞がブッダ、つまり悟った人なのですね。とりあえず、ふんふんと頷いといて下さいwでは仏教を始めた人は誰か?ブッダと呼ばれるものは誰か?
「ゴータマ・シッダールタ」 この人がブッダであります。ちなみに仏教はインドから広まったものです。これで分かるように仏は神みたいな絶対的存在ではなく、ただの人間であり、ゴータマ・シッダールタという悟りを極めた哲学者であります。この人の生きた時期は具体的には分かっていません。なぜならその当時のインド人に「いつ」の概念がなかったからなのです。だいたい紀元前5世紀くらいの人と言われていて、生まれた場所はルンビニーという所。裕福な生活をしていて結婚して男児もいて普通の生活をしていました。しかし、29歳のときに家族を捨てて城から離れ修行者として旅立つことに。つまり出家ですね。それから苦行を続け、やがてナイランジャナーの河のほとりで瞑想を開始します。そして、35歳で悟ったと言います。それからたくさんの弟子をかかえて享年80歳という長命で姿を消すことになります。それで亡くなってから、当時の弟子たちがブッダの教えで会議を行い文章として作ったのが「経典」であります。
まず仏教のキーワードは「縁起」”えんぎ”。 是非この言葉だけは覚えて欲しいと思います。
「縁起」とは人や事柄などが関係しあってお互いを支えていることを言います。例えば、ここに40歳の男性がいるとします。彼は妻にとっては夫であり、子から見れば父、彼の親からすれば子である。会社にいけば彼は課長であり、オーナーから見れば従業員である。つまり、自分の存在とは情報によって作り出されたものであり、あなた自身多くの人々の関係、周囲にあるあらゆる物との関係において、今のあなた自身でいることができる。だから、最初からあなた自身が存在しているのではなく名前という情報があり、住所という情報があり、職業などがあってこそ自分がなりたつ。つまり、他人が自分の存在を示してくれる。逆にいうとあなた自身も周りを支えていることになる。こういう関係性を仏教では「縁」と呼びます。
もうひとつ知ってほしいのは<「空」”くう”です。
「空」とはそこに見えてるものは実体がないと考えます。ちょっとややこしいが、普通は実体があるからこそ人やものが存在していると考える。しかし、仏教では現象にすぎないと考えます。簡単にいえば全て幻と考え、起きることや物、人生、人すら実体のない幻と解釈してしまう。バカらしいと思うかもしれないが、ちょっと待ってほしい。例えばテレビ画面やパソコンの画面、映画のスクリーンを近くでよーく見てみると、小さい四角や丸の集合体であることは知ってますよね、知らない人はテレビ画面におデコをつけて見てほしい。すると小さいドットが繋がっている状態でひとつひとつがいろんな色に点滅しているただの光の集合体というのが分かります。つまり実体のない幻といえる。物や人も素粒子レベルで考えると、点滅しているにすぎない、だからあなたも私も幻と考えることができるということなのです。ちょっと分かりずらいが、「空」とはすべてが現象と考えると分かりやすいと思います。
もうひとつ例えを出します。皆様は普段から牛肉を食べますよね。これって食べた後にどうなるか知っていますか?そもそも、食べるものとは”アミノ酸”だとか””コラーゲン”みたいに色々な分子が集合してできているのが食物で、それを体内に入れた時に分子に分裂して体中に分子が散ればめられてたんぱく質に変わり栄養として吸収され破壊されて行くのですが、ここで問題なのが牛肉は牛であり、人間と同等の生物ということです。具体的に言いますと、牛肉は分子の集合体ですよね、ということは、牛も集合体ということになり、故に、人間も分子や原子の集合体ということになるのです。、だから、人間も実体がなく現象であり「空」であるというのが仏教という哲学なのです。
ちょっと分からなくなってきたと思いますが、この2つセットが仏教の基本なので、先入観を少し置いといてこういう考え方もあると思ってくれれば結構です。補足ですが、瞑想と言う言葉を聞いたことありますよね、洞窟の中とか誰もいない森の中で永遠瞑想という修行をする人たちのことですが。なぜ、できるかというと全てが幻と思っているからです。どこにいようとも何をしようといいというわけです。これが究極の空です。
ちょっと話がそれますが、巷では占い師の方が「あなたの前世は武士」だとか、死ねば生まれ変わるだの言われることがありますが、仏教では輪廻転生はないと考えているし来世も前世も存在しない、自我も空だと考えています。つまり、体がなくなっても魂は来世に蘇り繰り返すという概念はありえない(正式には分からない)しかし、一部では霊がいるとか神がいるとか、輪廻するとかいうのが信じられています。まあ信じる分だけならいいのですが、それに付け加えて出てくる概念が、この世で苦しめば苦しむほど来世でランク(ステージ)が上がるという考え方です。インドのカースト制度がこれ、ランク(ステージ)の低い身分の人はこの世で自分を苦しめ相手も苦しめることを現実にします。つまり問題なのは現世で苦しめば来世でランクが上がるという概念が怖いのです。
例えば、電車の中で騒いでいる若者がいたとする、こいつは人に迷惑をかけていてこのままでは来世でランク(ステージ)が下がるのでかわいそうと思い、早い段階で苦しめて殺しちゃえという考え方になり、ナイフで刺してぐりぐり苦しめて殺してしまう。この考え方がオウム真理教の「ポアの思想」。
もうひとつ例えれば、映画館で隣の男性がポップコーンをボリボリ食べていて人に迷惑をかけているとする。すると、前にも言ったがそういう人は現世で苦しめて殺してあげる、そして「来世でランク(ステージ)を上げて楽しく暮らしてね。」って感じで平気で人をナイフでぐりぐりして殺してしまう。刺されている人が「痛いよ!」って言っても刺してる側は全てが「空」だと思っているから、「この世には実体がない幻なんだから痛くないでしょ、何言ってるの」ってなる。これがオウムの「ポアの思想」で宗教を悪いことに利用したスピリチュアルな考え方です。
怖い考え方のキーワードは3つ
現在テレビで人気の○木数子はかわいいもので彼女はただのオカルト。怖いのはスピリチュアルの○原氏。輪廻とランクがありきと考え、しかも視聴率が良い番組で堂々とわけの分からないことを言っているので、このままいくとオウムみたいになりかねないと私は危惧します。
話を戻しますが、人間には煩悩がたくさんあります。代表的なのでは睡眠欲、食欲、性欲、物欲、などなど、これらの煩悩をなくしてしまうのが悟り、つまり全てが空と考える概念を「空観」”くうがん”といいます。その逆が「仮観」”けがん”。仮観は煩悩むき出しでお金も稼ぐだけ稼ぐし、あれも欲しいこれも欲しい、その為には戦争もする考え方。みんなが仮観の考えでは世界は滅びます。逆に「空観」もみんなが考えるとやる気もないし何もしない、食欲もないし睡眠欲もないからこれも世界が滅びます。
じゃあどうするの?
そこで仏教ではその間の「中観」”ちゅうがん”という概念が存在します。では「中観」とは何か。まず全員が「仮観」の考えかたをすると欲望を限度なく追求するから結局戦争になり人類が滅びます。次に全員が「空観」の考え方だと全てが幻と思っているからボケーっとして誰にも迷惑かけないけど何も進歩しないからこれも滅亡する。しかも「空観」にカルマの思想が入ると他人に迷惑をかける最悪のことになります。
それではダメなので昔に「中観」という概念を考えたナーガールジュナという人がいます。「空観」と「仮観」の間の「中観」。さっきの例で言うと、ポップコーンを食べている人はボリボリと人に迷惑をかけているが、その男性は彼女と映画を見にきていて彼女と楽しむことや、彼女を楽しませるなどやること、役割ががあると考えます、つまりその男性は機能をもっていて、デートいう役割を果たしている。すると矛盾が発生して殺してはダメになる訳です。
ちょっと話が脱線しますが、ブッダの弟子がブッダに対して「神はいますか?」「生まれ変わりはありますか?」という質問をした。その時にブッダが「毒矢の例え」で答えたという。「毒矢の例え」とは一人のひとがどこからか飛んできた毒のついた矢が胸に突き刺ささって苦しんでいて、その時にどこから矢が打たれたのか、この毒の成分は何なのか、何メートル先からか、ベクトル計算するとなど考える前に矢を抜けよってこと。つまり、ブッタは「霊」とか「神」とか「自我」とか考える暇があるんだったら他にやることあるだろ、だから「神」がいるとかいないとかどっちでもいいじゃんっていうのが結論。これが「空観」に機能(やる事)(役割)をもたせた考え、つまり「中観」。
私も「どっちでもいいじゃん」ってのが結論で、答えがでないものを考えるより他にやりたい事や、大切なことを楽しむ、そして人生有意義なものにできればと思いました。ただ仏教などの哲学全体を把握しての「どっちでもいいじゃん」と何もせずめんどくさいから開き直って、さも分かっているかのように「どっちでもいいじゃん」とでは雲泥の差があるので勘違いしないで欲しい。是非、皆様も仏教と聞いただけで邪険にするのではなく、知っていると悪徳新興宗教やスピリチュアルなんかで高額なお布施などを払うことも予防できると思います。是非これをきっかけに仏教本でモチベーションを上げてみるのもいいのではないでしょうか。
合言葉は「どっちでもいいじゃん」です。
前回に続き、来年のWBCも日本チームの中心選手はイチローになるだろうという見方がもっぱらだ。しかし、彼はチームの中心として輝く選手ではない。あくまで一番打者、先兵、切り込み隊長であるというのが私の見方だ。
イチローは生真面目なプロだ。ファンが期待することには応えようとする。そして、なんと、多くの場合実際にそれに応えてしまう。前回のWBCもそうだった。イチローが久しぶりに日本人チームの中でプレイする。野球の本場アメリカでも毎年のように凄い(と日本メディアが報ずる)記録を打ち立てている選手だ。別格のプレーヤーが再び日本に戻ってきた、という意識を持った日本の野球ファンからは大いなる期待が寄せられた。イチロー自身も日本人ファンの期待に応える形で、率先してチームを引っ張ろうとしたらしい。そして、チームは優勝した。
そんなイチローの姿を痛々しく思ったのは私だけなのだろうか? 対戦相手のチームを威嚇するような発言からも、彼が明らかに無理をして、力みすぎている印象を受けたのだが。
シアトルマリナーズでのイチローにも「無理してる」感はある。ある時は私の言う「無理をして」チーム・リーダーになろうとしてみたり、今季後半のように逆に自分の成績だけにこだわるかのようなポーズを取ってみたり。私は4番に絶対的な強打者が居座るチームでのイチローを見てみたい。優秀な切り込み隊長役に専念して、チーム内で機能するイチローを見てみたいのだ。その意味で彼がニューヨークヤンキース入りの機会を袖にした(かのような)報道には、正直がっかりした。
イチローはつくづく、悲劇的な側面を抱えていると思う。彼はその才能と努力ゆえにか、常に周囲より図抜けてしまう。しかしいくら抜群であろうと、繰り返すが、彼はバイプレーヤーとしてこそ最も輝く選手だと思うのだ。
仮にWBCの日本チームにどうしても他のリーダーが見当たらない、イチローしか日本代表チームの中心がいないのだとすれば、こうするしかない。それはつまり、「黙ってついてこい」的なスタイルだ。イチローはまさしく、日本の職人的な気質を持つプレーヤーだと思う。黙々と仕事をこなし、他の選手たちは彼の背中に刺激を受ける。チームの士気が上がり、ひとつにまとまってゆく。
しかしそれにも杞憂はある。なぜならばイチローは「孤高のプレーヤー」でもあるからだ。私たちも、日本のメディアも、最近はアメリカのメディアまでもが「別にイチローなんだから、そんな記録も当然なんじゃん?」と思い始めている。つまり、背中を見ても士気が上がるどころか、手を振ってしまいそうな選手なのである。
やや悲観的な話になったが、それでも私はイチローが大好きだ。イチローはあくまでファンのためにプレイするからだ。プロ野球なんて、スタンドにファンがいなければ、いい歳した大人のただの玉遊びなんだから。鬼の首をとったかのように星野仙一氏をこき下ろし、だれも「日本の野球界で星野氏を生かすには」を考えないような現況。考えてみれば星野氏もまた、「ファン第一」を掲げプロ野球界を(つかの間の)活性に導いた功労者の一人だ。イチローが彼を批判したかのような記事にどれほどの信憑性があるのか知らないが、私には二人の根本的な方向性は同じように映る。
まあ、星野氏の話は置いておこう。とにかく、WBCにおける私の興味の中心は1番打者ではなく、無論監督でもなく、4番打者にある。村田じゃ正直、盛り上がれないよ。そういう話なら、星野に言いたいことはいろいろあるけどね。
259 名前: 社会保険庁職員(東日本) :2008/10/24(金) 20:28:41.18 ID:sFNyaW70
父が他界母子家庭に
これじゃいかんと番長を味方につけるために一緒のラグビー部へ。
→日本代表に選ばれラグビーへ明け暮れるも、大阪1、2を争う進学校の為ついていけずに落ちこぼれる
→弁護士めざす、二期で受かる
仕事がなかなかなく、家族の為に危ない橋を渡り独自のセンスで仕事をこなす。
仕事は増え、子供も増え、再婚した両親、嫁の両親、妹夫婦に同じ場所にマンションを買ってあげる。
後はご存知の通り。
こういうのを見て、「橋下って凄い経歴なんだ。こんな中でよくがんばってきたなあ。すごいなあ。こんな人が言うのだから納得だあ!」とか無邪気にはしゃいでる奴が俺は一番嫌い。
嫌いというか、その頭の悪さに軽くめまいがする。
俺からすれば、こんなんで喜んでる奴らって、恋空見て泣いちゃう層と同じレベル。
安っぽい物語に感動して、そこまではまあ個人の趣味だからいいとしても(それでも俺が嫌いな事に変わりはないが)、「こんな人が言うのだからすごい」「こんな人が言ってるのだから説得力ある」とか言っちゃってるところ。
何?お前ら、バカなの?
橋下がいくら苦労しようがそんなことは主張と関係ないから。甘ったれんな。苦労して育ってきたからそれが何だ?それでも論理的に間違っているなら間違いなんだ。橋下がいくら俺は底辺からでも頑張ってきたとかいったところで所詮それはお前の人生であって、その基準で他者の事を語るなど無礼千万に尽きる。人一倍苦労したからって他者に説教できるわけじゃない。勘違いするな。苦労したから、人生論ぶてるわけじゃない。甘えるな。
いくら橋下が苦労していようがあるいはもともと金持ちだろうがなんだろうが、今こいつが主張していることとそれは全く関係がない。議論というのはそういうことだ。バックグラウンドなど、猫の抜け毛ほども関係が無い。それを、あんな安っぽいストーリーに感動した挙句、それを安易に橋下の主張と結びつける、この愚鈍さ。その頭の悪さに俺は絶望する。日本人ってこんなものなのか?
それと、どうせ「うんうん橋下はすごい、偉い」とか言ってるお前ら自身はといえば、どうせこの高校生と大差ない、ほどほどに恵まれてて大学もそれなりに行った奴らが大半のくせに、「橋下はこんなに辛くても頑張ってたのに、このゆとり高校生どもは…」とか、勝手に橋下の苦労を虎の衣のように着込み、高校生を見下してるのがまたクズ。
バカじゃないのか。そんなの橋下にとっても失礼だろうが。勝手に人の苦労を借りてそれで他人を見下そうとするな。人がした苦労を他人を見下す道具にするな。他人の苦労でオナニーすんな猿どもが。
百歩譲って、橋下が、はいはい、逆境の中物凄く努力しました、凄い人です、としても、だから何なのか。
だったら逆にそんな人が知事なんてやるのは迷惑だ。
「凄い人」ってのは、扱いに気をつけなきゃならない。「凄い人」は、そのとおり、「凄い」のだから、「だからこそそんなものを基準に府民に求めるべきじゃない」のだ。「貧乏?橋下はそんななかからはいあがったぞ?」なんていうのは逆に橋本を「普通の凡人」扱いしているともいえる。
極端な話、ほぼ全ての不幸を背負った事がありそれを全て克服した、なんて人がトップにたってみろ。
「実はこんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「実はあんな不幸が」「俺は乗り越えた」
「こんな不幸であんな不幸が」「俺は乗り越えた」
話にならない。それじゃ政治なんていらないだろうが。あくまで橋下ってのは、「不幸な境遇からなりあがった」というイレギュラー的存在である。「不幸を克服したえらいひと」、OKそうだとしよう。しかしならば尚更そんなものは基準におくべきじゃない。お前達は、天才を基準に教育を考えるのか?数学が神レベルにできる奴が数人いたからといって、そいつらのレベルに合わせてたらほかのやつはどうしようもなくなる。
不幸な境遇からなりあがった、そうだねそれはすごいね。で、どうしてそこから「だからその他の不幸なお前らもがんばれよ、橋下がやったんだからやれよ」になるのか。すべきことはそうじゃなく、橋下のような「不幸な境遇」をまず政治的に是正することだろうが。不幸な境遇からなりあがりましたすごいすごい、それはいいとして、そもそもはその不幸な境遇自体が、よくないものだったんだ。なくすべきものだったんだ。その不幸を「あってもいい」などと肯定しては、いけない。乗り越えたからといって。そもそもの悪はその不幸であった。そしてそういったものをなるべく軽減するのがある意味政治の役割なのだ。(当人が自身の胸の内で一人だけひっそりと肯定するのは構わないが)
不幸な境遇からなりあがった人間というのはこの辺りが面倒くさい。なまじ不幸を経験しそれを克服したからと、他者にもそれを要求する。「不幸な境遇があったこと自体がもともと正すべきことだった」などと言われると自分を否定された気になるのか知らんが、妙に「不幸な境遇はあって当たり前」としようとする。不幸を乗り越えた者が言ったことだからと、皆が妙に否定できなくなる。この悪循環。不幸を乗り越えたものは、その自身の不幸を正当化しようとするのだ。なぜならば自身の成功はその不幸と地続きであるから。なればこそそういったものはやけに「不幸はあって当たり前、そんなものに文句を言うな」となりがち。不幸を乗り越えたものの乗り越え方には、一見の価値があるかもしれない。しかし彼らの根性論は決して聞いてはいけない。語弊を招くのを覚悟で言えば、彼らはやや歪んでいるのだ。幼き頃の不幸ゆえに。まるで幼き頃性的虐待にあった子供が、かえって大人になり風俗につとめてしまうように。不幸を彼らは認めざるをえない。そういう人物なのだから、一概に「えらいひとだ、えらいひとだ」などと持ち上げてその全てを肯定などするな。甘やかしてはいけない。いくら不幸で成功した人だからといって全てが正しいわけではない(当たり前すぎるのだが)。
「不幸からなりあがった人」の話は話半分に聞くべき。
彼らは自身の不幸を正当化している。
個人レベルの話なら一向に構わないが、それを他者への基準にするな。
お前が不幸を乗り越えた凄い人なのはわかった、しかしだからといってその不幸をこれから「乗り越えられるはずだ」といって無視するのなら、もう、不幸を乗り越えた人なんて不幸な人にとって邪魔なだけだ。(なまじ悪意がないから余計にどうしようもない)
今年(1999年)の2月、「卒業旅行」ということで、大学の友達3人と僕の4人で、新潟県の佐渡島に2泊3日の旅行に行った。一応は「卒業旅行」ということになっていたんだけど、卒業するのは僕以外の3人で、その時すでに留年が決まっていた僕にとっては、ただの佐渡島旅行。なんかこう、なんとなくその場の流れで行くことになった。男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。「金山掘って、ドカーンとひと山当てるかー!ドンブラコー!ドンブラコー!」とかそういう男っぽい目的は特に無くて、全くただの旅行。
数ある旅行先候補の中から、あのクソ寒い2月という時期にになぜ佐渡島が選ばれたかというと、一緒に行った3人の中の1人、K君のおじさんが、佐渡島でホテルを経営していらっしゃって、おじさんの御好意で「卒業する前に友達を連れて遊びに来なさい。」ということで、ホテルの料金なども特別に安くしてくださって(ホテルに到着して部屋を見て、あんまりにも立派で驚いた。よだれがでちゃった。)、まあそれで、佐渡島旅行ということになった。男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。
佐渡島にいる間、特に何をしようっていう目的は無かったんだけど、せっかく佐渡島まで来て、ずっとホテルに缶詰めになってるのもつまんないから、一応佐渡島の「観光名所」と呼ばれている所を、ひととおりまわってみた。
佐渡金山。金山はちょっと楽しみにしてたんだけど、あいにく、愛用のツルハシとヘルメットを持ってくるのを忘れちゃったし、仕方がないから他の3人が金山に入ってる間、1人で外で待っててもよかったんだけど、それじゃあなんとなく薄情な感じだし、とりあえず中に入ってみた。たしか入場料600円くらい取られたと思う。金山に金を取られてしまいました。中に入るとロウ人形が穴を掘ってるんだけど、やっぱつまんないんだよな。「ああ、ロウ人形が穴掘ってるんだなあ」と思った。あたりまえだ。
みそ工場。…まさか佐渡島でみそ工場を見学するとは思わなかった。しかも男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。
やっぱりワカメのみそ汁が一番おいしいですね。あと、みそを小さい皿に盛ってつまようじで突っつきながら酒を飲んだら、さびしい気分を味わえて面白いんじゃないか?と夜中に思いついて、実際にためしてみたことがあるんだけど、やっぱり死ぬほどさびしくてゲーゲー吐いてしまった。
ということでみそ工場なんだけど、特別な感想はなかった。「ああ、ここでみそを作ってるんだなあ」と思った。あたりまえだ。連れのS君は、『ここでしか買えない特製みそ』みたいのを買ったんだけど、帰りのフェリー乗り場のお土産屋さんでは、主力商品としてバッチリ売ってた。まあ、観光地のお土産なんてそんなもんだ。
歴史博物館。…ほかに行くとこないのかよって言われそうだけど、その通り。無い。ここも入場料を取るんだけど、さすがにちょっと見る気がしなかったし、車酔いで頭の中がグルグルしてて歴史どころではなかったから外で1人で待ってたんだけど、日本海から吹いてくる風が殺人的に冷たい。煙草に火をつけるのもたいへんだ。車の中で待とうにも、キーを持ってるK君が博物館の中だから、外で待つしかない。入場料払って中に入ってK君にキーをもらってこようかと思ったんだけど、おいおい、それだったらわざわざ車に戻らないで博物館の中にそのままいればいいんじゃないか。なあ、みんな。
佐渡トキ保護センター。朝起きて気がついたらセンターの前におろされていて、オレの感覚的にはその間30秒くらいだったから、(1)あぁ寒い、(2)あぁつらい、(3)あぁ眠い、(4)あぁ帰りたい、(5)あぁ誰かカネ貸してくれ、と切に思った。
センター内にはトキに関するいろいろな資料が展示してあるんだけど、その中に、『ボタンを押せば世界各国のトキの鳴き声が聞けるコーナー』みたいなのがあって、一応全部押してみたんだけど、どこの国のトキの鳴き声も大きな違いがなくて、みんな「グエーッ!」。全然面白くない。センターに入るときに「協力料」っていう名目で、入場料を200円払ったんだけど、お金を取ったからにはちょっとくらいサービスしてほしかったな。ドイツトキのボタンを押したら「グワッヒ!」とか。そのくらいあったっていいじゃないか。
トキなんか保護しないで自然に滅びるのがほんとじゃないかって思ってたから、別に興味もなかったし、一目見れればいいやくらいに思ってたんだけど、実際は一目どころかテレビモニターでしか見れない。トキのオリは保護センターの裏のほうにあって、オリの前にビデオカメラが取り付けてあって、観光客はそのカメラが映したトキを、保護センターの中のモニターで見る。別に生で直接見せてくれたっていいじゃないか。あやしいな。実はもうとっくの昔に死んでるんじゃないか?何年も前に撮ったビデオを流してるだけだったりとか。
あれって実はトキの着ぐるみを着た保護センターの職員なんだって。昼間のパパは、ニッポニアニッポン。あっ、日本代表みたいでちょっとかっこいいかもしれない。
毎朝8時に出勤して、タイムカードを打って、着ぐるみに着替えて「グエーッ!」。疲れて黙ってると無線で「鳴け、鳴け!」って上司に言われて泣く泣く「グエーッ!」。着ぐるみの中にクモかなんかが入っちゃって思わず「ギョエーッ!」。上司が「おお、今日はあいつ、演技に気合が入ってるなあ。」だって。気合じゃなくてクモが入っているんです。
トキが残り1羽になっちゃって、「日本のトキの血を絶やさない為」に中国のトキを呼んで殖やすっていうのは…、ちょっとおかしいぞ。日本のトキの血統を守りたいんだったら、繁殖よりも切腹。ハーフは作らなくていい。
もしも人間とトキの立場が逆になって、オレ1人だけ生き残って、『中国ササキ(メス)』を目の前に連れてこられて、「繁殖しろ!」って言われたら、なんとしても反抗して、最後には自害だ!って思いたいけれど、「ニイハオッ♪繁殖しましょ♪」なんて言われたら、コロッと気が変わったりして…。
あんな情けないキン(トキの名前)のやつは、人間の年齢に直したら100歳を超えてるっていう話だから、どうせあともうちょっとで死んじゃうんだし、費用だってかかるんだから、いっそ焼きトキにして食ってしまおう。その際には『焼きトキ食べれる権』を競売にかけて、景気回復。それか、剥製にしてしまって東京タワーのてっぺんに飾る。色合いもちょうど良さそうだし。「日本のシンボル」的な感じも出るし。で、毎日夜12時に東京タワーの照明が消える時に、「ギョエーッ!」。
249 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:14:24.84 ID:/UJ4CE1j
2016年 オリンピックに復活した野球が東京ドームで開催されていた。
その決勝戦、1点を追う9回裏2アウト1、2塁、最後のチャンスに
「ピンチヒッター、大道」
気持ちオープンスタンスでかがみ込む
そこからがこの男の見せ所だった。
251 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:14:54.02 ID:/UJ4CE1j
ファール、ファール、ファール、ボール、ファール・・・・
「俺は一体こいつに何球放ったんだ?」
集中力がやや途切れたまま、若いピッチャーが投じた13球目は
見入られたかのようにど真ん中へと吸い込まれる
――その失投を大道のバットが逃すはずがなかった。
大道はゆっくりとした足取りでダイヤモンドを回る
「あの男が大道か・・・・
男なら大道」
高い技術力を持っているのに、あと少しの山をなかなか越えられない選手がいる。そんな選手は、人にふりまわされ、つぶされていることが多い。いくらすばらしい力があっても、人間としての土台がしっかりできていなければ、本来の力を発揮することがかなわないのだ。
インターハイの優勝経験があろうが、なかろうが、日本記録を持っていようが、いまいが、社会人になるときのスタートは同じである。指導者はスター選手でも補欠でも、人として必要なことは徹底して教え込まなくてはならない。個性を尊重するなどと選手におもねて、叱るべきときに叱ってやらないと、ただの競技バカになってしまう。環境をどれだけ整備しても、そこに心がなければ人は育たない。そのときは選手に反発されたとしても、あとできっとわかるときがくると信じて、嫌われることを怖れずに向き合うのが、指導者の役目ではないだろうか。
世界一をめざしていても、どの競技も毎日は単調で地味な練習の繰り返しのはずだ。毎日を新鮮に感じて意欲的に取り組むには、単調なことを楽しめるよう、選手に“習慣”をつけてやればいい。
日本代表選手を預かったときは、代表選手にふさわしい態度について、選手に考えさせ、何度もレポートを提出させた。そんな抽象的なことを聞かれても、若い選手は何を書いていいのか頭を抱えてしまう。それでも考えさせる。そして選手の態度が少しずつ変わっていくのだ。
ソフトボールは、連係プレーの競技だから、日常から次の人のことを考えて行動できなければ、試合でいきなりいい連係などできやしない。だから、あいさつ、礼儀、気配りができる人間にしつけるのは、勝てるチームをつくるときの重要な練習の一つだと私は思っている。
最初はうるさく思われても、選手もそれが人としてあたりまえのことだとわかれば、あとはほおっておいても、自然と身につけていく。できない選手は続かない。競技生活をしっかり送り、全力でプレーして引退を迎えた選手は、皆、この狭い競技世界を出ても、胸を張って一般社会で生きていけるように育っている。
時代が変わり、選手に求められるものも変わってきた。たとえばメディアの取材に対しても、選手はそれなりのコミュニケーション能力をつけておかないと恥をかく。ふだんから、新聞や本を読み、人と話をして、会話が成り立つだけの一般常識や教養もほしいところだ。
もっとも、選手があまりに競技以外のことに一所懸命だと、「本業をおろそかにしてるんじゃないかっ」と雷を落としてしまうこともある。指導者だって人間。矛盾しているところもあるのだ。
優等生になんかならなくていい。やんちゃでも、人に対して誠実に向き合い、自分を支えてくれる人に感謝の気持ちを忘れず、やるべきことをちゃんとやっている選手は、最後に人に助けられる。
こんな話をすると、「今更」だとか、「レイシストじゃね?」とか
言われちゃいそうだから増田に書くます。
まあ今更の話なんではあるんだけどねー…。
http://keribaka51.exblog.jp/7400092/
まあ、サッカーつーのはゴールに球が入らないと引き分けで終わるスポーツなわけです。
相手ゴールに球を入れないと絶対に勝てないスポーツ。それがサッカー。
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?tp=SRK
これを見ると、澤SUGEEEEEEEEEEEEE!!!!!と思うと同時に
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?tp=STD
日本女子の総得点数はG組トップの7点。
男子・女子日本代表の多くが所属するJリーグとなでしこリーグの様子を見てみましょう。
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/playerstats.html?lg=1
女子ゴール数ランキング
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_point_ranking_d1.jsp?leagueid=1
ここで見てもらいたいのは選手名のカタカナの多い少ないだ(雑!)。
ざっと見でも男子サッカーでは外国人選手がゴールを決める事が多い。
日本人選手:14人:合計ゴール数 81点
うん。その数41点差。
次、なでしこリーグ。
………まあ一目でわかるよね。
それだけだとなんなのでなでしこリーグに出ているチームに所属している名前に
カタカナの入った人の数を調べてみた(注:かなり雑です)。
…5人。
そのうちの2人はハーフっぽい感じだ。
まあ、何が言いたいかと言うと
名前がカタカナ→多分外国籍(雑!)→外国人選手がゴール決める→日本人選手あんまりゴール決めなくてもJではチーム勝つ→日本人選手Jでシュートあんまりしなくてもいい→シュート勘弱まる→日本代表は日本国籍を持つ選手で構成される→Jで得点力のある外国籍を持つ選手は入れられない→シュート勘のゆるんだ日本人選手集まる→負ける→ かゆ… うま
といった感じだろうか。
日頃からシュートを決めているんだからシュート勘が鈍ることはなかった。
男子女子の成績の違いはその辺にあった…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< という説だったのさ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
__|| 从人人从. | /\__/:::::||
|_|_
まあ。あくまでもこういう見方もありますよ的な。
じゃあどうすればいいんだよ!って言われても対策はなんにもないんですけどね。
まー。難しいッス。
五輪男子の完敗,女子の奮戦などで盛り上がるサッカー,ここらでちょっとオレオレフットボールコラム。サッカーが下手で最近のJリーグもほとんど知らない私が,どんな風に,どうしてサッカーが好きかを自分で再確認するために書くメモ。あるいは,素人戦術好きのメモです。
基本的に選手についても監督についても批判とかを書いたりするのは嫌いなので(やっぱ,がんばってる当事者達に文句を言うのって嫌ですから),今後の日本代表を監督人事や戦術を中心に思うところを書いておきます。
岡田さんの後の監督についても,いろいろとすでに話が出ているけど,やっぱり代表監督には目の前の結果と,将来への育成,この両方を期待してしまうし,でも日本に根本的に欠けているも「マスコミの良識」や,日本に存在する「広告代理店による商業サッカー」を思うと,人選はとても難しいと思います。サッカーの伝統や文化がない(マスコミと広告代理店のせいで育たない)日本は,戦略(主にサッカー協会が考えること)と戦術(主に監督が考えること)の両方で頑張らないと,W杯のような真剣勝負の舞台で世界から相手にしてもらえることは無理っぽいことがドイツW杯,北京五輪で改めて判明しました。サッカー協会はとてもがんばっていると思うけど,致命的に問題なのが日本のマスコミ(とその背後の広告代理店)で,ほぼ全く現代サッカー,特にその本場である欧州サッカーの動向なんかほとんど知らない,興味ない人たちが,代表戦の前後や,人事のゴタゴタだけを「視聴率が取れれば良い」,「ビジネスになればよい」というだけで騒いで終わるだけなので,日本でサッカーに対するまともな文化が育たない(と,偉そうに書いてみました)。W杯とか代表戦で盛り上がっていない普段は日本のサッカー情報は本当にマニアックで詳しい人も多いのだけど,ことW杯絡み,日本絡みとなるととたんに地道な報道や記事は吹っ飛んでしまうのですよね,恐ろしいことに。
現代サッカーは長期戦略(才能ある若手の発掘,育成,優秀な指導者の育成,獲得,有力選手の強化支援)をベースに,極めてシステマティックに構築された戦術と,選手の個人能力を融合であり,その実戦は主に欧州6大リーグで顕著に見ることができます。70年代に名将リヌス・ミケルスに率いられ,空飛ぶオランダ人,ヨハン・クライフによってオランダ代表及びアヤックスで完成されたトータルフットボール,それを内包して80年から90年代にかけて研究され完成したラインディフェンスによる高度にマニュアル化された戦術,これがしばらく世界のサッカーの基本戦術でした。すなわち,現代サッカー戦術において,重要な出来事は2回,ミケルスが率いクライフが体現し世界を驚愕させたオランダのトータルフットボール,そしてプロ経験のない靴のセールスマンだったサッキ監督が80年代後半から90年代初頭に完成させた革命的4バックラインディフェンスです。
この現代サッカーシステムはしばらく打ち破られないと考えられていましたが,2000年以降,皮肉にもこれらの現代サッカーの完成期に現役時代をおくった選手が監督としてピッチに戻ってきて,大きな変化が起きつつあります。W杯ドイツの監督であるクリンスマン,バルセロナを21世紀最初の黄金期へと導いたライカールト,PSVで結果を出したクーマン,批判もあるけれどやはり優れた戦術家であるモウリーニョ(この人はちょっと特殊な例,いろいろ言われてるけど僕は好きです),そしておそらく現在最も優れた天才若手監督であるデシャンなど,僕の世代ならば,小学生や中学生の時に選手としての全盛期のプレーを見ていた彼らは,リッピ,サッキ,クライフ,ベッケンヴァウワー達の下で自分たちがプレーしたラインディフェンスによるマニュアル化されたシステムの強さと限界を知り尽くしているので,その先のシステムが彼らから生まれてくるのも必然の帰結と言えるかもしれません。代表的なのはフランス,リーグ・アンの中堅だったモナコを一気に強豪まで育て上げたデシャンでしょう。彼の指揮するモナコの特徴は「世界初のシステム化されたラインディフェンス破り」と言われています。詳細は多くのサイトが取り上げているので割愛しますが,欧州トップレベルクラブでの戦術は,数秒単位,1m単位で極めて細かくマニュアル化されたシステムの攻防であり,フラットなラインによるDFでは,相手攻撃陣のボール所持位置,向きに応じて一瞬でラインのON/OFFを切り替える必要があり,この判断は基本的にチーム事のマニュアルで細かく決められています。しかしデシャンはこのマニュアルの唯一の弱点と言うべき,ON/OFFの判断ができかねる一瞬(通常これはバイタルエリア,あるいは最終DFラインとボランチの間が約5mから10mの距離の位置で,攻撃側の司令塔,トップ下,あるいはポスト役がボールを持った瞬間)を意図的に数多く作りだし,そしてそれをシステムとして突破する戦術(というか,この状況が形成された無条件で味方アタッカーの位置を考慮せずDFの裏へスルーパスを放り込むという暗黙の了解)を導入しました。極めて強固で洗練されたラインディフェンスによる華麗な守備を誇るスペインの強豪デラポルト・ラ・コルーニャを完膚無きまでに撃破した試合では,解説の人が「これを戦術でやっているならデシャンは天才です」と言っていたそうですが,メンバーの代わった試合でも同じようなことを続けているモナコの姿を見て,デシャンが天才だったことが証明されました。書くと簡単ですが,実戦するのは簡単ではないはずだし,実際欧州でこの戦術が実行された場面を見ると,攻撃陣の絶妙なパスと動き,そして恐ろしいまでの破壊力に驚きます。
このような戦術の話題は,欧州では瞬く間に話が広まり,各チームによって研究,実戦され,より洗練されていきます。日本でも普段からサッカーのニュースではこのような議論が喧々諤々続けられ,小学生から老人までが戦術について熱く語り合わなかればならないのです,たぶん。でも果たして日本のW杯や五輪サッカー関連のマスコミで,「デシャンのラインディフェンス破り」についてきっちり情報を入手して理解しているような記者はどれくらいいるのでしょうか。あまりにも戦術が軽視されているように思います。芸能人に得点予想を聞いたり,一つ覚えのように「3-5-2は守備的,4-4-2は攻撃的」と繰り返すよりも重要なことがたくさんあるように思えてなりません。実際デシャンは攻撃に人数を割くのが攻撃的なのではないと考えているそうで,4-5-1あるいは3-6-1でも攻撃的なシステムを研究し,実践しています。
オシムに決まった監督ですが,候補にジャケ・エメの名前が挙がっていました。同じフランス人ならばデシャンの方が,日本の4年後,そしてその先を考えるとふさわしい気がします。でも,デシャンほどの才能を,サッカーに理解のないマスコミがくだらないことばかり書き立てるアジアのサッカー後進国に迎えるのは世界のサッカーに対する犯罪のような思いもあります。長々書きましたが,とにかく言いたいのは,次期監督は日本に合った戦術をしっかり考えて,実戦できる人にしてくださいということです。
そして,今回の五輪で明らかになった,男子サッカーの衰退と女子の奮闘。特に,澤。この不世出の才能を日本サッカーが今後生かせるかが,日本サッカーが世界について行くことができるかの重要なキーになるかもしれません。澤に率いられた日本女子代表のプレー,皆さん見ましたよね。男子との違い(決定力や個々の位置取りから,システムの機能・実践まで)がここまでわかると,さすがにみんないろいろ考えると思います。
http://news.jams.tv/jlog/view/id-3677
オーストラリアへの観光客数が減少 2008年02月22日 11時 49分 一般
【ブリスベン22日AAP】魅力ある観光地として親しまれてきたオーストラリアだが、最近はツアー・オペレータたちも、観光客呼び込みのためにさらなる努力を強いられている。
今週開催されたQ L D州観光公社の年次会議で、豪ドル安、上昇する燃料費や空港税が原因でオーストラリアへの渡航費が高くなったことにより、観光客のオーストラリア 離れが目立ちはじめ、実際、日本人観光客はより旅行費が安いアジア諸国に足を向け始めているという報告があった。
日本人観光客は、毎年減り続けており、過去に年間82万人に達したその数は、2016年に56万人程度にまで減少すると予想されている。
同観光公社の西澤利明日本代表は、豪製品の質の低さやお土産のユニークさに欠けること、ブランド品などは日本のほうが安いなどといったことが原因で、オーストラリアにショッピング目的で旅行に来る人が少なくなったことを指摘した。
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反日運動?はどれくらい有名なんだろうね。
安価な海外旅行先っていうことでオーストラリアが選ばれていたなら、今はアジアにその客層が流れちゃったっていうのも分からなくはないけども。
WHOのタバコ対策の現状についての報告書(http://www.who.int/entity/tobacco/mpower/mpower_report_full_2008.pdf)より、"Regulation on smoke-free environments"の"Indoor Offices"がYESの国を書き出してみました。
アルジェリア、ベナン、ボツワナ、ブルキナファソ、エリトリア、ガンビア、ギニア、マダガスカル、マリ、モーリシャス、モザンビーク、ニジェール、ナイジェリア、南アフリカ、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ
バーレーン、ジブチ、エジプト、イラン、ヨルダン、クウェート、リビア、モロッコ、パキスタン、ソマリア、アラブ首長国連邦、イエメン
オーストリア、ベルギー、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、リトアニア、マルタ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スペイン、スウェーデン、トルクメニスタン、イギリス
カンボジア、クック諸島、ニュージーランド、シンガポール、ベトナム
WHOの「タバコ規制枠組み条約」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_17.html)というのがあり、わが国を含め152ヶ国が批准しています。この条約の第2回締約国会議において、タバコ規制のガイドラインとして職場の禁煙が全会一致で採択されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/jouyaku/071107-1.html
http://www.nosmoke55.jp/data/0707cop2.html
http://www.mynewsjapan.com/reports/680
「しかし、その発言はパラオ代表の反対演説やニュージーランド代表の反論を招き、議長を務めるドイツ代表からは、議決をとってもいいが、141対1で否決されると思うが、と諭されて、日本代表団は提案をひっこめていました」
その結果、最重要課題であった受動喫煙防止問題をはじめ、議案は満場一致で原案通り認められた。
「残念だったのは、国際的に重要な会議なので各国からはメディアも多数取材に訪れていたのに、日本のマスコミは全く姿を見せず、
法的規制なんてこれまでの日本の喫煙慣行からは無茶に思えるかもしれませんが、実際には上記の通り、すでに規制を実施している国が軽く50ヶ国以上あります。
いわゆる喫煙所のコミュニケーションが有益(だった)としても、今からそれを理由に喫煙を始めることはおすすめできません。何年後かわかりませんが、近い将来日本でも法規制がかかったとき、そうした喫煙のメリットはなくなります。残るのはタバコ依存になった身体だけです。
新大学生や新社会人も多い時期、誰も「たばこを吸うことの利点」を教えてくれなかったのような誘惑もあろうが(俺こういうのタバコ会社のPRじゃないかと疑ってるんですよね)、ロボコップの日本語版風に言っとく。
「タバコに手を出すな」
頭にタオルを巻いて、白い生地にワッペンがついた帽子を上から被って、あご髭がDQNでダンディーな彼氏は推定20歳。
一方妹は今年春に短大入学を迎える18歳。髪の毛は程よく額から天辺まで30センチ(推定)はあろうかという明るい茶色の巻き巻き頭。人工的に3センチ(推定)ほど延ばした睫毛と人工的に濠を巡らした卑小なお目目は、最早人のモノではない。
彼氏『こんちゃーっす。"妹"さんと仲良くさせてもらってますっ。』
顎を前に出して、帽子も脱がずに、お前より(おそらく)5年も長く生きているお兄様に向かって"こんちゃーっす"とは何事だ。おまえが俗にいうゆとり世代の日本代表か。横柄にもほどがある。
起きっぱなしのパジャマで食卓に座って朝ご飯のロールケーキを頬張っていた俺に母から怒号が飛ぶ。
母『あんた。働きもせんと、昼まで寝よってからに…。春の決算で不良債権処理されたなかったら、二人にお茶いれてあげるとか、なんもせーへんねやったら、二階の自分の部屋戻っとり!』
母よ、俺は何か、焦げ付いた債権か。もうちょっと暖かくなったら本気出すゆうてんのがわからんのか。
裾を引きずって階段を上る背後で、妹の楽しそうな声が聞こえる。フライパンの上で母が焼くベーコンのはじける音が聞こえる。二年前から壊れっぱなしの風呂場の外窓から風の抜ける音が聞こえる。二言目には"マヂッスか"と母の言うことに相づちを入れる彼氏の声が聞こえる。
妹よ、そんな彼氏の何処がいいのだ。
歳を取って疎遠になってきたが、今でもかわいい妹だ。このあいだも、郵便受けに入っていた俺宛のAmazonからの箱を勝手に開けて、中に入っていた限定版らきすたDVDを手に取って俺の目の前に差し出して、
妹『おい、秋葉系。こんなDVDに何千円も出して、アホちゃうか。絵の女にうつつぬかさんと、現実見んかい変態。』
と、かわいい声で俺を罵ってくれたじゃないか。
妹よ。ピンクでふりふりのついたあんなにかわいいパンツをもっている前が、ダイソー(推定)で買ったタオルを頭に巻いている男とつき合っているなんて…。
部屋で二度寝していると、妹とDQNな彼氏が俺の隣の妹の部屋に戻ってきた。笑い声の混じった、恋人然とした会話が聞こえてくる。
妹『"彼氏"君絶対…私そんなんゆーてへん……だから…』
彼氏『この前難波行った時…横の席でお前が寝ぼけとったから…』
しばらくすると、耳をそばだてていても聞こえにくいぐらいに二人の声が小さくなっていった。
妹『あかんって、そんなとこさわらんといて…。』
ぅぉぃ、妹。そんなとこってどんなとこやねん。あかんってなにがあかんねん。あと、開けたばっかりのティッシュの箱どこやねん。
妹『あっ…あっ…あっ…。"彼氏"君…やさしく…』
聞いた事の無いような妹の声が聞こえた。壁越しに、女の吐息が聞こえた。
興奮すると同時に、底知れない、胸を締め付けるような寂しさを感じた。
彼氏『かわいいやん。ご主人様、て素直なとこが。』
どうやら、コスプレの話しのようだ。妹が、巻き髪で、ツインテールで、男のナニをナニして如何して。けしからん。
興奮しすぎた俺は、盗み聞きの体制を整えるために足を一度組み替えようとした直後、壁にど頭をぶつけた。ゴン、と音がした。
彼氏『何今の?』
妹『わからへん…。気持ち悪いなぁ。でも、ここやと家族おるから落ち着かへんし、駅前のラブホ行かへん?』
俺の大失態で二人のラブゲームの第一セットは終了した。あぁ妹よ。おそらく、今の男の他にも何人にも抱かれている妹よ。お兄ちゃん、下着だけじゃ寂しいです。
そして昨日、友人宅で"徹夜でモンハンナイト!"の準備のために洗面所で身支度をしていた俺に母からまたもや怒号が。
母『"増田"!もう12時やから、"妹"おこして!』
Don't openと書かれた札を横目に、おもむろにドアを開けて、妹に"朝やぞ"と声を掛けようとしたら、ベッドの奥にある開いたままのクローゼットが目に飛び込んだ。真っ先に目についたのは、他の服から少し離れたところでハンガーにかかっている白のふりふりがついた、所謂メイドさんのコスチューム。
"お前その服…"と声を掛けようとした瞬間、茶色い髪をかき乱して妹が
妹『な、何勝手に入ってきてんねん。あ、そ、その服は、あ、あんたのために買ったんとちゃうんやから!か、感違いすんなアホ兄貴!!』
うーん、マンダム。