はてなキーワード: 年越し派遣村とは
「経営が厳しい。リーマンショック以降仕事が激減した」と嘆いていたんだけど、
民主党やマスコミは足を引っ張りまくったのに麻生政権の足を引っ張りまくったんだぞ?
越冬闘争は今までずっと行われてきたのに、民主党が乗っ取って「年越し派遣村」とネーミングされたけど、
民主党の党利党略に振り回されて、民主党の都合で使い捨てられた連中が「弱者」だよ。
越冬闘争は2010年末から2011年一月だって行われたけど、おまい知ってたか?
TPPだって、そりゃ参加が決定するまでは「日本のためになる」って言うだろうさ。
ワーキングプア問題はどうなった?
原油高騰に苦しんだ漁業関係者や陸送関係者は、いまどうなってるよ?
繰り返すぞ、「弱者」ってのはな、時の「強者」に出汁にされて煽られて、
騒動が一段落したら解決してないのに「いないことにされた」連中だよ。
誰にとって「問題」となるのか。という視点を3つぐらいわけて考えるとよいのではないでしょうか。
3つというのは、
まず、1.企業側からの視点でいえば、元増田さんの仰る通り、とても合理的な行動であり、「俺たち責められても困っちゃうんだよなー」というのは仰る通りだと思います。その点はまったく異議がありません。マスコミが派遣切りをするのを一企業の責任みたいに報道するのはハッキリ言ってばかなの?死ぬの?とおもいます。
んで、2.被雇用者からの視点を考えると、これもまあ、契約内容だったから仕方ないとか、リスク管理的に仕方ないじゃん?という発想もなくはないでしょうが、被雇用者の側は、職がなくなると、シンプルに「ああ…こまった…ううむ」とはなりますよね。誰が悪い、みたいな話はさておいて。確実に困りますよね。
生活保護だって基準がそんなにゆるくないわけです。働く能力が認められる人だとか、親族に扶養能力がある人とかがいる場合は、そうなんでもかんでも生活保護手当は出ない。それに、生活保護手当が増えるとなるとそれは回りまわって企業や労働者の税金から支払われるわけで、生活保護手当がボコスコ増えていくのは、次の「3。社会全体にとっての効用」に関わっても、とてもよくない。国の財政的にマズー。生活保護は、セーフティネットの一種ではありますが、派遣のない人、というだけだと生活保護手当じゃないんじゃないかな?詳しくはしらないけれど。
さいご、3.ですが、失業者が増えたら、まあ、いろいろと社会全体として困った人がふえますよね。ニート率も高くなるだろうし、自殺率やら、犯罪発生率もたかくなるかもしれない。市場の消費も落ち込んで、長期的には企業にとっても困るかもしれない。これは、個人がどうこうというか、マクロの経済循環として失業率が多いのはよくないよ!っていうはなしだとおもいます。
…
と言う感じでしょうか。2と3の視点から、これを「社会問題」として報道されること自体は否定できないだろうな、とは思います。「派遣切り」というネーミングが喚起させる責任の主体の想像のさせ方はとってもよくないとは思いますけれど。「派遣労働者層の人々の雇用問題」をもっとも短くネーミングするとなにがいいんでしょうね。「派遣ナシ」とか?
あと、「派遣契約という形態がある事自体が、だめ」とか言う意見も、ばかくさい、とおもいます。雇用の窓口を減らしたら、正社員とそれ以外の間の溝がドバーンと広がって、中間的な雇用形態がなくなって、トータルでみると職にあぶれる人間が増えるだけじゃん?ばかくね?とおもいます。(派遣ではない契約ではないタイプの、もっと別の、みんなが幸せになれそうな中間的な雇用形態をつくりましょう、という代替案込みの話ならよくわかるのですけれど。)
まあ、派遣に関する法制度の作り方のディテールをどうすればベターか、というのは細かい議論がいろいろあっていいとは思いますが、中間的な雇用形態をなくせ、という議論はワケワカラン
年越し派遣村自体はわたしは否定的ではないですけれど、年越し派遣村まわりで細かいところでは、バカくさい議論がたくさんあるなあという印象はもっております。「派遣労働者の首切りをしにくくしろ!」とかって、あんな形で吹き上がったところで、企業が採用をはじめっから控えるだけじゃん、そういう形だったら…!とかおもったりします。 むろん、守られるべき労働者の権利はあるだろうとは思いますし、それがないがしろにされるべきではないですが、お前ら、もうちょっと別の方向の主張をしたほうがまだ生産的なんじゃねぇの?とかは思います。
…とか、偉そうなことを言っても、わたしも別に労働問題やらなんやらはさっぱり詳しくないので、代替案ももっていない程度の床屋談義ですが。
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あと、まあ、もうちょっと補足しておくと、「派遣切り」と、自然失業率の問題を一緒くたに認識してる人々(「超絶あたまわるい人たちの失業状態ってことだろ」認識)がけっこういるようだけれども、派遣切りの問題は自然失業率の問題じゃなくて、非自発的失業率の問題だろ?たぶん。自然失業率のはなしだったら、さすがに問題にしようがないのでは。まあ、問題にしちゃうひともいるけれど。
今年は国の意向を受けた都の主催でやるらしい。
各県にも要請済みらしいよ。
東京都は21日、年末年始に住む場所がない求職者に生活総合相談を実施し、宿泊先を用意すると発表した。労働組合などが昨年末に都内に設けた「年越し派遣村」に代わる場として国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)で開く。
都などによると、相談窓口は28日午後~来年1月4日朝まで開設。ハローワークや社会福祉法人の職員らが、求職や住まいの相談に応じる。500人が宿泊可能な同センターの宿泊棟1棟を使い、食事も提供する。
でもさ、
相談を受けたり宿泊したりできるのは、都内のネットカフェや路上などで生活し、都内のハローワークで求職登録をしている人に限られる。28日までにハローワークなどで受付票を入手し、電話で事前予約する。
↑これが条件なんだけど、
都の定めた利用条件について、派遣村の元実行委員らでつくる「年越し派遣村が必要ないワンストップ・サービスをつくる会」の井上久さんは「条件が厳しく、このままでは救われない人が大量に出る恐れがある」と反発。
どこが厳しいんだ?
前回は近県のひとがみんな都内に集結しちゃって、生活保護も都内になっちゃって、
費用負担も大変だったのを見て、国が各都道府県に要請してるんでしょ?
よそから都内にわざわざ来なくても、各道府県で同じようなのに行けばいいんでしょ?
派遣切りが問題なんだから、求職中の人が対象になるのはあたりまえでしょ?
人数が少ないというならまだわかるんだけど、この条件のどこが厳しいんだかわかんない。
わかる人、いる?
今の派遣切りについて、年越し派遣村の話でも良く出てくるけど、不安定な職であることは承知していたはずだから解雇された時のことを考えて備えておくべきという意見って道理から考えると真っ当であろうと思うし世間的にも受け入れられやすい、納得を得られやすい意見だと思う。
でも、そう考えるとなぜ、好況の後には不況が来るから企業や政府は不景気に対応できる準備を整えておくべき、という意見にはならないのかな?
サブプライム問題によって信用が収縮して金融市場が大混乱を起こすことは間違いないのだから、金融機関は信用収縮に対応できる準備を整えておくべきとはならないのかな?
予想される事態に備えておくべきという意見を他のところに適用するとこういうことになると思うんだが…。
「100年に一度」だの「未曾有の」だのと言ったところで、経済をメタ的ににらむ事が出来れば当然予想できるはずでしょう。誰も予想してなかったのかな?
世間では家電大手数社が数千億の赤字だとか、年越し派遣村が流行語大賞候補になりそうだとか、自動車工場が各地で稼働ストップだとか、ホンダがF1撤退だとか就職氷河期ふたたびだとか、いろいろ大変な話がとびかってますね。というか各種経営数字・業績指標やばいですね。
個人的に思うのですが、もしかすると、今後2、3年くらいの就活生は、ロスジェネ世代よりも厳しい就職活動を経験することになるかもしれません。
いままでロスジェネ世代って、私もそうだけど「俺たちはおまえらよりも何倍も苦労してきたんだよ」的なスタンスだったように思いますけれども。
あれ、あの便利な決まり文句、今後数年~10年くらいのあいだに、私たちではなくていまの大学生とか高校生とかが同じこと言い始めそうな気がするですよ。しかも彼らの一部は「ゆとり世代」でもあります。どんだけオトナの都合で振り回されてるんだって話です。
今後の経済状況いかんで、彼らのかかえこむルサンチマンたるや、私たちロスジェネの比じゃなくなるかもしれません。おおいやだ、カルマカルマ。
ちなみにロスジェネ世代のほうですが、じつはいますごい転職のチャンスなんじゃないかしらと思うのです。
というのも、同年代なら、だいたい周りは会社の大小問わずこんなかんじなので
↓
「下がいつまで経っても入らないから超苦労したよ…でも仕事めちゃくちゃやってたおかげでスキルおよびストレス耐性には自信あるぜ!」
不況といっても、不況だからこそ、会社はいい人材をとりたがります。
わたしは2月に転職予定です。倍率500倍の会社ですが内定もらえました。理由は「その年でそのキャリアは評価に値する」からだそうです。
すごい小さな会社だったけど、働きすぎて入院したけど、あと正直世代ルサンチマンをやたらとつのらせたこともありましたけど、ロスジェネでよかったのかもしれないと思うようになりました。
ネット上には、だいたい次のどちらかに該当する意見が挙げられていたように感じた。
私自身としては、自己責任の部分もあるし、不可抗力の部分もあると思うから、どちらの意見に与するという気にはなれないし、そもそも、なんだかモヤモヤとした嫌な気分を感じていた。
「なんで嫌な気分になるのだろうか?」とずっと考えていて、昨日ようやく理由がわかったのでメモに残しておこうと思う。
結論からいうと、「お互いに不信のやりとりをしている」と感じたからだ。要するに日本で働く人を二つに分けて「敵か味方か、おまえはどっちなんだ?」と問われているような圧迫を感じていたからだと気がついた。
そもそも「困ったときはお互い様」なのであり、日本で勤務する者同士でもめたからといって、業績が上向くわけはない。マクロ的には経済規模が縮小に向かっている状況にもかかわらず、「責任」をお互いになすりつけあったところで、お互いの活力を削ってしまうだけで、後ろ向き以外の何者でもない。
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私はどちらかというとワーキングシェア派なのだが、それは中位層・下位層が社会の雰囲気に与える影響が大きいと思うからだ。中位・下位層が安心して暮らしていける社会であれば、上位層も安心して暮らしていけるだろうから。その意味で、今回のように大規模に下位層がダメージを受けている状況では税金投入には賛成である。
逆に言えば、こういうマクロ経済の影響による業績不振という不可抗力が大きい時に助けてくれない国家とは一体全体、何のためにあるのかと言いたいくらいである。(私だっていつなんどき失業の憂き目に会うかわからないからね)
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最後に報道番組についてだけど、支援グループの特定の誰か(=代表とか)を写し出したりするの、やめたほうがいいんじゃないかなと思う。
どうしたって、特定の誰かに焦点をあててしまうと、他の多くの物言わぬボランティアの人たちは微妙な気分になってしまうし、視聴者のなかには「売名行為だ」みたいに言い出してしまうor感じてしまう人が出てきてしまう。
ああいう支援団体の活動をゆがめないようにするためにも、さらっと「日比谷公園では500人分の炊き出しが行われました」「~公園では…が行われました」のように事実のみを述べてほしい。(※さらっという代わりに、そういった活動をすべて紹介してあげてほしい。そうすれば支援するのが当たり前という雰囲気になりそうな気がするから。09.01.11 23:45加筆)
そして、人間だれしも自分の目の前で困っている人がいたら何とかしてあげたいという気持ちはもっていると思うから、そういう人たちが目立たずに(=テレビなど表舞台に出ずに)支援に参加できるようなチャンネルを紹介してほしいものだと思う。
誰も自分の人生をゆがめてまで支援活動に注力するわけにはいかない。その人たちにとって「無理のない範囲で出来ること」を集められるような仕組みづくりをNHKや民放には期待したいところだ。
みんなが「まあ今は大変な時代だから、困ったときはお互い様だよねー」といいながら助け合えるような社会は、少なくとも「こういう事態になったのはあいつらのせいだ」と罵りあう社会よりもいい社会だろうなと思う。
まあ、みなさん、できることからコツコツやっていきましょう。
※ちゃんと活動している団体で義援金などを募集している団体などがあったらトラックバックなどで適当にコメントつけていってくれると、とてもうれしいです!(こういう団体ってあんまりマーケティングしていないので、ほとんど表にでてこないんですよね。。。)
という人達と、頑張らないやつに生きる権利はないという人達の論争なのかな。
年末年始はあちこちで日雇いの仕事募集があるのだけど、年末年始は仕事をしたくない人達が年越し派遣村に集まっていました。
「年末年始くらい休むのが常識」という人達と、「年末年始だろうが生活苦しいなら働くだろう」という人達の間にはものすごい溝があると分かった。
まさか、本当にどこにも仕事がないなんて勘違いしている人はいないよね?
「なんでもいいから働けよ!」という人と、「働く仕事は選ばせろ!」という人達の間にもすごい溝があると思う。
「自分も同じところに落ちたときを想像しろ」というブコメをみるのだけど、生きていくだけのお金を稼ぐという点においては、社会人としての常識があれば仕事はありますよ。
今年失職した友人たちは軒並みハローワークで職業訓練校をすすめられて、そこで学んで就職しました。
努力する気がある人にはセーフティネットは今でもあるんですよ。
でも、努力したくない人に向けたセーフティネットがないのは事実。
「努力なんてしたくないってば」という人たちを支援する気になれるかどうか。そこが分かれ目なんでしょうね。
年越し派遣村などといってなんだか派遣労働を切られた人たちが公園に集まって大変なことになっているようだが、地方にきてもらってはどうだろう。
私は島根県に住んでいるので、当地のことしか書けないが、現に島根県のタクシー会社では乗務員が足らず、現在募集をかけている(第一交通が山陰両県でタクシー乗務員250人募集(山陰中央新報))。
県内のIT企業でもこの不況の時こそ、人材確保のチャンスということで、人員の募集があったりすると聞く(たとえばここ株式会社テクノプロジェクト)。
もちろん島根県内でも製造業では人員整理も始まっているところもある。だが雇用を模索している企業も少なからずあるのだ。
給与は都会に比べれば少ないだろう。しかし地方では生活費もそれなりで済んでしまうこともある。よほど贅沢をしなければ、何とかなる土地柄でもある。
もっと田舎に行けば自治体が農業研修生みたいなのを募集しているところもある(邑南町の農業研修募集ページ(もう締め切りは過ぎました))。給与は十数万円と都会の人から見たら雀の涙かもしれないが、それでもたぶんこちらでは暮らせてしまうと思う。人間関係をうまくすれば食費なんかも本当にわずかで済むのではないだろうか。
人口減少に悩む地方にとっても、県外から人口が流入するのはありがたいことだ。
都会にこだわるのはそれなりの理由があるのだろうし、タクシー運転手やSEなんかになりたくないかもしれないが、テントで公園に寝泊まりするくらいなら、こうした地方での就職を考えてもいいのではないだろうか。すべてを失って残るは自分の命だけなら、こういう選択だって立派なことだと思うのだけど。
と言っても用事の合間にちょっとカイロなどの物資を持っていっただけなんですが。
ネットでまるで公園を占拠しているかのような書き込みなどを見たが、実際は公園のごく一部が派遣村のエリアになっていて、私が行った時はすでに暗かったうえ、エリアの反対側の日比谷駅側から行ったもんだから、「ほんとにここでやってんのかな?」と思うほどでした。(霞ヶ関駅側が派遣村のエリアになってます。)
物資を渡すとき受付のボランティアの方に、特に足りてない物はありますか?と聞いたのですが、いまいち要領を得ず、その辺りは分かりませんでした。(ちょうど食事の時間でもあったのであまりこちらもしつこく聞き回って邪魔するわけにもいかず。)
よく被災地などのニュースでもう必要のない物が大量に送られてきて、必要のある物が不足するなどという事を聞くので、ちょっと知りたかったのですが。
厚生省の講堂に入れると聞いた時、インフルエンザの流行などが怖いなぁと思ったので、マスクや手洗いの石けんなどが必要なのかな、と素人ながら思いつつ、医療関係の方もいらっしゃるみたいなので、必要とあればアナウンスが出るかな?
東京もここのところ冷え込みが強くなっていて、当たり前ですがとっても寒かった。