2009-02-05

今の大学生ロスジェネよりも苦労し、ロスジェネは今我が世の春な件

世間では家電大手数社が数千億の赤字だとか、年越し派遣村流行語大賞候補になりそうだとか、自動車工場が各地で稼働ストップだとか、ホンダF1撤退だとか就職氷河期ふたたびだとか、いろいろ大変な話がとびかってますね。というか各種経営数字・業績指標やばいですね。


個人的に思うのですが、もしかすると、今後2、3年くらいの就活生は、ロスジェネ世代よりも厳しい就職活動経験することになるかもしれません。


いままでロスジェネ世代って、私もそうだけど「俺たちはおまえらよりも何倍も苦労してきたんだよ」的なスタンスだったように思いますけれども。

あれ、あの便利な決まり文句、今後数年~10年くらいのあいだに、私たちではなくていまの大学生とか高校生とかが同じこと言い始めそうな気がするですよ。しかも彼らの一部は「ゆとり世代」でもあります。どんだけオトナの都合で振り回されてるんだって話です。

今後の経済状況いかんで、彼らのかかえこルサンチマンたるや、私たちロスジェネの比じゃなくなるかもしれません。おおいやだ、カルマカルマ



ちなみにロスジェネ世代のほうですが、じつはいますごい転職のチャンスなんじゃないかしらと思うのです。

というのも、同年代なら、だいたい周りは会社の大小問わずこんなかんじなので

「下がいつまで経っても入らないから超苦労したよ…でも仕事めちゃくちゃやってたおかげでスキルおよびストレス耐性には自信あるぜ!」


不況といっても、不況だからこそ、会社はいい人材をとりたがります。

わたしは2月に転職予定です。倍率500倍の会社ですが内定もらえました。理由は「その年でそのキャリアは評価に値する」からだそうです。

すごい小さな会社だったけど、働きすぎて入院したけど、あと正直世代ルサンチマンをやたらとつのらせたこともありましたけど、ロスジェネでよかったのかもしれないと思うようになりました。

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